現代編(LIVE A LIVE)

登録日:2012/02/22(水) 16:03:58
更新日:2020/06/03 Wed 20:59:24NEW!
所要時間:約 5 分で読めます



\ デヤーッ /

LIVE A LIVEのシナリオの一つ。
サブタイトルは『最強』。
キャラデザ担当はスプリガンやARMSなどでお馴染みの皆川亮二氏。

ただひた向きに強くなろうとする若者、高原 日勝(たかはら まさる)が世界中の格闘家と戦い、
その技を自らの物としながら最強の格闘家を目指すストーリー。

この編は基本的に戦闘のみで構成されており、6人の対戦相手から任意に一人の敵を選択し、1対1のバトルで順番に倒していくという形式になっている。
また、この対戦相手セレクト画面は格闘ゲームのキャラセレクト画面に酷似している。

ちなみに、CAPCOMのストリートファイターⅡのBGMを担当した下村陽子女史が本作も手がけている為か
BGM(特に戦闘の「KNOCK YOU DOWN!」)の雰囲気もストツーを意識している。

ストーリーの目的は、対戦相手の特定の攻撃を受けて主人公にその技を習得させる事のみ。
このシステムは『FINAL FANTASY Ⅴ』の青魔道士のラーニングと同じである。


●主人公
  • 高原 日勝(たかはら まさる)
現代編の主人公。
世界最強を目指す若者。
強靭かつ柔軟でしなやかな筋肉から繰り出す我流の格闘技を使い、気功による自己回復も出来る。
また、一度受けた相手の技を瞬時に見切り、自分の技としてアレンジして習得する事が出来るという、天性の格闘技センスの持ち主。
…通称知力25*1
レベルが上がっても全く成長せず、装備や能力アップ技で補うことになる。
後に明らかになるが体力の成長も何故か矢鱈悪い。
が、こちらは専用武器で+80もの補正が加わるのであまり気にならなかったりする。
力・速度・HPは非常に伸びが良く、明確な弱点は知力だけと言えるが、その知力も補正がかかる装備がかなり多い為簡単に補えたりする。
色々な意味でネタにされる一方、装備が揃えば攻防共に主人公中トップクラスに躍り出るステータスから最終編一人クリアを目指す際にはとりあえず高原を選ぶプレイヤーが非常に多い。

ちなみに現代編で習得し損ねた技は最終編でLV UPによって習得可能。最後の三つ以外はまばらな感じ。

名前の由来は「高」が高田延彦、「原」が藤原喜明、「日」が前田日明、「勝」が船木誠勝といった具合に、
実在の格闘家達の名前から一字ずつ持ってきている。「日」を発音しないのも由来通り。

◆初期技
  • 烈風正拳づき
カワラ割り30枚分の威力の拳を叩き込む。普通の小技ながら、意外なことに速依存らしい。
実は最終編に登場する異常に硬い敵を一撃で倒せる数少ない技の一つである。
  • どう回し回転げり
相手の向きを変える同名の蹴り。側面や背面までカバーした技を持たない相手へのタイマン用。
  • 気合いため
チャキッ! 危なくなったら相手の動きを封じたりしてこれで少回復を。

因みに使用する技の名前から察するに、多少なりともアニメに対して理解が有るようだ。
(「烈風正拳づき」はアニメ「闘将ダイモス」のスーパーロボット「ダイモス」が用いる必殺技「烈風正拳突き」)

余談だが、高原はオルステッド同様耐性が一切存在しない。
知力の所為もあって状態異常に掛かり易いので装備品で補強すべし。


●ライバル
  • ナムキャット
若くしてムエタイの頂点に立ち、「神の右足」と呼ばれるナルシストの美青年。
切れ味の鋭い足技を使いこなす。長身で細身なので、裏回りがしやすい。プロレス技のような力技も苦手としている感じ。
元ネタは恐らくタイ出身のプロボクサー「ナパ・キャットワンチャイ」。

◆使用技
  • パンチャマキック
相手を蹴り飛ばす強烈なキック。手技と足技に対する反撃として発動するのがミソで、コンボや緊急避難の布石になる。
  • スパイラル・ニー
離れた相手への速依存の膝蹴り。自分で使うより、ナムキャットに必要以上に使われないように気を配るべき類の技である。

  • グレート・エイジャ
骸骨の覆面をしたルチャリブレの悪役レスラー。
覆面の為に分かりにくいが日本人。
噛み付き殺法など卑怯な戦法を使うが、彼の本領は空中殺法にある。意外と撃たれ弱いので加減しないと技を受ける前に倒してしまうことも…。
また、とある条件を満たすと現代編のワタナベイベントを発生させる。プロレス系だけに変わったところで優遇されてる?*2
元ネタは悪役覆面レスラー「武藤敬司(グレート・ムタ)」。

◆使用技
  • F(フランケン)シュタイナー
同名の後方回転がため。知依存なので思わぬタイミングで強くなって帰ってきたりする。ちなみに何もないマスに放つと自爆してしまうので注意。
  • トルネードプレス
遠距離へのボディプレス。ダメージは控えめなので、現代編ではフィールドの四隅などを駆使して逃げながら使っていくのがよさげ。ちなみにミスすると自爆するので注意。
しかし、エイジャをして「お前など 技を出すまでもない。その首 カッ斬ってやる!!」というだけあって、なかなか出してくれない難儀な技。相手の側面に移動し尚且つ離れた場所であれば誘える。
それすら難しい場合、HPに余裕のある内に気合いためを使わずカミツキを受けて、状態異常を放置した状態で距離を取ってみるといいかもしれない。

●ワタナベ
高原がフィールド左上側で、グレート・エイジャがプレイヤー視点に対して背を向けフィールド左側を向いた状態で、
エフェクトが青い方の「カミツキ」を発動、高原に命中させたときに低確率でワタナベイベントが発生。恐らくもっとも見るのが難しい代物である。
ヒールレスラーにマジになったワタナベ父が空き缶を投げてエイジャに命中、反応してリングの外へ飛び出したエイジャにボコられる。ご愁傷様。

  • トゥーラ・ハン
素手による殺人技を得意とする軍人。
人体において鍛える事の難しい部位を破壊する関節技を意のままに操る。
関節技は密着しないと繰り出せないので距離をとっての戦いは苦手。また、関節技による反撃狙いにも弱い。
元ネタはおそらくロシア軍人でコマンド・サンボの達人「ヴォルク・ハン」。トゥーラは彼の出身地である。

◆使用技
  • アームロック
接近戦を挑んできた相手の腕を固めて、手技を封じてしまう。力ではなく、知や速を上げることでこの技の真価が高まる。
実は手の技だけでなく、密着していれば突撃技・鋭器技・しめ技・飛び道具にまで反応してしまうらしい。
  • C.H.ホールド
クロス・ヒール・ホールド。こちらは相手の足技を封じる。アームロックと対を成していて、力や体が効果に影響する。
なお、アームロック共々反撃技として発動する。

  • 森部 生士(もりべ せいじ)
日本古来の武術、喧嘩殺法・骨法の達人。通称・森部のじーさん
高原の様な若者が台頭した事で、格闘技界への新風を期待している。
老体故にHPは少ないが、レベルや能力値が高く攻撃が通りにくい。そしてラーニングできる技はどれも凶悪な性能を誇る。
その分、通打・あびせげり共に最終編でも大活躍する。この二つの技の存在だけで高原をスタメン入りにするプレイヤーも多い。
森部の技はどちらも強力だが、普段は必殺技を温存してほとんど使ってこないため、覚えるまでは根気が要る。
だが森部の背後から攻撃すると本気スイッチが入るという隠し要素があり、
これを行うと奥義を惜しみなくガンガン連発してくるようになる。
だがこうなると今度は高原のHPが持たなくなるため、ある程度HPを削っておくなどの準備が必要.
元ネタは骨法の始祖として知られる「堀辺正史(ほりべ せいし)」。
なお、元ネタとは微妙に名前の読みが違う(森部はせい"じ"、堀辺はせい"し")

◆使用技
  • 通打
ヨロイをも貫く通しの技法で一撃を加える。対象のLV・力・速・体・知のすべてをそれぞれ高確率で大幅に下げてしまう。
極端に高い能力を持つボスキャラや最強クラスの雑魚でさえこの超性能からは逃れられない。まさに奥技。
力依存なので、最終編でも最強武器のボーナスをダイレクトに受けられる。
  • あびせげり
離れた敵に飛び込むけり。覚えようとすると凄まじい威力を受けることになるので、うまく通打を当てたいところだが…。
離れたところに届いて、なおかつ向きを変えられるのでタイマン戦では完封すら達成することがある。
体依存なので、最終編でも最強武器のボーナスをダイレクトに受けられる。

  • マックス・モーガン
ハリウッドスターとしても名を馳せるアメリカ人レスラー。
レスラーらしく派手で見栄えのある技を使い、自分が勝っても負けても陽気な性格。
近接戦向けの技が多い為、ノックバック技が弱点。他にもプロレス技は足封じで使えなくすることができる。
元ネタは一目見れば解るが「ハルク・ホーガン」。本家の方も実際に映画俳優としても活動していた。

◆使用技
  • Gスープレックス
ジャーマンスープレックス。プロレス技の芸術品。CRASH! 強烈な威力と共に相手を麻痺させる性能のよい技。追加効果・威力ともに力依存で強まる。
敵のAI上麻痺したところにこれが飛んでくるという鬼畜なことはないが、運悪く麻痺しそびれたり画面端に追いつめられていると…
  • M・ボンバー
マックス・ボンバー。広い範囲へのダブルラリアットで、周囲の相手をなぎ倒す。BWHOOOOOOOM!!
最終編で少人数で進んでいる時はこれで雑魚散らしを楽しむときもあるかも。
元ネタはもちろんホーガンの必殺技「アックスボンバー」だがダブルラリアットではない。

  • ジャッキー・イヤウケア
横綱になれなかった事から、相撲を捨て異種格闘技の世界へ乗り込んだ元スモウレスラー。
その巨大な体格通り、大掛かりな技を繰り出す。
弱点は関節技で、手技主体なのでアームロックを喰らうと大幅に弱体化する。
元ネタはおそらくハワイ出身の相撲取り「小錦八十吉」と、
同じくハワイ出身の巨漢プロレスラー「キング・イヤウケア」(あるいはその息子の「ロッキー・イヤウケア」)。
彼の台詞のサイドロープとは「横綱」の直訳である。

◆使用技
  • 鬼不動返し
相手を強烈に投げ飛ばしノックバックさせる。意外にも足技や突撃技に対する反撃技でも発動する。
  • アロハリテ
射程は短いが、広い範囲の敵を嵐のハリテで吹き飛ばす。語呂が素敵。威力には期待しないように。
大激怒岩バン割り
紹介すらされていないイヤウケアの隠し玉。彼との戦い或いは最終編でLV16以上で習得。
長い溜め時間の後、岩石が飛び散るほどの一撃をフィールドに叩き込み、広範囲に大ダメージを与える。体依存なので最強武器を装備してからが本番なロマン技。
相手に密着してHPを満タンにして待つか、アームロックで腕を封じてこの技しか使えなくさせれば習得が狙えるが、油断すると倒れるダメージなので注意。


  • オディ・オブライト
現代編のラスボス。
高原と同じく最強を目指すスキンヘッドの残虐な男。
高原が戦った6人の格闘家を抹殺し、最後に最強の座を賭けて高原に襲い掛かる。
現代編の敵では彼の使う必殺技だけは覚える事が出来ない。
他の6人と違いバックグラウンドが語られておらず、詳しい経歴は不明。
ただ皆川氏のイラストには数珠を持っていたり、背中に阿修羅像の様な入れ墨を彫っていることから元僧侶の可能性がある。
元ネタはおそらく殺人風車の異名を持つ巨漢プロレスラー「ゲーリー・オブライト」。
(ただしゲーリーの方の殺人風車という名はあくまでも比喩である。2000年に逝去。)

◆使用技
  • 骨法鉄砲
素早く突進し、掌底の連発を浴びせる。離れた相手への攻撃技で威力は低いため、オディ戦ではなるべく遠距離に逃げれるようにしておくとよい。
  • デスズサイズ
自らの周囲にいる相手への真空二段蹴り。斜め真後ろ以外に死角がなく、喰らうと向きを変えられてしまうので反撃に支障が出る。
通打→C.H.ホールドのコンボで足を封じれば逆に接近戦が安全地帯になるので、その隙に他の格闘家の技をお見舞いしてやろう。
  • テリブルシャウト
雄たけびをあげHPを極少回復し、全てのステータス異常を回復。関節技の追加効果をこれで治そうとするときに見れる。
  • アクロDDO
自らの全体重をかけて脳天を叩き付ける、オブライト版DDTというべき技。
範囲がななめ正面のみなので余程の事がない限り使われることはないが、威力が非常に高い。麻痺の追加効果は一応設定されているが、まず発生しないとのこと。
使われた後の立て直しが厳しすぎるので使用範囲を避けて戦うように。

●余談
誤字(奥義を奥技と誤変換、ただしこれは功夫編でも同様)やおかしな台詞(力とパワーが被ってる)*3
森部の技さえ覚えれば他の技を覚えなくてもクリア出来る狂ったゲームバランス。
最終編でいくらレベルを上げても高原のステータスの知力が初期状態から固定(最終的には「原始人」であるポゴにすら劣ってしまう)など、
様々な要素が化学反応を起こしネタ扱いされ易いシナリオだが
ラスボスとのバトル前の展開の熱さや、最強となった高原が今度は自分が挑戦者から狙われる側になった事を示唆する重いラストなど
LIVE A LIVE特有の空気はこのシナリオにも流れている。

ちなみにエイジャ及びハンからラーニングする技の威力は何故か知力依存。25程度じゃ活かしきれない。
どうしても使いたければ、最終編で手に入る装備を使って知力をドーピングするのが吉。



「……てめえ……
 てめえのやってる事は項目建てじゃない……
 ただの建て逃げだ!
 ナムキャットの足項目……
 グレート・エイジャの飛び項目……
 ハンの関節項目……
 ジャッキーの項目……
 モーガンのパワー項目……
 森部のじーさんの追記が!
 そして……
 この俺の修正がッ!
 てめえをブッつぶす!!」

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