連絡手段について
一般的には魔導器に搭載された通信魔法による遠距離の交信が可能となるのは、聖華暦500年代中期から600年代初頭の産業革命期と言われている。
通信魔導器は都市間の通信を行う大型通信機と、都市内での通信を行う小型通信機に分けられる。
通信魔導器は都市間の通信を行う大型通信機と、都市内での通信を行う小型通信機に分けられる。
大型通信機については大規模な施設が必要となる為、軍施設や各都市の通信屋が運営する通信設備にしか存在しない。
通信屋での都市間通信料は1分で50ガルダするので高価である。
大型通信機はターミナルのような役割になっていて、隣町に通信が繋がった後は、通信士が通信魔法のチャンネルを切り替えて、各家の小型通信機に繋いでくれる。
通信屋での都市間通信料は1分で50ガルダするので高価である。
大型通信機はターミナルのような役割になっていて、隣町に通信が繋がった後は、通信士が通信魔法のチャンネルを切り替えて、各家の小型通信機に繋いでくれる。
小型通信機に関しては都会の街のあるていど裕福な家庭であれば、自宅に設置されていて、これを用いて都市内での連絡を行う。
田舎町とかになると、街の雑貨屋などに行かないと通信機が置いてない為、雑貨屋に通信機を借りにいかないといけない。
昭和の時代に駄菓子屋や雑貨店に電話を借りに行く、あの感覚である。
田舎町とかになると、街の雑貨屋などに行かないと通信機が置いてない為、雑貨屋に通信機を借りにいかないといけない。
昭和の時代に駄菓子屋や雑貨店に電話を借りに行く、あの感覚である。
大型通信機を用いても、隣町までしか通信が届かないので、遠方の街に連絡を取る場合は、手紙を出す事になる。
この手紙は冒険者や運送会社に依頼して、運んでもらう必要がある。
600年代より以前はこの文通での連絡が一般的であった。
この手紙は冒険者や運送会社に依頼して、運んでもらう必要がある。
600年代より以前はこの文通での連絡が一般的であった。
ちなみに通信魔法についてだが、これ自体は大昔から存在し、魔導士であれば、念話をすることが可能だった。
この魔法をルーン技術に落とし込んで、魔導器として一般に普及されるようになるのが600年代以降である。
この魔法をルーン技術に落とし込んで、魔導器として一般に普及されるようになるのが600年代以降である。
また、700年代以降であれば、ENIGMAを始めとした携帯式の小型通信端末なども普及が始まる。