登録日:2009/10/14 Wed 17:58:24
更新日:2025/01/02 Thu 23:51:55
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BYDO(バイド)とは、アイレムのシューティングゲーム「
R-TYPE」に登場する生物の総称である
それは26世紀の人類が生み出した惑星級の星系内生態系破壊兵器のなれの果て…
◎概要
アイレムが誇る金字塔的STG「
R-TYPE」における敵対存在。正式表記は「BYDO」
26世紀
銀河系中心域で明らかに敵意を持った外宇宙生命体に備える人類……
彼らは対象の空間を汚染することなく、その効果範囲における全ての生態系を破壊する局地限定兵器を作り上げた!
月サイズのフレームの中に満たされた
全てを侵食し
取り込み
進化して
自分以外の生命体全てを食い尽くすまで活動を続ける絶対兵器
生体
物理学
遺伝子工学
魔導力学までも応用して合成した人工の生ける
悪魔…………
これを敵星域に空間跳躍させて送り込もうとしたらミスって太陽系で発動
一週間近く暴れたそれは人類により次元消去型兵器でまるっと異次元に飛ばされた
一応メデタシメデタシである
追記・修正お願いします
そう、「26世紀では」。
しかし、22世紀は違った
その星系内生態系破壊兵器は、
異次元の中で進化して
気の遠くなるような放浪の果てに時間を乗り越え
オゾマシイ何かは自力で22世紀に来ちゃったのである
◎バイドの特性および性質
1.人と同様の二重螺旋構造の塩基配列による生命書式に依ってたち、自己複製及び増殖を行う粒子によって構成された超集束高エネルギー生命体
2.物質存在でありながら波動としての性質で、あらゆる存在に伝播し、平行世界を含む多くの次元に伝播する
3.いわゆる
ラスボスは異相次元に存在している為、物理及び相対論的に殲滅することは極めて困難である
4.極めて強い排他的攻撃衝動を持ち、その特性は次元の壁を越えても普遍的である
5.有機物、無機物に関係無く、更には空間や人の精神すら融合捕食して己と一部とする。バイドの影響によって変異してしまうことを「バイド化」という
6.バイドの駆逐手段は波動兵器及びバイドのエネルギー体を抽出・加工・制御した次元兵装フォースに限られる
つまり
- なんでも食べるよ!
- 少しでも残ってるとゴキより増えるよ!
- 環境や敵の強さに合わせて進化するよ!
- どこでどんなに変わっても「人類」は◯すよ!
- 普通の兵器じゃトドメさされないよ!
- 違う次元にだって住み着くよ!
- パラレルワールドだってホイホイ行っちゃう!
これがバイドである
シリーズを重ねてこれらの設定が出来上がっていったが、良く分からない人は
デビルガンダム本体が同等の分身作ってUCやアフター世界に行って何でも取り込むようになったと考えればよい。
しかも戦うだけで
DG細胞に感染し、戦った機体が負けても勝っても次の
デビルガンダムになるという
無限ループである
いや、新たな
デビルガンダムは倒されたそれより強いと考えられるわけで…まさに絶望の螺旋といえよう
SF的見知から見ても、バイドという存在が様々なSFの兵器、技術をもってしても完全な殲滅が可能であるとは考えにくい
人類にとって厄介な敵勢存在であるバイドという存在自体が、覆すことの出来ない絶望的状況の指標にすら考えられると言っても過言では無いだろう
◎バイド化について
バイドはありとあらゆるものと同化し増殖する存在であるが、一つの疑問が残る
同化された場合彼等の意識はどうなるだろう?
他の
ゲームやSFに出てくるパラサイト系モンスターに同化された時のように同化した存在の操り人形になってしまうのだろうか
そこで何名かに尋ねてみた
パイロット「なんか異次元を越えて帰ってきたら仲間が撃ってきた」
提督その1「バイドの親玉倒して地球に帰ったら皆攻撃してきた」
提督その2「バイドの親玉を倒して放浪してたら超攻撃的文明が喧嘩売ってきた」
三人「だから反撃してやった。徹 底 的 に 。」
自分らが既にバイドになっていることに気がついていない彼らは、相手がかつての同族であると認識していない
また、ある程度の思考は出来ても「バイドたる何か」が強制的にバイド化したモノ達を突き動かす可能性もある
謎は尽きないがただ言えることは、バイドが地球に向かって進行する理由は一つではなく、その中にはバイドと化してしまった人間が唯一記憶に残る故郷を目指しているという理由があるのかもしれない
◎バイドって倒せるの?
22世紀人類は確かにバイドを倒してきた
しかし、退けても退けても更に悪い方向へ進んでいった
初代R-9は密かに汚染され、結果地球の至近距離にバイドを巣食わせてしまった
これを機に
勝つたびに人類が追い詰められたから
また密かに汚染されてるかもしれないから
更に進化して襲ってくるかもしれないから
平行世界のバイドが涌くかもしれないから
そもそもバイドを生み出したのが…
バイドの全容は、いまだ解明されない……。
まあ、まとめると
バイドは倒せる
でも倒した後何が起こるか保証しない
ただ確かなのは、それでも人類は生き延びてきたという事実のみである
余談
- これらのやばすぎる設定は1993年のR-TYPEⅢよりのもので、それまでは「バイド帝国」「バイド帝星」といった宇宙戦争ものにありがちな描写をされていた
- 1993年に発売されたアイレム制作のアーケード版対戦型格闘ゲーム「パーフェクト・ソルジャーズ」の舞台は1999年だがラスボスを倒すと腹から光の球体が抜け出し「…ワレハ バイド ワガタマシイハ フメツ…」と言い残して消える。
「私は追記修正したかった」
「だけどアニオタwikiの人々はこちらに銃を向ける」
- BYDO(バイド)
- 異論がなかったのでログのリネームを実行しました。 -- (名無しさん) 2020-02-12 00:50:07
- ↑あちこちでログ化提案を同時に行っているのですが、混乱するので一つの記事を終えてから他所のを実行していただけないでしょうか -- (名無しさん) 2020-02-12 00:51:07
- ↑了解しました。 -- (名無しさん) 2020-02-12 00:52:11
- それにしても……別太陽系に無事送れたとしても、その後こちらにも来るかもしれないってことは考えなかったんだろうか? 26世紀の人類は -- (名無しさん) 2021-02-03 15:35:23
- バイド系機体やR-101からは制御の方向に舵を切ってる感じがある。R-101は特に明言されたわけではないけど機体の外見が有機的でバイド系に似ているからか想像をかきたてられる -- (名無しさん) 2021-02-18 16:19:47
- 前の編集された方へ。 -- (名無しさん) 2021-05-01 16:29:14
- あ、途中送信しちゃった。『が、飛ばされた次元の先でも吸収・増殖と進化を繰り返し、次元と時空を彷徨った末に22世紀の太陽系外縁部に現れたのである…』は以下に続く『自力で22世紀に出現したのである』に重複している為、申し訳ない事に消させて頂きました。というか、元々『自力で~』までがバイドの説明の為の、話のマクラとして書いていたので……。ごめんなさい -- (名無しさん) 2021-05-01 16:31:59
- 「星系内生態系破壊兵器のなれの果て」であって、「星系内生態系破壊兵器」そのものじゃないんだよね。製造時だと他次元には影響なくて、コア部撃ち抜けば止まるくらいの代物だったのかもなあ。 -- (名無しさん) 2022-01-02 01:44:19
- ↑もともとは「時空間汚染をすることなく敵対文明を破壊する兵器」とされていたはずなので、その可能性は高いと思う。最初に暴走したのを異次元へ放り投げたのがまずかったんじゃないかな… -- (名無しさん) 2022-10-16 13:34:49
- 「星系内生態系破壊兵器」本来の運用方法は、敵勢力の膝元に空間跳躍させてから解放→生命体を食いつくすまで自動で暴れる→食うものが無くなると沈静化or自然死。となる予定のはず。生物兵器(病原体)を投下して、保菌者が死に絶えれば病原体も自然に死滅するのと同じ。 -- (名無しさん) 2022-11-04 10:43:33
- ヤバそうな機体群にしれっと混じってるアヒルで草 -- (名無しさん) 2024-05-15 15:45:55
- ↑スコープダック、決して弱くはないのが良いところ。ここから傑作機PAWアーマー系列ができたのも感慨深い -- (名無しさん) 2024-06-12 02:54:26
- バイド開発のきっかけになった存在って3のラストで封印したマザーバイドが表に出てきたんだと思ってた(バイド云々の設定の初出が3だし)んだが、FINALの26世紀ルートって可能性も確かにあるのか… -- (名無しさん) 2024-06-12 03:57:12
最終更新:2025年01月02日 23:51