原始編(LIVE A LIVE)

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原始編(LIVE A LIVE) - (2022/08/12 (金) 17:31:49) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/03/12(月) 03:00:59
更新日:2024/04/29 Mon 23:15:27
所要時間:約 7 分で読めます



\ウホウホッ/

原始編とは、LIVE A LIVEのシナリオの一つ。サブタイトルは『接触』
キャラクターデザインは本作発売の切っ掛けにもなった小林よしのり。
これはLIVE A LIVE自体、小林よしのりのキャラデザを元にゲーム製作元をコロコロコミック紙上で募集していた所を、
スクウェアが乗っかったのが発端。
当時オムニバス形式のRPGを構想していた時田貴司の考えとマッチしたというのもある模様。

舞台が原始時代のため、言葉は無く基本的にボディランゲージやジェスチャー、絵でのふきだしで物事のやり取りが行われる。むしろセリフよりもわかりやすい。*1
メッセージが表示されるのはアイテム取得時とEDのみ。

シナリオはコメディタッチで自由奔放に生きる原始人達の強かさが描かれており、比較的明るい。
その中でも部族間抗争や生贄等といった人の業を思わせる描写も散見される。

本編では貨幣の存在のないライブ・ア・ライブの中で唯一、
「敵の落とした素材を合成して装備アイテムを作る」というシステムが導入されている。
ランダムエンカウント可能でレベルを上げやすいうえ、強力な隠しアイテムもあるため、
最終編への下準備という観点では全編でも1・2を争うほど重要度が高い。
リメイク版では装備していないアイテムも引き継ぎ可能になったため、
他主人公の分の装備(特にアクセサリー)や、戦闘中に使用するアイテムなどを量産すると最終編が飛躍的に楽になる。

また「声優の本気」タグは伊達ではなく、リメイク版では吹き出しがなくとも感情が伝わってくるボイス回しも伝わってくる。
なるべく音ありでプレイ推奨。

●主人公
幼い頃に両親を亡くし、長老が親代わりとなってキビシ~く育てられている少年。
異部族の少女べるに恋したことが切っ掛けとなり彼女を匿うことになるが、
異部族間交流を禁じられている掟に触れてしまったことにより、部族から叩き出されてしまう…。
カッコつけるときはよくフロントダブルバイセップスをきめる。そして女性に優しい。

基本的にはHP・力の成長が優れているが他のステータスの成長率も良く、意外にもバランスが取れている。
というか原始人に知力負けるってどういうことだよ現代人
近距離戦で高い攻撃力を持つが、使い易い範囲攻撃が無いのが痛く、殲滅力や決定打に欠けやすい。
原始編では範囲攻撃による搦め手を駆使すると使いやすい。最終編やボス戦では攻撃は他に任せ、いっそ盾役として活躍させるのも手だ。
リメイク版では弱点・耐性システムの導入や一部威力の底上げにより、決定打を与えやすくなっている。

最終編では加入前に一度戦闘になるので育てすぎると大変。
ただし主人公がレイの場合のみ惚れ込んでしまうので戦闘にならない。ユンやサモに次いで彼女を女として認識している一幕である。

リメイク版ではなんとあの緒方恵美が演じ、騒然となった。
緒方女史本人もTwitterで「言葉にならない声で全てを表現するため、クリエイターチームが全セリフの気持ちを書き出して下さいました」と語っている。
キャスティングの理由は「世界の中心で『あいぃ~~~ッ!!』を叫んだけもの」…だからだろうか。
また、キメポーズがモストマスキュラーになった。メニュー画面では笑ってるか、このポーズをしていることが多い。

◆使用技
  • ボコボコ
手持ちの武器で相手を殴る。連続ヒット要素もある「たたかう」ポジション。
リメイク版では単発攻撃。
  • ドカドカ
相手を蹴飛ばしてしまう技。実は原始編のPCが使える蹴り技の中で唯一ノックバック能力を有する。
リメイク版では強化された。
  • ウホぷぅ
オナラ技。知依存なので後の方で強くなるタイプの範囲攻撃。毒や麻痺の追加効果が起きることもある。
原始編の雑魚は全体的に「知」が低いので、ダメージ・足止めの両方で効果的。装備品で能力を補えばより効果的。
技が技なだけに相手に背を向けて使用する…仕留めそびれた際に襲われないことを祈ろう。
  • グーグー
なにかを回して広範囲の敵に催眠効果を与える技。ダメージは与えられないが、サーベルタイガーの群れ相手など使いどころがある。
リメイク版では威力がちょっと上がったので、HPが2桁の小型雑魚ならこれだけで倒せるようにもなった。
眠らせれば回避率が0になるので強力な攻撃を当てたい時にも役に立つ。
  • グイグイ
敵をグイグイと締め上げて体を麻痺させてしまう。知依存なので、隠し要素を知ってる人であれば強烈な攻撃手段に化ける。
麻痺させれば回避率を0にできる→レベル差を気にせず攻撃できるので、そういう意味でも隠しボス戦でお世話になった人が多数存在する。
  • ブンブン
自ら武器を振り回して飛び込んで相手にダメージを与える。溜め時間がなく強力な部類の「速」依存攻撃だが、たまにこちらの速が下がってしまうデメリットもある。
  • ガボラッチョ
相手に直接かみついて、HP・力・体を吸収してしまうワイルドな技。巨体な動物の高い「体」を削った上に自分のものにできる。
  • キコキコ
摩擦熱で火をおこして攻撃する。知依存のように見えて実は速依存の多段ヒット攻撃。発動までに時間はかかるが威力は高い。
SFC版ではケモノに対してこの技を使うと火を恐れるあまり、こちらからしばらく逃げだそうとするモードに突入することがある。
ただし、炎を操る隠しボスにはいろいろな意味で逆効果。*2
  • ウォ~ウォ~
雄たけびをあげて画面全体の敵にダメージを与える。溜め時間が必要だし威力もそこそこでしかないので使い勝手は微妙だが、
原始編ではケケモグラやクー族の大群をこの技で一掃したいシチュエーションが巡ってくる。ここらでぐらい使ってみよう。
リメイク版では画面全体の敵を「恐怖」させるため、射程の短い敵に効果が高い。大群と戦う機会が増えたのも追い風。
  • ズドゲラデイン
頭から敵に「ゴン!!」とぶつかる中距離への肉弾技。威力が結構あり離れた相手に対してさらに吹き飛ばしも可能。
ただし溜め時間が要る上にミスしたり外すと自爆ダメージを受けてしまうので、的の小さい相手に使うときはよく考えてから。
  • ドデゲスデン
ありったけの力で敵を乱打し、絶大なダメージを与える。プレイヤーキャラの技の中でも瞬間火力は最高峰だが、リスクとしてLV・力・体が激減してしまう為使い所が難しい。
これだけで瞬殺が狙える・他の仲間の小技で追い討ちをかければイケそうな時など、相手を倒しきれる算段がついたところで使おう。
SFC版だと超高レベル帯ならリスクを相殺できるが、リメイク版では回復アイテムのバフで相殺する必要がある。

●仲間
名前通り類人猿。眉毛が太い。ポゴとは幼い頃から共に育ってきた兄弟の様な仲。
その割には馬鹿にしている節があったり、その度にポゴに制裁されたりする。
オナラの威力は凄まじく、引火すると爆発する。技としても使用可能。
良くも悪くも本能のままに生きてる。その所為か空気が読めない部分もある。
そして知力25よりも頭が良くなる。パラメータが伸びるってのはつくづくいいものだ。
元ネタは「ギャートルズ」のドテチン。開発スタッフからもドテチン呼ばわりだったとか。
このゲームのキャラでは珍しく装備制限が激しく、アクセサリ類と毛皮やケモノかぶり・ギギガガのワッカくらいしか装備できない。

◆使用技
  • ンガ
敵をウキィ~ッ!と、力任せにひっかく手技。
  • ウホ
変な顔をして敵をひるませる。ダメージ・LV低下共に控えめだが、受けた相手が某・悪代官技を喰らったようにその場で回り続けることがある。
原始編の敵は射程が短いのでこれで足止め+LVダウンしつつ、後ろを向いたところを攻撃したり状態異常を与えたりすると効果的で、地味に強い。
リメイク版では「目眩」としてくるくる回る要素が可視化されており、有用性は健在。
  • ウキッ
ウンコを投げつけて遠距離攻撃し、さらに毒フィールドを形成する。原始編の敵は射程が短いのでお世話になりやすく、超回復への対抗手段として使う可能性もある。
リメイク版では隠されているが絶妙に隠れ切れていないのがじわじわくる。一方で毒フィールドのダメージ頻度が上がったため有用性はさらに増した。
  • ウキぷぅ
器用な逆立ちポーズからのオナラ技。ポゴのアレと違い広範囲攻撃で相手を吹き飛ばし、力をちょいと下げることもある。モザイクつき。
  • ドゴドゴ
ドラミングで原理不明の多段ダメージを与えるセクシー技。負担がかかるのか、使用した後ゴリの力は低下してしまうので連発には向かない。
芸コマな要素として、この技を喰らった♀は攻撃を放棄し接近を優先することがある。ホイホイ釣ったところに強烈な一撃を見舞ってやろう。
リメイク版では隠し効果がない代わりにこの技が悪属性、♀が悪弱点で統一されたことで、弱点を突いて大ダメージを狙う技へと立ち位置を変えている。
  • ンゴ
相手めがけて噛みつきHPを吸収する。ポゴのガボラッチョより威力はあるが、溜め時間がある上に射程や吸える能力の範囲で劣り、使いにくい。

クー族の儀式の生贄にされかかったところを抜け出し、ポゴ達の部族の住みかに逃げてきた美少女。
ポゴに惚れられ匿われるが、ポゴ・ゴリと共に追い出されたり、クー族との武力抗争の原因になってしまう。
見た目によらず大食らい。あと良いものをあげるとストリップ(或いは藁の中でイチャイチャ)する。

能力は貧弱。基本的には回復・サポート役。
しかしある程度レベルが上がると超強力な範囲攻撃るーるーを習得し、アタッカーとしても大活躍する。専用装備も強力。
ただし参戦期間が短く、限定されている。だからこその超性能だろう。

◆使用技
  • ぽかぽか
手持ちの武器で懸命に相手を殴る。専用の装備を付けて使うと露骨にすごい威力になり、サーベルタイガーも寝込む。
リメイク版では他の小技が弱体化した中、この技のヒット数の多さは据え置き。
  • てーてー
がんばって相手を蹴る。狙って使うほどの性能ではない。
  • ふれふれー
応援をして、自分を中心にした3×3の範囲にHP回復+確率で力上昇の効果。フォーメーションを組んで使うといいが、相手の突撃技に注意。
リメイク版ではLv2で覚えられ、荒地に放り出されるときには習得しているのですぐに恩恵にあやかれる。
  • るーるー
溜め時間の後に歌いだし、広範囲に対してイミフなほどの大ダメージを与えてしまうセクシー技。*3生き残っても相手の挙動は戦意喪失気味、虫の息…。
これ何てミンメイアタック?
リメイク版ではよこしまな心を鎮めると解説され、♂のケモノ(ぜんぶ善属性弱点)に大ダメージを与える善属性の技である。こう書くとFF5の愛の歌とレクイエムのハイブリッドみたいな立ち位置。

●ポゴの部族
  • 族長
フースーヤを思い出すようなモップみたいな毛だらけの爺さん。超キビシ~い人で掟にもうるさい。
しかしポゴの事は我が子の様に想っている様で、掟によって追い出したときも俯いていた。
この為か、実はこっそり所持品にどでかホネ肉×3が入っている。

リメイク版のTIPSから察するに若い頃は何かしら強かったようだ。
EDではざき達クー族と再び対峙するが、クー族族長とおーでぃーおーの死によって争う理由は無くなり両部族は和解に至る。

  • 部族の皆さん
茶色の髪に赤い毛皮を着ている。変人が多い。
ある人物からは調合素材一式を貰える。
貰える理由は「遊んでくれたお礼」。太っ腹!

●クー族
基本的にアホの子揃い。赤い髪に紺色の毛皮を着ている。
ホネ斧を操り沢山現れるがHPは高くない。

クー族の戦闘隊長。キザ。
生贄であるべるを追跡しており、部族を襲撃してきたのが切欠でポゴと度々戦う。
股間に張り付いてる守り神のトカゲを除けば全裸。
イラストでは槍を持っているが、ゲームでは主にトカゲを発射する。(局部にはモザイクがかかる)

おーでぃーおー戦では4人目のメンバーとして助力してくれる。全く戦力にならないほど弱いが。
ちなみに技名は何故か殆どがゴレンジャーのメカ。リメイク版では流石に表記をひねられている。
内部的には知力55で、生半可な文明人よりも頭の回転か魔法への抵抗力が優れているようだ。
リメイク版だとなかなか強く、最終決戦でもバフを貰えれば囮役に終わらない活躍ができる。

おーでぃーおー戦後は族長の後を継いだようで、族長の冠を身に付けている。

◆使用技
  • ががんご
うらぁ! と手持ちの武器で相手を殴る。
  • ばりききゅーん(リメイク:ばりききゅー)
後ろ蹴りを放つ。それだけなのだが攻撃範囲があり、手技・鋭器技・鈍器技に反応して反撃したりするなど、本人の微妙さとは裏腹に優秀な技性能である。
ざきと初めて戦うときは彼の後ろに回って殴るのは考え物かもしれない。
リメイク版では2回戦目以降に使用し、後ろに回ろうとしたポゴを痛い目にあわせる。
  • ばりたんく(リメイク:ばりだんく)
遠くの相手に飛んでお尻でぶつかる突進技。威力は悪くないし吹き飛ばし効果もある。敵対時でも使ってくる。
  • ごごんが
おらぁ! と相手を蹴りつける。特に強くはない。
  • ばりどりーん(リメイク:ばりどりー)
ナニかを回して守り神のトカゲをパージし、トカゲをぶつけてダメージをあたえる遠距離攻撃。いぃばりばりどり~ん。…中々にあぶない。
  • ばりぶるーん(リメイク:ばりぶる~)
ばりどりーん以上に高速化したモーションで3×3の広範囲を一掃する攻撃。反撃専用で対応している属性は多い。いぃばりばりぶる~ん。

  • クー族族長
生贄の儀式としてべるを捧げようとしている。小学館からの攻略本に掲載された描き下ろしイラストをよく見ると、かなりきわどい恰好をしていることがわかる。
原始編終盤、おーでぃーおーの根城の谷間にポゴ達と共に落下するが…。
食べられました。(食物的な意味で)

●原始編のワタナベ
ある程度シナリオ進行後、ある地点に引き返すとポゴが一度引っかかった落とし穴の前で立ち往生している。
そして父が架け橋となることで息子は渡れたが、父は力尽きて落下。
んで、この落とし穴の下にはワニとかの危険生物がてんこ盛りで…。
\ウギャアアアアアアアア!!/

おーでぃーおー
原始編ラスボス。正式名称は説明書曰く「オディオサウルス」。
ティラノサウルスに酷似した恐竜で、イメージイラストやリメイク版のグラフィックでは右目に大きな傷がうかがえる。
クー族では神として崇められており、生贄の儀式もこのおーでぃーおーの為。豊穣のために価値ある者たちが捧げられており、テリトリーには無数の骨が転がっている。
尤も、おーでぃーおー自体は本能のままにしか行動していないが…。
リメイク版では「原始人に生態系の頂点を追いやられつつある恐竜の生き残り」にも見えてくる点が増えている。

全体的に攻撃力は高く、中世編までのラスボスでは最もHPも高い。
しかし4人での戦闘というロケーションやポゴの装備の充実化がし易いシナリオであること、
強力な攻撃の射程さえ把握してればあまり怖い相手ではなかったりする。特にべるがるーるーを習得してれば呆気なく沈む。

SFC版では他の敵に比べて「知」が高く、生半可な搦め手でも止まらない。憎しみのパワーを感じさせる。

◆使用技
  • 引き裂き
これより先に雑魚に使われた人が多数いそうな技。一番マシ。
  • かみ砕き
これより先に雑魚に使われた人が多数いそうな技。体ダウンや急降下のこともあるので、ななめ正面に立つのは得策ではない。
  • なぎ倒し
尻尾を使っているのか、ほぼ全方位をカバーする殴り技。吹き飛ばしに加えて麻痺の追加効果があり、運が悪いと回避不能のコンボを喰らう羽目になる。
ちなみに死角自体はないが、背後から殴られるとおーでぃーおーがとまどったような動きを見せることもある。
  • 急降下
巨体が宙を舞ってくるという絵面的にショッキングな攻撃で、威力自体も一番高い。ななめ正面に立たないで避ける事。
リメイク版だと岩石が飛び散る専用演出で炸裂する。

●原始編の特徴
  • 嗅覚
Yボタンを押すことで獲物の臭いを嗅ぎつけ、接触することで戦闘になる不可視シンボルエンカウントとなっている。
シナリオ進行においても欠かせない要素。
ぶっちゃけ臭いを嗅がなくても接触すれば戦闘に入るので慣れた人はシナリオ進行に必要な時以外は使わないが、後述のヤツと戦うには必須である。
リメイク版だと「落ちているが見えないアイテム」を手に入れるのに必須。

  • アイテム合成
素材アイテムを合成屋に渡して消費することで装備品やアイテムを入手することが可能。
これにより、幕末編並に装備の充実化がし易い。
攻・防の数値以外にも耐性、使用効果、能力ボーナスなどで単純な上位互換とはいえない関係の装備品も多く、集めがいがある。
リメイク版では上記にもある通り最終編へのアイテム持ち越しが装備品のみならず、(消費アイテム以外の)所持アイテムを全て持ち越すため、近未来編同様優先度が高くなった。
ペシペシムチやウホホマスクを量産したプレイヤーは多いだろう。

  • 後ろから殴ると…
SFC版では多くの敵が後ろから殴ると「しばらく行動が怪しくなる」という特性を備えている。無理やり向きを変える技と組み合わせると狙いやすい。
狂暴化したりあてはまらない例もいくつかいるが、消極的になるナウマンゾウ系やブロントテリウム系(サイ)のように決まれば数ターン安全に戦えることも。
リメイク版では多くがオミットされたが、アルコサウラ(ワニ)の停止はそのままだったり、特定の属性や背後からの攻撃で怒る敵が多いところに名残が見られる。

●隠しフィーチャー
  • 20人部屋
序盤に入れる部屋の内の一つに次々と仲間を呼ぶ原始人がいる。
最大でそいつを含め20人という部屋の広さには不釣り合いな人数が部屋に詰めかけることになるが、
20人目に話しかけるとホネやケガワをはじめとした合成素材を一揃いもらえる。
全く見分けがつかないが、19人部屋に入れた状態で入り口に立てば簡単に話しかけられる。
アイテムをもらうと全員退室するが、また入り直せば同じようにアイテムを手に入れられる。回数制限なし。

リメイク版では2つの藁の中に原人たちが入っていくものを見て、
指定された条件(人数の多寡・ゴリが混ざっているなど)がどちらかを選ぶというものになっているのだが、
出題内容をスキップできるうえ、不正解でも特にペナルティがないため
ひたすらスキップしながら連打するだけで素材の山を築けるというとんでもないものになっている。
最終編の引き継ぎの仕様変更もあり、素材を量産することが非常に重要なので抵抗がないなら是非利用しよう。

  • 人面岩
部族から追い出された後の荒野に何故かある。
ある程度シナリオが進行した後(具体的にはハーレムに浮かれるゴリをブッ飛ばした後)に100回*4話しかけるととある洞窟が開き、
その中にあるモノリスの前でホネを使用すると知力+40もの補正が加わるアクセサリ「モノな石」が入手できる。
最終編のみならず後述のキングマンモーに備えて是非入手しておきたい。忘れずに「装備」しておこう。
元ネタは勿論FF5をはじめとする作品で、たびたび思わせぶりだった人面岩。ホネで「モノな石」が入手できるのは2001年宇宙の旅の冒頭シーンのパロディ。
パロディをプレイヤーの手で完成させることで名品が手に入るというのは、中々深い。

  • キングマンモー
原始編裏ボス。荒野の洞窟でべるが攫われ、落とし穴に落とされた後に荒野に戻ると登場する。
見た目はマンモスの色違いだがそこは裏ボス。原始編のみならずLIVEALIVE全編を通して最強の敵との呼び声も高い。
まず戦闘に入る所から既に大変。出現条件自体はストーリーを進めるだけで、臭いの追跡もできるのだが、移動速度がプレイヤーのダッシュ並と速い。
それに加えて、他の敵と違って接近したらAボタンで話しかける必要がある。
なんとか捕まえて戦闘に入ると、作中最強と言われるその強さをまざまざと見せつけてくる。
主な使用技は「鼻ムチ」「火炎放射」「大爆発」「大噴火」の4つ。
攻撃力が非常に高く、まともな装備のないゴリでは鼻ムチで100以上のダメージを受け、基礎威力の高い大爆発を受ければガチガチに固めたポゴでもHPの半分は持っていかれる。
最大技の大噴火は威力の高さに加えフィールド全体攻撃であり、迂闊に距離を取っていると回復にばかりターンを割く羽目になってしまう。
この様に攻撃力だけでも脅威なのだが、それ以上に危険視されているのが大爆発や大噴火で発生する火炎地形である。
キングマンモーにはこの二つの攻撃によって発生する火炎地形で1マスごとにHPを24回復する「超回復」と呼ばれる特性があり、最大で216*5もの回復量を見せつける様はプレイヤーに多大な絶望感を与える。
更にべる不在という状況の為に「る~る~」での瞬殺が狙えないというのが、ますます難敵たらしめている。

ちなみにキングマンモー最大の脅威である超回復はリメイクで修正が入った……が、その修正は「回復量の表記」であった。
SFC版で表記上は24しか回復していない筈なのに乗っている火炎地形の分だけ回復量が増加している、というのは設定上の不具合ではなくただの表記ミスだったという訳である。

対策としては知力(リメイク版では特攻)重視の装備で身を固め、ぼいんビーナスやホネ肉を使用してある程度ポゴを強化→はなムチの射程内でグイグイ連発で麻痺狙い。
麻痺が入ったらグーグーで睡眠狙い。この繰り返しによるハメ戦法が最も安全に撃破できる。入らなくても大噴火さえ使われなければ勝機はあるので諦めずに狙うべし。ゴリはターンスキップかアイテム役で。
リメイク版でもやはりグーグーとグイグイを併用し、相手に行動権をあまり渡さないようにしながら戦うことになる。使われても怖くない技の射程に立ちながら戦うと保険になる。
大噴火か大爆発で火炎地形にされた場合はゴリのアレで毒地形に、またはビリビリまきびしで電気地形に塗り替えよう。
なお、ゴリの「ドゴドゴ」を使うと、それに対して大噴火してくる。それ以外で補助に回ろう。
モノな石を装備していくに越した事はないが、持っていなくても一応撃破は可能。

撃破するとアクセサリ王者のキバ(力+30、複数のステータス異常を無効化)を入手。これだけでも素晴らしい勲章である。
が、それよりもコレクターにとって重要なのが極稀にドロップするコーラのビン。
これはアクセサリとして装備すると速+40と非常に強力なシロモノだが、真価はアイテムとして使用した場合。
「ばりばりどりーん」なる溜め時間無し・長射程・貫通効果・無限使用とこれだけでも至りつくせりの攻撃になるのだが、
威力が狂ったように高くカンストなんてザラ。
見事にゲームバランスをブチ壊してくれるので利用はプレイヤーの裁量次第か。*6
狙って出そうと思うと大体リセマラが必要になるが、閉じ込めることができる箇所があるので頑張ってそこまで追い詰めよう。

リメイク版では近くにいると地響きを立てて走っているのがわかり、レーダーを併用することで捕捉しやすくなっている。
ただし、ハメるのは難しくなっているので一度くらいは大噴火されるのを前提で戦い、HP回復や火炎地形への対処を常に念頭に入れて動いた方がよいだろう。

コーラのビンの元ネタはコメディ映画「ミラクル・ワールド ブッシュマン」から。


[ア追記 \ピッ/
[ア修正 \ピッ/
「あ‥‥ あ‥‥!あいぃ~~~ッ!!」

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