登録日:2013/04/15 (月) 22:54:38
更新日:2026/06/28 Sun 15:36:56
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And there's also 12 brand new songs to check out so let's get busy.
Listen honey, this isn't a jukebox. So if you want to be in the game, put in your money and keep your eyes on the road.
RIDGE RACER PROJECT
Rave Racer
1995年にナムコが販売した大型筐体3Dカーレースゲーム。
『リッジレーサー』『
リッジレーサー2』の続編でシリーズ3作目。
好評だった前2作ベースとして演出面の強化及び及びシステム面の改良が施された。
前2作から更に遊びやすくなったことでゲームセンター等で長く稼働されるロングヒット作となった。
後述の移植を切っ掛けに開発陣から誕生経緯が語られた。
ビジュアル担当の森下信宏氏によると開発期間は1年ほどで、セガの『デイトナUSA』を目の当たりにして一歩でも先のものを作らないといけないと2稼働から間もなく提案書を提出。
この時は『リッジレーサー3』とナンバリングタイトルとして提案、通信対戦も計画したが2までのコースでは対戦に向かないため新たなコースと
既存のコースも道幅などを見直してシリーズの決定版を作ることを目標にしていたと語っている。
プログラムの柿沢高弘氏によると時期は不明だが、途中からナンバリングタイトルではなく「『R』のついたいい名前はないか?」と模索したところ
スペイン・イビサ島で行われる音楽やダンスを楽しむ大規模パーティー『レイブ』からとって『レイブレーサー』と命名された。
なお、基本的な操作は『リッジレーサー』『リッジレーサー2』共通なので割愛させていただく。
前作からの変更点等
一人称視点での走行のみであった前作までに対し、本作ではボタンによる三人称視点モードが搭載された。
これはセガが1992年に販売したバーチャレーシング等で搭載されたV.R.ボタンが理由で搭載が見送られていたものであり、本作になって初めて搭載された。
ステアリングに反力機構を搭載し、路面のうねり等を体感できるようになった。
ただし、筐体を“そのまま”流用したものは反力機構を搭載していないものもある(プレイに支障はない)。
筐体のステアリング中央のエンブレム及びその周辺を見ることで対応の判別が可能。
黒エンブレムなら非対応、赤色エンブレムかつネジ止めされている嵌め込み式の台座がついていれば対応品。
なお待機デモ画面で「リアクティブステアリング対応」と表示することが可能だがテストモードで表示の設定をする方式なので、対応していない筐体でも表示させる詐称ができてしまう。
タコメーター上にセグメントゲージが追加され、敵車の真後ろにつくとこのゲージが伸びて加速力がつく。
実車におけるスリップストリームを視覚的に表したもので、本作では直線での敵車の速度がかなり速めな調整になっており、これを使わないとオーバーテイクできない場面もある。
なお、スタート時に
アクセルを開けて特定の回転数に維持するとゲージが上昇し、ロケットスタートをすることができる。
「CITY」「MOUNTAIN」コースの2つが追加。それぞれ中級/最上級にあたるコースとなっている
なお、前作からのコースは
「RIDGE RACER SHORT(前作における初級/中級)」
「RIDGE RACER LONG(前作における上級/最上級)」
コースとしてラインナップされている。
規定周回数は標準設定で全コースとも3周になった他
コースにより異なっていた最高速度が全コースで通常レース時230km/h、後述のタイムトライアル時255km/hで統一された。
視点切り替えボタンを押しながらコースを選択すると、
ライバルカーとの1vs1となるタイムトライアルモードが搭載された
これにより、どのコースでもタイムトライアルが可能となった。
タイムトライアル時は全コースで最高速度が引き上げられるのはこれまで同様。
なお、通常レースは前作までマイカー含め13台だったが、本作では1台減少して全12台でのレースとなっている
以前に増してドリフトに持ち込みやすくなった。
反面、アンダーステアは強くなったためドリフト中にコーナー外側に向かってかなり滑る。
また、車両へ接触した際と、壁に接触した際の減速度がそれぞれ減少した。
車両へ後ろから追突した場合は15km/h程度、壁への接触時は度合いにも因るがおおむね30km/h程度まで抑えられ、前作より緩和されている。
ステアリングを切った際に車両が傾く度合いが大きくなった。
前作よりもかなり大きく傾き、速度域によってはバイクレース
ゲーム並みの傾きになる
前作に引き続き、通信対戦が可能だが本作ではコイン投入後に「LINK(対戦)」「SOLO(1人用)」を選択する画面が追加。
対戦する場合は「LINK」を選択し、エントリー画面に移行する。
エントリータイム内に隣接する筐体で対戦選択をし、エントリーする。
全体的にポリゴンやテクスチャに色調が明るく薄めなカラーが用いられ、画面の見やすさと雰囲気が変わった。
フォントや細かな表記はほぼ全てのテキスト面が一新された(この点は非常に細かいため省略する)。
デモ画面のランキング表示がとても見やすくなった
ランキングは単一画面ではなく、背景にコースと走行中の車両が映し出される
その際にゲーム内で使用される
BGMがランダム選曲されて流される
タコメーター周りのデザインが一新された。ブラックラフアウトの盤面に指針が乗るように変わった
同時に、エンジン回転数が高回転化した
前作までは0~10000rpmまでであったが、本作では11000rpmが限界となっている
それにあわせてレッドゾーン等にも変更が見られる
効果音等が大幅に一新された
レースアナウンスが一新され、さらに女性によるボイスが新たに追加された
タイヤのスキール音がうなるようなものに変わった
エキゾースト音も変化し、回転数や走行状態などによって聞こえ具合がかなり変わる
ポリゴンのイメージガールが待機デモ画面中に映し出されるようになった
(名称不明)
全車両のデザインが一新された
前作までの車両をベースとしながらも、形状やロゴなどは大幅に変更されている
なお、本作に登場したソルバルウ系車(特に青、他には黄や赤、臙脂等)は、のちの『リッジレーサーV』にて
「RIVELTA SOLARRE(リヴェルタ・ソラーレ)」として、一部ロゴ等を除く殆どのデザインの変更なく登場している。
テクスチャマッピングにアルファチャンネル(補助データ)を組み込み、半透明化したものが多い
デモ画面の表記やメーター周りをはじめ、タイム/ラップ表記のバーなどに活用されている
「MOUNTAIN」以外のコースをクリアすると、三人称視点でマイカーを操作しながら48本設置されたカラーコーンを倒すミニゲームが遊べる。
ミニゲーム中に視点変更ボタンを押すと強制終了となる。
視点の都合上極めて難易度が高いが、画面が暗転する前に全て倒しきるとエンディング画面が見られる。
…と長らく噂されていたが、有志の検証により実際は
パーフェクトを達成してもエンディングが流れずゲームオーバー画面へ移行することが判明している。
なお、このミニゲームでは佐野信義(SANODG・佐野電磁)が作曲した「RALLY-JNGL-X」が流れる。
(ニューラリーXのBGMリミックス)
コース説明
コース自体に大きな変更はなし。
ただしドリフト時のアンダーステアが強くなったため、前作の感覚でドリフトすると曲がりきれずに壁にヒットしやすいポイントがある。
なお、前作にあったビーチのシケインからはみ出ていた砂は直っている。
新規コース
架空の横浜を舞台とした
高速道路コース
立体交差の豊かなコースで、全域にわたって幅が広く走りやすい。
主に高速コーナーで構成されており、ドリフトが必要となるコーナーも幅が広くゆるやか目なためライン取りがしやすい。
おかげで敵車の速さはともかくコース難易度的にこっちの方が初級じゃね?という声が度々見られる。
大きい傾斜やバンク、3連ジャンプポイントと単一の大きなジャンプポイントと本作髄一のダイナミックな作りなのが特徴。
ちなみにスタート地点から逆走するとループ橋を上っていく隠しコースが存在するが、トンネル内で反転して順走に戻される。
分岐以降のコース幅が少し広がり、大コーナーを抜けた先の複合シケインの区間に僅かだが
ゆとりができて抜けやすくなった。
さらに、シケイン区間に存在したパンプ(ギャップ)は削除されたので難易度は若干易しくなった。
だが制限時間の設定が他のコース以上にシビアで、数回の壁ヒットで完走がかなりギリギリになってしまう。
敵車の速さはこの時点ではまだそれなりなので落ち着いて壁ヒットせずに走り切ることを目標に。
なおコースが長く、後半セクションの道幅が狭いためか『リッジレーサー2』同様対戦では選べない。
新規コース
山岳に建造されたテクニカルサーキット。
コース幅はそれなりに広いが、直角コーナーやタイトコーナー後のジャンプポイント、
ガードレールのないコーナーポイントなどが用意されていてバリエーション豊か、且つ難易度は高い
このガードレールのない区間で外に落ちてしまうと大幅に遠回りとなり、タイムロスになってしまう。
敵車の速度も速く1位での完走は至難の業。敵車のペースが落ちる中盤の道幅が狭い区間をスムーズに抜けられるかがカギ。
なお、コース脇に建造されているガソリンスタンドをよく見ると『リッジ1&2』の「F/A RACING」と「RT YELLOW SOLVALOU」が描かれている小ネタがある。
対戦では「RIDGE RACER LONG」の代わりに「MOUNTAIN EXPERT」が選べるが、これは後続車両のブースト機能が無効になるというもの。
移植
当時Windows PC用グラフィックカード「NEC PC 3D Engine 2」のバンドルソフトとして移植予定があったが、
数枚の「CITY」コースのスクリーンショットが出たっきりでカード共々立ち消えとなった。並行して
PlayStationへの移植計画もあったが、こちらも頓挫している。
一応本作の新規コース2つと待機デモムービーは『リッジレーサーズ』に収録されたものの、『レイブレーサー』以降シリーズ自体が家庭用作品へ方向転換したこともあり人気作でありながら移植に恵まれない状況が長く続いていた。
しかし稼働から31年目の2026年2月5日。
数を減らしつつも今なお稼働し続けているアーケード版実機を求めて全国を駆け巡っていたプレイヤー達に衝撃が走った。
任天堂が配信していた情報番組「Nintendo Direct ソフトメーカーラインナップ 2026.2.5」にて『アーケードアーカイブス』シリーズとしてゲーム映像と共に家庭用移植が電撃発表されたのだ。
この突然の発表は各方面で大きな話題となり、そして31年目の待望の移植に待ち望んでいたプレイヤー達はこぞって涙を流した。
その後2026年2月26日に
PS5/
PS4/
NSW2/
NSW/
XSXの5機種で無事配信開始された。
先に配信されていたアーケード版『リッジレーサー』と同じくSD筐体版とHパターン6速シフトとクラッチペダル付仕様のDX筐体版、それぞれの国内版と海外版の計4バージョン収録。
PS5/
NSW2/
XSX向けの『アーケードアーカイブス2』版では通信対戦台を再現したマルチスクリーンモードが追加され、オフラインで最大4人までの対戦が可能なほか、通信対戦台専用の画面連動待機デモやエントリー受付画面も再現されておりファン感涙の移植度となっている。
余談
前作と比べても大きく印象を変えたリッジレーサーシリーズである「レイブレーサー」こと本作。
ビジュアライズな面もさることながら、一度走行すればプレイ感覚のダイナミックさも大きく感じられるものとなっている。
派手な挙動自体を大きく増やされており、傾く車体や大きくなった路面のうねり、ジャンピングポイントや厚みのあるエキゾースト音などは、
その進化を表す一端である。
BGMを手がけたメンバーは前作と同じ細江慎治・佐宗綾子・相原隆行・佐野信義の4人
音楽性は輪をかけてパワーアップしており、ゲームタイトルが示すようにレイブサウンドを思わせるものが多く作られている
やはりテクノ一辺倒であるわけだが、全体の曲調のバリエーションがかなり豊かになり、意欲的な楽曲が大きく見られる
特に全体的に“オシャレ路線な”楽曲が増えている
その評価はやはり高く「(実際の)運転中にかけるとアクセルの開度がヤバくなる」と評判である
(サウンドトラックのライナーノーツによると、製作スタッフの一人が当時所有していたFD3Sで流しながら攻めていたとか)
本作には「300km/hモード」及び「370km/hモード」と呼ばれるバグ的な裏技がある
これはスタート時に思い切りホイルスピンをかけて発進し、その後コース内に存在する何処かのジャンピングポイントにて敵車の後ろに付いて
“乗っかりながら”シフトを一気に1速まで下げることで発動。
成功すると車体が一気に対応した速度まで加速し、タコメーターが振り切る。
当然ながらハンドリングは劣悪になるが、アクセルを抜くと速度が激減して戻らなくなる。
更に壁にヒットしてしまった場合でも、当たり方のよっては速度が戻らなくなる。
よって精密なラインどりをしながら全てのコーナーを「アクセルを踏んだままのドリフト」で抜けなくてはならない。
実行難易度は恐ろしく高いが、アップロードされた動画で気軽に凄まじさを味わえるので興味があれば見てみるのも一考。
初見はそもそも画面上で何が起きているのか理解できない事必至。
この裏技の発見によって全国のタイムレコードが十何秒も塗り替えられることとなった。
ちなみに、コレはナムコ公認であるらしい。…ナムコが出したかったのは“クルマのカタチをしたナニかで走行するゲーム”だったのだろうか?
なお、「MOUNTAIN」ではジャンピングポイントにこだわる必要はなく、ホイルスピンさせて発進した後にスタート地点後ろ側の壁に突っ込めば自動的に370km/hまで加速する。
『レイブレーサー』以降の本作の筐体を利用したコンバージョンキットはなく、アーケードシリーズ作でも最も現存数が多い。
インカムがかなり良かったため、ゲームセンターだけに限らず遊園地やホテルのゲームコーナー等様々な箇所で筐体を見ることができた。
稼働当時と比べて数は減っているものの、現在でも数々のゲームセンターで稼動している姿を見かけることができる。
移植されるまでは2004年発売のPSPソフト『リッジレーサーズ』で「CITY」「MOUNTAIN」のリメイクコースが、数少ないレイヴレーサーのコースを家庭用で走ることができる作品だった。
大まかなコースは同じだが背景は大幅に違う、「MOUNTAIN」の落下箇所が削除される(新コースの一部に組み込まれる形で道自体は残されている)など違う点も多い。
追記・修正は370km/hで「CITY」コースを走行しながらジャンピング空中ドリフトをキメつつお願いします
- 読みづらい…項目分けくらいはしてくれ -- 名無しさん (2021-02-04 20:23:14)
- ジャスコに必ずあったレースゲー。アニメの背景に映ってそうな普通のレースゲーだが、長年愛される屈強な「普通」がそこには宿っている -- 名無しさん (2026-02-28 18:14:50)
最終更新:2026年06月28日 15:36