ガルバトロン(スーパーリンク)

登録日:2012/02/29 Wed 22:31:06
更新日:2024/03/23 Sat 00:28:51
所要時間:約 3 分で読めます







いくぞぉぉぉ!!

グゥルァンドクォンボォイヤアアアア!!!!!



ガルバトロンは、『トランスフォーマースーパーリンク』のキャラクター。


⚫︎目次


CV:遠藤純一(英語版:デビッド・ケイ、第14話はリチャード・ニューマン)

【概要】

デストロン新破壊大帝。
前作『マイクロン伝説』に登場したデストロン破壊大帝メガトロンが転生した姿である。
通称:ガル様

第6話から登場。

ユニクロンの内部で発見されたメガトロンの残骸。
しかし、スパークは完全に消滅してはおらず、エネルゴンを集めたことによりユニクロンの細胞が活性化、新たな肉体を得てガルバトロンへと復活した。
戦略爆撃機にトランスフォームするがショックウェーブとのリンクアップ機能は失われている。


【人物】

マイ伝終盤でわずかに芽生えた地球人に対しての情は失ってしまい、愛嬌のある場面も減った。
性格も老獪で厳格な性格から、若々しく凶暴かつ直情的な性格へと変貌。
その凶暴さは目覚めるや否やその場に居合わせたメガザラックをボコボコにして初陣早々彼を楯にしたり、前作でその実力を認めたホットロッドが成長した姿たるホットショットの左腕をもぎ取って戦闘不能の状態にするなど、かつての戦いよりも上回る暴挙を見せつける。

とはいえ、第16話ではアイアンハイドの最期にスパークを握り締めながら「でかしたぞ……。」と悲しげに労ったり、第23話でショックウェーブが重傷を負った際には平静さを欠いて大急ぎで撤退を促したり、と多少は部下も思いやる部分があるようだ。

使えるものは徹底的に使う主義のようで、アルファQの部下であるメガザラックや刺客のナイトスクリームを洗脳し忠実な部下に仕立て上げたり、下克上を目論む極悪非道のならず者ことレーザーウェーブを泳がせたりもしている。
一時期はサイバトロンのインフェルノをも洗脳しようとしたが未遂に終わっている。千葉トロンはできたのに。


【活躍】

後に、ダブルフェイスという頭脳を失ったユニクロンをアルファQを追放して乗っ取るものの、アルファQ決死の抵抗で頭の部分は離脱されてしまう。
途中でユニクロンに意識を乗っ取られるも、オメガコンボイとなったグランドコンボイがユニクロンを破壊したことで
その呪縛から解放されるものの、ユニクロンの残滓は常に彼に影響を与えていた。

第40話でデストロンを率いてセイバートロン星を併合し最深部のスーパーエネルゴンに「エネルゴン 五臓六腑に 染み渡る」と五七五調の俳句(この俳句は第24話で言っている)と共に浸かり続く第41話でガルバトロンG(ジェネラル)にパワーアップした。
後に第48話で、レーザーウェーブの弟であるシックスショット反逆時にスーパーエネルゴンを再び浴びて巨大化、シックスショットをゴキブリのように踏み潰すほどの暴虐を見せつける。
しかし第49話で、その影響で完全にユニクロンに意識を乗っ取られ暴走、セイバートロン星のみならず全宇宙を巻き込んだ破壊兵器と化す。



ガルバトロンよ…。これが本当にお前が望んだ戦いなのか…?
私は…私はユニクロンに屈せぬ!
強い意志があれば、そんなものは大した問題ではない!
デストロンのリーダーであるお前に…。
私の生涯の好敵手(とも)であるお前に、それができぬというのか!?


ふざけるな…。
ふぅざけるなぁぁぁっ!!!
儂はデストロン破壊大帝、ガルバトロン様だぁぁぁぁ!!!!!

第50話で大きさの概念を捨てて巨大化したグランドコンボイの説得によりユニクロンの意識から解放される。

やっと目が覚めたか…。


相変わらず知ったような口を聞きおってぇ…。
むっかつく奴だ…。

フッ…。


ふんっ!!だが、嬉しいぞ…。
コンボィヤァァァァァッ!!



それでは、今こそ決着をつけるか!?
ガルバトロン!!


いいーだろうっ!!!
しかし貴様は、この儂の魂を呼び起こしたことを
後悔(くぉおうかぁい)することぉになぁあるっ!!!

なに…!?


儂の魂と!!
ユニクロンから得た強大なパワー!!!
これこそが究ぅぅぅ極のぉぉぉぉぉ!!!




超!!!!!

超ォォォ絶破壊大帝!!!

ガルバトロン様だぁぁぁぁぁっっっ!!!!!



視聴者(え!?)


…とまあ、CGとトゥーンシェーダーの殻を脱ぎ捨てて超・超絶破壊大帝になるものの…



フッ、そうきたか
だが、それは私とて同じこと!



なぜなら私は!!

サイバトロン総司令官!!

グランドコンボイなのだからっっっ!!!


と、さらにオメガコンボイの姿へと超巨大化したグランドコンボイと最後のどつきあいをすることになる。その様にはガル様も大喜び。


がぁはははははぁぁぁ!!!愉快愉快っっっ!!!!!


最終話である第51話で最終的にはユニクロンに意趣返しをするためと自らのしたことに始末を付けるため、憑依したユニクロンごとショックフリートとナイトスクリームと共にエネルゴンの太陽に特攻し消える。



ふっ…見ろ。儂の新たなる世界が待っているぞ……

出撃ぃぃぃぃぃぃぃっっっ!!!!!!


性格はマイ伝の頃と変わっているものの、本質的には生涯の好敵手(とも)であるグランドコンボイとの決着を望んでおり、最終決戦もマイ伝最終回におけるユニクロン内での一騎討ちと同様どこか楽しげな戦いとなっている。


【玩具】

日本版は海外版を一回り小さくした仕様なものが発売された。スーパーリンクのデストロン共通のギミックであるビークル、ロボット、ハイパーモードの三段変形が可能(ハイパーモードは羽根広げただけだが)。


昔のビークルモードを思わせる戦車型レーザーライフルにはサウンドギミックを内蔵しており、本体に仕込まれた剣を装着すると音が鳴り、色替え後のガルバトロンG(ジェネラル)には更にエネルゴンウェポンのエナジーブレードが追加された。


また、ボットコン限定品として頭部を新規造型したシャッタードグラス版メガトロンにリデコされている。


【余談】

超!!!!! 超絶破壊大帝になった時にCGから手書きに変わっており戦いもスピーディーに動く。よく動くぞ!表情の動きにも注目してほしい。

「ギャラクシーフォース」ではマスターメガトロンが登場しているが、海外版「CYBERTRON」では同一人物という設定になっている。

また以上の経緯をご覧になればお分かりになるかと思われるが
  • メガトロンがユニクロンの力によって新生
  • 落ち着いていたメガトロン時代から打って変わって暴力的で直情的な性格に変貌
  • 肩の砲塔の形状がガルバトロンの武装であるSFガンに類似
など、随所にG1ガルバトロンをオマージュしている要素が散見される。
復活時にメガザラックをボコボコにした挙句洗脳して従えたのも、メガザラックに謀殺された『ザ☆ヘッドマスターズ』の意趣返しとも取れる。
あくまでユニクロンの洗脳の後遺症で凶暴になっていたG1ガルバトロンと違い、こちらはでコレなので余計酷い気もしなくはない。

追加・修正はスーパーエネルゴンを浴びてからお願いします。

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最終更新:2024年03月23日 00:28