ミシェイル(FE)

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ミシェイル(FE) - (2021/07/14 (水) 20:38:27) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/07/06 Tue 10:29:14
更新日:2024/02/05 Mon 22:58:23
所要時間:約 4 分で読めます





俺は父上を殺して王となり、ミネルバは俺と国を裏切った。……それだけのことだ。





出典:ファイアーエムブレム ヒーローズ、任天堂、インテリジェントシステムズ、2017年2月2日配信開始
(C) 2017 Nintendo/INTELLIGENT SYSTEMS


ファイアーエムブレムシリーズの『暗黒竜と光の剣』『紋章の謎』に登場するキャラ。

CV:速水奨(箱田真紀版ドラマCD)、福島潤(FEヒーローズ

マケドニア王国の若き王で、ミネルバマリアらの兄。

マケドニア王国建国者である奴隷勇者アイオテの再来と謳われる英傑で、属国と見下し続けるアカネイア王国を嫌っていた。
というのも以前大陸全土が飢饉になった時、マケドニアの食料をアカネイアに奪われてしまい、数千人の犠牲者が出たからである。

若さ故に血気盛んな節があるが、妹思いの良い兄である。
媒体によっては、グルニア王国の名将カミュとは友人という設定もある。


【暗黒戦争編】

復活したドルーア帝国によりマケドニアは侵略の危機に晒される。

これに対しミシェイルはアカネイアへの積年の恨みを晴らす好機と捉え、
ドルーアと一時同盟を結びアカネイアを制圧した後グルニアと組みドルーアを滅ぼすことを提案する。
しかし、当時の王だった彼の父は彼の案を退けアカネイアに救援を求め、ドルーアと対峙することを決定。
ミシェイルは当然反対する。
マケドニアを見下すアカネイアに救援を求めても助けてもらえず、ドルーアとは単独で戦わざるを得なくなると考えているのだ。
単独で戦う場合マケドニアに勝機はなく、国全体が奴隷となってしまう……。


この父子の確執に目をつけたガーネフは「王がミシェイル追放を企てている」と噂を流し、
ミシェイルを焚き付け、結果ミシェイルは父王を暗殺し、自ら王位に就きドルーアと同盟を締結する。

暗殺の件で妹のミネルバとの関係に亀裂が生じるが、同じく妹のマリアをドルーアへ人質に出す事で反乱の意思を封じる。
妹を人質に出すと決めた時に、ミシェイルは生まれて初めて涙を見せたと言う者もいるらしい。

同様に、国内の貴族達の反意を抑えるために、マケドニア貴族の娘のレナを妃に迎えようとしたが、
レナ本人が拒み出奔したため、代わりに彼女の兄マチスを戦いの前線に出す事で反抗勢力を強引に黙らせた。
しかし、マルス率いるアリティア軍が挙兵し、アカネイア王国の生き残りのニーナと合流した事で状況が一変。
彼の手でマリアがドルーアから救出され、枷の外れたミネルバが離反。
アカネイア帝都パレス、アリティアが解放、さらに同盟国のグラ、グルニアが滅ぼされたためミシェイルが立てた当初のプランは破綻。
(少なくとも、ミシェイルがドルーア側に属し、ミネルバ・マリアが同盟軍側に属した結果として、
どちらが勝利したとしてもマケドニアの戦後の存続は確約された点では、「新しい時代にマケドニアを残す」という彼の真の目的は果たされたと言えよう)


アカネイアと組むのを好しとせず、マケドニアのプライドのためにミシェイル自ら戦場に立ちマルスらを迎え撃つ……。
クラス:ドラゴンナイト
暗黒竜
Lv-12
HP-37
力-14
技-8
速さ-11
幸運-0
武器-15
守備-19
魔防-0
持ち物:てやり

紋章
Lv-20
HP-40
力-16
技-9
速さ-12
幸運-8
守備-20
魔防-0
持ち物:ぎんのやり アイオテの盾

新・暗黒竜(ノーマル→H5)
Lv-12
HP-37→55
力-14→19
魔力-1
技-8→10
速さ-11→19
幸運-0
守備-19
魔防-3
持ち物:ぎんの槍 手槍 アイオテの盾→勇者の槍 手槍(錬成) アイオテの盾

紋章一部では敵唯一のレベル20ユニットかつ、カミュと同じく幸運が0ではないという特別仕様。
因みに、自国の民でも敵となった以上容赦しないが、マリアで挑むとミシェイルがうろたえまくる(対してマリアはノリノリで攻撃してくる)。
クラスはドラゴンナイト。クラス特有の性能の高さに加え、特攻無効の「アイオテの盾」のおかげで弓が効かない。
『新・暗黒竜』以外では性格の反映なのか敵将なのに突撃してくる。ただ某雷帝と違い部下を引き連れているので下手すると泥沼化する可能性がある。
しかし武器が、FC版ではてやりSFC版ではぎんのやりのせいで、グラディウス持ちのカミユと比べるとインパクトに欠ける。
『新・暗黒竜』では今まで装備していた全ての装備を持ってきたが相変わらずの汎用武器である。せめてオートクレールを持っていれば…ミネルバめ。
もっとも動かない『新・暗黒竜』では仮に持っていたとしても使わせてもらえない可能性が高く結局てやりキャラになってしまうのであるが…。

高い守備に加えリブローによる援護も受けてくるミシェイルだが、魔防の低さだけはカバーしきれていない。ここが狙い目。
ぶっちゃけパラメータだけで言えば紋章以外は大したことはない。カミュはおろか、前の章のボスのパラディン・オーダインの方が早い分強いのでは?とよく言われる

初代では重要キャラにも関わらずグラフィックがナバールの使い回し。王様なのに裸鎧である。

『新・暗黒竜』では戦闘曲がカミユ同様「決戦!二つの正義」に。
また戦闘会話が追加され、マルス、ミネルバ、ペガサス三姉妹、マリア、と相手側の総大将と親族と元部下とは会話が発生するようになった。
これは敵将の中では最多でありかなり優遇されている。


【英雄戦争編】
新・紋章の謎』では顔グラに変更があることが確認。顔のいたるところに傷が入っている。

暗黒戦争ではミネルバにとどめを刺された設定。
しかし死にきれてはおらず、マリアにある秘密裏の必死の治療を受けて復活
かつて妹達を裏切ったにも関わらず命を救ってくれたマリアに心を打たれ、本来の兄としての自分を取り戻す。

しかしガーネフがメディウス復活のためにマリアを拉致。時同じく、マケドニア国内で反乱が発生。王位に就いたミネルバが囚われてしまう。
ミシェイルは、妹達に繋ぎ止められた命を今度は彼女達を救うために使う事に決めた。

まず反乱の首謀者のリュッケの立て籠る砦に単騎で攻め込み強引に満身創痍のミネルバを引き取り、回復した後カダインでマルスらと引き合わせる。

その後はマリアを救出するため単身ガーネフの行方を追い、竜の祭壇に潜入するもガーネフの「マフー」により瀕死の重症を負う。
それでもマフーの対抗魔法の「スターライト」を奪うことには成功。祭壇の近くの村に落ち延び、マルスにスターライトを託して息を引き取る。
さらば、兄よ…スターライトはなくてもクリアできるが、制限プレイでない限りは取っておこう。
小説版『紋章の謎』においては、マルスに対しては「共に戦ってほしい」という呼びかけを拒否して矜持を見せ、
スターライトの魔道書とアイオテの盾を渡すが、シリウスは彼らが去った後に改めてミシェイルと対面し、仮面を外してカミュとして彼の死を看取った。

なお、ミシェイルの村に向かう際、村の左側から盗賊が続々とやって来るが、彼らは実は山に阻まれて村までたどり着くことが出来ない。その隙に祭壇のボスでも倒して増援を止めとこう。
…と言いたい所だが、その代わりと言わんばかりに なんと飛竜が村を破壊する事がある 。コイツは移動力12を誇り、特に新紋章ハード以上の増援は村破壊を最優先する為、やはり急いで進軍しないといけない。











追記・修正は天空を駆ける騎士になってからお願いします。





※ネタバレ注意










『新・紋章の謎』では条件付きだが、仲間になる。
ミネルバを村に待機させるとイベントが発生する為、それを見終えた後マルスで村を訪問しクリアすれば22章で仲間になる。

新・紋章
Lv-12
HP-42
力-19
魔力-1
技-22
速さ-22
幸運-2
守備-20
魔防-5
持ち物:ぎんの槍 手槍

HP以外は 『新・暗黒竜』のH5以上 という恐ろしいパラメータになって復活。
後半加入キャラがほぼ全てお荷物になるルナティックでさえある程度は通用する。

しかし幸運の初期値が2

上級職Lv12での加入なので成長は期待できない。
伸びは悪くないのだが。

必殺を喰らってロストしやすいので、前線に出す時は注意。
使うなら「女神の像」は全て彼に注ぎ込むために残しておこう。それでも相手によっては必殺を浴びる危険があるが。
あと力も守備も大して伸びてないわりに、なんか技と速さと魔防が妙に高くなっている。やはり元ペガサスナイトだったか


彼を仲間にするとミネルバの後日談が変化する。
因みに傷だらけだった顔は元に戻っている。よかったね!
また彼自身の後日談によると、戦いの後ミシェイルがどうなったかについては、ミネルバと孤児院で働いたという話もあれば、別の大陸で覇王になったという話もあるらしい。
別の大陸、というと、かつての盟友であるカミュ同様、バレンシアに行ったのだろうか?


●FEH

ソーシャルゲーム「ファイアーエムブレムヒーローズ」では大英雄戦で実装。
専用武器にガチャ排出の妹・ミネルバと同じく攻撃力16に奥義カウントを-1する効果を持つ「オートクレール」、
Aスキルに原作でも所有していた飛行特攻を無効にする「アイオテの盾」、Cスキルに周囲2マスの敵の守備力を下げる「守備の威嚇」を持つ。
能力値は「死線」によって守備を捨てた高速アタッカー型のミネルバと比較すると、攻撃と守備に重きを置いた重アタッカー型。
「アイオテの盾」によって弓の攻撃をある程度は気にせず立ち回る事が出来るため、扱いに神経を使う飛行ユニットとしては高い安定感と継戦能力を得ている。

反面、速さが低いため敵の追撃を許しやすく、Dナイトらしく魔防も低め。
スキル構成もカウントが長く扱いにくい「烈雷」、デフォルトではBスキルが空いているためスキル継承での補強は必須となる。
さらに「アイオテの盾」が固有スキルではなく継承可能なので、場合によっては他の強力な飛行ユニットの継承素材として美味しくいただかれてしまう場合も。
……最近ではイベントマップで登場する飛行ユニットにバラまかれまくっている感もある。それでいいのかマケドニアの秘宝。


ミネルバ「私は、追記も編集もせぬ!妹の手を借りなくとも兄上がご自分で追記・修正すれば良い。」


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