カーティス・スタンスフィールド(偽名)
[解説]
赤い羊亭の常連。街はずれで機兵始め各種工業製品の修理・整備工房(いわゆる中小工場レベル)を経営している、自身も優秀な技術者。配下に多くの技術者を抱えている。社員からは社長と呼ばれている。
180cmを超える見た目スマート、実は脱ぐと凄いんです系細マッチョの長身を、営業マンの様なパリっとしたスーツに包んでいる。場合によってはその上に白衣、工房では作業ツナギ。
常に人懐っこい笑みを浮かべている……ように見える。しかしよく注視するとわかるのだが、表情がまったくと言っていいほど変わらない。完全なアルカイック・スマイル(貼り付いたような笑み)である。
180cmを超える見た目スマート、実は脱ぐと凄いんです系細マッチョの長身を、営業マンの様なパリっとしたスーツに包んでいる。場合によってはその上に白衣、工房では作業ツナギ。
常に人懐っこい笑みを浮かべている……ように見える。しかしよく注視するとわかるのだが、表情がまったくと言っていいほど変わらない。完全なアルカイック・スマイル(貼り付いたような笑み)である。
礼儀正しく、言葉遣いも丁寧。感情に流される事無く、いつも丁寧語でビジネスライクに会話する。だが付き合いが長い人間は、彼が常に深い深い憎悪を内に秘めて(というか本人は隠しているつもりはなく、感情を爆発させる必要も意味も無いからそうしていないだけである)いる事に気付いている。彼の社員たちは、全員がその事を理解している。
彼が憎んでいるのは、自分を含めた全人類である。特に女性全般を更に憎んでいる。ただしそれが八つ当たりである事もその高度な知性で自覚しており、無駄に憎悪を爆発させることは無い。ただひたすら、静かに、静かに、ひしひしと恨みの感情を抱いているだけである。
彼が憎んでいるのは、自分を含めた全人類である。特に女性全般を更に憎んでいる。ただしそれが八つ当たりである事もその高度な知性で自覚しており、無駄に憎悪を爆発させることは無い。ただひたすら、静かに、静かに、ひしひしと恨みの感情を抱いているだけである。
彼がこの様になったのは、幼少期に性○罪の被害者になったためである。10歳のときに女性犯罪者に誘拐され、違法薬物を大量投与されてそういう行為を強要された経緯があり、この事で彼の男性機能は破壊され、肉体的にも精神的にも使い物にならなくなっている。
救われない事に、犯人はこの件で妊娠、獄中出産、獄死しており、子供は女児で中流階級の家に養子として引き取られている。しかし彼が21歳、子供が10歳の頃に、実母の罪滅ぼしとして彼に殺されるために面会に来たため、内心の憎悪の暴走で彼女を殺さないために地元を出奔。皮肉にも子供は実母の面影を深く残しており、瓜二つであった。その後フェルティリジーロへと流れ着き、工房を開いて社長となる。
救われない事に、犯人はこの件で妊娠、獄中出産、獄死しており、子供は女児で中流階級の家に養子として引き取られている。しかし彼が21歳、子供が10歳の頃に、実母の罪滅ぼしとして彼に殺されるために面会に来たため、内心の憎悪の暴走で彼女を殺さないために地元を出奔。皮肉にも子供は実母の面影を深く残しており、瓜二つであった。その後フェルティリジーロへと流れ着き、工房を開いて社長となる。
乗機として作業用従機を重機がわりに乗り回しているが、地下にモビルス、もといジャンク集めて修復、建造した機装兵を隠している。いつかその機体で全てを破壊して自分も死ぬのを夢想して、ストレス解消している。しかし大事な社員たちのために、それを実行に移すことは無い、歪んだ人情家でもある。会社の敵には容赦無いが。事実、乗っ取りを掛けてきた別工房が『何故か』高価なクズ魔石爆薬で『事故で』吹き飛んでそこの社長役員従業員すべて綺麗さっぱり吹き飛んだ事も、過去にある。
週に1~2度、仕事終わりに社員1~2名(毎回違う人物)を連れて、赤い羊亭に飲みに来る。金払いは良いし、社員の分の勘定はいつも彼が持つ。ただ彼自身は、酔うほどは絶対に飲まないで帰る。