ジョーカー(烈火の炎)

登録日:2012/03/12 (月) 16:35:59
更新日:2025/07/06 Sun 21:39:30
所要時間:約 4 分で読めます





ジョーカーは烈火の炎の登場人物である。

十神衆の一人で、またの名を「Jキーパー」と呼ばれ巨漢。
大理石をも砕く(笑)必殺皇剣というか技か魔道具かわからないものの持ち主。
「切り札の番人」の名を持つ麗(紅)の先鋒を務める実力者。

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紅麗さん。

自分は自由に生きるんや。楽しい事しかしとーない。
楽しそうやから入ったが、つまらんかったらいつでも抜けるで。

も一つ…

タメ口きいてもええですか?
敬語苦手なんや。




ジョーカーとは烈火の炎の登場人物である。
CVは真殿光昭(アニメ版)、小野坂昌也(ゲーム版)

●概要

麗の最高幹部「十神衆」の一人。
素顔は金髪ロン毛だが裏武闘殺陣では黒髪の三つ編みで、天堂地獄編以降はほどいている。
初期の頃は白黒のモノトーンカラーのピエロみたいな服装だったが、裏武闘殺陣編以降は目元をバンダナで隠したチャラ男風の現代ファッションになった。

飄々とした関西弁キャラで、どんな格好でも帽子などで目元が隠れているのが特徴。年齢は25歳ぐらいらしい。
「常に楽しいことをする」ことをモットーとしていて、紅麗に「流れる雲のように自由」と例えられるほどの自由気ままな自由人。
「楽しそう」という理由で紅麗に仕えるも、「楽しくなかったら麗を抜ける」といっていたが最期まで麗であり続けた。

唯一作中で紅麗にタメ口を認められている。彼もその飄々とした性格を嫌っていない。むしろ好いている。


帝釈廻天(たいしゃくかいてん)


ジョーカーの使用魔導具。
ビジュアルは穂先の根元に禍々しい目玉のような意匠が施されたアシンメトリーの三つ叉の矛で、陽炎によると最も扱いが難しいとされる魔導具の一つとされる。

能力は重力変化
力を受けるのは限定された時間、限定された一空間のみで、いわば矛先を基点として一時的な重力の結界を作ることができる。
結界の中の物体の重力を何倍にもしたり、ゼロにすることも可能。小さな折り鶴が鈍器になったり、投げつけられたら石がふわふわ浮いたりといった感じ。当然術者の彼も結界の中に入ればその影響を受けるが、多少の重力付加なら動ける。
戦闘では無重力状態にした結界内へ相手を踏み込ませて打撃を無力化したり、飛び掛かる相手を高重力で地面に叩き落とす戦法を得意としていた。

重力を限界まで上げると極小サイズのブラックホールも作れる。
しかし、自身も巻き込まれる危険性がある事実上の自爆技にして最後の奥の手である。


●作中の活躍

裏武闘殺陣で火影メンバーと接触。火影の試合中、勝つためのヒントなど、手助けをした。麗(紅)の一員というのは当然隠していたが。
おちゃらけたキャラで通し続け、実力も隠していた。水鏡に「闘気は空の大黒並」とまで勘違いさせた。まぁ読者の多くは「コイツ絶対強い」と思っていただろうがな!


決勝戦前に小金井を怒らせるために最澄を斬り、偽のジョーカーを演じていた必殺皇剣。(笑)の使い手でもあるJキーパーを始末し、自身の正体を明かした。実はこのとき、紅麗は「小金井を斬れ」と命じていた。

決勝戦では小金井と戦闘。
復讐心が先走り余裕がない小金井を軽くあしらっていたが、復活した最澄を見て彼も復活。六之型「無」をまともにくらって敗北。このあと、彼は小金井をライバルと認める。


その後、天堂地獄が眠る洞窟の案内人として再度登場。このとき、紅麗が死んだという情報を信じてはおらず、必ず生きていると声を荒げた。

SODOM編では、紅麗と一緒に死四天の門都の前に出現。彼が焼き払われたのを見届けた後、火影メンバーを追い、最終ステージである塔内へ。
出逢う運命だったのか小金井と接触。再戦を望むが、またもや死四天・綺理斗の妨害にあう。共闘という形で立ち向かい、即席タッグとは思えないほどの動きで勝利。

こんどこそリターンマッチと張り切るが、今度は暴走した門都が乱入。一人で片付けると小金井を先に行かせるも、死にかけの門都に油断を誘われ、腹をひと突きにされる。
息絶え絶えの彼は最後の力でブラックホールを発生させ、彼と共に飲み込まれる。とうとう小金井との再戦は叶わなかった。


ほれみい…次がのうなってもうた…







損な性格やな…自分…



その後、紅麗が彼を悼む描写が描かれる。


●余談

アニメとの相違

原作ではかなりストーリーに絡んでいるが、アニメではかなり違う。具体的には
  • 影武者(Jキーパー)がおらず、裏武闘殺陣決勝戦で初めて登場
  • 小金井戦は棄権
殺陣主は詳しくないので追記希望


ナナシ=ジョーカーについて

烈火の炎の次回作のMARに登場するナナシの正体がジョーカーではないかとファンの中で言われている。
具体的に共通点やそれっぽい点を言うと以下の通りである。

  • バッポがギンタと同じ匂いがすると発言
  • ギンタの現実世界の思い出話を理解している(一緒に聞いていたドロシーは「?」連発だった)
  • ARMの使用無し(多分)で剛力を片手で止めて、素手の一発で倒す(この世界からメルヘヴンへ行ったものは身体能力が大幅に上がる)
  • ナナシが砂漠で気がついた際の腕飾りが、ジョーカーが着けていたものに酷似(腕しか見えていないため服装は不明)
  • さらにアニメではまんまジョーカーの服装だった(カラーリングはゲーム版)
  • 初期ラフ段階では腹に大きな傷痕がある
  • ゲーム版のジョーカーの声優がナナシと一緒
  • アニメ版では現実世界を知っている


これに関しては作者の安西氏は「読者の解釈に任せる形にした」と、わざと曖昧にしたとの事である。
後にTwitterにて「ナナシは現実世界から来た人間である」ということは明言したものの、ジョーカーとの関係に関しては触れていない。



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最終更新:2025年07月06日 21:39