アンドレイ・スミルノフ

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アンドレイ・スミルノフ - (2016/10/26 (水) 21:09:21) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/12/15(水) 00:02:33
更新日:2024/03/29 Fri 13:12:52
所要時間:約 11 分で読めます




私は市民を守る、連邦軍の軍人だ!!!




CV:白鳥哲
性別:男
誕生日:5月5日
年齢:24歳(2nd)→26歳(劇場版)
身長:184㎝
体重:66㎏
血液型:A型
所属:独立治安維持部隊アロウズ→地球連邦平和維持軍
階級:少尉→中尉(ブレイク・ピラー後)→大尉(劇場版)

搭乗機



機動戦士ガンダム00』の登場人物。

実父は「ロシアの荒熊」ことセルゲイ・スミルノフ
幼少期、母ホリーの部隊がセルゲイの判断で見捨てられ戦死した事により、セルゲイとの間に大きな確執が出来てしまった。



【2ndシーズン】

アロウズに所属する軍人として登場。
前述の事情もあって、セルゲイを憎んでいる描写が多かった。
ルイス・ハレヴィに対しては一目見て以降、何かと気遣いを見せており、それはやがて好意に変わる。
ブレイク・ピラー事件の最中、軌道エレベータから出てきたパング・ハーキュリーとセルゲイを裏切り者と断定し、自らの手で両名を殺害してしまう。
セルゲイを撃墜する際には父親の言葉に耳すら貸さなかった。
…それより先に父親と分かり合えよ…。

尤も、セルゲイの上司は建前上「相手を刺激しないように」とティエレン全領域対応型で(正式な司令は出さず口頭で)出撃させていたのだが、
実際は故意に前線部隊にセルゲイの存在を通達せず、あわよくばセルゲイに本領を発揮させずにピラー倒壊に巻き込ませて事故死、
そうでなくとも、出撃許可が下りないGN-Xではなく管理の甘いティエレンで無許可で出撃しクーデター組と合流した犯罪者として排除する

という陰謀によるもの。
状況証拠としては真っ黒なので、アンドレイの拙速な失態というよりは軍上層部の思惑通りといったところ。



上記のブレイク・ピラー時に首謀者を討ち取った事で中尉に昇進。復讐を果たした事で精神が不安定となってしまったルイスの傍にいる事を決意した。

ソレスタルビーイングリボンズ・アルマーク率いるイノベイド達の決戦では、ルイスと共にリボンズ側に就く。
ルイスが廃人寸前となってしまった原因は沙慈・クロスロードとソレスタルビーイング側にあるとし、単身ダブルオーライザーに挑むものの、敗北し行動不能に。
その後、トランザムライザートランザムバーストによってマリー・パーファシーと意思を交信。
セルゲイが自分を最期まで想っていた事を知り、それを理解出来なかった事、父が言葉で伝えてくれなかった事、そしてその機会を自らの手で奪ってしまった事を後悔し、慟哭したのだった。

エピローグでは、両親が目指した「世界の真の平和」を守る為、連邦正規軍に残り、市民を守り、平和を脅かす者と戦う事を誓っていた。





以下、劇場版ネタバレあり






劇場版

階級は大尉(ノベライズ版では中尉)。
ELS来訪の危機に対し、自身の誓った「父と母の求めた平和」を守る為ELSとの決戦に赴く。

凄まじい物量を誇るELSに対し、初見で「10000対1」という戦力差を呟いていた。

戦いが泥沼化していく中、絶対防衛ラインを守備し続けていたが、銃口を接触させ、射撃を行った際、右腕部にELSが取り付いてしまう。
右腕部を切り離し何とか侵食を防ぐも、その間に大型ELSが絶対防衛ラインを突破。

危機を感じたアンドレイはトランザムを起動して追いつき、大型ELSの正面からGNバスターソードで斬りかかるも、
大型ELSの表面を傷つけるだけで精一杯であった。
部下一人が何とか追いつき装備していた銃器で加勢するも状況は変わらず、他の部下がトランザムを使っても追いつけない程の速さで大型ELSは地球に迫る。

覚悟を決めた彼はGNバスターソードをELSに突き刺し、乗機のトランザムをオーバーロードさせて自爆。
更に彼の自爆により速度が落ちたELSにイワノフ少尉を始めとした部下3名が追いつき、先に加勢していた部下も含めた4人が続いて自爆を敢行した事で、
大型ELSの撃破に成功する。

彼らの、文字通り命を賭した奮闘により防衛ラインは死守され、ELSの地球到達は阻止されたのだった。

散る間際、恐怖を振り切って叫んだ彼の脳裏には、優しく微笑む両親の姿があった……。



【台詞集】




【余談】
  • TVシリーズ放送時では一部視聴者から「うぜぇ」だの「氏ね」だの「00版カツ」だの言われていた彼だが、
    劇場版での勇敢な行動により、その酷評は彼方へと消え去った。
    ウザキャラだった奴の死亡シーンで涙腺崩壊させられるとは、多くの視聴者が微塵も思っていなかった事だろう。
    なお、ウザいと言う人の多くは「セルゲイ=良い人」というイメージがあったので、彼に反発する小熊が気に食わないという点があった。
    またアロウズに所属した事も批判されているが、テロリストを撲滅して市民を守る」という考え自体にはあまりブレはない。
    アロウズの所業を考えるとそれだけでは免罪符にならないだろうが、当初から軍人としての矜持を持っていた事は確かである。

  • 我らがコーラサワー兄貴から口説き文句を伝授されかけたが、鼻で笑って無視するという暴挙に。

  • ソレスタルビーイングとの最終決戦で乗機を破壊された際、即座にルイスが反応していた点から、そこまで脈が無かった訳ではない模様。
    ただ、恋愛対象としては沙慈の存在があった為に見られていなかったと思われる。
    なお、彼が命を賭して守った地点のすぐ傍で沙慈が作業しており、彼の死は間接的にではあるが、ルイスの笑顔を守ったという事になる。

  • セルゲイとの親子関係は、「言ってくれなきゃ……!何も分からないじゃないか!!言ってくれなきゃ……!」という台詞通り、
    作品のテーマである「対話」「相互理解」の重要性を語る上では欠かせないエピソードである。

  • 劇場版ではマリーやルイス等とのやり取りも無く、ほぼ独り言でしか喋っていない。
    名前も一切出て来ない「名も無き一般兵」という扱いであるが、その演出が彼の「市民を守る連邦軍の軍人」という在り様を引き立たせているとも言える。
    また、擬似太陽炉をオーバーロードさせて自爆するシーンのアンドレイの叫びは、CVを務めた白鳥哲氏の熱演により、恐怖を振り切るアンドレイの心情がよく表われている他、
    挿入歌「もう何も怖くない、怖くはない」の効果もあって、劇場版屈指の涙腺崩壊シーンになっている。

  • 劇場版にて搭乗していたGN-XⅣにはGNバスターソードが装備されているが、実はELSの特性を考慮し自身で取り寄せた物だったりする。
    外伝漫画『00I 2314』にて、「軍人として人々を守る、その為には最善を尽くしておかねば!!」と話していた。
    これが無ければ、防衛ラインを越えられてしまっていたかもしれない。

  • スーパーロボット大戦UX』では条件を満たすと生存し、パトリックと共に自軍入りを果たす。特攻時の台詞はDVEで再現された。
    生存した理由は「パトリックと同時に特攻した所為で、不死身っぷりが感染してしまったから」らしい。恐るべし、「不死身のコーラサワー」。
    ハザードには不信感を抱いており、対峙した際には「軍人の風上にも置けない奴」と糾弾する。
    GN-XⅣの戦闘アニメーションも綺麗と評判なので、是非使ってあげよう。



私はWiki篭りとして生きる。

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