遠見真矢

登録日:2012/09/04(火) 00:22:41
更新日:2020/03/24 Tue 13:54:11
所要時間:約 4 分で読めます






「あたし…どんなに変わっても、一騎君のこと覚えてるよ」


遠見真矢とは、アニメ「蒼穹のファフナー」シリーズのヒロイン…多分
CV:松本まりか





※この項目は映画版までのネタバレを含みます。



■人物像
明るく、快活な少女。14歳。
家族構成は母と姉。父親は、とある理由で離島している。
手先が不器用であり、包帯を巻けない・料理ができない等、主婦スキルは低い。


親友の羽佐間翔子とよく行動を共にしている。


天才症候群の才能として、『異常な推測能力』を持つ。
異常な推測能力とは、物事の表面を見ただけでその本質がわかってしまうようなもの。本編中でも遺憾なく発揮される。
(相手の顔を見るだけで、考えていることやその人が置かれている状況が理解できる等)
不器用な人間が多い本作では、貴重な理解能力である。
本編開始前、及びパイロット選抜前は主に趣味のロッククライミングでその推察能力は遺憾なく発揮していた模様。
(命綱なしの状態で岸壁をひと目見ただけでどこに手をやって足を掛けるべきか導き出すなど)


■本編中の活躍
≪蒼穹のファフナー≫
親友の羽佐間翔子や、他の子供たちと共にパイロット候補生となる。
しかし身体的ハンデがあるため、翔子と共にCDC勤務に配置される。
仲間が危険な戦いに身を置く中、何もできない自分の無力感に苛まれる。
そのためか、CDCを離れ、溝口と共に危険な任務に参加する。


総士との溝が深まり、「変わっていくこと」を恐れる一騎から
「遠見は、俺のこと覚えていてくれるか?」
と尋ねられる。
「あたし…どんなに変わっても、一騎君のこと覚えてるよ。」
この真矢の返事は、一騎の気持ちを理解している証左である。


一騎の気持ちを知っているがゆえに、一騎の家出の後、本当の一騎の気持ちを理解しようとしない大人たちに向けて激情を吐露する 。

人類軍が島を一時占領した際、父であるミツヒロ・バードランドによって人類軍に引き抜かれそうになるが、父親を拒絶した事で事無きを得る。
その後、真矢のファフナーへの適性データが、姉である遠見弓子によって改竄されていたことが明らかになる。
このことから、真矢は自らの意思で戦うことを選ぶ。
真壁史彦に「高い適性ではないが、驚くほど安定している」と評され、即座に実戦投入されることになる。
ファフナー搭乗時の変性意識は「冷静沈着で、恐怖を感じなくなる」というもの。
彼女の愛機マークジーベンは変性意識を活かし、後方からの狙撃を担当することになる。
劇中での通算命中率は90%以上であり、仕損じたのはマークニヒトの投擲したルガーランスを撃ち落とせなかった場面のみ。
それをカウントせず、あくまでもフェストゥムの狙撃ならば百発百中。故についたアダ名はマークゴルゴ。

その後、蒼穹作戦に参加。作戦では、空と同化しようとした敵側のミールを一騎と共に破壊するなど大活躍を見せる。
もし真矢が人類軍に引き抜かれていた場合、目的は真矢をマークニヒトのパイロットに据える為だったため、最悪の場合狙撃手不在となり
空へ上昇していくミールの狙撃が出来ず世界が同化されていた可能性が高い。
だが、ニヒト=イドゥンの悪あがきによって無へ引きずり込まれていく中飛び降りた一騎とザインを追い、
制止を振り切り輸送機から飛び出すが「俺も、必ず」と言い残して一騎と総士は消失。変性意識すら振り切って動揺し泣き叫んだ。
直後、カノンに「4機の健在が前提のクロッシングが切れていないということは、まだ一騎達は生きている」と諭され、帰還する。
蒼穹作戦に参加した4機中唯一無傷での生還だった。

エンディングでは、目の見えなくなった一騎を島へ誘導するためにジーベンで出撃。着陸後、砂浜で彼に微笑みかけていた。





以下、映画版ネタバレ







≪蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH≫
溝口がマスターを勤める喫茶店『楽園』でアルバイトをしている。
一騎との仲は、全く進展していない。
劇場版で初めて登場する西尾暉(西尾里奈の弟)に懐かれている。
(正確には初登場ではないが、放映版では失声症を患っていたため声がつくのは劇場版から。)



戦闘では、空戦型であるマークジーベンの特性を活かし、空戦仕様となったドライと共に防空を担当する。
その際取り回しを重視して獲物をドラゴントゥースからレールガンへ変更している。
初っ端から射出直後にエウロス型の巡航ミサイルを撃墜→速度を維持したまま逆立ちするように宙返りして反転し戦闘続行という変態機動をしていた。
しかも真矢の「まだ生きてる」という言葉から察するに、巡航ミサイル撃墜と同時にエウロス型を撃破している筈だったという事になる。
第二次蒼穹作戦では、島の防衛にあたる。
マークニヒトに挑み敗北、機体は大破したが無事生還している。



≪蒼穹のファフナー EXODUS≫
進路を航空部門に決め、溝口に戦闘機パイロットの教習を受けている。『楽園』でのアルバイトも継続中だがあまり店にはいないらしい。
突然現れた異母弟の存在に悩むことに。
『同胞殺しと紛争調停者』というものすごく物騒なキャッチフレーズを付けられているが…?

また、一騎達の世代の中では最もファフナーへの搭乗が遅かった事により、一騎世代での唯一の現役ファフナーパイロット。
2話にて早速出撃して、後ろから追ってくる敵に対して水面に手を突っ込んで急反転、そのままの姿勢でワンショットキル
という更に磨きがかかったマークゴルゴっぷりを見せつけた。後方支援ってなんだっけ…
しかもその直前には溝口とのマンツーマンでの教習を受け、新型フェストゥムを島のバトルフィールドに誘導。
更に「2分で乗る」と宣言しリアルタイムでの2分弱でファフナーに搭乗・出撃・射出直後に体勢を立て直し狙撃というハードワークをこなしている。
武装は空戦用に最適化された新型のドラゴントゥースを使用する。
今回の遠征作戦を最後にレギュラーパイロットからの引退が決められているが…

一騎との仲は相変わらず進展していないが、一騎を大切に想っているのは変わっていない。
現役でファフナーに乗っているのも、『一騎がもう戦わなくていいように』という思いからだとカノンは推測している。
9話で一騎(マークザイン)に助けられた時は彼が戦場に戻ってきてしまったことに茫然自失となったあと、「ごめんね」と繰り返しながら涙していた。

男所帯の航空部隊にいるせいか感覚が男性よりになっているようで、総士や剣司のいる医務室に上半身裸にシャツ一枚(それも前は全開)の格好で現れ、
必死に目を逸らす総士や『前隠せ』と苦言を呈す剣司に羞恥心を覚えるどころか人の悪い笑みを浮かべて彼らをからかっていた。

逃避行の途中で難民を守るためとはいえ人を手に掛け、更に一騎を守るために生身で人を射殺してしまったことで、大事な人を守るためなら躊躇無く人を殺せるようになってしまう。
人類軍から逃げ出す際にはアルゴス部隊の大半を殲滅し、交戦規定アルファを撤回させるために自爆しようとした。
第四次蒼穹作戦の際はバーンズ傘下のファフナーを尽く殲滅。
唯一助けたビリーからも銃を向けられ、それを受け入れようとするも溝口に救わる。
最後は美和に「みんなを守ってくれてありがとう」と礼を言われ、涙したのだった…。



≪蒼穹のファフナー THE BEYOND≫
完全に容赦を捨て、平常でも変性意識のような雰囲気を纏うように。
第一話で右目の視力ごとSDPをセレノア(弓子に擬態したフェストゥム)に奪われる。
総士に対しては厳しく接するのが自らの役目だと割りきっているフシがあり、何度か実力行使に出たことも。


■搭乗機
ノートゥングモデルマークゴルg…マークジーベン
空戦特化型の第7番機。
主武装は、ドラゴントゥース(狙撃銃 )、レールガン。
TVアニメでは主に、ドラゴントゥースを用いて後方からの狙撃を担当。
劇場版では空戦特化型である機体特性を活かし、防空を担当する。


■関連人物
  • 真壁一騎
幼馴染で、思い人。
親友・翔子もまた、一騎が好きなため、事実上の三角関係。
翔子の死後、一騎のことを強く意識するようになる。

真矢は不器用な一騎の心を理解できる貴重な人間の一人であり、物語を通じて信頼関係を結ぶ。
ただし一騎は総士のことで頭がいっぱいであるため、恋愛関係の発展は…お察しください。

EXODUSでは一騎の余命があと数年であることに心を痛め、彼が静かに余生を過ごせるように前線に立っている。
お互いに相手を大切に想っているのは確かだが、恋愛関係の発展は…これからに期待といったところ。


  • 羽佐間翔子
幼馴染で親友。身体が弱く、思うように学校へ通えない彼女に登校時間ギリギリまで翔子の家に滞在していた。
二人の間柄は、ドラマCDと小説で補完されている。


  • 皆城総士
友人。真矢に秘かな恋心を抱いている。
驚異的な洞察力を持つ真矢だが、総士の真矢への恋心だけは見破ることができなかった。
…まぁ劇場版まで見終わっても見破れなかった視聴者もいるレベルのわかりにくさだししょうがない。


友人。一騎や総士と同じく不器用な性格のため、何も言わずとも真意を察してくれる真矢を得難く思っている様子。
カノンも一騎のことが好きなのだが、カノン自身が「真矢が一騎の隣にいるべき」と感じて身を引いているため、対立はしていない。
EXODUSでも仲が良い様子が描かれ、「真矢」「カノン」と名前で呼び合っている。


  • 溝口恭介
凄腕工作員にして、喫茶店「楽園」の店長。
8話の登場以来、真矢と親しく接している描写が多い。
18話の査問委員会において、溝口が真矢のスリーサイズを
「えーと、上から、はちじゅう…」
と言ったが、実際は「B79・W57・H81」である。
EXODUSでは真矢の戦闘機操縦の指導も務めており、彼の下にいたためか若干真矢が男らしくなっている。


  • 遠見弓子
真矢の姉。学校で保健医をしている。
真矢のことを大切に思っており、真矢を守るために適性データを改竄する。
劇場版では道生さんとの娘(真矢からすれば姪)を出産した為、真矢は16歳にして叔母となった。


  • 遠見千鶴
真矢の母親。普段は遠見医院を切り盛りする医師として働いている。
ファフナーで戦う真矢を医師としてバックアップしつつ、心配している。
一騎の父親である真壁史彦に千鶴が想いを寄せていることを真矢が知っているかは不明だが、真矢からすれば一騎と「きょうだい」になるかもしれないのは複雑だろうと思われる。


  • ミツヒロ・バードランド
人類軍所属だが元竜宮島の住人であり父親。
人類軍による竜宮島占領時に再会を果たすが、自分のことしか考えていないミツヒロにまったく心を開くことなく、「お父さんはフェストゥムと何が違うの?」と彼を拒絶する。
(スパロボUXでは甲洋のスレイブ型覚醒を見届けたことにより、台詞が「心を持たないフェストゥムと~」に変更されている)
ミツヒロは真矢をマークニヒトのパイロットとする算段を立てていたが、申し出を拒否したことで頓挫する。


  • ジョナサン・ミツヒロ・バードランド
人類軍所属のファフナーパイロット。名前からわかるようにミツヒロの息子であるが、真矢や弓子たちとは異母兄弟にあたる。
エミリーや美羽の言うフェストゥムとの対話の可能性を「希望」として認識しており、弓子には「いい子」と言われているが、
千鶴曰く「若い頃のミツヒロにそっくり」とのこと。



「wiki籠り君、どうして私の項目放置してるの…?追記・修正して」

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