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セルゲイ・スミルノフ

登録日:2010/12/20(月) 12:11:44
更新日:2026/09/21 Mon 13:13:55
所要時間:約 11 分で読めます


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1月28日生まれ 1月生まれ GN-X お義父さん かわいいパンダ すぅんごぉい すれ違いの悲劇 アイアンクロー エースパイロット オッサン オーキド博士 ガンダム ガンダム00 ガンダム00屈指の人格者 ガンダム登場人物項目 スカーフェイス セル_ゲイ好きです セルゲイ セルゲイ・スミルノフ ダメ親父 ティエレン ティエレン全領域対応型 ロシアのアライグマ ロシアの荒熊 一介の軍人でありながら、軍の在り方と人類の未来を考え続けた男 七三分け 不器用 並行世界の堂島遼太郎 中佐 人格者 人類革新連盟 傷 国連軍 地球連邦平和維持軍 大佐 常識人 息子との不和 故人 有能 機動戦士ガンダム00 漢 熊 熊さん 父 父親失格 理想の上司 石塚運昇 自分の目で見たものしか信じない男 良心 苦労人 親熊 親父 軍人 軍人の鑑 頂武



市民の利益と安全を守るのが軍人ではないのか!?





『機動戦士ガンダム00』の登場人物。


【プロフィール】

CV:石塚運昇
性別:男
誕生日:1月28日
年齢:43歳(1st)→48歳(2nd)
身長:189㎝
体重:72㎏
血液型:A型
所属:人類革新連盟→地球連邦平和維持軍
階級:中佐(1st)→大佐(2nd)

搭乗機


【概要】

恐らく、本作で一番苦労した人物(人間関係面で)。

「ロシアの荒熊」の異名を持つ人革連の軍人であり、指揮官とパイロットの両面で高い技量を持つ。
その名は軍内外でも有名であり、あのアリー・アル・サーシェスですら対面時には名を聞いてたじろいだ程でもある。

一方で自分の指示で妻ホリーを戦場の最前線に送り、更に指揮官だったとはいえ妻を含む前線部隊を残して撤退してしまった苦い過去を持つ。
止むを得ないとはいえ見殺しにする形になり、更に妻の生死すら正確には不明な別れとなってしまった事に強い負い目を感じており、
その事をどう弁明すれば良いかも分からないまま、息子のアンドレイ・スミルノフとは容易には解消し得ない確執が出来てしまった。
(因みに、ノベライズ版では「妻と共に最前線に出て、妻の死に際の言葉を受け取った」となっており、状況が大きく異なっている。
基本的には本編に沿っているノベライズ版の中で幾つか存在する、大きく異なる描写の一つである。)

超兵施設やアロウズの非人道的行いについても怒りを見せる他、優しさを知らないソーマ・ピーリスや、
カタロンの構成員と見做されて自軍に捕らえられた沙慈・クロスロードを気遣う等、紛れもなく高潔な人物であり、ファンからは「『00』屈指の人格者」と評されている。

が、その高潔さが裏目に出て息子との確執を「言い訳は無用、自分が汚名を被ればいいだけ」とばかりに放ったらかしにし、挙げ句に息子がいるのに勝手にピーリスを養子にしようとする等といった劇中の行動から、中の人の意見も含めて「父親としてはダメ」というのがファンの概ねの総意。
仕事では優れており、家族への愛情も確かにあろうと、実際の家庭内でも上手くいくかと言えばそうとは限らない。
等身大の人間として描かれているキャラクターの一人であろう。


【1stシーズン】

人革連所属で、階級は中佐。

ソレスタルビーイング(以下CB)が活動を開始し、刹那・F・セイエイの駆るガンダムエクシア相手に遥かに性能の劣るティエレンで肉薄してみせた。

その後、ガンダム対策部隊「頂武」の隊長に就任、超兵1号ことソーマ・ピーリスが部下として配属された。
しかし、軌道エレベーター「天柱」周辺にてティエレンタオツーの性能テスト中に「これが超兵の力……しかし、彼女はまだ乙女だ」というシュールな発言で笑いを誘いピーリスが暴走(原因はアレルヤ・ハプティズムの脳量子波と干渉した為)し、
エレベータの重力ブロックが落下してしまう。
重力ブロック内部の民間人の救出の為、一時アレルヤと共闘、落下を阻止した。

その後も幾度となくCBと戦い、対抗策を投じてガンダムキュリオスとガンダムヴァーチェと鹵獲寸前まで追い詰める程の活躍を見せた。

それでも辛酸を舐めさせられる中、転機が訪れ、
国連軍が結成され、GN-Xに乗り始めるや否や、「何という性能だ、やはりこの機体……すぅんごぉい!」と唸る。(笑)
そして今までの実力を発揮出来なかった鬱憤を晴らすかの如く数えられるエースとして恥じぬ大活躍。

そして最終決戦「フォーリンエンジェルス」では、中破したキュリオスをピーリスと追い詰めるも、
アレルヤとハレルヤが人格を統合してトランザムを発動した為、形勢が逆転してしまう。
キュリオスの攻撃がピーリスを貫こうとしたその時、捨て身で彼女を守り自身は深手を負ってしまうも、ピーリスのおかげでキュリオスの撃破に成功。
急いで救急室に向かったおかげで大事には至らず、彼女とは「親子」と呼べる程の深い絆で結ばれるようになった。


純粋な操縦技術だけならピーリスやグラハム・エーカー等、彼に勝るパイロットは複数居るものの、
総合的な判断力・統率力等もあってか、この時期にパイロットとして登場したキャラクターの中では、
サーシェスと並ぶ最高のパイロットだと監督の水島精二に評されている。


【2ndシーズン】

地球連邦平和維持軍に所属し、ガンダム討伐の功績から階級は大佐へと昇進。
以前より表情が出るようになったピーリスを養子に迎えようとする等、実の息子に与えられなかった愛を彼女に注いでいた。
同時期に活動していたアロウズに対しては、武力による徹底的な弾圧を行うやり方に対し表向き中立的な立場を装いつつ、内心批判的な思いを募らせていた。

ピーリスがアロウズに入隊する際、息子アンドレイと偶然再会。
他者を通じて連絡を取っていたがアロウズにいた事は知らず、過去の出来事やピーリスとの関係により溝を深めてしまったのは言うまでもない。

アフリカにガンダム捜索部隊として任務に赴いた際、カタロンの基地を飛び出して放浪中の沙慈が捕らえられ、部下が暴行込みの尋問を行う場面に遭遇。
代わって自ら尋問を行うが、戦意の無さとCBの関係者であることを看破。アロウズへの報告を保留したまま穏やかな話し合いを進めようとする。
しかし部屋の外で話を聞いていた部下が先にアロウズに報告。沙慈がいたカタロン基地は発見されてしまう。

虐殺が起きることを予見していたセルゲイは部下に鉄拳制裁を食らわせて独断行動を𠮟責したが、軍としてはアロウズに報告した部下のほうが正しい。
あくまでCBやカタロンは反政府勢力である。
セルゲイはアロウズの攻撃前に沙慈を逃がしていたが、重要参考人を逃がしたことで階級が下のアーバ・リントに一撃を食らった上で𠮟責を受けている。

新生したCBとの戦いの中で行方不明になったピーリスを単身捜索に行き、彼女の本当の人格と過去を知り、自身の信念を貫き通す為、彼女をアレルヤに託した。


そしてブレイク・ピラー事件では、事前に首謀者でもある親友のパング・ハーキュリーから告げられた際に「やり方が違う」とし、自身は賛同しなかったが、
上官から隠密裏の交渉役としての任務を命じられたのを機に単身説得に向かう。

表向きはハーキュリーが気を許すであろう人物として、今となっては性能が低めで威圧感を与えないティエレン全領域対応型に搭乗して現地に向かい交渉にあたる任務だった。
だが実際は、沙慈を逃がすなどをした反アロウズ派でありながら、前大戦の功労者であるので軍内部でも人望の厚い彼を体よく始末する為の罠であった。

現地に向かった時点で軌道エレベータの崩壊に巻き込んで“事故死”させる、
事故死に失敗しても、前線部隊への事前通達を一切行っておらず、「管理の緩いティエレンを無断で持ち出し、クーデターに合流した犯罪者」に状況的には仕立て上げられているので、そのまま社会的に抹殺。
あわよくばどさくさ紛れにその場で殺害するというもの。

結果、ハーキュリーの説得には成功するものの、エレベーターは崩壊。
その後、皮肉にも上層部の思惑通り「クーデターに合流してテロリストの一味に成り果てた男」と誤解した息子のアンドレイに牙を向けられ、そして乗機をGNビームサーベルで貫かれてしまう。


機体が爆発する寸前、長い間アンドレイにどう接すれば良いか分からず、その結果彼の思いを理解しようとせずに無視し続けてしまった事を後悔するも、
親としての責任を全うすべく最期の力を振り絞ってアンドレイの乗るGN-XⅢを押し飛ばし、亡き妻ホリーの姿を垣間見ながら散っていった。

だがその想いは届かず、アンドレイは内心罪悪感を抱きながらも「アイツは殺されて当然だった」と自己正当化する結果となってしまった。
最終的には、トランザムバーストによるマリーとの対話を以てアンドレイは過ちに向き合い、父の想いを顧みるようになるのだが、
命と引き換えにしてもなお最後まで分かり合えず、更に亀裂を大きくしてしまった彼の人生は、本作のテーマである「対話」「相互理解」の難しさを象徴する物語である。


【余談】

  • 彼の部下に就いたソーマ・ピーリスの駆るティエレンタオツーが桃色にカラーリングされているのは彼女を“乙女”と評した彼なりの心遣いなのかもしれない。

  • 劇場版の予告として登場した際、天国(あの世)に来たピーリスを発見するが、その後ろについてきたアンドレイときちんと分かり合う事が出来た。

  • 劇場版では既に故人である為、登場はしないが、死に際のアンドレイの脳裏には、妻であるホリーと共に優しく微笑みかけるセルゲイの姿があった。




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最終更新:2026年09月21日 13:13