仮面ライダーギンガ

登録日:2020/03/31 Sun 23:30:12
更新日:2020/05/28 Thu 22:33:11
所要時間:約 5 分で読めます





私は宇宙の者。この世界の法は通用しない。

全宇宙を支配する不変の法は、ただ一つ……。

全てのものは滅びゆく。それが唯一の絶対の法。


仮面ライダーギンガとは、特撮テレビドラマ『仮面ライダージオウ』に登場する仮面ライダーの一人。

CV:杉田智和
スーツアクター:中田裕士

概要

突如として「『ジオウ』の時間軸」の2019年に出現した謎の仮面ライダー
公式サイトでは「時空を超え、天より飛来した未来の仮面ライダー」と形容される。

隕石に乗って現れ、上記の台詞を投げかけると共にジオウ達に襲い掛かった。
変身者や元いた時代、戦っていた敵など、背景事情は一切語られておらず、全てが謎に包まれている。

太陽光から抽出される未知のエネルギー「ピュアパワー」を動力としている。

スウォルツはその正体を「時空を超えて迷い込んだ純粋な力」と推察している。


戦闘力

はっきり言って異常。
疑似惑星弾「エナジープラネット」や重力制御を用いた中・遠距離戦を得意とするが、その攻撃力も防御能力も尋常ではなく、劇中では息が合っていなかったとはいえジオウトリニティを圧倒、
最終的にはソウゴゲイツウォズタイムジャッカーの3人に北島祐子アームズモンスター3体まで加わった10人がかりでやっと撃破に成功している。

元々敵同士だった魔王一派とタイムジャッカーが手を組んで、更に隙を突いてようやく倒せたという作中でも最強クラスの力の持ち主であり、スウォルツを苦戦させた数少ない存在でもある。

他のいわゆる「ミライダー」と異なり、マントを身に付けている事やその実力から「本来の歴史では最強フォームに当たる形態ではないか」という説もある。

性能

公式サイトでの詳細は全て推定形。
各部名称も仮称となっており、各部説明文の〆は全て「と考えられる」で統一されている。

身長:201.2cm
体重:98.2kg
パンチ力:42.1t
キック力:97.6t
ジャンプ力:110.7m(ひと跳び)
走力:1.0秒(100m)

基本的に宇宙空間での活動・惑星間航行を前提としたライダーシステムが用いられている。
「適合者」のワードがあることから、特定の資格なり資質鳴りがなければ変身できないと思われる。

頭部「ギャラゲイザー」は重力下で精製できない超硬合金を削り出して作られた「ピロンメット」に覆われており、
ピュアパワーを利用してスーツ内部を変身者にとって最適な環境に調整する*1
両目の「ミネラビジョン」は鉱物を主成分とした一種のカメラであり、映った映像を電磁波に変換して演算装置「ソーサドーム」に送る。
このため、変身者は自らの目で見る必要がない。
耳の「コレクイヤー」は大気圏内限定だが、降り立った惑星の原住民たちや周辺環境の情報を得るための重要な機能であり、ソーサドームに情報を送り翻訳する。
アンテナ「コンタロッド」は銀河中心部との相互通信を可能とし、地球人に対してはロッドの発振により声を発して意志を伝える。

首と両脇、両手首、両足首の7カ所に設置された重力制御装置「グラビコンリング」により、
  • 宇宙空間での移動
  • 大気圏内での飛行
  • パンチやキックの威力の調整
  • 重力制御により防御バリアを発生させる
といったこともできる。
アンダースーツ「ミルキウェアー」は宇宙塵やデブリなどからの防護のため、戦闘用以上の耐久性と柔軟性を備えており、気密性のチェックをはじめ気圧の調整や体温の調整を常時行う生命維持装置を内蔵している。
また、表層コーティングは宇宙空間において視認性を低下させる目的で宇宙迷彩柄が採用されている。

特徴的な背中のマント「グラビセイル」は文字通り重力波を受けることで帆として機能する他、強度に優れるため盾としての用途にも転用可能。

最大の特徴は胸部「ミーティアーマー」であり、これは微小な隕石を重力制御で集結させて形成されたもの。
地球上の鉱物をはるかにしのぐ驚異的硬度を誇る他、大気圏への突入時やドライバーからのエネルギー供給が停止した場合、変身者を保護する巨石形態「ロックプロテクションルック」を展開する。
両手首と両膝、ミーティアーマー中央と両肩に配置された惑星情報保存装置「スペシメングローブ」はそれぞれ一つずつサンプリングした惑星の欠片を保存しており、
それらから各惑星の特性を反映した「エナジープラネット」のレシピを生成、両手の「ナックダスター」に転送する。

ただ、見る限り胸部のスペシメングローブには太陽が描かれている。
同じ力を持つギンガファイナリーはタイヨウ・ワクセイの別フォームを持つことを考えると、オリジナルであるこちらも同様の能力があると考えられる。


装備

  • ギンガドライバー

ギンギンギラギラギャラクシー!

宇宙の彼方のファンタジー!

仮面ライダーギンガ!!

専用の変身ベルト。
ジクウドライバーのスロットに当たる部分は「パワーピュアフィ」というピュアパワー生成装置であり、ギンガスコープから供給される太陽光を変換してエネルギーを抽出する。
こちらの声も杉田氏だが、『ジオウ』本編では既に変身していたため、上記の変身音声が鳴らなかった。

  • ギンガスコープ
変身デバイス。ドライバーにこれをセットすることでギンガに変身する。
ここには12000の条件があらかじめインプットされており、これに合うターゲットを選定して適合者をサポートする。表示されているのはターゲットとして選定された惑星で、劇中では地球が映っている。


必殺技

  • ギガンティックギンガ
エナジープラネットを収束させて光弾を放つ。

  • ダイナマイトサンシャイン
衝撃波らしきものを発する。防御技としても使える。

  • ストライク・ザ・プラネットナイン
劇中未使用。
ギンガファイナリーの必殺技「超ギンガエクスプロージョン」と照らし合わせるとライダーキックと思われる。


劇中での活躍


  • EP35「2008:ハツコイ・ウェイクアップ!」
アナザーキバとジオウ達との戦闘中、突如開かれたワームホールからロックプロテクションルックを展開した状態で出現、山肌に激突した後地上に降り立った。
現場にかけつけたソウゴ達やタイムジャッカーに攻撃を開始し、一方的に圧倒した。

  • EP36「2019:ハツコイ・ファイナリー!」
街に出現して人々を襲っていたが、急行したウォズとジオウに妨害され戦闘になる。
その後、加勢に来たスウォルツとウォズの連係でダメージを負うも「まだまだキバって……」と立ち上がりかけるが、にわか雨に見舞われて太陽光が途切れたことでピュアパワーの供給が受けられなくなり、ロックプロテクションルックを展開して時間稼ぎに入った。
その後、晴天に戻ったことで活動を再開、アナザーキバとアームズモンスターまで加わった7対1でもなお圧倒するという無茶苦茶な戦闘力で暴れ回ったが、ジオウⅡゲイツリバイブウォズがそれぞれの武器を一斉投射し、両手でジカンザックスとジカンデスピアを受け止めるもサイキョーギレードを受け損ねて胸に突き立てられる。

最後はそこにトリプルライダーキックを食らってライダーシステムが機能停止、「ギャラクシーッ!!」断末魔の叫びを残し、宇宙に白い光を放って爆発四散した。

残された力はスウォルツのブランクウォッチに吸収され、ギンガミライドウォッチに変化するが、
意図を読んでいたウォズが奪取し、以後は彼によって仮面ライダーウォズの強化形態「 ギンガファイナリー 」の変身アイテムとして運用されるようになった。


考察

背景がほとんど明かされていないため、『ジオウ』の中でも屈指の謎の存在と化している。
加えて劇中に登場したのはスウォルツ曰く「純粋な力」、ギンガの姿をした謎の存在であり、「本物の仮面ライダーギンガ」がどのような存在なのかは不明である(DXミライドライバーセットでも元の時代の西暦は伏せられており「A.D.????」と表記されている)。

ただ、『ジオウ』公式Twitterでは未来で放送されている『仮面ライダーギンガ』の主役ライダーという設定らしい。
そして、そのライダーシステムは明らかに人間が装着することを想定しており、さらに地球人にも対応している。
さらに各種機能の説明を鑑みると、このライダーシステムについては、銀河中心部が出所(=本部というべき場所がある?)であることが読み取れる。
そしてその運用法は恐らく、「変身した状態で銀河中心部を出発し、ギンガスコープの設定するターゲットの惑星に秘密裏に向かい、降り立った惑星で何らかのアクションを起こしつつサンプルを収集、次の星へ向かう」というものだと思われる。
プレゼンターかな?

また、「太陽光がないと活動できない」「人間に合わせた性能」「光から抽出したエネルギーで戦う」「宇宙を航行する」など、どことなくウルトラマンを意識した造形になっているのも特徴。

劇中のギンガが明らかに全てを滅亡させるべく行動していたこと、本来の歴史では何者かが変身すること、そして主役ライダーに位置付けられていること、更にライダーがライダーたる由縁「敵に通じる力で戦う」ことを考えると、
『仮面ライダーギンガ』の内容について「惑星を巡り続け、地球に襲来したギンガと主人公が出会い、同じく宇宙から来る敵と変身して戦う」というものではないか、と推察できる。


余談


  • 演じた杉田智和氏は『仮面ライダーキバ』においてキバットバットⅢ世、『ウルトラマンギンガ』ではウルトラマンギンガの声を演じていた。恐らくキャスティングも『キバ編』ということとギンガだからだろう。
    というか「特撮界隈のみならず、アニメ界隈*2でも、"ギン"といえば、この人だ!」とのことなのでただの確信犯である。
    「まだまだキバって…」という台詞は台本にあった台詞なのかそれともキバットとして出れない杉田氏が残したアドリブなのか…

  • いわゆる「ミライダー」勢が戦隊OBが担当していたことから、ギンガも戦隊OBが変身するのでは?という予想もあった。他にも見た目に類似点があることからスウォルツが変身する「未来から来たギンガ」なので、エグゼイドにも出演した根岸拓哉が変身するなどの意見もあった。

  • 本編での活躍はものすごくシリアスだったが、ベルトの音声はネタに全振りしたのか、かなりふざけている。通称杉田ドライバージョセフドライバーなど。

  • 公式による情報公開は2019年4月1日。ネタバレで知った人以外にはエイプリルフールネタの嘘ライダーと思った人も多かった様子。
    なにせこの日はCSMオートバジンだの予定を前倒しして『ドライブサーガ 仮面ライダーブレン』制作決定だのと衝撃ニュースが多かったのだから…後者に至っては2017年のエイプリルフールにも使ったネタである。
    ちなみにCSMオートバジンは「背景によく見ると三角形あるしデルタじゃね?」と言われたりもした。大正解である。

  • 仮面ライダーギンガの登場が発表された事を受け、プレミアムバンダイ限定アイテム「DXミライドライバーセット」に急遽ギンガ用パーツが追加された。



私は旧集いの者。このwikiのりどみは通用しない。

全アニヲタを支配する不変のりどみは、ただ一つ……。

全ての項目は追記・修正されゆく。それが唯一の絶対のりどみ。


この項目が面白かったなら……\ポチッと/