E・HERO ネオス

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E・HERO ネオス - (2016/06/10 (金) 15:51:59) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/02/20(土) 11:51:44
更新日:2024/04/20 Sat 23:11:29
所要時間:約 4 分で読めます




光の国から僕らのために
来たぞ、我らの
ウルトラry



E・HERO ネオスは遊戯王OCG及びアニメ遊戯王デュエルモンスターズGXに登場するE・HERO

星7/光属性/戦士族/攻2500/守2000
ネオスペースからやって来た新たなE・HERO。
ネオスペーシアンとコンタクト融合することで、未知なる力を発揮する!

見た目はまんま我等の光の巨人。
しかし実質的には正義の闇の波動を受けた『HERO』であり、光属性ながら遊戯王らしく闇の存在。

E・HEROの一員なのだが、基本的には他のE・HEROと融合することはない。
ネオスは『N(ネオスペーシアン)』というカード群と融合する。
ネオスペーシアンとネオスをデッキに戻すことで行う融合の事をコンタクト融合と呼ぶ。
後にネオスペーシアン2体とネオスで行うトリプルコンタクト融合の存在が明らかになった。

コンタクト融合体はおおむね(すべて、ではない)強力な効果を持っているのだが、フィールド魔法「ネオスペース」がない場合、
たった1ターンで融合デッキに帰ってしまうという凶悪なデメリット効果を持っており、ハッキリ言ってヒジョーに使いづらい。
何気にこのデメリットは次回作のゴッズの時戒神に受け継がれている。

話は変わるが、遊戯王の大会規定では1ターンは最大3分と定められている。
そして某ウルトラなヒーローの活動限界は3分…あっ(察し)

ただでさえサポートの多いE・HEROの一員の上、やたらサポートの多い通常モンスターであり、
おまけにこのカード単体のサポートカードもかなり多いため、ネオスは星7の重量級モンスターでありながら非常に場に出しやすい。

長い間コンタクト融合は目も向けられず、ネオス単体で戦う【ネオスビート】デッキの方が一般的であったが、
2012年に強力なサポートカード「ミラクル・コンタクト」が登場したことで、コンタクト融合でもかなり戦えるようになった。
強力な攻撃力上昇効果を持つエアー・ネオスによる一撃必殺がオススメ。


★コンタクト融合体

●E・HERO ブラック・ネオス
N・ブラックパンサー+ネオス

●E・HERO グロー・ネオス
N・グロー・モス+ネオス

●E・HERO アクア・ネオス
N・キモイルカ+ネオス

●E・HERO グラン・ネオス
N・鬼畜モグラ+ネオス

●E・HERO エアー・ネオス
N・エア・ハミングバード+ネオス

●E・HERO フレア・ネオス
N・フレアスカラベ+ネオス

●E・HERO マリン・ネオス
N・マリン・ドルフィン+ネオス

★トリプルコンタクト融合体

E・HERO カオス・ネオス
N・グロー・モス+N・ブラックパンサー+ネオス
コイツは非常に注目すべき性能を有しているため、特に別項目で解説する。

●E・HERO マグマ・ネオス
N・鬼畜モグラ+N・フレアスカラベ+ネオス

●E・HERO ストーム・ネオス
N・エア・ハミングバード+N・キモイルカ+ネオス



★その他

●E・HERO ネオス・ナイト
ネオス+戦士族

●レインボー・ネオス
ネオス+究極宝玉神

ネオス・ワイズマン
ユベルとネオスで特殊召喚する。

●E・HERO ゴッド・ネオス
ネオス、HERO、ネオスペーシアンをそれぞれ一体以上、合計五体で融合する。

●ダークネス・ネオスフィア
こいつもネオス項目参照



★OCGのネオス


週刊少年ジャンプ2006年2号の付録で初出。
このネオスはテキストミスにより、「ネオスペーシアン」からやって来た事になっている。


登場初期の評価はわりと散々だったが、プリズマーの登場で大幅に見直される。
「通常モンスター」、「光属性」、「E・HERO」、そして「ネオス」とサポートカードは異様に多い。
上述の通り、ネオスの捨て蘇生を狙う【ネオスビート】が有名。

エアーネオスやマグマネオスなど爆発的な攻撃力を持つ物は勿論、
現環境を見透かしたかのごとく強力なリセット能力を持つレインボー・ネオスなどがおもに採用される。


ちなみにコンタクト融合体の召喚条件は基本的に
「E・HERO ネオス」+「(ネオスペーシアン)」
自分フィールド上の上記のカードをデッキに戻した場合のみ、エクストラデッキから特殊召喚できる(「融合」魔法カードは必要としない)。
であり、モンスターゾーンの指定やモンスターカードという指定がないため、装備カードとなっているネオスやネオスペーシアンもコンタクト融合可能。

そのため戦士族を装備カードにできるズババジェネラルやネオス派生体を装備できるメタモル・クレイ・フォートレスなどとの相性がいい。
特に後者はエクストラデッキに戻ってしまうコンタクト融合体が戻るのを阻止することもできるので高相性である。


◆強力なサポートカード
光サポーターだが、アニメでの先行登場時はレベル7以上の戦士族限定の効果とほぼネオス専用カードだった。


  • O-オーバーソウル-
通常モンスターのE・HEROを墓地から召喚。ネオスの代表的なサポートカード。

  • E・HERO ネクロダークマン
上級レベルのE・HEROの生贄をチャラにするカード。実質ネオス専用サポートと言える。

エクストラデッキにネオスを素材とするカードを入れ、ネオスを墓地に送る。
その後は色々な手段で黄泉帰り。


デュアルモンスター。1900の攻撃力を持ち、再度召喚でネオスになる。
ネオスと同じサポートを受けられ、スーペルヴィスという繋がりもある。

  • ラス・オブ・ネオス
ネオスをデッキに戻し全フィールドを破壊する。いわゆる「必殺技カード」。

  • ネオス・フォース
ネオス専用の装備魔法。800ポイントアップとE・HERO フレイム・ウイングマンの「直火焼き効果」を付加させる超火力カード。
強力だがエンドフェイズにデッキに戻るデメリットがある。



★アニメでの活躍


アニメでは遊城十代の使うカード。
2期以降の十代のエースである。
エド・フェニックスに敗北し、カードが白紙に見えるようなスランプに陥った時に出会った新たなるE・HERO。
遠い宇宙の果てのネオ・スペースからやって来た、正しき闇の力を持つ聖霊。

カードに宿る精霊として度々十代と会話しており、落石を光線で破壊、
十代を抱えて助ける等その活躍はデュエルの間だけにとどまらない。狂王ブロン戦とかが顕著だが割と発言が外道

また、十代が使ったカードの中で召喚、特殊召喚された回数が一番多い。
それゆえ、「過労死」というあだ名が付き、VSユベル戦でユベルに突っ込まれた。
「よっぽど好きなんだね…そのカード」


その正体は、かつて十代が海馬コーポレーションのカード応募企画に応募して作られた、彼の理想のヒーロー。
子供の頃に十代が観ていたヒーローがモデルであり、番組の最後の3分間しか活躍しないヒーローだったらしい
……ってやっぱりウルトラマンじゃないか!!

その後、ユベルやネオスペーシアンのカードと共に海馬コーポレーションの企画で宇宙へとロケットで打ち上げられ、
正義の闇の力を吸収、精霊の宿るカードとなる。

攻撃名は「ラス・オブ・ネオス」という名のチョップ。なぜか光線ではない。


★余談
アニメ遊戯王GXとウルトラマンネオスの脚本家は同じ武上純希氏だったりする。

このカードは遊戯王の原作者高橋和希氏のデザインしたカードであり、
ウルトラマンそっくりなのは高橋氏から武上氏へのファンサービスというのが正確なところであろう。
お互いに特撮やウルトラマン好きの両者であった事から実現した物である。
特撮ファンの間でもマイナーな部類に入るウルトラマンネオスであるが、このカードのお陰で遊戯王プレイヤーの間での知名度はすこぶる高い。

……と、ここまで書くとネオスネタが多いように見えるが実際にはウルトラマンネオスネタはそれほど多くない。
むしろ本家ネオスが大人の事情で企画が頓挫した代わりのウルトラマンティガの方がネタが多い。

姿を変えタイプチェンジするのは勿論、光属性でありながら本来は闇側の存在。
更に十代に歪んだ愛情を抱いたユベル同様のポジションとしてティガには
「かつて自分を愛した存在で歪んだ愛を持つ」愛憎戦士カミーラがおり、非常に共通点が多い。


編集とネオスをコンタクト融合!!
現れろ!!追記・修正ネオス!!!

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