メガトロン(マイクロン伝説)

登録日:2012/02/11(土) 20:29:46
更新日:2025/03/23 Sun 03:14:42
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他シリーズのメガトロンとは区別する為、ここで紹介するのは『超ロボット生命体 トランスフォーマー マイクロン伝説』のメガトロンを紹介する。

声優はビーストウォーズメタルスにて、サイバトロンのデプスチャージを演じた梁田清之。英語版では千葉トロンを演じたデビッド・ケイ。

概要

緑色の戦車に変形するデストロンの破壊大帝。
パートナーマイクロンはバレル。

基本的に力を信奉する軍人肌だが、その一方で喜怒哀楽の描写が多く、非常に自分の感情に素直。

【例】

  • マイクロンのバレルが仲間になって自分の相棒になった際には一句詠み、「バぁ~レル様と呼べ!」と部下に命令。
  • スターセイバーを手に入れると、19話にて剣を振り回しながらダブルフェイスをはじめとする部下達を嬉々として追い掛け回す。

…何か可愛いな、このオッサン。

自身の右腕である航空参謀のスタースクリームには、他の部下より辛く当たるものの、それは次期リーダー候補としてのスタースクリームの実力を認めているから。

いつか自分を超えてくれるものという期待を込めてものことであり、師弟愛に近いと言える。

マイクロン復活を予期して作中初めて地球にワープしてきたトランスフォーマーであり戦略眼も確かなもの。

スラストから団結力の欠如を指摘された時はキレていたが、いざという時はデストロン一団で団結する。
そのおかげでダブルフェイスの裏切りを知ることもできた。
まさにデストロン一家のお父さんである。

人型になると頭部にクワガタのような角があるため「クワガタンク」と呼ばれる(主にジェットファイヤーから)

コンボイとの関係

サイバトロンの総司令であるコンボイとはある種の友情に近い感情を持っているようで、コンボイと雌雄を決することを望んでいる。

コンボイがヒュドラキャノンから地球を庇って命を落とした際には

「くぉぉぉんぼぉぉぉい!!!!」

とショックの余り絶叫。
後にコンボイがマイクロンとマトリクスの力で復活した時には大喜びしていた。

バーニングメガトロン

剛腕提督ショックウェーブと合体した姿。両腕と背中に武装が追加され飛行能力が付く。
知っていたのはショックウェーブとスラストだけで本人は指摘されるまで知らず、初めて飛行した時は大はしゃぎしていた。

スーパーモード

第43話にてホットロッド、ラチェット、スタースクリーム、アイアンハイド共々ワームホールに吸い込まれ、その先にいたユニクロンの眷属スカージの猛攻により瀕死の重傷を負った際、マイクロンの力により、スーパーモードへとパワーアップ。
紫と白色を基調とした姿へとなった

この状態でもバーニングメガトロンへの合体は可能。

スタースクリームの最後の裏切りの果てに…

終盤、ユニクロンに対抗するために、コンボイを倒してサイバトロンを併合しようという行動に出る。
けれど、この行動が卑しくもスタースクリームの最後の裏切りを引き起こすとも知らずに…

セイバ―トロン星でスターセイバーを手に、コンボイと決着をつけるべく戦いを挑むものの途中スタースクリームが乱入して対峙することになる。

「三度目はないと言ったはずだぞ、スタースクリーム」

そして激突するメガトロンとスタースクリーム。
戦いは両者ともほぼ互角で、見ていたコンボイすらも間に入る隙もなかった(…というかコンボイは本当に空気だった)

そして決着の時、最初から自分を倒すつもりなどないスタースクリームがウイングセイバーのエネルギーを切り、その刃を受ける。
それを見たメガトロンは、

「本当に強くなったな…」


と膝を折るのだった。

ユニクロンに対して既に多大なダメージを受けたスタースクリームは、まさに命を賭けた行動に出る。

その最期を見届けたメガトロンは心を打たれ、コンボイと協力してユニクロン打倒を決意することになる。


ユニクロン内部に突入後、ダブルフェイスに自身の意思で起こした一千万年に及ぶ戦争を否定。
それを証明すべくダブルフェイスを打倒後コンボイに決闘を挑むことになる。
なお、コンボイはこの時「一人のトランスフォーマー」としてマトリクスを捨てて快諾。
メガトロンも隠し武器の手のジャックナイフを手に、二人の死闘が始まった。

「それでこそ、トランスフォーマーの頂点に立とうとする者の戦い様…!」
「ぬはははは…楽しい!楽しいぞコンボイ…!!」

純粋に何かに縛られず戦う二人は何処か楽しそうであり、お互いボロボロになりながらも、コンボイを自身と同じ「戦いの好きなトランスフォーマー」であると認めている。


いよいよお互いの一千万年にも及ぶ因縁にも決着が着こうという時、ワープをしようとするユニクロンにコンボイ共々巻き込まれてしまう。

「見ているものが違うだけで、ワシらは共に同じものを求めていたのかもしれんな…」

「お前は光を…ワシは漆黒の闇を…」

次の世でも、宿敵はお前だ!コンボォォイィィッ!!」

自身の手を掴むコンボイの手をジャックナイフを使い払い除け、ユニクロンの光の中へ消えていった……。


「光あるところに闇はある」

「忘れるな!」

「悪もまた永遠に不滅なのだぁぁぁぁぁっ!!!」



そして10年後、ユニクロンの体内で発見された彼は新生することになる…。

そう、新破壊大帝ガルバトロンへと……。

玩具

  • 放映当時版
通常版(MD-01)とスーパーモード(MD-08)が発売。
マイクロンバレルが付属する。
また、電飾ギミックと各所のマイクロンギミックも多く、別売のマイクロンを多数合体可能。

MD-06および、スーパーリンク版のショックウェーブと合体可能であり、バーニングメガトロンの再現も可能。

  • トランスフォーマーレジェンズ
東京おもちゃショー2015限定品として、LG15のリデコとして発売。
…ほぼリカラーなので若干無理矢理感が強いが。
ちなみに有志により、マイ伝版もしくはスパリン版ショックウェーブと合体可能なことが判明している。
ただし、所謂「オレ合体」であり、接合部に負荷がかかっているためおすすめはできないとのこと。

  • トランスフォーマーレガシー
2023年に完全新規のリメイクとして、「TL-47 メガトロン(アルマダユニバース)」が発売。
マイ伝版と比べ可動が格段に上昇しており、アクションフィギュアとしては申し分ない出来となっている。
ただしバレルは付属せず。
スーパーモードも「TL-87 ガルバトロン(アルマダユニバース)」として2025年に発売。こちらは叫び声となっている。

なお、当時版のショックウェーブとは合体不可だが、後に発売したリメイク版である「TL-70 タイダルウェーブ」にバーニングメガトロン用のパーツが付属。
こちらでバーニングメガトロンが再現できる。

追記・修正は一人のトランスフォーマーとして戦いを挑んでからお願いします。

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最終更新:2025年03月23日 03:14