DG細胞

登録日:2011/12/11(日) 16:08:00
更新日:2019/04/09 Tue 20:34:45
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機動武闘伝Gガンダム』に登場する装甲材であり、またデビルガンダム同様話の根幹に関わる他、∀ガンダムの世界にも影響がある。

そもそも本作に登場する機体の大半はディマリウム合金という重力、精神感応制御を可能とする装甲材から作られており、
ハイパーモードで機体が金色になったりするのもこの精神感応特性があるからこそだと言う。
さらに、この素材は自立した分子構造を持っていることが分かり、素材自身が設定された条件を記憶すれば、
経年変化することなく維持できることが判明した。また、プログラムの仕方によってはレアメタルハイブリッド多層材のような変化を
あたかも意識的に行っているように見受けられる性質も持っているという。
これをカッシュ博士らが研究・開発して地球環境再生マシンであるアルティメットガンダムに採用したのがU(アルティメット)細胞であった。


本来ならU細胞を構成する生物的なナノマシンによって環境浄化に役立つはずであったが
アルティメットガンダムがデビルガンダムと化したことで、あらゆる物質を自身の制御下に置く「DG細胞」となってしまった。
このDG細胞に感染すると普通の人間ならまずゾンビ兵と化してしまう他、肉体が強化されるも狂暴化し、脳が侵食されると救う手立ては無い。
また、死者を蘇らせることすら可能であるが、その場合は完全にデビルガンダムの支配化に置かれたゾンビそのものとなり、
事実復活させられたチャップマンはまともな言葉すら発せず、生前の人格は何処にもなかった。

劇中での描写を見る限り感染した人物は負の感情を増幅させられて狂暴化しているが、
「悪魔」の名にふさわしく欲望にまみれた人物を支配下に置いており、そうしたキャラは性格に変化は見られなかった(主にウルべやミケロ、ウォン)。

この他、自在に機体を変化させられることも別の機体に憑依して姿を変えさせてしまうことも出来、
デビルガンダム四天王はこうした経緯で登場している(ウォルターガンダムは後からノーベルガンダムに憑依していたと思われる)。

一応、精神力の強い人間ならば逆に制御下においてしまう事もできるが、
劇中ではこうした事が出来たのは東方不敗とシュバルツのみであり、普通は無理と言っていいだろう。

更に一説には、∀ガンダムの世界観を成すナノマシンは実はDG細胞の発展形であるという説がある。

それによれば、Gガン本編の後地球や火星のナノマシンに人類排除のウイルスを流布させるテロが起こり、
その後長い間危険な技術として封印された後、ムーンレィスによって研究が再開され、
本来の目的であった地球環境の再生など平和利用されていったらしい。
これらのナノマシンには、目的用途を越えた進化・再生・増殖を食い止めるアポトーシスのプログラムが組み込まれたという。
∀ガンダムもナノマシンによって自動修復が可能という点はDG細胞の自己再生を思わせ、
また月光蝶もボンボン版では「本来は汚染物質分解型のナノマシンを拡散させるシステムだった」とコレンが述べており、
「過ぎた浄化」という点ではDG細胞にも通じるものがある。

∀を製作した富野監督はGガンダムを気に入っているといわれるが、他の作品が劇中では黒歴史の映像や登場メカの型番等に留められているのに対し、
Gガンの設定が作品の根幹に関わっているのを見ると、この噂も真実味が帯びてきそうである。


ゲームでもその特性からデビルガンダム同様様々な設定に使われている。

GジェネではOPパーツやアビリティとして登場しており、上位版として「ネェルDG細胞」や「アルティメットガンダム細胞」がある。
HP,ENを回復してくれるので、有り難い。

スーパーヒーロー作戦では大量にばら撒かれたことにより、ザラブ星人やメトロン星人、ゼットンやパンドンと言った怪獣たちが
DGゾンビと化して襲い掛かってくる。

スーパーロボット大戦シリーズではその万能設定から他作品とのクロスが非常に多い。
他作品やオリジナルの敵組織にも度々悪用され、オリジナルの新デビルガンダムが誕生したり、死亡したはずのキャラが一時的に蘇ったり、アイアンリーガーの洗脳に使われたりしている。
また、進化を司る超エネルギーことゲッター線とは何らかの関係がある描写が多い。








追記・修正は、DG細胞に支配される覚悟のある方にお願いします。

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