登録日:2010/12/22(水) 02:29:00
更新日:2025/03/05 Wed 11:27:47
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【経歴】
烈火の炎の登場人物。
謎の戦闘集団「麗」をまとめあげ、
森光蘭 の意のもと暗躍する男。
花菱烈火の異母兄にあたる。戦闘スタイルは炎術士としての炎、及び体術。戦闘能力は作中でもかなり高く、最強レベル。
どの位最強かって作中全体通して見て、
最強レベルと思しきキャラが出ると「紅麗に迫るかも知れない」とか高い水準の物差しとして話題に挙がる。
ぶっちゃけ何故烈火が正面ガチで勝てたのか疑問を覚えるレベル。
煉華に炎で体を貫かれた直後、海水に全身ダイブしてもショック死しない感じに最強。
その後、
音遠に介抱されたものの恐らくはロクな治療も受けられなかったろうに、自然回復して目を覚ましてしまう位には最強。その戦闘力は初期だったとは言え
水鏡、
風子、
土門各三名を一瞬で戦闘不能に追い込む程である。
火影忍軍党首・桜火と側室・麗奈の間に生まれたが、後に烈火が誕生したため『呪いの子』とされ殺されかける。
正室・
陽炎の計らいにより一命をとりとめるものの、呪いの子の烙印を押された事から母親と共に村八分にあってしまい、その為烈火の事を恨んでおり、殺そうとした事もある。
炎の型は死者の魂を取り込むとされる不死鳥で後に紅を取り込んだ為現在不死鳥としての形は失われている。
作中では何かと非情な性格として描かれているが、根は優しく、情も深い。
そして
イケメン。
織田信長と火影忍軍の合戦の際、陽炎が烈火を逃がす為に使用した時空流離に巻き込まれてしまう。
流れ着いた平成の世で森光蘭の妻、月乃に拾われ後に彼女の事を『第二の母』と呼ぶほど慕うようになるがそこにつけこんだ森の手により月乃を人質にとられ以後戦う事を余儀なくされる。
仮面を着けている事が多いのは、感情を表に出さないためで殺しを行う際は必ず着けていた。
【戦闘能力】
紅麗の館編・裏武闘殺陣編の
ラスボスであり、麗の首領なので当然だがその戦闘能力は麗最強。
どれくらい強いかと言うと
炎なしの体術だけで紅単体よりも強いとかいう意味不明な強さ。
ジョジョ3部の
アヴドゥルが使役する「赤の魔術師」より強い戦闘力を持っているようなもの……と例えれば、どれくらい異常かおわかり頂けるだろうか?
作中では
土門・
水鏡・
風子が同時攻撃を仕掛けるも、炎を使うことさえないまま容赦なく瞬殺を喰らっている。
しかもこれは紅麗の館編における
未だ発展途上の強さであり、裏武闘殺陣編では紅を体内から一部だけ出して使役できるほどの修練を積んだらしいことが語られている。
一部だけ出すというのは、
鉄板をも簡単に溶解させる紅の灼熱を体内に留めているということであり、それにさえ平然と耐える程の精神力・耐久力・炎耐性を紅麗が得ていることを意味する。
この段階まで来るともはや
死四天はおろか、不完全体とはいえ
天堂地獄の分身すら圧倒するレベルであり、格が違うとしか形容できない。
真面目に考えると、まず紅麗と戦闘を成立させるには紅の炎で即死しない炎耐性があること、
紅と磁生のパワーに負けない程度の炎を扱えること、
そして素手のガチンコで紅麗とまともに殴り合えること、
この三要素が揃ってようやくスタートラインにつけるレベル。
作中でこの条件を満たしたのは烈火と天堂地獄完全体だけで、他は対策が片手落ちだったりするケースが全てである。
紅麗の炎の型であり、その性質は「死者の魂を己の炎の型として取り込む」もの。
端的に述べてしまえば死人を炎に変えて使役可能になる。非常に業の深い力である。しかし紅麗がこの力を行使したことは作中わずか三度だけ。紅、磁生、そして、角都との戦いで死した魂の3回である。
またこの型を持つ関係上、紅麗には死者の魂が視認できているようである。
同じ屋敷に住んでいた森光蘭の養女の魂。全身が炎でできたハーピーのようなカタチを取って現れる。
呼び出すだけで建物全体の気温が急激に上がり、元一般人だったとは思えない程の力を有する。
ちなみに実体のない炎の塊であるため、一時的にかき消すぐらいがせいぜいで基本的にほぼ全ての攻撃が無効化される。
紅が持つ炎の翼。触れた人間を一瞬で灰に変える熱量を持つ。うかつに紅麗に近づけばこれでカウンターされ即時焼却であり、接近戦を挑むこともままならない。
さらに灼熱の羽根は一枚一枚を散弾のように飛ばすことも可能。そのすべてが鉄を溶かす超高熱であり、こっちも炎術師でなければ即死級の威力がある。
紅が口から放つ収束炎レーザー。作中の描写を見る限りでは八竜・虚空の炎と同レベルの威力があるようだ。
麗(魔)戦で
魔元紗に殺害された十神衆。不死鳥の型で炎に取り込まれた。
生前のパワーがそのまま引き継がれているのか、炎耐性がある炎術師相手でも殴り倒せる高い膂力を有する。
幻獣朗から見取った技。簡単に言うと質量を持った分身を作る。
数の暴力に任せるだけでも相当にえげつないが、紅麗はさらに
分身全てから紅を召喚して一斉攻撃するという所業まで披露している。
八竜・刹那の瞬炎で突破されて以降は磁生の存在もあったのか、一切使わなくなった。
忘れがちだが忍者の末裔なのでこれもしっかり使う。
紅でだいたい事足りる以上、サブウェポンの域は出ないが水鏡の反応が追い付かない投擲速度と命中精度を持つ。
以下ネタバレ
かなり不幸
生まれたときから炎のせいで呪いの子扱い(親父も同じ炎なのに…)
飛ばされた平成の世で自分を愛してくれる義母に巡り会えたかと思えば人質にとられ
同じ屋敷に住んでいた少女、紅と恋に落ち、セクロス
フラグがたちかけたところを森に殺され、(この際不死鳥を解放。紅を自らの炎として取り込む)
命令のままに戦っていたのに義母と自分自身を殺されかけ(
雷覇、音遠により阻止)
部下に命を狙われ(
幻獣郎、
命)、信頼できる部下(
磁生、
戒、
JOKER)は死んでいく
最後は時空流離を使用し仇である
信長の首をとる為一人戦国の時代へとかえって行った(
一人勝手について来たけど)。この際、天堂地獄の消滅に伴い火影の力も消えていた為不老不死の呪いにかかる事はなかった。
それでも小さな子供を利用し殺そうとしたり、部下を役立たずと言って平気で殺したりと外道な行いもしているのでやっぱり腐ってる部分もある。
その点を烈火からは
「いじめられっこがいじめ返しているようにしか見えない。」「格好悪い」
と言われていた。が、そんな彼にも心酔する部下はおり、「麗」が壊滅した後も
音遠と彼女を慕う姉妹、雷覇、ジョーカー、三羽鴉、それに彼の力と化した磁生と紅は最後まで彼に付き従った。
以下、オススメの紅麗
・コミックス16巻 裏武闘殺陣決勝戦、大将戦での『馬鹿は単純でいいな、烈火』
・コミックス最終巻 時空流離発動後、烈火の『あばよ、兄貴』への返答の意を込めた微笑み
・同巻、信長を討った後ついてきていた小金井の袴姿に対しての『その恰好、似合わんなー』
どれもそれまでのキャラが手伝い、紅麗の魅力を引き出している。
アニヲタは項目を完成させた。
それにどれほどの追記・修正をしたか貴様には理解できまい。
消去はさせん。
- 現在に残って、烈火と仲良く改めていい兄としていい家族として暮らしてほしかったな。 -- 名無しさん (2016-03-13 23:22:52)
- ↑流石にそれは無理だろ。烈火は兎も角紅麗からしたら自分と母親が苦しんだ原因だし、仮に現代に残っても一緒に暮らすのは絶対に無いと思う。 -- 名無しさん (2016-03-13 23:45:30)
- まっとうに兄弟そろって育てられてたら、うちは兄弟みたいに仲良くなってたかもな。強く厳しく優しい兄とそれを慕うやんちゃな弟みたいな。 -- 名無しさん (2016-03-24 22:41:03)
- 小金井と紅麗みたいな感じだったかもね -- 名無しさん (2016-03-24 22:53:23)
- 初期の紅麗さまを見返すと何度見てもキャラが違いすぎて笑ってしまう。 -- 名無しさん (2016-03-25 21:52:52)
- 烈火との勝負の前に言った「2度と貴様らの前に現れない」という誓いは全く守っていないw そのことを烈火に突っ込まれた際には物凄い強引な方法で話をすり替えるシーンは秘かな笑いのポイントだと思うw -- 名無しさん (2016-03-27 19:24:01)
- 記事で「何故烈火が正面ガチで勝てたのか疑問を覚えるレベル」とあるが実際の所はそうでもない。虚空があまりにも強すぎるんであのジジイが遅刻せずにやってきてたら紅麗はなす術もなく惨敗してた -- 名無しさん (2016-04-02 16:39:27)
- 崩+虚空とまともに撃ち合ってたという化け物 -- 名無しさん (2016-06-08 20:05:09)
- 大人になって改めて読み直すと、確かに烈火の言う通り何で慕う部下がいるのかわからんな。音遠は異性として、雷覇は血統、小金井は恩人ゆえだったが。単純に強いのとカリスマ、たまに見せる優しさ弱さがハートを掴むのか? -- 名無しさん (2016-07-11 00:51:06)
- あの最強クラスの体術はいつどうやって会得したのだろう -- 名無しさん (2016-07-11 00:52:30)
- 烈火と紅麗の強さ関係って何となくるろ剣の剣心と斎藤に似てる。互いに戦えば烈火と剣心が勝ちそうだけど敵との戦いだと容赦のない斎藤や紅麗の方が強そうに見えるという。実際門都相手だと烈火は紅麗程圧勝できなさそうな感じするし -- 名無しさん (2016-08-29 23:03:43)
- ↑↑首領補佐の巡狂座に鍛えられたとか? -- 名無しさん (2016-09-13 13:50:49)
- 犬夜叉と殺生丸も似たような感じだよね。 -- 名無しさん (2017-01-26 03:07:45)
- 炎術とかはまだしも土星の輪付けてる土門を片手で捻れるのはやりすぎだと思う -- 名無しさん (2017-05-20 19:23:55)
- 実母:戦死、義母:人質、義妹兼彼女:殺害、娘:ガイキチ、メイド:生き別れ。ひでえ女難だ -- 名無しさん (2017-07-05 12:16:50)
- 烈火は主人公らしくテンションで強さ変わるからな。安定して強いのは紅麗のイメージ -- 名無しさん (2017-11-07 20:46:21)
- つまりキン肉マンとネメシスだろ? -- 名無しさん (2018-06-11 02:59:17)
- ↑3 娘といったら葵の方と絡みがあったらどうなってたんだろう? -- 名無しさん (2019-07-21 09:50:04)
- 優しいんだけど優しさを見せる相手への定義がわからない人、サーカスのリーダーが降参してたのに見せしめに彼女殺して無駄に怨み買ったり。 -- 名無しさん (2019-12-30 14:30:08)
- 懐かしいな~。紅麗ってとんでもなく不幸なところがキャラクターの魅力を引き立ててる気がする。今でも大好きな悪役 -- 名無しさん (2021-01-13 00:32:01)
- ↑2 紅を殺されてから烈火と再開するまでの紅麗は歪み切っていた時期だからな。実の父親も「あいつは本質的には悪い奴じゃない」と評した上で「(この時は)あまりにも歪んでいた」と述べている -- 名無しさん (2021-07-05 11:09:51)
- なんか、終盤の紅麗だと、一族の仇である信長も髷だけ切って終わりにしてそうな気もする。(返り血一切浴びてないし、母の形見の脇差を捨ててるし) -- 名無しさん (2021-09-13 00:32:59)
- 烈火と出会ったことで、少しずつ変わり。その烈火を育てた養父(茂雄)が、実の父親(桜花)と似ているわけだから、ほんと桜火(もしくは茂雄)の下で育てられていたら歪まなかったんだろうな。 -- 名無しさん (2021-09-13 03:43:49)
- コメント欄が長くなったので、コメント欄をログ化したいと考えています。 -- 名無しさん (2022-02-08 14:02:20)
- ↑4、要するに、自分がされて苦しんだ事を他人にしまくってたわけだからな -- 名無しさん (2022-02-08 14:40:45)
- ログ化しました -- (名無しさん) 2022-06-09 10:01:29
- 四白眼で人相が悪すぎるのが変な誤解を呼んでた節あると思う。四白眼やめてるときは普通の優男風イケメンなんだけどね。 -- (名無しさん) 2022-06-12 00:58:34
- 今でも思う。音遠連れて行ってやれよ! -- (名無しさん) 2022-06-24 14:41:03
- 何だかうまいことやれただけで、刺し違える覚悟で行ったのだろうから誰かを連れて行くって発想はなかったでしょうね -- (名無しさん) 2022-06-24 14:45:39
- ↑2 愛してたからこそ連れて行かなかったんじゃないかと。 -- (名無しさん) 2024-04-12 23:04:29
最終更新:2025年03月05日 11:27