E・HERO アナザー・ネオス

登録日:2012/02/09 Thu 21:58:44
更新日:2025/04/12 Sat 15:31:21
所要時間:約 4 分で読めます




E・HERO アナザー・ネオス》
☆4
ATK1900/DEF1000
光属性/戦士族/デュアル
(1):このカードはフィールド・墓地に存在する限り、通常モンスターとして扱う。
(2):フィールドの通常モンスター扱いのこのカードを通常召喚としてもう1度召喚できる。
その場合このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●このカードはモンスターゾーンに存在する限り、カード名を「E・HERO ネオス」として扱う。

TAEVで登場したデュアルモンスター

デュアルなので再度召喚しないと使えない上、再召喚したところで『ネオス』として扱われるだけという他のカードと組み合わせないと実用性皆無な効果。

だが《E・HERO アナザー・ネオス》の真髄は、効果ではない。
そう、それは……
サポートカードの多彩さ


突き詰めれば
E・HEROで攻撃力が1900でデュアルで光属性で戦士族で星4なこと


である。

まず、E・HEROなので手札に加える方法も多彩で《E・HERO エアーマン》、《M・HERO ダーク・ロウ》製造機としてお馴染み《E・HERO シャドーミスト》《E-エマージェンシーコール》、更に戦士族なので《増援》などによるサーチで好きなときに手札に呼べる。

ライフを半分払えば《ヒーローアライブ》で直接リクルートも可能。メタビート的な戦い方をするアナザーネオスデッキにはライフコストが重すぎるのは内緒

戦闘に至っては、みんな大好きガチムチ天使オネストE・HERO専用フィールド魔法、摩天楼スカイスクレイパーで高打点も突破可能。E・HEROオネスティ・ネオスならサーチ手段を共有でき、手軽に4400打点で殴れる。

更に大型モンスターの処理方法として、デュアルモンスター対応の1:1交換速攻魔法《デュアルスパーク》。

E・HEROなので、俺とお前を超☆融☆合こと《超融合》で属性融合HEROの素材となり、神属性以外のあらゆるモンスターを吸収可能。

さらに墓地に落ちても、フリーチェーンの1:0交換カードの《ヒーロー・ブラスト》で手札に回収するついでに除去を挟んでくる。

《ミラクル・フュージョン》で光融合ヒーローの《E・HERO The シャイニング》の素材にでき、更に《E・HERO The シャイニング》の攻撃力を上昇させ、
《E・HERO The シャイニング》がフィールド上から墓地に送られた時、効果で除外ゾーンから手札に加わる。


優遇ってレベルじゃねーぞ!


星4の19打点という非常に処理のしにくいカードであり、
破壊するために大型モンスターを出そうとエクシーズorシンクロ召喚をしようとすると素材を《デュアルスパーク》されたり、
出した大型を《デュアルスパーク》or《超融合》されたりしてアド損を起こしたりと非常に対応しにくいカード。

何度も召喚される為、気が付いたらずっと《E・HERO アナザー・ネオス》のターン!!なんていうのも良くある話だったりする。

本家ネオスとは違いサポートカードが非常に強力で発動条件が緩かったりする。


ネオス「…………」


だがこのカードにも弱点はあり、同じ1900打点で相打ちに持ち込まれるのは非常に辛く、《カードガンナー》は天敵だったりする。

と、このカードはE・HEROにおけるガチカードなのだが……ここで問題が一つ。

このモンスターはデュアルモンスターなのだが、

まず再度召喚されない
ま ず 再 度 召 喚 さ れ な い


大事な事なので(ry

つっても召喚権の暇さえあれば再度召喚すべきなのでは?と思うかもしれないが、
再度召喚する際に《激流葬》などの反応系罠に引っかかるリスクや、効果モンスターメタに引っかかるリスクが生まれるのを加味すると、
再度召喚しない、というか再度召喚してはならないとすら言われてる

というわけで今日も《E・HERO アナザー・ネオス》はいつも通りの名前で頑張ってます。
テーマソング:「昔の名前で出ています」


ネオス「この裏切り者ォォォ!!」


一応意味はないわけではなく、再度召喚する事で《E・HERO ネオス》専用のサポートを受ける事ができるようになり
コンタクト融合ができるようになったりする、やったねアナネオ!
まあ《デモンズチェーン》に引っかかるようになったりもするけどな!

流石に近年は度重なるインフレで1900打点の信頼も揺らいできており、X召喚に繋ぎやすい《E・HERO バブルマン》やお手軽に戦力を増強できるM・HEROの台頭、有力なサーチ手段でありながらアドが減らないアタッカーとしてのライバルでもあった《E・HERO エアーマン》の規制緩和、さらにはHEROデッキも1ターンに融合エクシーズリンク召喚を繰り返して大量のアドを稼ぐ展開系のアーキタイプが主流となったことで、単独でアドを稼ぐ能力を持たないこのカードの採用率は下落気味。
ただデュアルのサポートカードも増加しており、フリーチェーンのカードを駆使して相手を妨害する昔ながらのHEROデッキでは、エースモンスターとして活躍できるだろう。

因みにアニメには一切登場していないOCGオリジナルのカード。


追記・修正は、彼を再度召喚してネオスの代価として使ってからお願いします。


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最終更新:2025年04月12日 15:31