アナザーキバ(仮面ライダージオウ)

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アナザーキバ(仮面ライダージオウ) - (2020/12/08 (火) 22:16:47) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2019/05/20 Mon 00:00:46
更新日:2024/04/22 Mon 10:25:46
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2008←じゃない 2019 KIVA ※日曜朝9時です。 お逝きなさい なんだよこの展開… もう一人のキバ もう一人のキバ←ダークキバじゃない アナザーウォッチ アナザーキバ アナザーキバウォッチ アナザーライダー アナザー常磐ソウゴ アームズモンスター オーラ キバ キバもどき キバ回 キモイ キャプテン・マンホール グロい コウモリ ステンドグラス セーラさん ソウゴの初恋の相手? タイムジャッカー トレンド入りマンホール バットファンガイア パチモン ファンガイア マジキチ マンホール マンホールの女王様 マンホールクソコラグランプリ ライダーもどき ライダー怪人 井上キャラ 井上敏樹の本気 仮面ライダー 仮面ライダーG←たぶん関係ない 仮面ライダーキバ 仮面ライダージオウ 冤罪? 北島祐子 吸血鬼 嘘つき 囚人 女性怪人 女王 女魔王 平成ライダー 復讐 復讐者 怪人 怪人←文字通りの意味で 怪人ライダー 悪女 有罪 濃すぎるキャラクター性 犯罪者 篠原保 美女 脱獄 脱獄囚 脱獄犯 虚言 蝙蝠 釈由美子 魔女王



「お前に判決を言い渡す……有罪!」


アナザーキバとは、『仮面ライダージオウ』に登場する怪人「アナザーライダー」の1体。

身長:200.0cm
体重:98.0kg
特色/力:アームズモンスターの使役と武器化
変身者:2019年の北島祐子
契約したタイムジャッカー:オーラ
モチーフ:仮面ライダーキバ
デザイン:篠原保
登場話:第35話、第36話
※身長・体重は、仮面ライダーキバ キバフォームと全く同じ。


概要

第35話、第36話に登場したアナザーライダー。
変身者は、冤罪で有罪判決を受けた北島祐子という美女。
女性のアナザーライダーとしては2人目で、「女王候補」のアナザーライダーとしては初の個体*1
変身者である北島祐子は、実はソウゴ初恋の相手(と思われる人物)で、友達もおらず泣いていた幼少期のソウゴと出会い、彼と一緒に遊んであげたという。
当時ソウゴと出会ったとされる時点では、セーラー服を着た女学生だった模様で、密かにソウゴは彼女のことを「セーラさん」と呼んでいた。
その他に彼女の関係者として、幼馴染である男性・田上哲也がおり、過去に彼と交際していた模様。

作中では2015年に殺人の有罪判決を受け、「自身は冤罪だ」と主張するも結局刑務所に収監されてしまい、2019年においても自身を守ってくれなかった人々に対する恨みを募らせていた。
そんな中、その凄まじい恨みの念に興味を持ち、獄中の祐子の前にオーラが出現。彼女と契約することで「アナザーキバウォッチ」を与えられた。
その後はアナザーキバに変身して脱獄し、「正しい法を制定する女王」として冤罪を無くす事を名目に自分を無実にできなかった弁護士を始めとする当時の裁判の関係者達を襲い始める。

祐子自身は人間離れした観察力や嗅覚を持っており、僅かな匂いや服の皺などから相手の食生活や行動を正確に言い当てる特技がある。
また、マンホールの蓋を盾や投擲用の武器として用いたり、片足で走行中の自動車を止める等、女性とは思えない程の怪力を持っている。
観察力や嗅覚は祐子が元から持っていた才能だと思われるが、人間離れした怪力はアナザーキバとなって強化された結果による可能性がある。


性格は「自身が一度やると決めたことは必ず達成する」ことを信条としているようだが、一方で目的のためならば手段を選ばず、自身の邪魔をするような人物にも容赦しない等、強硬派かつ自己中心的な面が見られる。
特に自身を「世界を統べる女王」として信じて止まないその性格から、アナザーウォッチを与えたオーラまでも自身の僕と見なしている程*2
劇中では、自身に命令しようとするオーラに対し、マンホールの蓋を(人間態のままで)投げつけて彼女の顔に傷を付けている。

少なくとも、「最高最善の魔王」として人々を守る王を目指すソウゴとは相反する思想を持つ、ある意味では「常磐ソウゴという存在のアナザー」とも言える人物だろう。

容姿

仮面ライダーキバ キバフォームをモチーフにしているが、全体的に暗色が多くなり、キバのモチーフであるコウモリや吸血鬼のイメージがより強く表れている。
容姿は仮面ライダーキバよりもキバの戦ったファンガイア、特に『キバ』のラスボスであるバットファンガイアに酷似している。

頭にはコウモリの翼や耳のような触覚が生えており、頭部の輪郭の印象はオリジナルのキバとは大分異なって見える。
触覚にはファンガイアを思わせるステンドグラス状の体組織があり、額部分はコウモリの頭部のような外見に変化していることから、コウモリの要素が強まったそのデザインは寧ろダークキバに近い。
黄色い複眼はステンドグラスがひび割れたような見た目で、そこに緑色の小さな丸い眼が露出している。
アナザーライダー特有の口もあり、口は大きく開き、吸血鬼のような鋭い歯が確認できる。

胴体部はファンガイアのようなゴシック調のデザインが施されており、首元には白い薔薇や青いスカーフを思わせる装飾がなされ、2本の鎖が垂れている。
女性の変身した怪人であるためか、若干胸が膨らんでいるように見え、全体のボディーラインも女性的である。天音ちゃん=アナザーブレイドのデザインは気にしちゃいけない。
肩は大きな目玉と牙を生やした顔のような見た目となっているが、これはキバの形態の一つである「飛翔態=エンペラーバット」の頭部をモチーフにしている可能性が挙げられている。
背中にはエンペラーフォームを想起させる紅いマントがあり、更にコウモリのような翼が生えている。右翼には「KIVA(キバ)」、左翼には他の2019年製アナザーライダーと同じく「2019」の文字が描かれている。

太腿には弾丸を収納したホルダーベルトのようなものが巻かれているが、キバが腰に差していたウェイクアップフエッスルにも似た形状となっている。
オリジナルのキバの右足には必殺技・ダークネスムーンブレイクを放つ際に開く拘束具「カテナ」があったが、アナザーキバの右足にはそれに当たる部位はなく、アナザー鎧武アナザーリュウガ等と同じデザイン。

腰にはキバットベルトを模したベルトを巻いており、バックル部のキバットに当たる部位はキバットの形をしたドクロのようにも見えるが、
羽根部分がエンペラーフォームの使用していた「ザンバットソード」のフエッスルの形にも似ている。

篠原氏によるとデザインコンセプトは「ファンガイア風にアレンジしたキバ」+「スポーン*3

能力

固有能力はアームズモンスターの使役と武器化」
アナザーキバはオリジナルのキバと同様、ガルル・バッシャー・ドッガの3体のアームズモンスターを使役しており、祐子がアナザーキバに変身するとこの3体も同時に出現し、アナザーキバと共に敵と戦う。
状況に応じて彼等を自身の武器に変化させて使用することも可能で、武器に変化すると瞬時にアナザーキバの手元に移動する。
これ以前のアナザーライダーの内、武器を使用していた個体の武器はそれぞれ元の仮面ライダーの武器を模した物だったが、アナザーキバは初のオリジナルのデザインそのままの武器を使用する個体となった。

また、第36話では爪を長く伸ばして標的の身体に突き刺すことで、相手の身体をステンドグラス状に変化させ、そこから粉々に割って粉砕する残虐な攻撃方法を持っていることが判明した。


歴史改変の影響

他の2019年製アナザーライダー同様、時空の歪みによってキバの活躍していた2008年*4には歴史改変は起きていないと思われ、
アナザーキバに従っているガルル達も原典『キバ』の記憶を保持している模様。
しかし、アームズモンスター達は『ジオウ』劇中ではアナザーキバと共に人間を襲う描写が見られ、ソウゴ達にも戦いを仕掛けてくる。
ただ、ガルルは祐子のことは「腐っている」と評しており、本心では彼女に対する忠誠心はあまり無い模様。しかし、ドッガとバッシャーはどう思っているのかは不明。

彼等が本来仕えている筈の仮面ライダーキバ=紅渡や、渡の親友であるキバットバットⅢ世も改変の影響は受けていないと考えられ、キバへの変身も可能のままだと思われる。*5
尚、ガルルは「キバの僕として(アナザーキバを)守っている」と発言しており、推定だが本物のキバとの間に存在していた契約がアナザーキバの方に部分的に復元されていると思われる。ただしガルルは最終的に離反しているため、拘束力はそこまで強くない模様。

一方、キバの戦った怪人・ファンガイアは『ジオウ』作中には登場しないが、彼等も存在が消滅していないと思われる。
『キバ』最終回後はキングである登太牙による人間との融和政策が進められたことで人類との共存が可能となっており、恐らく今も人間社会に溶け込んで生活しているのだろう。

その他『キバ』に登場した登場人物達がどうなっているのか詳細は明かされていないが、
ガルル/次狼のセリフから「カフェ・マル・ダムール」のマスターだった木戸明が既に引退していることが唯一判明しており、これは歴史改変に関係なく木戸自身の加齢などが原因だと思われる。
カフェは「カフェ亜露麻*6」というカフェになっており、次狼はここのコーヒーを「世界一不味いコーヒー」と酷評しているが、店主の女性目当てで毎日来ている。この狼、音也に似てきてないか?

冤罪の真相

殺人の有罪判決を受け、長らく自身の冤罪を訴えていた祐子だったが、第36話でその真相が判明。
幼馴染の哲也曰く、実は祐子は「自分でついたウソを本気で信じ込んでしまう」という妄想性障害の持主で、過去にマンホールの蓋で哲也の交際相手を撲殺していたことが明かされる。
つまり、祐子が訴えていた冤罪は真っ赤な嘘で、彼女は正真正銘の殺人犯だったのである。

殺人の動機は哲也の存在にあり、祐子は「自分は哲也の交際相手」と思い込んでいたが、哲也にとっての祐子は「仲の良い幼馴染」という感覚だったらしく、
哲也に「初めての彼女」ができたと知った祐子は、哲也を自分以外の人間に渡すまいと殺害に及んだのだった。

祐子は自身の裁判を担当した弁護士達を恨んでいたが、そもそも彼女は本当に罪を犯していたので有罪判決を受けて当然であり、彼等に対する祐子の復讐もただの八つ当たりに過ぎなかった。早い話、一番タチの悪いヤンデレ。
自身の嘘を信じ込んでしまうという精神構造も合わさって、非常に始末が悪いと言えるだろう。
『キバ』並びに井上はどこまでニチアサを昼ドラにすれば気が済むのだろうか。


劇中での活躍

第35話「2008:ハツコイ、ウェイクアップ!」

冒頭で既に刑務所に収監されており、面会室で哲也から近々結婚することを聞き、彼に祝福の言葉を送る等していた*7が、
その一方で哲也に対する未練や裁判で自身を守ってくれなかった関係者達に対する恨み等を募らせていた。
そこへ現れたオーラにアナザーキバウォッチを埋め込まれたことでアナザーキバに変身し、3体のアームズモンスターを従えて刑務所を脱獄する。

脱獄後は美容院やエステで身なりを整え、概要にもある通り「正しい法を制定する女王となること」「この世から冤罪をなくすこと」を目的に行動を開始。
手始めに過去の裁判で自身の弁護を担当し、結局無罪にできなかった弁護士の菊池を標的に定め、彼の乗る車を片足で止める形で登場*8
アナザーキバに変身し、アームズモンスターと共に襲い掛かるが、そこへ駆け付けたジオウと戦闘になり、弁護士を取り逃してしまう。
数でジオウを圧倒してソウゴを変身解除に追い込むが、過去に出会った(と思われる)時同様にソウゴの顎を撫でその場を去った。

今度は釣りをしていた検事の杉村を狙うが、再びソウゴやゲイツが駆け付けたことで戦闘になり、彼等にアームズモンスターを差し向けるが、そこへ顔に傷をつけられたことに憤怒するオーラも攻撃を仕掛けてくる。
更に自身の行動が「何ら正当性のないただの復讐」とゲイツに言われてしまい、全員に「有罪」を言い渡すと自身もアナザーキバに変身して戦闘に参入。
アームズモンスターを次々と武器にして操る戦法でゲイツを変身解除に追い込むが、その最中、ソウゴに自身の過去と思しきビジョンを読み取られている。

しかし、そんな彼等が戦いを繰り広げる中、突如として炎に包まれた謎の隕石が地球に飛来。
ソウゴ達やタイムジャッカー、更にアナザーキバも全員がその隕石の落下地点に向かうが、彼等がそこで見たのは「全ての物は滅びゆく」ことを不変の法とする謎の存在=キバット仮面ライダーギンガだった。
ソウゴ達やタイムジャッカーに攻撃を仕掛けるギンガに対し、「私はこの世を統べる唯一の法律」と豪語するものの、ギンガは「この世界の法は通用しない」と彼女に言い返した上、ギンガの放ったエネルギー弾で攻撃される。
だが、直撃を免れていたのかダメージを受けた様子はなく、変身を解除した後はジオウトリニティとギンガが戦っているのを後目にその場から撤退した。

第36話「2019:ハツコイ、ファイナリー!」

前話で強敵・仮面ライダーギンガが出現したことで、ギンガの撃破を目的にソウゴ達やタイムジャッカーとの共闘を申し入れられる。
自身の前に跪くように要求するものの、やはり彼等の要請に応えようとせず、しかもスウォルツに咎められた際には「お前の意見など求めていない」と彼の口癖を偶然にも発している。それを聞いたウールは横で笑っていた。

その後は判事の及川を狙っていたが、そこへ仮面ライダーギンガが出現。
ソウゴ達とギンガの戦いには全く興味を示さず、更にその場をスルーしようとするが、ギンガの攻撃から自身を庇ったソウゴが負傷してしまう。
これにより、ソウゴを「自分を守った忠実な下僕」として手当てし、彼の夢が「王様になること」であることを聞き、共に世界を支配する王と女王として君臨することを持ちかける*9
しかし、この会話の直後にガルル/次狼が「その女は腐っている」とソウゴに警告して離反。
祐子はソウゴと次狼が戦っている間に姿を消すが、次狼は渡から預かったと思われるキバライドウォッチを渡すべき人物を探していた事をソウゴに明かし、彼にキバライドウォッチを与えた。

その後、集まっていた菊池・杉村・及川の前に現れてアナザーキバに変身すると、上述の「爪を突き刺した人間をステンドグラス状にする能力」を使って彼等を殺害してしまう*10
更に、ゲイツやツクヨミから自身が過去に本当に殺人を犯した事実が暴露されるが、そこへ再びギンガが出現。
ジオウがギンガの「ギガンティックギンガ」を喰らいそうになるが、ソウゴの説得に心を動かされていたのか、「女王の気まぐれ」と称してマンホールの蓋を使ってギンガの攻撃を防ぎジオウの危機を救った。
自身もドッガやバッシャーを引き連れ、ソウゴ達と共にギンガと対決する。戦いの末、ギンガはジオウⅡ・ゲイツリバイブ・ウォズの一斉攻撃を喰らって敗れた。

しかし、復讐を最後までやり遂げるべく、哲也と彼の現恋人・由紀の結婚式の行われている教会へ現れる。
この際の祐子の恰好は「燃えるような赤いドレスに、彼女の象徴であるマンホールの蓋を片手にしている」というギャグにしか見えないものだった*11
バッシャーとドッガをウォズとゲイツに差し向け、自身はジオウと戦闘に突入。ジオウはキバライドウォッチを使用しようとするも、撮影用のアーマーがない都合上祐子と戦いたくない為かウォッチを使用するかどうかためらってしまう。
優勢に立つアナザーキバだったが、そこへ駆け付けたウォズがギンガの力を宿した「ギンガミライドウォッチ」によってウォズギンガファイナリーに初変身。
ギンガファイナリーの力に押されていき、最後は「超ギンガエクスプロージョン*12」の直撃を受けて爆散、アナザーキバウォッチも破壊された。

元の姿に戻った祐子はソウゴに抱き起され、彼に「私に傘は要らない。全人類の傘になれ……」というメッセージを送るが、
直後に「顔に傷を付けられた」「頭を下げて跪くように命令された」等、様々な屈辱を受けていたオーラが祐子に向かってエネルギー弾を発射。
祐子はエネルギー弾で体を貫かれ、そのままソウゴの腕の中で息絶えたのだった……。

事件解決後、目の前で祐子を失い元気を無くしていたソウゴだったが、道端で自転車が壊れて困っていた1人の女性を見かけ、女性の自転車を直すのを手伝う。
すると、その女性は「ありがとう、可愛い坊や」と言い、ソウゴの顎を撫でて去っていった。
ソウゴの目には、その女性に「セーラー服の女学生=セーラさん」の姿が重なって見えていた。

果たして祐子は本当にソウゴの初恋の相手だったのか、そもそも「セーラさん」は祐子とは別の女性だったのか……。


第41話「2019:セカイ・リセット」

加古川飛流/アナザージオウⅡが召喚・使役するアナザーライダーとして再登場。
祐子が変身したものとは異なり、男性的な声となっている。
アナザーオーズと共に人々を襲っていたが、そこへ駆けつけたジオウⅡに撃破された。

第43話「2019:ツクヨミ・コンフィデンシャル」

アナザージオウⅡ率いるアナザーライダー軍団の1体として登場し、飛流の屋敷までやって来たソウゴ達を迎え撃つ。
最後はウォズギンガファイナリーの超ギンガエクスプロージョンを喰らい、他のアナザーライダー共々まとめて倒された。またギンガにやられてる…


余談

  • 変身者である北島祐子は、作中ではやたらとマンホールの蓋を用いる場面が多々見られ、その様子がキャプテン・アメリカのようだと話題になったことから「マンホールクソコラグランプリ」なるハッシュタグが横行する事態となった。同時にマンホールがトレンド入りする事態にまで発展している。
    因みにマンホールの重さは約40㎏とされ、これは丁度小学6年生の男女平均体重とほぼ同じである。比較対象として仮面ライダーアクセルのエンジンブレードは30kgである。……あれ?
    そのせいか、「変身前の素手の状態でも十分強いのではないか」とツッコミが挙げられている*13
    5年前に別のアメコミヒーローがマンホールの蓋を盾として用いていた。
    • またTwitterにおいて空想科学読本の柳田先生がリクエストを取ったところ彼女がマンホールを片足で弾いた件についてのリクエストが多かった。

  • 片足で車を止めたり、「有罪」といった言葉を多用している事から、北島祐子の人物設定は名護啓介753登太牙を意識したものと思われる。
    また、「刑務所からの脱獄犯」は仮面ライダーアークの変身者である杉村隆、「女性が変身する『キバ』のライダー」は仮面ライダーイクサに変身した麻生ゆり麻生恵、『ディケイド』に登場した仮面ライダーキバーラ、「主人公の初恋の相手で女王」という点は鈴木深央を思わせる等、『キバ』の登場人物の要素がいくらか入っている模様。
    更に自らの嘘を信じ込むという精神性は、当初自分を「この世アレルギー」だと思い込んでいた渡に通じる部分がある。

  • 祐子役の釈由美子氏は「歴代のレジェンドが出演されているなか、レジェンドでもなんでもない私が参加させて頂くなんて恐縮ですが」と謙遜しつつも、「悪役に徹してキレッキレな女王様を演じましたので、悪女っぷりを楽しんで頂けたら嬉しいです」と演技に自信をのぞかせていた*14
    因みに釈氏は『仮面ライダーG』のヒロインである日向恵理役で出演した経験があり、ある意味では彼女は『G』からのレジェンドキャストと言えなくもない。

  • 祐子が敵対する人物に対して「有罪」のセリフを放つ際に指差しポーズを決めているのは、かつて釈氏が演じたドラマ『スカイハイ』の主人公であるイズコの決め台詞「お逝きなさい」のパロディ。
    東映公式サイトでは白倉プロデューサーがこのことに言及しており、公式サイトでもこのセリフをイメージした「キバってお逝きなさい」という文を用いていた。
    しかも第36話では、ウォズが当人にこのセリフをぶつけている。

  • 一度は頂点に立つも自分が虐げてきた相手の攻撃でヒーローに倒されるわけではない最後は井上敏樹脚本のキャラの最後に見られるものである。

  • バッシャーとドッガはアナザーキバウォッチの破壊と共に武器形態になって活動を停止したが、理由は不明*15。アナザーライダーゆえの違いとも取れるが、離反したガルルがどうなったかはわかっていない。

  • 事件解決後に登場した「セーラさんのような人」を演じているのは、『キバ』本編で麻生ゆりを演じた高橋ユウ氏。




追記・修正は、タイムジャッカーと契約してアナザーキバになってからお願いします。

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