登録日:2012/05/06 Sun 15:16:10
更新日:2025/12/09 Tue 02:40:43
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《六武衆の荒行》とは、
遊戯王OCGのカードの1枚。
その名が示す通り、【
六武衆】の関連カードである。
概要
六武衆の荒行
速攻魔法
(1):自分フィールドの「六武衆」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとはカード名が異なり、攻撃力が同じ「六武衆」モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
対象のモンスターはこのターンのエンドフェイズに破壊される。
初出は
第7期第3弾「STORM OF RAGNAROK」。新たな(ストーリーの時系列的にはかつての)六武衆である「
真六武衆」もこのパックで登場した。
イラストには、後の《六武衆の露払い》である《真六武衆-ミズホ》が滝に打たれている姿が描かれている。
若き日の彼女の素顔が描かれているのはこのカードのみであり、ふつくしいと思うか
イケメンと思うかは意見の分かれるところ。
効果は「六武衆」1体のリクルート。
レベルの制限はなく、効果も無効にされず、出すモンスター次第では多彩な展開も可能という、シンプルかつ有用な効果。
しかしながら、いくつか条件とデメリットが課されている。
- 発動するには自分の場に対象となる「六武衆」モンスターが必要で、1枚初動にはならない。
- 特殊召喚できるのは、対象の「六武衆」とカード名が異なり、攻撃力が同じモンスターのみ。
- 対象としたモンスターはエンドフェイズに破壊されるデメリットが付与される。
もっとも、大量展開が得意な【六武衆】においては、対象のモンスターは最終的に別のモンスターの素材になっていることも多い。
自分のターンで使う分には、破壊されるデメリットは実質ないようなものだろう。
なお、参照するのは「元々の攻撃力」ではない。攻撃力が変動していた場合、そちらの数値を参照する。
そのため、強化や弱体化を受けていたり、攻撃力と守備力を入れ替える効果が適用されていたりすると、狙ったモンスターを出せないばかりか、発動すらできなくなる可能性がある。
また、効果処理時に対象のモンスターが場から離れていたり裏側守備表示になっていた場合、攻撃力を参照できず、リクルートも行えない。
歴史
時は【六武衆】が環境を席捲していた第7期。
彼らの展開力は当時としては破格で、先攻1ターン目からモンケッソクカゲキカゲムシャシエンシハンキザンキザンという呪文が唱えられた。
そうして出来上がる最終盤面も凶悪。
- 魔法・罠カードの発動を無効にする《真六武衆-シエン》
- レベル5以上のモンスターの特殊召喚を最大で2回無効にできる《インヴェルズ・ローチ》
- そこそこの攻撃力を持ち、効果破壊すればリソースを回復され、残しておけば《真六武衆-シエン》の身代わりになる《六武衆の師範》
- 複数の伏せカード
ここまでのことをしておきながら、手札が2枚残っているなんてことも。
が、そんな状況をKONAMIが許すはずもない。
2011/03/01の改訂で、展開の要である《六武の門》は登場から僅か半年足らずで
制限カードに指定。
続く同年09/01の改訂では、切り札である《真六武衆-シエン》、サーチカードの《紫炎の狼煙》も制限カードとなってしまった。
こうして【六武衆】の勢いは完全に衰退し、先攻での《真六武衆-シエン》の
S召喚すら難しくなった……
なんてことはなかった。
確かに規制は受けたものの、その穴埋めとして活躍したのが、《六武衆の荒行》である。
具体的な活用例は後述するが、状況に応じて様々な戦略をとることができる優秀なカードであり、門が制限カードとなってからは、新たなる六武衆のデッキタイプ荒行型六武衆の要となり注目されるようになった。
さすがに門が無制限だったときと比べると展開力は落ちたが、それでも大会上位に食い込める力を維持していた。
そうした歴史から、
KONAMIもこのカードを【六武衆】において重要な1枚と認識している模様。
第12期には六武衆の新規カードの登場に合わせて、トーナメントパックでの再録が行われている。
その新規カードの1枚《六武衆の破戒僧》はフィールドから墓地へ送られるという緩い条件で「六武衆」速攻魔法をサーチする効果を持ち、《六武衆の荒行》を安定して用意できるようになった。
また、新たなSモンスターである《真魔六武衆-エニシ》《真魔六武衆-キザン》はそれぞれ、
バトルフェイズ中のみ自分の戦士族・六武衆の攻守を上げる永続効果を持つ。
このカードの発動、ひいてはデッキ全体の展開に支障をきたすことがないよう調整したのだと思われる。
活用例
前者は「六武衆」名称を持つレベル2チューナー、後者は《
サイバー・ドラゴン》と同じ条件で特殊召喚できるレベル3非チューナー。
どちらも《紫炎の狼煙》でサーチできるため、その3枚のうちいずれか1枚と《六武衆の荒行》があれば、簡単に《真六武衆-シエン》を出せる。
《真六武衆-キザン》は緩い条件で特殊召喚でき、《六武衆-ザンジ》はメインデッキで唯一キザンと攻撃力が同じ六武衆。
どちらもレベル4なので、楽々とランク4を
X召喚できる。
かつては《
機甲忍者ブレード・ハート》や《
H-C エクスカリバー》といった、素材に戦士族を指定する攻撃的なランク4をこうして簡単に出せるのも強みの一つだった。
《真六武衆-キザン》の自己強化が適用されている(=自分の場にキザン以外の「六武衆」が2体以上いる)とザンジをリクルートできなくなるので注意。
その場合は代わりに《六武衆の師範》をリクルートできるようになるが、その2体だけでは展開の選択肢が少ないのが難点。
- 《真六武衆-カゲキ》(自己強化後)+《六武衆-イロウ》《真六武衆-エニシ》《影六武衆-ドウジ》(1700)
前者はレベル3で、後者は全てレベル4。いずれも非チューナーなのでS召喚にもX召喚にも繋がらないが、《真六武衆-カゲキ》を召喚すれば手札のチューナーを展開できる。
《六武衆の影武者》を特殊召喚し、カゲキを対象に《六武衆の荒行》を発動すると、《
氷結界の龍 トリシューラ》などレベル9のS召喚が可能。
影武者と同じくレベル2チューナーで、自己特殊召喚が可能な《六武衆の指南番》が手札にあれば、カゲキの展開効果を別のモンスターに使える。
《六武の門》のサーチ役にして、自分フィールドの武士道カウンター1個につき攻撃力を100上昇させるLモンスター。
攻撃力の微調整が可能なため、《六武衆の荒行》の対象として適している。
場に武士道カウンターがない状態でも、メインデッキで唯一攻撃力が等しいヤリザ殿こと《
六武衆-ヤリザ》をリクルート可能。
門と荒行を発動し、軍大将のリンク先にヤリザを特殊召喚→軍大将とヤリザで2体目の軍大将を
L召喚、と動くことで、門に武士道カウンターが4つ集まり、大量展開を始められる。
散々ネタにされ続けてきたヤリザ殿にも、時代が進んだことで、このように戦術的に意義のある採用理由とメリットが生まれたのである。……使うかどうかは別として。
類似カード
登場時期はバラバラだが、リクルートを行う《六武衆の荒行》の他に、六武衆の蘇生・帰還ができる「六武衆」速攻魔法が存在している。
このカードと同じく《六武衆の破戒僧》のサーチ効果に対応しているのが特徴。
六武衆の理
速攻魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する「六武衆」と名のついたモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
自分または相手の墓地の「六武衆」と名のついたモンスター1体を選択して自分フィールド上に特殊召喚する。
第5期第6弾「GLADIATOR'S ASSAULT」で登場。自分・相手の墓地から六武衆1体の蘇生を行う。
発動時に六武衆1体を墓地へ送ってから、蘇生の対象とする六武衆を決定する。
発動するにはどちらかの墓地に六武衆が1体は必要になるが、《六武衆の荒行》と異なり同名カードに関する指定がないため、発動時に墓地へ送った六武衆もそのまま蘇生できる。
特殊召喚される度にサーチ効果を発動できる《影六武衆-キザル》を使いまわせる他、《真六武衆-シエン》《真魔六武衆-シエン》の妨害効果の再利用もできる。
サクリファイス・エスケープにもなる便利なカードではあるが、効果が通っても場の六武衆モンスターの総数自体は増えない点に注意。
加えて、発動コストとして1体を墓地へ送る必要がある都合上、無効にされた際の損失は《六武衆の荒行》より大きい。
イラストでは《六武衆の師範》が右眼の眼帯からレーザーを照射しつつ、書をしたためている。
「理」の部分は、英語では「狡猾さ」「巧妙さ」を意味する「Cunning」と訳されている。
六武衆の影忍術
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドのモンスター1体を墓地へ送り、除外されている自分の「六武衆」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
第10期前半に発売された初の
デッキビルドパック「スピリット・ウォリアーズ」で登場。除外状態の六武衆1体を帰還させる。
効果も弱点も概ね《六武衆の理》と同じだが、こちらは自分の場のモンスターなら何でもコストにできるのが大きな違い。
その他の差異としては、時代の流れゆえに同名カードの発動に制限が設けられている他、コストとしたモンスターを特殊召喚する《六武衆の理》のような運用ができない点が挙げられる。
サーチカードである《六武衆の破戒僧》をS素材として墓地へ送りやすいことも含め、《真魔六武衆-エニシ》とは相性が良い。
あちらはS召喚時に墓地の六武衆モンスターを任意の数除外し、その数だけ相手モンスターをバウンスできる。
墓地リソースを消費してしまう効果だが、それと同時にこのカードを用意することで、消費を特殊召喚先の用意というメリットに変換できる。
《真魔六武衆-エニシ》自身も墓地へ送られることで除外状態の六武衆を帰還させられるため、このカードと合わせて2体の帰還も可能。
イラストでは《大将軍 紫炎》に変装した《影六武衆-リハン》が、兜を脱いで覆面を剥ぎ、正体を現している。
同パックで登場した「影六武衆」は六武衆モンスターが効果破壊される際、代わりに墓地の自身を除外できるため、その効果とのシナジーを意識した効果となっている。
追記修正お願いするでござる。
- 一応、一族の結束を一枚貼ってあるとこれでザンジとキザンが呼び出せたりする。レベルがあってないからデメリットを回避するには更に一工夫必要だけど -- 名無しさん (2014-11-08 15:39:23)
- あ、ヤリザでって言い忘れた -- 名無しさん (2014-11-08 15:39:52)
- なあに、出したターンで決めればいいのでござるよ。ヤリザ殿の直接攻撃能力が輝く時でござるな -- 名無しさん (2014-11-08 18:36:21)
- 実際軍大将からヤリザが出せるようになってるから侮れない -- 名無しさん (2023-02-04 21:33:22)
最終更新:2025年12月09日 02:40