クウシュ族 (クウシュ・ファミリア)
[解説]
カナド北部の森林地帯にテリトリーを構える部族。
非常に排他的であり、集落にとってよほど有益でなければよそ者が受け入れられることはまずない。
非常に排他的であり、集落にとってよほど有益でなければよそ者が受け入れられることはまずない。
部族規模は中程度で、構成人数は300人ほど。
実質的にヒムカ家、カシワラ家という有力な2つの家によって統治されており、3名づつの2家の代表者に加えて、どちらかの家から選ばれる宮様と呼ばれる部族の長によって部族に関する事柄の全てが決められている。
ヒムカ家、カシワラ家は長年対立しているが、部族内において直接的な争いを行うことは禁じられているため、表立っての争いに発展することは稀である。
クウシュ族に伝わる久延毘古はこの両家によって管理されており、それぞれヒムカ家がウワツツノオ、タケミカヅチ、マガツヒ、ヒノカグツチの4機を、カシワラ家がククリヒメ、クラミツハ、カモタケツノミ、ミクマリの4機を管理している。
これらの久延毘古がクウシュ族がもつ戦力のほぼ全てであり、他の部族との抗争や魔獣、鋼魔獣との戦闘になくてはならないものである。
そのため、これらの久延毘古の双(それぞれの久延毘古に宿る精霊と相性が良く操ることのできる操手のこと)は部族内において非常に強い権力が与えられている。
そのため、これらの久延毘古の双(それぞれの久延毘古に宿る精霊と相性が良く操ることのできる操手のこと)は部族内において非常に強い権力が与えられている。
クウシュ族は聖華暦200〜300年頃まではヒムカ族、カシワラ族という2つの部族の共同体であったが、精霊機技師が部族に合流し、久延毘古を作ったことをきっかけとしてクウシュ族という一つの部族にまとまることとなった。
そのため、クウシュ族にはヒムカ族系の家系とカシワラ族系の家系が存在している。
そのため、クウシュ族にはヒムカ族系の家系とカシワラ族系の家系が存在している。
そのため、この部族に属するものの正式な名前は「固有名・クウシュ・ファミリア」であるのだが、相手に対して自分の立場をどう伝えたいかによって、名乗る名称が異なる場合がある。
例えば、自分は、クウシュ族に属するヒムカ族系の誰々だ。と言いたい場合には「固有名・クウシュヒムカ・ファミリア」というように名乗る。