ダブルフェイス(トランスフォーマー)

登録日:2011/05/17 Sun 21:48:01
更新日:2025/09/06 Sat 22:58:58
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疾風は、頸草を知る…


秘密偵察員ダブルフェイスとは、『超ロボット生命体トランスフォーマーマイクロン伝説』に登場するトランスフォーマー。英語版『ARMADA(アルマダ)』での名称はサイドウェイズ。

CV:櫻井孝宏英語版:ポール・ドブソン)
所属:不明

パートナーマイクロン・ミラーが変形した2種類の頭部により、
正義のサイバトロンと悪のデストロンの両方になれる。
ビークルモードはスポーツバイクで時速400km/時を誇り、ミラーが運転する。

第15話にて初登場、バイク形態で

「俺が連れて行ってやろうか?ただし、一人だけだがな」

と、アレクサ、ビリー、ジムの前に現れる。

当話ラスト、


「疾風は、頸草を知る…俺の名はダブルフェイス。ただの流れ者よ」

と、苦戦するサイバトロン陣に味方する。

が、翌話の第16話にてサイバトロンとホットロッドを罠にはめて三種の神器であるスターセイバーを得て、デストロン陣へ寝返る。

第23話ではメガトロンスタースクリームを共倒れさせようと画策、
第24話ではインターネットを利用してサイバトロン基地にハッキング・通信ジャックし、明らかに両陣営にない能力を見せ付ける。

第27話にてイカトンボことスラストに裏切りが発覚、本性を見せた後メガトロンに斬られる。

しかし、彼は死んでいなかった…

第29話ではスペースマイクロンのことをラッド達に教える。

第33話ではサイバトロン基地の防衛システムを破りスラストにスペースマイクロンのありかを教える。

第36話ではヒュドラキャノン(三種の神器を合体させた武器。名前の由来は9本の首を持つ怪物ヒュドラとマッハ達3体、インディ達3体、アポロ達3体の計9体の引っかけ)をスラストに話し、第37話で彼と組む。

以下ネタバレ
















実はユニクロンの眷属のアルマダ世界での「ユニクロンズスポーン」
三種の神器の入手とユニクロン復活のために、サイバトロンとデストロンのパワーバランスを調整していた。
ユニクロン復活後、ユニクロンの意思細胞になったことで、自身もユニクロンとなる。
だが、マイクロンの意思により、神器が分離してしまい、自身はアストロブラスターを用いたコンボイに討たれるが…


尚、マイクロンはユニクロンがサイバトロンとデストロンを自身に取り込むために作り出した生体兵器であり、
過去にタイムスリップしてきたラッドたちの呼びかけにより、マイクロンは自我に目覚めたが、
ダブルフェイスは自我が目覚める前のマイクロン=ミラーに寄生された最初の犠牲者だったのかもしれない。


因みにギャラクシーフォース海外版『CYBERTRON(サイバートロン)』では、ノイズメイズ(英語版での名称は同じ)名義
と同一人物として登場(日本版声優はジェットファイヤー、ランページを担当した千葉進歩氏で、英語版はテッド・コール氏)。
エンブレムがそれぞれの組織に変わる点も共通している。 まあコンボイに撃ち抜かれて死亡したのはマイクロン「ミラー」で
本人のスパークが消滅した描写がないのでおかしな話でもない………。

また、故郷であるプラネットX(エックス)は本来肉体を喪った場合に備えたユニクロンのスペアボディとして遥か昔から
建造中で彼とサウンドウェーブの祖先達は丁度いい惑星ギガロニアを捕食させより強靭なボディにするため行動する星帝の
眷属「ユニクロンズスポーン」という設定である。(『ギャラクシーフォース』ではユニクロンに関する描写が劇中皆無だが
DVD初回限定生産には灰色のノイズメイズ量産機が「匂わせ」で付属する)メトロプレックスが指揮し幾層も武装強化する
ギガロニアの猛反撃によりプラネットXは爆発四散してしまいサウンドウェーブとノイズメイズ以外消滅し彼らは故郷を
自業自得ながら失ってしまう事に成る…

尚この星間戦争に加えて前作スーパーリンク(英題Energon)にて恵みを齎すエネルゴン太陽と化した事により星帝の
存在消滅が引き金となりグランドブラックホールが発生。星神プライマスと星帝ユニクロンの何れかが欠け次第
発動してしまう一種の環境リセットの為ベクタープライムは全生命を掛け阻止し時空の彼方を彷徨うことに成る…
(EDの後日談の止め絵で同じくスパークから復活したマスターガルバトロンと時空の狭間で交戦している)
奇しくも嘗てイボンコビーストウォーズリターンズの最終話で決戦時にパワードメガトロンに言った
「機械と生物や永遠の宿敵同士の間にもバランスが必要」という劇中の台詞を立証している


続けるべきは、追記・修正だ…


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最終更新:2025年09月06日 22:58