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ジョー・グラント

名前:Joe Grant
出生:1908年5月15日 - 2005年5月6日
職業:アニメーター・脚本家
出身:アメリカ

概要

1932年から1949年にかけてディズニーに勤務したアニメーター。『白雪姫』の王妃のデザインのほか、初期の長編映画『ピノキオ』、『ファンタジア』、『ダンボ』、『ラテン・アメリカの旅』のストーリーに携わった。『ファンタジア』ではレオポルド・ストコフスキーらとともに選曲も行った。『総統の顔』ではアカデミー短編アニメ賞*に貢献した。彼の退社前に製作が始まっていた『わんわん物語』のレディの名前は彼の飼っていた犬の名前から採られている。赤ちゃんが生まれたことで飼い犬の立場が変わるというのも彼のアイディアだった。

1989年にディズニーに40年ぶりに復帰し、『美女と野獣』、『アラジン』、『ライオン・キング』、『ポカホンタス』に参加した。『ムーラン』ではクリキーを考案した。『ファンタジア2000』では、『動物の謝肉祭』を考案している。ピクサー・アニメーション・スタジオの『モンスターズ・インク』にも協力している。

2004年には彼の猫をモチーフにした『ロレンゾ』のアイディアを出した。同作は『Fantasia 2006』の一編となる予定だったが、実現には至らなかった。2005年に死去し、『チキン・リトル*』には追悼メッセージが載せられている。

ソウルフル・ワールド』では、亡くなった後のジョー・グラントが22番のメンターを務めていたという経歴がある。

担当作品

1932年 ミッキーのアカデミー候補者パレード* カリカチュア
1933年 ミッキーの名優オンパレード カリカチュア
1934年 アリとキリギリス 脚本
1935年 誰がコック・ロビンを殺したか 脚本
1935年 プルートの化け猫裁判 脚本
1935年 三匹の親なし子ねこ 脚本
1936年 オオカミは笑う 脚本
1936年 ミッキーの夢物語 脚本
1936年 うさぎとかめと花火合戦 脚本
1936年 いたずら子猫 脚本
1937年 白雪姫 キャラクターデザイン
1940年 ピノキオ キャラクターデザイン
1940年 ファンタジア 脚本
1941年 ダンボ 脚本
1942年 新しい精神* 脚本
1942年 バンビ アシスタント
1942年 ラテン・アメリカの旅 脚本
1943年 総統の顔 脚本
1943年 43年の精神* 脚本
1946年 メイク・マイン・ミュージック 製作管理
1951年 ふしぎの国のアリス 脚本
1955年 わんわん物語 脚本
1991年 美女と野獣 視覚開発
1994年 ライオン・キング キャラクターデザイン/視覚開発
1995年 ポカホンタス キャラクターデザイン/視覚開発
1996年 ノートルダムの鐘 キャラクターデザイン/視覚開発
1997年 ヘラクレス キャラクターデザイン/視覚開発
1998年 ムーラン 脚本
1999年 ターザン キャラクターデザイン/視覚開発
1999年 動物の謝肉祭 オリジナル・コンセプト
1999年 ファンタジア2000 オリジナル・コンセプト
2001年 モンスターズ・インク スペシャル・サンクス
2002年 リロ・アンド・スティッチ ストーリー・コンサルタント
2002年 トレジャー・プラネット 視覚開発
2003年 ブラザー・ベア アニメーター
2004年 ロレンゾ 原案/脚本
2004年 ホーム・オン・ザ・レンジ にぎやか農場を救え! 視覚開発

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スタッフ
最終更新:2024年03月27日 12:11