アンヌ・安生・アズナブル

登録日:2010/11/21(日) 20:43:21
更新日:2024/07/10 Wed 13:51:31
所要時間:約 2 分で読めます







夢だ、ユメだと簡単に言うなよ。
「あきらめなければ、夢は実現する。というわけで、がんばれ」ってか?
私も昔は信じていたんだけどさ。
でも、実現する可能性のない夢っていうのは、自分も他人も傷つけてしまうもんなんだよ。


速球で切り開く未来
ンヌ・安生(あんじょう)・アズナブル


アンヌ・安生・アズナブルはパワプロクンポケットシリーズ第3弾、パワプロクンポケット3に登場したキャラクターで彼女候補の一人。


【解説】

色々な意味でイロモノ扱いの強い兄のアルベルト・安生・アズナブルと違って非常に真っ当な人物。
パワポケ3の劇中ではイベントの数は少ないものの一番バッドエンドに繋がりにくい彼女候補のため、なかなかの人気。
性格はさっぱりとして真っ正直。やや男勝りな言動がみられるが男社会の強い野球を続けて行く仲で、舐められることの無いように自然と身に付いたものらしい。

少し乱暴な口調は先生とテキストが悪かったとか。
野球の実力も高く、主人公も一目で彼女の実力を認め、火星オクトパスでも最初からエース扱いだった。
学力も高く、二十歳で大学を卒業、日本語も大学の授業で身に付けている。

選手としては140km台前半の球速とそれなりのコントロール、そして3種類の変化球を持っており、
頼りない火星オクトパスの初期選手の中では頭一つ飛び抜けた優秀な投手である。
野手能力もミート、パワー、走力がそれぞれDとオクトパス基準では高水準で、彼女が登板してくれていると試合がかなり楽になる。
一方でスタミナはあまり無く、ピンチ×も付いているので過信は禁物。

パワーアップイベントも存在し、基本能力はさほど上昇しないものの、変化球が1種類増え、ピンチ×がピンチ〇になるため各段に使いやすくなる。
ただしイベント発生はチームに鋼がいることが条件になっているうえ、ランダムイベントなので運も絡む。
鋼の加入イベント自体が手間がかかりスルーされがちなので、強化された彼女の勇士を目にする機会は少ないだろう。

主人公とは火星オクトパスのチームメイトとして交流を重ねていき、
彼女との会話の中で、主人公は彼女が火星オクトパスに来たのは前のチームをクビになったからだと知る。
亀田光夫は彼女が気に入ったらしく横合いから度々茶々を入れてくる。

電話番号入手後に亀田に番号を教えろと迫られるが、ここで教えてしまうと電話番号を変えられてしまうので注意。

交流を深めていくにつれて、快活なアンヌが時折見せる暗い表情に主人公は疑問を膨らませていくこととなる。

以下ネタバレ












大谷記者との会話により、実は彼女はチームをクビになったのではなく、アメリカで天才女性投手として有名であったものの
初登板から連敗が続き、心無いファンからの野次にショックを受けて姿をくらましていたのだと知る。

彼女が日本で投手として活躍していることを知った大谷は特ダネだというが、
主人公は「彼女は傷をいやすために日本に来ているのだから傷がいえるまでそっとしておいてほしい」と頼む。

その後、真実を知った主人公はアンヌに元のチームに戻るように促す。
主人公の熱意に打たれた彼女はプロペラ大会が終わったらアメリカに戻ることを約束する。


●ハッピーエンド
アメリカに戻った彼女は周りからひどいことを言われつつも結果を出し、メジャー昇格の噂もある。
主人公とはオフシーズンしか会えないものの二人の心はつながっている。
しかし、まだしばらくは結婚の予定はないようである。


●ノーマルエンド
アメリカに帰国し、3Aで待望の初勝利を挙げるが、その後は苦戦が続いている。
それでも主人公の支えもあり、ハッピーエンドを信じて努力を続けているようだ。


●バッドエンド
そんなものはない。
主人公と結ばれなくても特に何も起こらず、エンディングで悲惨な末路が語られたりもしない。
というかパワポケ3のヒロインで死亡ルートが無いのは彼女だけである。ある意味では貴重な存在かもしれない。




【その後のシリーズにおいて】


ポケ3における正史彼女は明言こそされていないがほぼ確定しており、正史で主人公がアンヌルートを攻略した可能性は低い。

ただし、パワプロクンポケット8のアルベルトのプロフィールから、正史でもアメリカに戻り野球選手をしていたようだ。
8の時期には既に引退してコーチの勉強を始めていることも明かされている。

裏サクセスでもたびたび登場している。


ちなみにアンヌが初の金髪の女性であり、以降の作品にも金髪の女性は登場するのだが揃いも揃って攻略できず、彼女候補としての登場は8まで途絶えることとなる…


【パワプロシリーズでのアンヌ】


このアンヌ、地味にパワポケキャラとしては珍しく本家シリーズのほうでの出演に恵まれているキャラ。

パワプロ10超決定版のサクセスオールスターズでは、スカウト可能な選手の一人として登場。
ここではパワポケ3におけるパワーアップ後の能力をベースにさらに強化されており、
MAX150km/hの速球と四種類の変化球を操る性能の高いキャラクターとなっている。

パワプロ2013ではイベントデッキシステムにより、サクセス本編についに出演。
何人かのパワポケキャラが出張した2013だが、もちろんもアルベルトも出演を果たし、兄妹揃ってのイベントもある。
パワプロアプリにも登場。流石に現在ではインフレに追いつけていないが、初期評価が高い・フォークのコツをくれる(仕様上変化球のコツはコツ指導イベント1回で最大Lvまでもらえる)・特殊能力コツがそこそこ優秀*1と見るべきところ自体はある。というかガチでダメな奴が本当にダメすぎるせいで相対的にかなりまともな性能となっている。
一方、全キャラ共通のユニフォームではなく火星オクトパスのユニを着た別verも登場し、こちらは限定キャラでなかなかの性能を持つ。走者釘付*2と択一とはいえ、ディレイドアーム*3確定は比較的美味しいか。
 またガチャの排出キャラ一覧では五十音表記の一番上にくることから、常設キャラも排出される(要は渋い)ガチャに対して「アンヌガチャ」という謂われなき蔑称をつけられてしまった。
 後にアサガミ・キョウスケが一番上に来るようになったが、文字数の少なさからかアンヌガチャという呼び方は未だに根強く残っているようだ。

『2022』ではパワフェスへの『ポケ2』『7』収録記念*4なのか、『3』から唯一収録にしてモード初参戦で登場。隠し選手だが簡単に仲間にできる*5とある意味かなり美味しい役どころなのもだが、ネームド選手による継投が必須となる本モードでそれなりの能力持ちのリリーフ投手が「試合もうろつきも無しで」入れられるのは割に優秀。さすがに勝てるんならパピヨンとかを狙った方が強くはあるが。
その一方で火星オクトパスそのもののチーム収録はなく、今後パワフェスにおけるアンヌがどういう扱いになるのかはわからないのは懸念点か*6
(倉刈だけとはいえ、上述したモグラーズ扱いでオクトパスのメンバーが収録されている事情もあったと思われる。あとネロの描写をどこまで再現するか、ドミオをどっちのチームに入れるか、立花ボボの外見含む設定全般はそのままでいいのかなど枚挙にいとまがないチームなのはまあまあ否定しづらい


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最終更新:2024年07月10日 13:51

*1 強化イベント発生後準拠のため、対ピンチと打球反応のみ。すぐに経験点直取りに切り替わる

*2 クイックに相当する金特殊。

*3 球持ち〇に相当。ちなみに赤ユニフォーム版は怪物球威(重い球相当)確定と最初期からの実装としてはこれはこれで優秀。

*4 モグラーズ2軍は『R』、花丸高校は『アプリ』『サクスペ』でリメイクされることの宣伝の意味合いも大きかったとは思われる。

*5 追加スカウト機能限定キャラのひとりとして登場。他はチームメイト全員が他作品出典扱いになってしまった『2013』有村のようなチーム収録の困難なキャラ、『アプリ』公募メンバーの一部のようなそもそも所属先チームが未定のキャラ

*6 ただしモグラーズ、花丸の収録そのものはかなり好評であった。