キバットバットⅢ世

登録日:2016-02-28 23:33:05
更新日:2020/02/09 Sun 02:20:23
所要時間:約 6 分で読めます





「みんな~、知ってるか?
 『オタク』って言葉はな、もともと、アニメや漫画のマニアが、互いのことを『お宅は~』って呼び合っていたことから
 そう呼ばれるようになったんだぜ?
 この言葉が生まれたのは80年代初頭だって言われてるな。
 じゃあお宅、じゃない、みんな、オレの記事見てくれよな!」


概要♯ 前奏~小悪魔の魅力~


キバットバットⅢ世とは、『仮面ライダーキバ』に登場するモンスターである。
CVは杉田智和氏で、彼は後に『さらば電王』でシャドーイマジンを、『仮面ライダー鎧武』でデェムシュを演じることになり、
KAMENRIDER DRAGON KNIGHT』ではジェームズ・トレードモア/仮面ライダーストライク王蛇)の吹き替えを行っている。

彼やその父親・キバットバットⅡ世は、「キバット族」と呼ばれる13魔族の一角であり、掌に載るほどの大きさの蝙蝠に似た姿をしている。
キバット族は13魔族の中で最も魔皇力の制御に長けた種族であり、ファンガイアの王の証である「キバの鎧」のベルト、
キバットベルトに泊まり、エネルギーを調節する役割を担う。
魔族である以上「生物」のため、人間と同じく食事をする必要があり、風邪を引くこともある。体調が悪いと魔皇力の調整が鈍くなる。


キバットバットⅢ世は本作の主人公・紅渡の親友であり、彼がキバに変身する際には掌に噛みついて魔皇力を注入する役目がある。
その後渡はキバットを掴んで掲げ、ベルトに装着することで変身が完了する。
キバットはただ漫然とベルトに装着されているだけではなく、セコンドとしてアドバイスを送る他、
キバの力を引き出す魔笛「フエッスル」を吹く役目も担っている。
また、アームズモンスターが憑依したガルルフォーム/バッシャーフォーム/ドッガフォームにおいては、
彼らの肉体が変化したアームズの柄を噛んで魔皇力を注ぎこむことで必殺技を発動する。
その際には「○○(名前)、バイト!!」と叫ぶのも特徴。

また、戦闘時にずっとベルトに留まる必要はなく、勝手に動き回って相手に攻撃することもある。

キメ台詞は「キバって行くぜ!!」


解析♪ 本邦初公開 これがキバットだ


  • 耳 ~キバットソナー~
可愛らしい金色の両耳。キバット族は耳がよく、超音波によって50㎞四方の情報を探知することが出来る。

  • 目 ~キバットスコープ~
赤く爛々と輝く眼。耳が非常に発達しているため、視力は常人と変わらないらしい。
ガルル、バッシャー、ドッガの三人がキバに憑依した際にはキバの鎧の仮面「キバ・ペルソナ」同様、そのイメージカラーに準じた色になる。

  • 額 ~魔皇石~
祖父であるキバットバットⅠ世の形見である緑の宝石。これにより、魔皇力を増幅させるぞ。

  • 口 ~キバットマウス~
ベラベラとおしゃべりな口。こんな体だが食事もするようで、かなりのグルメでもある。
キャラソンでは血を呑んでみようとしたが、やっぱり口に合わなかった。
本気を出せば噛む力は1tにも及ぶ。これはライオンゴリラホッキョクグマを上回り、大型のカバに匹敵する。
人間の手など簡単に食いちぎれるレベル。作中でも敵ファンガイアの振り回す剣にかじりついて止めたりしているほど。

  • 牙 ~アクティブファング~
上あごの犬歯で、銀色をしている。キバの鎧の着用に必要な起爆剤となる魔皇力「アクティブフォース」を注入する役目を果たしている。
アームズをバイトした時もここでアクティブフォースを流し込み、必殺技の発動を可能とする。

  • 顔 ~キバット・ペルソナ~
金色の部分の装甲。素材は超合金ルシファーゴールドで、マグナム弾を弾き返すほど頑丈。

  • 翼 ~キバットウィング~
可愛らしい翼。折り畳むことにより、普段はバイオリンケースの中で逆立ちして眠っている。
展開することで時速70kmで飛行することが可能となり、ネガタロスの銃撃を躱すなどすばしこく動く。
翼の金色の骨(勿論ルシファーゴールド)での斬り付けはファンガイアにも十分ダメージを与えられるレベル。
羽の関節部分(人間でいう手首に当たる所)から生えた親指「ウイングクロー」はキバの鎧にも使われたルシファーメタルで作られており、
ココでの斬り付けも強力だ。

  • 足 ~キバットクロー~
握力500㎏を誇る爪。これで木の枝などにぶら下がる。



人(?)物像♭ 華麗なるトリビアコウモリ


年齢は不明だが、『クライマックス刑事』同時上映の「キバってモモタロス」によれば22年前には既に今と同じ姿であり、
渡が赤ちゃんの頃からずっと一緒に暮らしてきたことが窺える。
キバの鎧自体、渡が生まれた時には既に存在していたので、そのキーとなるキバットバットⅢ世も同時期には存在していたと見るのが妥当だろう。
渡に対しては主従関係は無く終始対等であり、過保護なまでに付き従っている。
世間慣れしていない渡を時には厳しく、時には優しく導こうとするものの、一時期渡が重度の人間不信に陥った際には
タツロット共々鳥籠に投げ込まれていたこともあった。
キャラソンは杉田氏の大暴走もあって、ほぼオカンと化している。

途中で現れたヅr…タツロットに関しては邪険に扱うことも多いものの、終盤では「タっちゃん」と呼び、すっかり漫才コンビになっていた。

父親であるキバットバットⅡ世(声優は同じ杉田氏)は「父ちゃん」と呼んでおり、1話時点で面識もあったようだ。
また、未来からやって来た紅正夫も相棒としてキバットバットⅣ世(これまた声優は杉田氏)を連れており、その性格はⅢ世以上にファンキーらしい。

性格はお調子者であり、とにかくおしゃべり。知識も造詣が深く、番組冒頭ではよく薀蓄を披露している。
特に風呂を嗜んでおり、風呂に入る際はご丁寧に手拭いを頭に置いてから入る
ただし番組が佳境に入ると「前回のあらすじ」をタツロットと一緒に語ることが多くなった。
一見誰に対してもフランクに見えるが、父親のⅡ世同様アームズモンスターを平然と使役するなど、
人間とはやや物差しの異なる尺度を有している一面も見られる。
好みのタイプはイタリアの画家アメデオ・モディリアーニのジャンヌの肖像画のような首の長い女性で、
似ている麻生恵を「モディリアーニの姉ちゃん」と呼んで慕っている。



余談♮ フィナーレ~意外と書くことなかった~

仮面ライダーディケイド』のキバの世界においてもほぼ同じ役割で登場。声優も同じ。
王位強奪を目論んだビートルファンガイアにより洗脳され、ワタル(渡とは別人)から剥がされて彼をキバにしてしまった。
この世界においては妹のキバーラが登場しており、後にディケイド/門矢士の旅の仲間となる。

『キバ』放映当時にTVアニメ第一期が放送されていた『銀魂』では、杉田氏は主人公・坂田銀時を、タツロット役の石田彰氏は桂小太郎をそれぞれ演じており、
キバ劇場版ではさらに3次元で沖田総悟中の人東城歩中の人・ゲストキャラの声でとっつぁんの中の人が参加していた。
その縁もあってか『銀魂』112話は「ギンバット」なる杉田氏にめっちゃ声が似ている蝙蝠とそれを従えた青年が怪人に立ち向かい、
彼らの声を聴いた銀時は痩せ細り真っ白な灰になる(青年やギンバットは声のみの出演)というオチになっている。
当然、スタッフは東映にキツ~~~~~~く油を搾られたらしい。いつものことだが。
この約10年後、映画でフィリップ新八・流星沖田・瞬平山崎、ウェブ版でリアル長谷川さん(ダブルドライバー音声)というライダー系3次元銀魂キャラが成立し、
さらにその後、ある世界で銀さんでキバットでギンガだからと仮面ライダーギンガになる未来が来るとは思わなかっただろう。


よみうりランドで開催された『仮面ライダードライブ スペシャルショー』にて、イクサ名護啓介)と共にキバ(渡)が
ホースファンガイアロイミュード融合進化体(長い!!)*1と闘った際には、同じく意思を持ったベルトである
ドライブの変身アイテムであるベルトさん(クリス・ペプラー)と意気投合していた。
ショー終了後は『キバ』過去編の舞台である1986年の邦楽についてベルトさんと共に熱く語りまくり、
会場のちびっ子とライダー4人を完全に置いてけぼりにしていた。






「おいおい! 何だよこの項目! スッカスカじゃねーか!! 仕方ねーな、タッちゃん! 追記修正するぞ!」
「りょ~かい! キバって行きましょ~!」
「あー! それ俺の台詞ー!!」


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