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天体戦士サンレッド

登録日:2009/08/11 Tue 09:17:59
更新日:2026/07/25 Sat 09:40:40
所要時間:約 6 分で読めます






天体戦士サンレッド

これは神奈川県川崎市で繰り広げられる

の壮絶な闘いの物語である!!



天体戦士サンレッドとは、ヤングガンガンにて連載されていた、くぼたまこと原作のヒーローギャグ漫画。
単行本は本編20巻の他、2019年には続編の「天体戦士サンレッドN」がクラウドファンディングにより出版されている。


◎概要

神奈川県川崎市を舞台に、世界征服を企む悪の怪人組織フロシャイムと正義の戦士サンレッドの戦いを描く。
そのためマルイファミリー溝口や武蔵溝ノ口駅前周辺や溝の口駅西口商店街、高津市民館といったローカルネタが多数登場し、施設名が変わっていてもまったく同じデザインで登場してしまう為地元民から見れば一目瞭然で特定できてしまう。

主人公は一応サンレッドとなっているが、実質的にはフロシャイム川崎市支部幹部のヴァンプ将軍を始めとする悪の組織側が主役となっている。

怪人たちは一部を除き、フロシャイム川崎市支部幹部であるヴァンプ将軍を始め地球や人に優しい。
一方、正義の味方であるサンレッドは粗暴な上にヒモと、悪と正義の性格が逆転している。
基本的にヴァンプ将軍が事前に日取りを決めて公園等にサンレッドを呼び出し、怪人&戦闘員2人と共に戦いを挑むが、サンレッドは怪人をあっさり倒し、場合によってはヴァンプ将軍達を正座させて説教してしまう。ただ、遅刻などフロシャイム側に原因があることも多い。

立場上は敵対しているが、相手が困った時は片方が助けに行くなど(サンレッド抹殺用ロボの組み立て、引越しの手伝い、かよ子への説得など)、何だかんだで仲良くやっているようである。

◎メディア展開

2008年と2009年に15分のテレビアニメが放送された。
アニメ制作はAIC ASTA、監督は「瀬戸の花嫁」の岸誠二で、スタッフも『瀬戸の花嫁』とほぼ同じ。
髭男爵など芸能人を多数声優に使っているのが特徴で、芸能人起用では数少ない成功作とも(収録はプレスコ(声を先に収録して絵をそれに合わせる)方式を採用しており、口パクがないからとの指摘もある)。

そして、2026年にはまさかの実写化(舞台)が決定。
開催先は戦隊ものの聖地と呼ばれるシアターGロッソ(旧:後楽園ゆうえんち)で、公式PRにはあの有名なキャッチコピーも使われている。
キャスティングの大半はテレビアニメ版とほぼ同じというのも特徴。



◎登場人物


サンレッド

CV:高木俊
演:高木俊
今年27歳(11巻139話より)になる川崎市在住の正義の味方。
普通の戦闘服はあるのだが、フロシャイム怪人との戦いではTシャツに短パン、サンダル履きといったラフな格好をしている。
ただしマスクは常時装着。

チンピラのように粗暴な性格で、無職。
彼女である内田かよ子の家に住み、お金を貰って生活する、所謂

ヒモ
*1

基本的に怪人を一撃で倒すが、これはフロシャイム側が弱いのではなく、あくまでサンレッドが強すぎるせい。
彼自身もそれはきちんと自覚しており、怪人の実力自体は認めている節がある。
押し入れに強化形態であるファイアーバードフォーム用のスーツをしまってある。
他にも飛行特化型のプロミネンスフォーム、パワー特化型のヒュペリオンフォームが存在する。
悪態をつきながらも何だかんだで対決の呼び出しには応じる、ヴァンプから依頼されたサンレッド抹殺用ロボットの組み立てを手伝うなど、ツンデレなところもあり、そういう面を見せる場合ニコ動ではツンデレッドと呼ばれる。

決め台詞(脅し文句)一覧
  • 埋めるぞ
  • 一発避けたら二発ボコる
  • ひざの皿抜き取るぞコラァ!!
  • おろし金でその鼻おろすぞ
  • 痛いって感じるうちはまだ幸せだよ!!これからだよこれから
  • 俺のコブシがおかしくなるまでボコってやるよ
  • 煮えた鉛飲ますぞ
  • 俺のパンチくらってそれ以来、臭いがわからなくなった奴がいたなあ、確か

……どっちが悪か分からなくなるほど相手の心をヘシ折りにくる。
だが、根は優しく、ブロック塀の破片で子供たちが怪我をしないように戦闘員に片づけをさせるなど、変なところで律儀であり、決して悪人では無い。

他のヒーローはこちらへ。

◇内田 かよ子

CV:鍋井まき子
演:飯窪春菜
サンレッドの彼女で一緒に暮らしている。って言うかほぼ内縁の夫婦。
年齢は29歳。職業は保険の外交員。
サンレッドにとって頭の上がらない存在の1人。
サンレッドのことは基本的に「あんた」(二人称)「あの人」(三人称)と呼ぶ。
ヴァンプ達とはおすそ分けをし合ったり、通販を共同購入したりと非常に良好な関係を築いている。
ちなみにレッドを前の彼女から奪いとった過去がある。

連載初期は見た目・性格共に完全に別人だった (アニメ版では初期から変更後のキャラデザ)
お世辞にも可愛いとは言えない見た目に、レッドを堂々とヒモ呼ばわりするキツイ性格だったものの、作者の画力の向上による美化に伴い、性格も良化して現在に至っている。


ヴァンプ将軍

CV:山田ルイ53世
演:山田ルイ53世
フロシャイム川崎支部(ごく普通の木造2階建て庭付きの家)幹部。ある意味で真の主人公。
世界征服を目指す悪の組織の幹部ながら、腰が低く、何よりも近所との人付き合いを大事にして町内会にも出席する好人物。
食事や掃除等の家事・雑事に関して完璧な人物で「カリスマ主夫」と言われる事も。
部下に対する面倒見もよいので、理想の上司と評価される。
色々な意味でサンレッドとは正反対の人物。
1日のほとんどを料理のことについて考えていたりする。


◆戦闘員1号

CV:ひぐち君
演:ひぐち君
戦闘員の1人。詳しい名前や名称は不明。
鳴き声は「キー」だが、普段は普通に会話している。
実は2代目である。
名前は戦闘員だが、実際のところ戦闘は怪人が担っており、レッドにも「キーキー言うのが仕事だろ」と放言されてしまっている。
役割は「戦闘以外の雑事全般」とヴァンプの隣でレッドに正座させられる事と言ったところ。戦闘員なのに……
怪人に敬語を使っているので怪人より立場が下な印象もあるが、実際の上下関係は不明。丁寧な言葉遣いをされる側の怪人達にも、1号2号を無下に扱うような者はほぼ見られない。自分直属のモグラ部下達は乱暴にイジりまくるアントキラーでさえもである。
「怪人の手下」というより「ヴァンプ直属の部下」の色が濃く、ぶっちゃけ、ヴァンプとの距離感からすると、一般怪人よりも側近に近い印象も受ける。
戦闘員2号(CV:清水聖)も登場しているが、アニメ版では週代わりのバイトという設定になっている。川崎支部の戦闘員はこの2名のみ。
戦闘員より怪人の方がはるかに多い事だけでも特撮系のお約束からすれば異常だが、作中で増員案が出た事もない。他の支部や組織も同様なのだろうか…。


◆ドルゴン

CV:斧アツシ
鳥型怪人。第1話で初めてサンレッドと戦った(そしてボコられた)記念すべき怪人。
アニメでは途中からオカマキャラ化。レッドにタマを潰されでもしたのだろうか…。


◆タイザ

CV:斧アツシ
演:斧アツシ
オオカミ型怪人(正確には狼男ならぬ男狼)。
登場しても、寝る、食う、パチスロのどれかで戦う描写はないが、時速100kmで突進してくる大型トラックを受け止める怪力。
実は川崎支部の経理担当。次の満月が近づくほどに知能が上がり、満月の夜になると本来の姿(見た目は完全に人間だがIQ180以上)に戻るので、その時に纏めてやっている。


◆アーマータイガー

トラの怪人。川崎市内の古アパート「山本荘」103号室に住む。
名前の通り鎧を纏っており、武器は「デスランス」という大槍。私生活はぐうたらで、ランニングシャツにトランクス姿で登場した。
ズボラで物忘れが多いが、ホントは目茶苦茶強い(ヒーローを3人倒したという怪人をあっさり倒している)。


カーメンマン

CV:清水聖
演:影山達也
ミイラ型怪人。
4000年以上生き続けており、実家はエジプトらしい。
メダリオと行動を共にすることが多い。
口癖は「呪ったろかコラ!」。
アントキラーとは兄弟。


◆メダリオ

CV:イッキ
人型怪人。ピンク色の肌をしたムキムキボディの持ち主だが、言動は軽い。
好物はカップラーメンで、新製品のカップ麺が発売されれば必ずチェックするほど。
口癖は「溶かすぞ!」「レベル高ぇ~」。


◆ゲイラス

CV:松本忍
イカ型怪人。腕の被膜を広げて空を飛ぶ能力を持ち、荷物運びなどに主に活躍。
冷蔵庫やタンスを脚に絡めたまま飛ぶほどの怪力を有するが、やっぱりサンレッドには敵わない。


◆セミンガ

CV:つぶやきシロー
セミ型怪人。
ただし現在はマスクドフォームと呼ばれる幼虫形態。
作中で何度かキャストオフしているが未だに成虫にはなれていない。
いろいろあった末に「みき」という人間の女性と結ばれている。


アニマルソルジャー

ぬいぐるみ型怪人のチーム。詳しくは項目参照。


◆天井

CV:河西智美/板野友美
フロシャイム川崎支部の天井裏に住み着く正体不明の生物。
ヴァンプ達には単純に「天井」と呼ばれる事もあり、「小さな天井」という亜種の様な物も存在するが、
天井の住民とは主に本体と思われる「大きな天井」の事を指す。
デルズという怪人が本部から送られて来た日と同時期にフロシャイム川崎支部の天井に住み着いていた為、ヴァンプ達は彼がデルズだと思っていた。
……が、後に本物のデルズが帰って来た事で彼がデルズではないという事が判明し、本部もそんな怪人を送っていないとの事で、彼の存在は完全に謎と化した。
姿を現す時は長い触手状のヘビのような部分のみが登場し喋る。赤い目が4つ付いている。
勝手に住み着いている為居候だが、ヴァンプ達やサンレッドに説教をする事もあるが、たまに「お前が言うな!」と思える発言も。
また、出てくる度にデザインがやや変わる事があり、目玉が大量に増えて禍々しくなった事も。
口調や声は女性の様だが、正体がデルズでないと判明した後でもヴァンプやナレーションが“彼”と呼んでいるので、恐らく雄だと思われる。*2
もしかしたらそっち系なのかもしれない
また、彼はアニメにてサンレッドのテーマという歌を披露している。
この時は小さい天井と一緒に歌っていた。目指せ!オリコン78位!
48の仲間がいて、風都にも出かけている。
アニメ版のアイキャッチで映るカードの戦闘力を見る限り、レッドより強い。
アニメでは言わないが、原作ではジブリのセリフをよく喋る。


◆ムキエビ

CV:イジリー岡田
海老
実は川崎支部最古参であり、ヴァンプ将軍を含めた全員の先輩にあたるため大体は『ムキエビ先輩』と呼ばれている……が、
長話が好きで自己中と面倒くさい性格のうえ、ハッキリ言って能力的にも戦力外のためアントキラー以外には苦手とされている。むしろこんなのにも真摯に対応するアントキラーが凄い。
特にガメスに「殻のある者同士」だからとウザ絡みするが、当のガメスからは「あんたもう殻剥かれてんじゃん」「衣着けて揚げられるの待つばかりじゃん」と塩対応。
ちなみに唯一サンレッドと戦っていない(ヴァンプ将軍が戦わせる気がないようなシーンも存在する)。


◆ガメス

CV:髙木俊
亀型怪人。亀だが甲羅からのジェット噴射で空を飛ぶ事が出来る。……ん?
厳つい顔に似合わず先輩に対しては腰が低め。そのせいで登場のたびにムキエビ先輩の我儘に付き合わされる苦労人。


◆ギョウ

CV:川本宗幸
髭面の人型怪人。腕を自在に伸縮させる能力の持ち主。
「血塗られた悪鬼」という物々しい異名を持つが、実際は「コンパ野郎」と渾名されるほどの合コン好きなチャラ男。
ゲイラスやガメスとは仲良しで、たびたび合コンに誘っている。


◆ヘンゲル将軍

CV:柴田秀勝
フロシャイムの東京支部(アニメでは西東京支部)幹部でヴァンプの先輩。
一見落ち着いた司令官風だが、実は「弩スケベ」と公言している筋金入りのエロオヤジ。だがIQ150。
サンレッドの名前は間違えるがそれ以上に長い川崎のソープ店の名前は完璧に覚えていた。
ほか、左手に装備した大きなハサミにもこだわりを持つ。
+ サンレッドN1巻にて
ザリガニ型怪人「ザリガン」というもう1つの姿を持つことが判明。他にも一部のフロシャイム幹部には変身能力があることが判明している。
(機密事項とされておりサンレッドも知らなかったが、少なくともヴァンプとヒーロー協会はヘンゲルが変身できることを把握している)


◆サミエル

CV:イッキ
人型怪人。ヘンゲルの右腕であり東京支部の参謀。
沈着な性格だがヘンゲルの奇行にはいつも振り回されており、東京支部が舞台のエピソードでは彼がツッコミ役となる。



◎余談

真剣で私に恋しなさい!!」にて、舞台が重なることから、名前だけではあるが出演している。
続編ではとあるシーンにそれらしき人が確認できる。

アニメ1期24話には、同誌に連載していた『剣道娘』が自転車で通り過ぎる後ろ姿が写っている。


ゲイラス君、追記・修正お願いね!あとブタバラ買ってきて、ブタバラ!


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最終更新:2026年07月25日 09:40

*1 アニメでは「アレ」と婉曲表現になっている

*2 サンレッドN1巻にて、作者が「女の怪人は出さなかった(設定が複雑になる上、サンレッドは女の怪人には手を出せないと考えたため。心は女というパターンは存在する)」と語っている