仮面ライダーキバ

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仮面ライダーキバ - (2016/01/02 (土) 03:23:24) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/06/01(月) 23:20:12
更新日:2024/04/28 Sun 21:06:13
所要時間:約 6 分で読めます





運命の鎖を解き放て!


2008年1月から2009年1月まで放送していた平成仮面ライダーシリーズの9作目。



【内容】

引きこもりがちな主人公、紅渡が仮面ライダーキバに変身して人間を襲うモンスター「ファンガイア」と戦うゴシックチック、愛憎要素満載。
そのため「昼ドライダー」とも呼ばれたり。

同時進行で渡の父である音也の物語が描かれる。
紅渡が主人公の「現代」と紅音也主人公の「過去」の物語が同時進行、シンクロし話が進む。

キバとは「King Of Vampire」の略。

脚本はアギト555響鬼後半でお馴染みの井上敏樹



【登場人物】

◆主人公と仲間達

紅渡仮面ライダーキバ
現代編の主人公。
「この世アレルギー」を持つ青年、対人関係が上手くいかず引きこもりがちな性格。
父の造った至高のバイオリン「ブラッディローズ」を超える為、日々、試行錯誤を重ねバイオリンを造る。

仮面ライダーディケイド』に登場した渡は演じた瀬戸康史さんの話によるとキバ本編から数年後の渡で、性格が少し変わったらしい。


名護啓介仮面ライダーイクサ
753。ファンガイアハンター組織「素晴らしき青空の会」に所属する最高な青年。
普段は犯罪者を捕まえる仕事、バウンティハンターをし、賞金を恵まれない子供達に寄附する。



◇麻生恵(臨時仮面ライダーイクサ)
名護さんと共に「素晴らしき青空の会」に所属する人物。
形見である母親のゆりの写真を持ち歩いている。


◇襟立健吾(仮面ライダーイクサ)
バンド「イケメンズ」を組んでいたが健吾について行けずほぼバンドは解散状態に陥るが渡との出会いでイケメンズは復活する。その後、名護啓介の活躍を見て、名護に弟子入りするが・・・


野村静香
紅渡唯一の理解者。
だが渡がキバである事やファンガイアの存在を認知していない。
渡に恋人らしき人物が出来た際はキャラ崩壊ともいえる行動を見せた。


紅音也(仮面ライダーイクサ/仮面ライダーダークキバ
過去編の主人公。
紅渡の父親、ヴァイオリニストで現在はヴァイオリン講師。
浮気性な性格で美人を見るとすぐにナンパする。
しかし愛すべき者の為なら自己犠牲も構わない一面もある。
好物はオムライス、嫌いな物は糸こんにゃくと自分に楯突く男。


◇麻生ゆり(臨時仮面ライダーイクサ)
女性らしくない口調が特徴、過去で「素晴らしき青空の会」に所属していた。
母を殺したファンガイアを憎んでおり、戦士としての決意は固い


◇嶋護
「素晴らしき青空の会」会長。命令は彼が出す。
HERO SAGA』ではある真実が明かされた。


◇マスター
オカマ口調が特徴の「カフェ・マルダムール」の店長『魔界城の王』で音也が歳が変わってないと言われる……。


◇ブルマン
喫茶店の犬。22才でお産に挑むという音也並の生命力を持つ。


◇次狼(ガルル)
キバに力を貸す三魔族「アームズモンスター」のリーダー格。城に幽閉され、ゲームなどで暇を持て余す謎の男。
過去編では「カフェ・マルダムール」に来るコーヒーを嗜む中年近い男性。
実はファンガイアに滅ぼされた一族「ウルフェン族」の生き残りである。
ファンガイアへの報復の為だけではなく、ウルフェン族再興が目的でゆりに近づく。


◇ラモン(バッシャー)
ファンガイアに滅ぼされた一族の一つ「マーマン族」の生き残り。
アームズモンスターの最年少で、次狼達とゲームに興ずる。
過去編では次狼のような野望は無く、力と土地所有者に無断で靴磨き業をして細々生きる。


◇力(ドッガ)
ファンガイアに滅ぼされたフランケン族の生き残り。
現在編では次狼、ラモンらと共にキャッスルドランに幽閉されているアームズモンスターの一人として登場。
過去編ではラモン(バッシャー)と共に靴磨きやマッサージをして生計を経てる。


紅正夫(紅正音)
詳細はリンク先を参照。



あらゆる種族の頂点に君臨する種族の総称。
クラスが別れており(例、リザードクラス)
人間を襲いライフエナジーを吸い取って殺す怪物。

黒を基調とした体表にステンドグラスを彷彿させる模様があり。
体のディティールはゴシックチックな模様が施されている。
ファンガイアと言う怪人は生物的ではなく芸術性あふれるデザインである

更には死を迎えると彼等はガラスが割れるように破片になって砕け散る。

それぞれに真名が存在する。

歴代の中でも人間味があり、世界観からか貴族などが変身する。

知恵も高く高貴な振る舞いをする。

大昔はグロンギ語やオンドゥ(ryのように独自の言語を持っていたが、今ではサガークしか喋れない。

更にはファンガイアを統率するチェックメイトフォーなる組織がある。


◇登太牙(仮面ライダーサガ/仮面ライダーダークキバ)
仮面ライダーサガに変身する現代編におけるファンガイアの王であり過去キングの息子。
左手の甲にキングの紋章があり、常に左手に黒皮の手袋をしている。

キングとして掟を裏切るファンガイアを処刑をする。


◇鈴木深央
焼肉屋に勤めていたが度重なるミスからクビにされる(名護さんが責任者にクレームをつけた為、きっかけは名護さんだったりする)

実は……。


◇過去キング(仮面ライダーダークキバ)
過去編のチェックメイトフォーのキング。
人間体でも怪力だけではなく魔術を繰り出すなど、キングに恥じぬ強さを誇る。

ディレクターズカット版を見ているか見ていないか評価が変わるキャラの一人。

◇真夜
過去編のチェックメイトフォーのクイーン。
ゴシック・ロリータを着用しており手にはクイーンの紋章がある。
掟に背いたファンガイアを処刑する役割は過去においては主に彼女がしている

消える時に黒い羽毛を散らして消える等人間離れした技を持つ。

人間を愛するファンガイアの気持ちが理解が出来なかったが音也との出会いにより徐々に理解していく。


糸矢僚
「チューリッヒヒヒ!」「ガーリッククク!」



◆アイテムを兼ねたキャラ

◇キバットバットⅢ世
CV.杉田智和
キバット族の名門出身のコウモリモンスター。
キバに変身する為の必需品である。
キバの戦闘サポートなども出来る。


◇タツロット
CV.石田彰
キバがエンペラーフォームに変身する為に必要な追加モンスター。
声のトーンやテンションが高いのが特徴。
フィーバー技を出す為のルーレットやキバのカテナの拘束を解く。


◇キバットバットⅡ世
CV.杉田智和
ダークキバに変身する為のコウモリモンスター、キバットの父にあたる。
キバットバットⅢ世よりも魔皇力の扱いが上手く、魔皇石も純粋な物を使用している。


◇サガーク
サガに変身する為のモンスター。
行方不明になったキバットの代理としてファンガイアの王の鎧を担当。
亜種がたくさんいる。


◇キャッスルドラン
3奴隷が閉じこめられている城型のドラゴン。
城がついてるのは元からではなく、ファンガイアに改造されたからである。
ファンガイアの魂が餌。
普段はビルに擬態している。


◇シュードラン
劇中で一回しか活躍した事がない不遇なドラン。
生後まもない為にフエッスルの放つ音を捉えられず。
キャッスルドランの咆哮にのみ反応して目覚め、キャッスルドランと合体することで、
キャッスルドランの抑制された本能を呼び起こす事ができる。
キバット曰く「シューちゃん」



劇場版『魔界城の王』の登場人物は当該項目参照。

ネット版』もリンク先にて。



【作品としての評価】

序盤のグダクダな展開や後半の愛憎渦巻く展開、出すだけ出して使われない死に設定など、他のライダーシリーズに比べて批判されるファクターが多い。

しかし中盤以降の名護さんや渡の目まぐるしい成長やライダーのデザイン、主演・瀬戸康史をボーカルに置いたスペシャルバンド「TETRA-FANG」が手掛けた挿入歌を高く評価する人たちもいる。





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