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制限カード(遊戯王OCG)

登録日:2016/07/25 Mon 08:50:30
更新日:2026/07/07 Tue 02:11:55
所要時間:約 20 分で読めます





制限(せいげん)カードとは、遊戯王OCGのルールの1つ。
これに指定されたカードは1つのデッキに1枚までしか入れられなくなる。

関連項目


●目次

【概要】


遊戯王OCGにはリミットレギュレーションというルールが存在し、公式大会や公認大会に出場する際には、それに見合ったデッキを組まなくてはならない。

デッキに入れることができない禁止カードが存在するが、この一歩手前の段階として、(通常は3枚まで入れられるところ)デッキに1枚しか入れられない制限カードが存在している。
さらにこれの前段階として、デッキに2枚までしか入れられない準制限カードも存在している。


基本的に、
  • 汎用性が高すぎてどのデッキにも入ってしまい、デッキスロットの固定化を招くカード
  • 2枚以上投入できるととぶっ壊れだが、1枚だけなら問題ないカード(複数枚投入することで真価を発揮するカード)
  • 先攻ワンキルのコンボパーツ。
  • テーマデッキ専用だが、あまりにもカードパワーが高いカード
  • デッキの回転率や安定性を高めるサーチカードやドローソース
  • カードプールやルールの変化によって悪用が想定されるカード
  • 三ヶ月周期の規制になったことを良いことに後で規制する前提で出したとしか思えないカード
  • 環境の変化とコナミの商売事情に合わせて禁止カードから緩和されたカード

等が該当する。

要は、ゲームバランスを崩壊させるような強力なカードが指定されるものだと思って差し支えない。
とりわけ対策の難しいバーンによる1キルコンボには厳しく、一見それほど強く見えないカードもループコンボ等による勝利の余地があれば規制されやすい。

ただし、発売からそれほど期間の経っていないカードはしばらく規制を免れることが多い。
その辺は発売元であるKONAMIの商売事情が絡んでいるのだろう。

大抵のカードは1枚制限になると適正以下のカードパワーに落ち着くのだが、それでもゲームバランスに差し障ると判断されると、デッキに1枚も入れることができない禁止カードに指定されてしまう。
禁止カードの詳細についてはそちらの記事を参照されたし。

逆に、長期間目立った活躍がないと準制限カードに規制緩和されたり、完全に規制解除されることもある。
また、環境以外のデッキにチャンスを与えるためにそれなりのパワーを持つカードが緩和されることもたまにある。
しかし、迂闊に緩和した結果大暴れしてこちらに逆戻りしてくるパターンもそれなりに多い。

なお、これらはあくまで公式大会・公認大会に出場する際に義務付けられるものなので、友人とのフリープレイならば厳密に順守する必要はない。
しかし、大々的に施行される都合上、ほとんどのプレイヤーはこれらに従ってデッキを組んでいる。相手が誰であっても、レギュレーションを満たさないデッキを使う際は一言断りを入れるのが無難

【制限カード一覧(2026年7月1日から)】


通常モンスター効果モンスター

+ 詳細は以下
発動後はランク4エクシーズしかEXデッキから出せなくなる代わりに手札・場のカードをコストに手札から特殊召喚する効果と、召喚時に同名以外の「ライゼオル」モンスターをリクルートする効果を持つ。

特にリクルート効果が強力であり、召喚権を使うもののノーコストで盤面を増やせる上、リクルート先を《エクス・ライゼオル》や《ソード・ライゼオル》にするとさらにサーチして展開を伸ばせる。
特殊召喚効果は後半のリクルートに繋げられないため一見地味に見えるが、重ね引きしても片方は通常召喚・もう片方は特殊召喚と言う形で腐りにくいのでありがたい。
また、素材のないXモンスターを退かして盤面を整理しつつ《ライゼオル・プラグイン》の蘇生に繋げたり、こちらが使用した《原始生命態ニビル》や各種ロックカードなどを退かす事でこちらの展開を存分に通したりなどの使い方が可能で小回りが効く。

規制されてもなお環境に残り続ける【ライゼオル】への追加規制としてか、2026/1/1に制限指定を受ける。
召喚権は使うもののノーコストで展開ができる展開の要であったため、規制は非常に辛い。


手札の指定の属性のモンスターを公開することで発動するフリーチェーンの共通効果を持つ「VS(ヴァンキッシュ・ソウル)」モンスターの1体。地・闇属性で相手の攻撃力が最も低いモンスター1体のコントロールをエンドフェイズまで奪取し、炎・闇属性でデッキから「VS」モンスター1体を特殊召喚する。
また、手札の他の「VS」モンスターを公開することで互いのメインフェイズに手札から特殊召喚できる。

相手ターンに出せる点が非常に強力であり、リクルートするモンスター次第でドロー、サーチ、妨害など幅広い行動が可能。手札に属性が揃ってさえいれば、相手ターンであろうと自分ターンのように展開できる「VS」の最重要カード。
リクルートができなくてもコントロール奪取で相手の展開を邪魔できる他、レベル5なので「K9」とも相性抜群。
相手が手札・墓地でモンスター効果を使っていれば《K9-ØØ(ゼロ)号 ルプス》と一緒に出してそのままエクシーズ召喚でき、先行1ターン目の相手にさらなる妨害を構えることさえできた。

効果、レベル、属性とあらゆる点で都合が良く、【VSK9】の強さを1年も支え続けてきたキーカード。2026/4/1、そのあまりの利便性からついに制限指定を受ける。
以前から効果を使えるかが手札の属性に依存する不安定さがあったが、1枚に減らされたことでさらに安定性が下がった。多くのパーツが規制されつつも生き永らえてきた【VSK9】へのトドメの一撃になると見られている。


  • 《VS ラゼン》
手札の指定の属性のモンスターを公開することで発動するフリーチェーンの共通効果を持つ「VS」モンスターの1体で、炎属性を公開したら効果破壊耐性を、炎属性と闇属性を公開したら自身と同じ縦列の他のモンスターを破壊できる。
また、召喚・特殊召喚時に戦士族以外の「VS」モンスターをサーチする効果を持つ。

サーチ効果で初動になるのはもちろん、「VS」モンスターの強力な効果には炎属性の公開が要求されることが多いためその公開コストとしても手札に抱えて置きたいカードでもあり、自身のEXゾーンの前に出してもう片方のEXゾーンを《闘神の虚像》(ロック・オブ・ヴァンキッシャー)で封鎖することで、縦列破壊効果で相手の展開を妨害もしくは牽制したりもできる……と、デッキの回転率・継戦能力・妨害性能全てを支えるためフル投入が必須となる【VS】の最重要カード。

【K9】との混合デッキである【VSK9】への規制の一環として2025/10/1に制限カードとなる。
上記の通りにデッキの強さの根幹を支えていたカードであるため【VS】は大きく弱体化する事となった。


  • 《エクス・ライゼオル》
発動後はランク4エクシーズしかEXデッキから出せなくなる代わりに、EXデッキのXモンスターを墓地に落としつつ手札から特殊召喚する効果と、自分の場にレベル4かランク4以外のモンスターが存在しない時に召喚・特殊召喚したら雷族・炎属性モンスターをサーチする効果を持つ。

緩い条件で自力で特殊召喚できる上に、サーチ先の《ソード・ライゼオル》と《ノード・ライゼオル》の特殊召喚条件も満たせるため簡単にランク4Xに繋げられる。《ソード・ライゼオル》なら《アイス・ライゼオル》をサーチしてさらに展開ができるため、【ライゼオル】における召喚権を使わない1枚初動となっている。
サーチ手段も《ソード・ライゼオル》だけでなく《時空の七皇(セブンス・タキオン)》や《篝火》もあるため安定性も抜群。
落とすXモンスターも、《蝕の双仔(エクリプスのふたご)》なら《ライゼオル・デッドネーダー》でX素材にしておいて除去された際の保険にしたり、《メレオロジック・アグリゲーター》で相手の場の厄介なカードを無効にしたりなどできるため、先攻・後攻問わず使えるカード。

環境トップをひた走る【ライゼオル】規制の一環として2025/1/1に制限指定を受ける。
初手に引き込む確率が減っただけでなく、《メレオロジック・アグリゲーター》を落として相手の盤面を攻略する後攻及び返しのターンの手数にもなるカードであるため、1枚しか使えないのは厳しいものがある。


場からS素材になる場合は手札のチューナーも素材に出来る共通効果を持つ「キラーチューン」モンスターの1体。
手札の自身を公開してチューナーを召喚する効果と、S素材になった時に相手の墓地のカード1枚をデッキボトムに戻すか、相手の手札を確認してから「キラーチューン」魔法・罠をサーチするかを選ぶ効果を持つ。

追加新規にして【キラーチューン】を環境トップに押し上げた立役者。
召喚効果の強さは言わずもがな。自分以外も召喚可能であり、「召喚」であるため《キラーチューン・キュー》の召喚時効果も発動できるのが非常にありがたい。

S素材になった時の効果は2つあり、1つ目は相手の墓地のカードをデッキボトムに戻す効果。地味ではあるが相手の墓地利用を封じられる。
そして2つ目の効果はこのカード最大の特徴であり、相手の手札を確認しつつ「キラーチューン」魔法・罠をサーチする効果。
サーチ効果のオマケの様に書いてあるが、相手の手札を見て妨害の有無やデッキ内容を推察してそれに応じて展開できると言うのは現代遊戯王において非常に強力であり、例えば相手の手札に《原始生命態ニビル》がいるなら踏まない様に4体以内に収めて展開を止めたり、除去魔法などが多く存在するなら《ナチュル・ローズウィップ》と《キラーチューン・レッドシール》を並べて封殺したりなど相手に合わせた効果的な盤面を選択できる。
ここに《キラーチューン・キュー》のS素材時効果の相手のデッキトップ操作も加わると運次第ではあるが「相手が1番嫌がる盤面を用意しながらトップ解決によるワンチャンすら許さない」と言う極悪な制圧すら可能となる。

「もはや『制圧』じゃなくて『作業』」と揶揄される程にやる気デストラクションな盤面を築いて環境トップに躍り出た【キラーチューン】規制の一環として2026/7/1に制限指定を受ける。


自分の場にモンスターが居なければ特殊召喚できる共通効果を持つ「クシャトリラ」モンスターの1体。
固有効果として「クシャトリラ」魔法カードをサーチする起動効果と、自分の攻撃宣言時もしくは相手モンスターの効果発動時に相手のEXを確認して1枚を裏側除外する効果を持つ。

レベル7モンスターをリリースなしで召喚できるようになる《クシャトリラ・バース》や、デッキから「クシャトリラ」をリクルート可能な《六世壊他化自在天(クシャトリラ・パーピヤス)》にアクセスできる【クシャトリラ】の重要な初動。
さらに除外効果も相手のEXを確認しつつ除外するため、相手の切り札やメタカードを事前に抜いてしまえる。

【クシャトリラ】の初動と妨害を同時に担う重要なカードであったため2023/1/1に制限指定を受ける。


相手の手札が2枚以上の時にリリースなしで召喚できる効果と、手札から自身と他のレベル5モンスターを公開して2体とも特殊召喚する効果、水族以外の「K9」(ケーナイン)モンスターをサーチする効果を持つ。

非常に緩い条件で特殊召喚可能かつ、サーチ効果ですぐに後続を呼べる【K9】の最強初動。
自身の効果で特殊召喚した自身と星5モンスターは光属性エクシーズの素材にできない縛りが追加されるが、それ以外にはなんの制約がかからない上に見せる星5モンスターはなんでも良いため、テーマ外のモンスターを積極的に取り入れられるのも強み。

【VS】との混合構築である【VSK9】が環境で活躍したためか、【K9】のキーカードであるこのカードが2025/10/1に制限指定を受ける。


  • 《剣神官ムドラ》
かつてイシズ・イシュタールが使用していた《ムドラ》のリメイクモンスター。通称・イシズパーツの1枚。
手札から他の天使族・地属性を捨てて特殊召喚し、デッキから《墓守の罠》を表側で出す効果と、自分・相手ターンに墓地から除外して互いの墓地のカードを合計5枚、《現世と冥界の逆転》が自分の墓地になければ合計3枚デッキに戻す効果を持つ。

自前で特殊召喚する効果はコストこそ限定されているが、同期の《古尖兵ケルベク》や《古衛兵アギド》の墓地送り効果のトリガーになり、「ティアラメンツ」のように墓地送りに反応する効果を連鎖するトリガーになれる。
おまけとして《墓守の罠》を持ってくる効果も、デッキから直接表側で持ってこれるために《灰流うらら》に引っ掛からずすぐさま効果を使えるようになるのがこれまた強力。
その《墓守の罠》も手札を捨てて天使族・地属性をサーチ出来るので、2枚目以降の《剣神官ムドラ》や同期達をサーチしつつ、墓地送りでさらに効果を誘発させたりと非常に強固なシナジーを形成している。運良く《現世と冥界の逆転》が墓地に落ちれば相手の墓地利用を封じることも可能。

前述した通り、墓地送り効果と自身の墓地送りをトリガーとした効果を持つ【ティアラメンツ】とは抜群のシナジーを誇り、このカードを含めたカード群・通称“イシズパーツ”が【ティアラメンツ】と共に【イシズティアラメンツ】として大会環境を荒らした。
【イシズティアラメンツ】の規制と【クシャトリラ】の登場で【ティアラメンツ】での採用率が落ち、一時は環境から退いたものの、追加の規制を受けた【ティアラメンツ】が再びイシズパーツを採用して環境に居座り続けた結果、2023/04/01にこのカードも制限指定を受けた。
【ティアラメンツ】とのシナジーの強さもさることながら、このカードで引っ張ってこれる《墓守の罠》が墓地メタとして機能する、即ちミラーマッチ対策になると言う点がトドメとなったと思われる。


いわゆる手札誘発効果を持つ特殊召喚モンスター。除外ゾーン以外から《PSY(サイ)フレーム・ドライバー》を引き連れてフィールドに出つつカウンターできる「PSYフレーム」チューナーの1つ。こいつはモンスター効果無効化担当。

モンスター効果偏重の環境ではかなり刺さる性能であり、単体では役に立たない上級バニラの《PSYフレーム・ドライバー》も同時に採用しなければならない制約と、自分のモンスターが1体でもいると発動できない条件こそあれど、様々なデッキで採用された。
加えてフィールド以外で発動した効果にも対応でき、手札で発動するため《墓穴の指名者》には止められない。ターン1の制約も無く、《灰流うらら》のような破壊を伴わない無効化ならば食らっても手札に残るため、チェーン処理後に改めて使用できるという使い勝手の良さを誇る。

ヴェーラー》などとは異なり、発動後には自身と《PSYフレーム・ドライバー》がモンスターゾーンに残るので各種素材にも使える。
しかも素材指定が緩いカテゴリリンクの《PSYフレームギア・Λ》の登場で、自分の場にモンスターが存在しても使えるようになったのも追い風。その使いやすさから多くのデッキで用いられ、大会環境ではこのカードの存在が念頭に置かれてデッキや戦略の固定化を招いた。

本来なら先攻1ターン目における後攻側の対抗手段のはずが、モンスターを出していない状態で先攻側が「後攻の手札誘発を潰しつつ出したこのカードと《PSYフレーム・ドライバー》で《水晶機巧(クリストロン)-ハリファイバー》を出して展開する」といった頭の痛くなるような先攻制圧に使われたせいで2021/7/1に準制限となった。
だが、それでも採用率は落ちなかったためか直後の改訂である2021/10/1に制限へと規制強化された。純PSYフレーム使いは泣いて良い

こいつが流行っている状態ではモンスターを出していない状況で迂闊にモンスターの手札誘発を撃つと、1ハンデスされた挙句相手に展開要員を2体も渡してしまう格好になってしまいゲームセットが大幅に近づいてしまう。
そのため、リスク回避のためにモンスターが1体立つまで手札誘発を撃たずに待つのが定石とされ、先攻の初動が通りやすくなるという不健全な状況を招いていた。


「ビーステッド」の力を得たアルベルの新たな姿。
自分の場のレベル6以上のドラゴン族・闇属性1体をリリースして手札・墓地から出せる特殊召喚モンスター。
手札から捨てることで同名以外の「ビーステッド」モンスターをサーチする効果と、メインフェイズに「烙印」永続魔法か永続罠をデッキから表側で置く効果を持つ。

自身を手札から捨ててサーチした《深淵の獣(ザ・ビーステッド)アルバ・ロス》以外の上級「ビーステッド」モンスターを出して即座にリリースするだけで降臨し、リリースしたのが《深淵の獣(ビーステッド)サロニール》ならデッキから「ビーステッド」モンスターか「烙印」魔法・罠の墓地肥やし、《深淵の獣(ビーステッド)ドルイドヴルム》なら相手の特殊召喚されたモンスターを墓地送り、とアドバンテージを稼げる。

「烙印」永続魔法・罠を展開する効果も強力で、《復烙印》で手札交換や「ビーステッド」の展開、《烙印の獣》で除去、《導かれし烙印》で「ビーステッド」にカウンターして来た相手のカードを打ち消し、《烙印の即凶劇(エチュード)》で相手の展開を妨害、と多彩な動きが可能。
おまけにデッキから直接出すので《灰流うらら》に妨害されず、誘発受けも良いのが強み。
それでいてステータスもアタッカーとして及第点の攻撃力と高い守備力を併せ持つため戦闘にも強い、と万能なモンスター。

言うまでもなく【ビーステッド】の要であり、2023/1/1の規制で止まらなかった【ビーステッド】を抑えるためか2023/4/1の改訂にて制限指定を受ける。


  • 《宿神像ケルドウ》
かつてイシズ・イシュタールが使用していた《ケルドウ》のリメイクモンスターで、イシズパーツの1枚。
手札から他の天使族・地属性を捨てて特殊召喚しつつ《現世と冥界の逆転》もしくはその関連カードをサーチする効果を持つ。
また、フリーチェーンで場・墓地から自身を除外して互いの墓地のカードを、自分の場か墓地に《現世と冥界の逆転》があれば合計5枚、なければ合計3枚をデッキに戻す効果を持つ。

《古衛兵アギド》や《古尖兵ケルベク》をサーチ、もしくはそれらを捨てて墓地肥やしを発動させつつ《現世と冥界の逆転》や《剣神官ムドラ》などをサーチしたりなど手札の状況に応じて柔軟な動きが出来るサーチャー。
墓地に落ちた後もこちらのカードを戻してリソース確保や相手の墓地利用を妨害したりと器用に立ち回れる。

【イシズティアラメンツ】の安定性を底上げしていた重要カードだったため2022/10/1に制限指定を受ける。


召喚・特殊召喚時に炎属性レベル1をサーチする効果と、自身含めた自分の場の表側のカード2枚をコストに手札・デッキから同名以外の「スネークアイ」モンスターをリクルートする効果を持つ。

サーチ先にドロー以外で手札に加わると特殊召喚される《蛇眼の炎燐(スネークアイズ・ポプルス)》が存在し、あちらの効果で「スネークアイ」魔法・罠のサーチにも繋がる。リクルート効果で《スネークアイ・オーク》を呼び、あちらの効果で墓地から釣り上げてもらい頭数を増やす、という具合に【スネークアイ】の展開の要となる重要な初動。
サーチ先は《蛇眼の炎燐》以外でも《倶利伽羅天童》と言った汎用性の高いカードが存在するため「スネークアイ」モンスターの中でも汎用性が高く、【スネークアイ】規制の一環として2024/4/1に準制限指定を受け、同年7/1に制限指定を受ける。


  • 蛇眼の炎燐(スネークアイ・ポプルス)
ドロー以外の方法で手札に加わったら特殊召喚できる効果と、召喚・特殊召喚時に「スネークアイ」魔法・罠をサーチする効果、墓地に送られたら自分の墓地の炎属性モンスターを永続魔法化する効果を持つ。

【スネークアイ】を環境クラスに押し上げたと言っても過言ではないカードであり、《スネークアイ・エクセル》のサーチ効果で手札に持ってきて即座に特殊召喚しつつ《蛇眼神殿スネークアイ》にアクセス、リンク素材や下級「スネークアイ」のリクルート効果のコストとなったら永続魔法化して後続のリクルート効果のコストを確保と、自身の効果をフル活用して【スネークアイ】の展開を安定化させた。
また、《篝火》のサーチから特殊召喚して《原罪宝ースネークアイ》にアクセスできる事からレベル1・炎属性が重要な【R-ACE】や【炎王】の展開補助にもなるため初動の安定や誘発貫通としても機能する。

《スネークアイ・エクセル》などを規制しても止まらない【スネークアイ】及び混成デッキへの追加規制として2024/10/1に制限指定を受ける。


相手がモンスターを特殊召喚する度に1ドローする手札誘発モンスター。

相手が展開すればするほどドローして新たな手札誘発を引き込んで妨害したり、次のターンの展開リソースを確保できる強力なカード。同名制限はあるものの発動に特に条件はないため、【マドルチェ】ではドローが見込めない状況でも手札から捨てることで《マドルチェ・ホーットケーキ》のコストを確保すると言う使われ方もされる。誰が言ったか《マドルチェ・ゴキブリュレ》。
本来なら後攻が使用し、先攻側に「相手に大量ドローさせる代わりに展開する」か「相手がドローする数を減らすために展開を抑えて妥協する」かの2択を突きつけて牽制するカードではあるのだが、無条件で使える故に先攻側が盤面を作り上げた上で使用し、後攻側に「日和ったらこのまま負けてしまうので誘発などの追加の妨害を引かれる事を承知の上で全力で展開せざるを得ない」という分の悪い勝負を強いる先攻制圧を助長する不健全な側面も持っていた。
2017/10/1に一度は準制限指定を受けたのだが、ちょうど【SPYRAL】の来日および《SPYRALーザ・ダブルヘリックス》の登場による強化・ルール改訂による環境デッキの弱体化が重なったため、【SPYRAL】一強時代の抑制を狙ってか2018/1/1の改訂ですぐ無制限に戻っていた。

それから約6年後に、このカードの調整版ともいえる「マルチャミー」シリーズが登場したためか2024/10/1の改訂で再度準制限となった。
TACTICAL-TRY DECKにて2積みだったため準制限化を読んでいた決闘者も少なくはなかったが、その件がなくても使い勝手の良い《マルチャミー・フワロス》と併用して事実上の6枚体制を取っていたためそっちの線で規制されると予想していた決闘者も多かった。
2026/1/1には「マルチャミー」シリーズの再録を受けてか制限指定を受ける。同時にこのカード及び「マルチャミー」シリーズを止めるために使われる《灰流うらら》と《墓穴の指名者》にも規制が入ったため、イラストも可愛らしい「マルチャミー」シリーズとの世代交代を狙っていると思われる。

なお、海外先行で登場してから来日したカードであるのだが、その海外では2018/2/5の時点で禁止カードとなっている。
そのため、海外では大量展開を行うカードやその起点となるカード、万能無効などを持つ制圧モンスターをOCGより厳しく取り締まる形で対応しており、OCGとはだいぶゲーム性が異なる環境となっている。
こうした理由もあって、海外では《増殖するG》を「永世禁止カード」とする意見も根強く、このカードに関する話題はかなりセンシティブなものとなっている。


  • 《ソード・ライゼオル》
ランク4エクシーズしかEXデッキから出せなくなる代わりに、場か墓地に「ライゼオル」がいる時に自身を手札から特殊召喚する効果、召喚・特殊召喚した時に炎族・光属性モンスターをサーチする効果を持つ。

上記の《エクス・ライゼオル》とは相互にサーチが可能で、あちらの効果でこのカードをサーチしつつ特殊召喚して再びサーチ、もしくはこのカードで《エクス・ライゼオル》をサーチしつつ特殊召喚してさらにサーチと、どちらからでも展開が繋がるのが強み。
《エクス・ライゼオル》を引けているなら《スター・ライゼオル》をサーチして魔法・罠を持ってくる動きもできる。
《エクス・ライゼオル》と同様に《時空の七皇》のサーチに対応しているのも非常にありがたい。

環境トップをひた走る【ライゼオル】への追加規制として2025/4/1に制限指定を受ける。
前回の規制で《エクス・ライゼオル》も制限指定を受けているため優秀なサーチ手段が減らされて初動の安定性が低下しただけでなく、返しのターンの手数も減らされたため盤面を返された時のリカバリーが難しくなっている。


手札・場から「超重武者」の装備カードとなり、装備モンスターに守備貫通を与えるモンスター。
しかし、このカードの真価は場から墓地に送られた時に発動する「超重武者」モンスターのサーチ。

同名カードはサーチできないものの場から墓地に送られる以外の条件もなく、効果に回数制限がないのが最大の特徴。
当初こそ展開力に乏しいため使いにくく、リンク1の《超重武者カカ-C》の登場で使い回しが容易になったもののデッキパワーが不足していたため活躍する事はなかったものの、CYBERSTORM ACCESSで登場した新規カードによりその潜在能力が大爆発。
《超重神童ワカ-U4(ウシ)》といった初動へアクセスしつつ、墓地と場を行ったり来たりしてサーチを繰り返しアドバンテージを稼ぐ大暴れをしたため、環境トップに躍り出た【超重武者】規制の一環として2023/7/1に制限指定を受ける。
使い回しが可能とはいえ素引きする確率が下がるのに加え、《墓穴の指名者》などを食らってしまえばリカバリーが効かなくなるため考えなしに使えなくなったのは大きい。


効果で墓地に送られた時に、墓地の自身を含めた素材をデッキ・EXデッキに戻して融合召喚する共通効果を持つ「ティアラメンツ」モンスター。
固有効果は自身を特殊召喚しつつ手札からモンスター1枚を墓地に送り、追加でデッキトップから3枚を墓地に送る。

緩い条件で1度に合計4枚も墓地に送れ、「ティアラメンツ」の共通効果のトリガーになれる。
さらに「ティアラメンツ」以外も手札から墓地に送れるので、手札に来た「シャドール」や「イシズパーツ」辺りを墓地に送って誘発させる事も可能で、混成デッキであっても機能させられる。
しかも墓地に送った「ティアラメンツ」の効果でこのカードを素材にすれば、このカードの共通効果でさらなる融合召喚が可能になる【ティアラメンツ】の初動の1枚。

登場当初から環境トップをほぼ独走していた【ティアラメンツ】を抑えるために2023/1/1に制限指定を受ける。


  • 《ティアラメンツ・クシャトリラ》
最上級「ティアラメンツ」モンスターにして「クシャトリラ」にも属するモンスター。
共通効果は持たず、自分・相手メインフェイズに手札・墓地の「クシャトリラ」か「ティアラメンツ」を除外して自身を特殊召喚する効果、召喚・特殊召喚時に自分か相手のデッキトップから3枚墓地に送る効果、効果で墓地に送られたら自分のデッキトップから2枚墓地に送る効果を持つ。

融合効果こそないが2種類の墓地肥やし効果を持っているため、共通効果持ちの「ティアラメンツ」を落として融合召喚に繋げやすい。
壱世壊(いせかい)=ペルレイノ》のみあんらず《六世壊(むせかい)=パライゾス》のサーチにも対応しているため、規制を受けて弱体化した【イシズティアラメンツ】を【クシャトリラ】混成型の【ティアラメンツ】*1として支えた。
追加規制を受けて【ティアラメンツ】がシンクロ型に移行した後も、レベル7であることを活かしてレベル1チューナーとシンクロして《混沌魔龍 カオス・ルーラー》に繋げるなど潤滑油として支え続けたが、2023/10/01に制限指定を受ける。
そしてこのカードの規制により「ティアラメンツ」はメインデッキのモンスター全てが制限カードになった。


  • 《ティアラメンツ・ハゥフニス》
共通効果持ちの「ティアラメンツ」モンスター。
固有効果は相手の場のモンスター効果が発動した際、自身を特殊召喚して自身のデッキトップから3枚墓地に送る。

発動が相手依存かつトリガーとなった相手のモンスター効果を無効にしないが、相手ターンでも墓地送りを発動させて「ティアラメンツ」の共通効果のトリガーになれるため、運は絡むものの後攻0ターン目に融合モンスターを出す事も可能なカード。
【イシズティアラメンツシャドール】では後攻0ターン目に《エルシャドール・ミドラーシュ》を立てる事を可能にしていた1枚だったためか、2022/10/1に準制限指定を受ける。
準制限で留まったのはやはり相手依存で不安定な所と、効果を無効にせず素通しする点が考慮されたと思われるが、それでも止まらなかった【ティアラメンツ】を抑えるために2023/4/1には制限指定を受ける。


  • 《ティアラメンツ・メイルゥ》
共通効果持ちの「ティアラメンツ」モンスター。
固有効果は場に出た時に自分のデッキトップから3枚墓地へ送る。

固有効果で能動的な墓地肥やしが可能だが、下記の《ティアラメンツ・レイノハート》の方が狙ったカードを落としやすいため、このカードに召喚権を割く価値はあまりない。

しかし、「ティアラメンツ」モンスター唯一の“レベル2”であるため、《スプライト・エルフ》の釣り上げや《スプライト・スプリンド》の墓地肥やしに対応しており、彼らをリンク召喚しつつさらなる展開が可能となっているのが特徴。
不安定な固有効果も《スプライト・エルフ》による釣り上げで試行回数を増やせばむりやり成功を手繰り寄せることが可能であり、上手く行けば相手ターンに融合モンスターを展開する事も可能。

あの手この手で生き延びる【ティアラメンツ】の追加規制の一環として2023/4/1に制限カードとなる。
そしてこのカードの制限指定により、下級「ティアラメンツ」モンスターは全て制限カード指定を受ける結果となった。
「スプライト」にイシズパーツ、「クシャトリラ」に「ビーステッド」と2022年はやはりおかしかった

マスターデュエルでは《ティアラメンツ・キトカロス》が制限の代わりにこちらが禁止となっている。


自分の墓地にカードが存在しない時に手札から捨てることで、次のターン終了時までお互いの墓地に送られるカードを全て除外するモンスター。

発動条件こそ厳しいが、後攻側が相手の墓地利用を封じて先攻制圧を抑止できる手札誘発カード。
強力な効果ではあるものの、後攻でないと発動条件を満たしにくく、1度目の発動後はこのカード自身が墓地に送られてしまい基本的に2枚目以降が腐ってしまうため、メインからの投入は難しいサイドチェンジ向けのカード。

……だったのだが、墓地を経由せず除外ゾーンと場・手札を行き来して展開する【ふわんだりぃず】の登場により一変。
このカードの影響下でも展開出来るだけでなく、《烈風帝ライザー》で墓地から回収が可能なため使い回しも容易に。
しかも墓地にカードが溜まりにくい【ふわんだりぃず】の性質上、先攻で展開しきった上で相手の墓地利用を封じて反撃を封じる先攻制圧要員としても扱えるため、先攻・後攻どちらでも腐る事なくメインからの3積みが基本となっていた。
その結果、2022/10/1の改訂で【ふわんだりぃず】規制の一環として準制限指定を受ける。準制限で留まったのは【ふわんだりぃず】以外では先攻制圧への抑止力としてちゃんと機能する事と、パチンコと揶揄されるほど墓地肥やしを基本戦術とする環境トップの【ティアラメンツ】へのメタカードとしての側面があるからと思われる。
その後は【ふわんだりぃず】と【ティアラメンツ】が環境が消えた以外は動きはなかったものの、2025年に除外されるとライフを払って自力で帰還してくる下級モンスターを擁するリンクテーマの【M∀LICE(マリス)】が登場すると、「相手の墓地メタをしながらこちらはリンク召喚の素材にするだけですぐに素材が復活するからスムーズに展開が進められる」とメタと展開サポートを同時にこなす凶悪なカードに変貌。そのため環境トップとなった【M∀LICE】規制の一環として2025/4/1に制限指定を受ける。


自分の場にドラゴン族・炎属性がいる時に手札から特殊召喚する効果、自身が戦闘するダメージステップ時に同名以外のレベル4以下・ドラゴン族・炎属性をリクルートする効果、バトルフェイズ中に自身を含めてシンクロ召喚する効果を持つ。

天盃龍(てんぱいりゅう)パイドラ》でサーチできる《燦幻開門(さんげんカイメン)》や《盃満ちる燦幻荘》でサーチしてそのまま特殊召喚が可能で、リクルートしたモンスターと併せてバトルフェイズ中にシンクロ召喚して勝負を決められる。
サーチ先として重要なモンスターだが素引きしていても強く、《天盃龍パイドラ》等に妨害を打たれた場合の貫通札にもなってくれる。
さらに、リクルート効果がダメージステップという非常に止めづらいタイミングであり、そもそも召喚権を使う場合においても天盃龍の中で最も安定した初動となる。
加えて「天盃龍」唯一の純粋なチューナーと、これでもかというほど重要な役割を与えられていたためか、【天盃龍】規制強化の一環として2024/10/1に制限指定を受ける。


  • 星辰竜(ドラゴンテイル)ムルル》
互いのメインフェイズに手札・場のモンスターを素材に「ドラゴンテイル」モンスターを融合召喚する効果と、融合素材になって墓地に送られたらデッキから「ドラゴンテイル」魔法・罠をセットしつつ相手の表側モンスターの効果を無効にする効果を持つ。

同じ融合効果を持つ《星辰砲手(ドラゴンテイル)ファイメナ》と異なり場に出さなければ効果を使えず《無限泡影》などを受けてしまう隙はあるものの、場に残れば相手ターンにも再び融合効果を使えるため誘発を受ける囮としても使いやすい。
また、ドラゴン族であるため《天球の聖刻印》でバウンスしつつこのカードをリクルートして《星辰爪竜(ドラゴンテイル)アルザリオン》の融合召喚によるバウンスを狙う、などの動きもできる。
ドラゴン族・闇属性と言う種族・属性の組み合わせも優秀で、《ミュステリオンの竜冠》や《空隙の原星竜》などの素材になったり、【シャドール 】との混成構築なら《エルシャドール・ミドラーシュ》の素材になれたりと融合先の選択肢も多いのが魅力。

融合素材になった時の効果も強力であり、魔法・罠セットの強さは言わずもがな。無効効果もメインフェイズ限定とは言え融合召喚効果がフリーチェーンである事を活かして相手が出してきたモンスターの効果を無効にして止めると言う使い方もできる。

【ドラゴンテイル】規制の一環として2026/1/1に制限指定を受ける。


  • 《ドロール&ロックバード》
相手がドローフェイズ以外でデッキから手札にカードを加えたときに発動できる手札誘発モンスター。使用後、ターン中は互いにデッキから手札にカードを加えられなくなる。

サーチやドローを多用するデッキへの強力なカウンター。
自分が先にドロー系誘発を打っていた場合、そちらの効果も発動しなくなるデメリットはあるものの、サーチを繰り返すテーマが台頭する度に対抗手段として環境に現れてきた。
2025年になると【K9】などの流行によって《灰流うらら》、《増殖するG》等に並ぶ必須級の手札誘発として扱われるようになる。デッキや手札によってはこれ1枚を打たれるだけで何もできなくなってしまうほどであり、制圧力は非常に凄まじい。

しかし自分ターンにも使えるため、相手のドロー系誘発や後攻展開を止められるこの手の誘発系にお約束の先攻制圧カードの側面もある。
それを差し引いても《トリックスター・リンカーネイション》と併用した全ハンデスコンボといった悪用例もあり、採用率の急増もあって初登場から約14年後の2026/4/1、初の制限指定を受ける。
マスターデュエルとTCGでは先んじて準制限に指定されていたが、OCGではそれよりも重い規制となった。


手札から自身と天使族を捨てることで相手モンスターの効果を無効にして破壊するモンスター。

強力な手札誘発であるが、こちらが2枚消費して相手の1枚を無効にして破壊する2:1交換となるため使い所が肝要となるカードであった。だが、カードプールの増加により墓地に送られた時に効果を発動する天使族が増加。
《イーバ》で同名カードをサーチしてさらなる妨害準備を整えたり、《古衛兵アギド》や《古尖兵ケルベク》を落として墓地肥やし・デッキ破壊を誘発させたりと単なる妨害カード以上の働きをする様になった。

特に《古衛兵アギド》、《古尖兵ケルベク》を擁する【イシズティアラメンツ】では妨害ついでに《エルシャドール ・ミドラーシュ》や《ティアラメンツ・ルルカロス》と言った制圧モンスターを後攻0ターン目に出すことを可能にさせていたため、規制の一環として2022/10/1に制限指定を受ける。


自分か相手の墓地の光か闇属性モンスターを除外して特殊召喚可能で、相手の場にモンスターがいればフリーチェーンで発動出来る共通効果を持つ「ビーステッド」モンスター。
固有効果は場から墓地に送られた際に相手の特殊召喚されたモンスターを道連れに墓地送りにする。

各種召喚の素材にするなり何らかの効果のコストにするなりする必要はあるものの、破壊耐性を無視して相手のモンスターを除去出来るのは非常に強力。
また、固有効果は特定のカード必要としないため「ビーステッド」以外でも使いやすいのも特徴。

【ビーステッド】の追加規制の一環として2023/4/1に制限指定を受ける。


  • 深淵の獣(ビーステッド)マグナムート》
共通効果持ちの 「ビーステッド」モンスター。
固有効果は特殊召喚成功時に発動し、エンドフェイズにデッキ・墓地から同名以外のドラゴン族をサーチ・サルベージ。

サーチ・サルベージ効果はタイムラグがあるものの、【ビーステッド】の重要カードである《深淵の獣ルベリオン》にアクセス出来るのは非常にありがたい。
また、サーチ・サルベージは“特殊召喚成功時に発動し、エンドフェイズに処理する”関係上、発動後に自分が場を離れても有効であり、相手ターンに発動して壁になりつつ相手エンドフェイズにサーチして来た「ビーステッド」を展開する事も可能。
また、サーチ対象が“同名以外のドラゴン族”と非常に緩いため光か闇属性の入っているドラゴン族デッキならサーチ要員として出張させる事も可能で汎用性が高い。
その汎用性の高さが危険視されたためか2023/1/1に制限指定を受ける。


手札に5枚パーツを揃えたら勝利できる、おなじみ特殊勝利カード。

専用の構築ならば意外と容易に揃えられることから、当然というか制限改定の黎明期に指定されて以降緩和されたことは無い。とはいえ、これでも禁止カードになったことは一度も無いのだが。
デッキ構築の幅が広く、新たなドローエンジンが開発される度に注目されるカードでもある。
ちなみに一応手足パーツは通常モンスターである。デッキに三枚ずつなんてできませんからねレアハンターさん!
詳しくは個別項目で……。


  • 《ブロックドラゴン》
手札・墓地から地属性3体を除外して手札・墓地から出せる特殊召喚モンスター。
場から墓地に送られると、レベル合計が8になるように岩石族を3枚までサーチできる。

地属性が多く、墓地肥やしが得意な岩石族デッキでは非常に出しやすく、各種素材にした後のサーチで後続を確保出来るので展開をさらに伸ばせる。
サーチ効果はさすがに同名ターン1は付いてるものの、特殊召喚に制限はないため墓地コストさえあれば即座に復活可能。
おまけに場にいる限り、自身を含めた自分の岩石族に戦闘以外では破壊されない耐性を付与するため、効果破壊耐性だけでなく「コアキメイル」のような誓約での自壊デメリットを踏み倒せてしまうのも非常に強力。守備力も3000あるので戦闘にも強いのも魅力。

強力な展開及び墓地肥やし性能を持つ【アダマシア】と共に環境で長く活躍したためか、2023/7/1に準制限指定、2023/10/1に制限指定を受ける。とはいえ1枚あれば容易に使いまわせるので、規制としては緩め。
そのせいか展開系に厳しい海外では2020/9/14に一発禁止と、OCGより厳しい規制が掛けられている。
シングル戦オンリーのMDでも2023/1/10に制限行きになり、一時は禁止カードに指定されていた時期もあった。


自分の場にモンスターがいないor獣族・光属性のみなら手札から特殊召喚する効果と、召喚・特殊召喚時に「ヤミー」魔法・罠をサルベージし、シンクロモンスターの効果で特殊召喚した場合はサルベージの代わりにデッキ・除外ゾーンから「ヤミー」フィールド魔法か「ヤミー」永続魔法・永続罠を表側で置く効果を持つ。

非常に緩い条件で特殊召喚できるので展開を伸ばせるだけでなく、【ヤミー】の弱点である着地狩りをされても展開を継続できるのも強み。
サルベージ効果も除去された魔法・罠の回収だけでなく、蘇生効果で使用した《ヤミー☆サプライズ》を回収して相手ターン用の妨害としてセットし直すことも可能。
フィールド魔法か永続魔法・永続罠を置く場合でもデッキから直接置けるため、《灰流うらら》などの誘発を躱しつつ用意できる。除外ゾーンも対象範囲になり、除外による除去を食らった場合でも回収できるのも便利。
また、《ヤミー★リデンプション》とは相性が良く、表側で置くため永続罠でありながら即座に使える様になり、墓地効果で除外した場合でもこのカードで場に戻せるのが非常にありがたい。

規制を受けても止まらない【ヤミー】への追加規制として2026/1/1に制限指定を受ける。


デッキから「M∀LICE」モンスターを除外して場の「M∀LICE」モンスターの攻撃力を600アップさせる効果と、自身がリンク先にいるリンクモンスターに効果破壊耐性を付与する効果を持つ。

「M∀LICE」モンスターにはLモンスターしかEXから出せなくなる代わりに、除外された時に300ライフ払って自力で帰還してくる共通効果を持つため、このカードでデッキから除外→300ライフを払って即帰還、と実質的な「M∀LICE」モンスターのリクルートができる展開の最重要カード。
除外ゾーンを経由するため《灰流うらら》に止められないのも強み。
もちろん自身も同じ共通効果を持っているため、《封印の黄金櫃》や《闇の誘惑》などで除外して場に出すことも可能。場合によっては召喚権を使わない1枚初動にもなる。
ついでのように持っているリンクモンスターへの効果破壊耐性も便利であり、《M∀LICE IN UNDERGROUND》で「M∀LICE」リンクモンスターへの攻撃誘導もできるため戦闘破壊もされにくいのも非常に噛み合っている。

【ライゼオル】と並んで環境トップ争いをする【M∀LICE】への規制の一環として2025/4/1に制限指定を受ける。
テーマの下級モンスターで唯一の1枚初動なので、初動の安定性が大きく下がった。


  • M∀LICE<P>March Hare(マリス ポーン マーチ・ヘア)
共通効果を持たない「M∀LICE」モンスター。
手札にある時、自分・相手のメインフェイズに同名以外の墓地の「M∀LICE」カードを除外して自身を特殊召喚する効果、自身にリンクしている「M∀LICE」Lモンスターに対象耐性を付与する効果を持つ。
また除外されたときに300LPを払い、除外状態の「M∀LICE」モンスターを手札に加える効果も持つ。

【M∀LICE】デッキにおけるリソース回復要員。
「M∀LICE」モンスターは除外されると自己蘇生できるため、素材として墓地へ送られた「M∀LICE」を除外して特殊召喚すれば2体のモンスターを一気に並べられる。
単なる蘇生だけでなく、《M∀LICE<Q>White Binder(マリス クイーン ホワイト・バインダー)》などの特殊召喚時効果を相手ターンでも発動できるメリットもある。
エースへの耐性付与が強力なのは言わずもがな、除外時の効果で自身の回収やLモンスターをEXデッキに戻すことも可能と、痒いところに手が届く。

未だ環境にしがみつく「M∀LICE」への追加規制として2026/4/1に制限化。


手札から捨てて「デモンスミス」魔法・罠をサーチする効果、自分の場の「デモンスミス」装備カードと場のモンスターをまとめて墓地に送る効果、墓地の光属性・悪魔族をデッキ・EXデッキに戻して自己再生する効果を持つ。

刻まれし魔の詠聖(デモンスミス・トラクトゥス)》をサーチして展開をスタートし、途中で光属性・悪魔族を戻して自己再生することでランク6やリンク4などに繋げられる。
特に《永遠の淑女 ベアトリーチェ》に繋げて落としたモンスターを《賜炎の咎姫》や《魔界特派員デスキャスター》などで釣り上げるムーブが凶悪であり、展開補助や誘発貫通としてそれらのデッキのパワーを底上げしていた。
素引きできずとも《閉ザサレシ天ノ月(サロス=ナンナ)》からリンク召喚した《刻まれし魔の鎮魂棺(デモンスミス・レクイエム)》の効果でリクルートしたり、《紅涙(こうるい)の魔ラクリモーサ》の効果でデッキから墓地に落として自己再生したりして展開をサポートできる。
いわゆる「デモンスミス出張」ではまず使わない除去効果の方も、破壊耐性持ちや被破壊時に発動する効果持ちを安全に処理できるため便利な効果である。

2024年の問題児テーマの「デモンスミス」の根幹を担うカードであったため、2024/10/1に《刻まれし魔の詠聖》ともども制限指定を受ける。
素引きしにくくなったことに加え、それまでは1枚除外されても2枚目・3枚目を使って展開を継続できたが、1枚となったせいで《D.D.クロウ》などで除外されると展開不可能になってしまい安定性が落ちることとなった。


800LP払って自分の場のサイキック族(このカード及び同名カード以外)をリリースし、デッキからレベル4以下のサイキック族を攻撃表示で特殊召喚。

《イレカエル》同様こいつもターン内での発動回数制限が付いてない。いい加減にしろ! お察しの通り無限ループコンボに使われた。一応、こいつの場合ライフコストの限界はあるが。
効果が似ているためにこの2枚の相違点(自身をリリースできるか)に関して一時期「カードが違います。」という珍妙な裁定が出ていた……というデマすら出回った
詳しくはコンマイ語の項目へ。

《脳開発研究所》を使えばライフコストの限界も無くなるが、破壊されたらバーンダメージでゲームエンドなので注意。コンボが回り始めた時点でたいていどうしようもないが。
この時期には珍しくエラッタが発表されたカードであるが、テキスト不備である「同名カードをリリース出来ない」点の追記であった(これが上のネタの原因)。コナミさんそこじゃない!発動回数に制限付けて!?

長らくネタになっていたが2026/7/1付でついに効果に同名ターン1の制限がつくエラッタを受けて制限復帰。
ループパーツとしては使えなくなったものの、サイキック族モンスターの拡充により初動としての使い途が増えているため妥当な塩梅となっている。


融合モンスター

+ 詳細は以下
召喚条件はシンクロまたはエクシーズモンスター2体。
墓地からレベル4以下のモンスターを効果を無効化して釣り上げるレベル4融合モンスター。

手札のカップ麺こと《簡易融合(インスタントフュージョン)》を1枚使うだけで釣り上げからのEXモンスター展開の強さは言うに及ばず。
ランク4とそれ以外のデッキとの格差をより一層広げた要因その1。
融合召喚だけでなく特殊召喚でも釣り上げ効果は発動し、緩すぎる融合素材やカップ麺1枚から出てくる手軽さからほぼすべてのデッキに投入され、1キルコンボにも悪用された。
先に登場していた韓国では「カップ麺早食い競争」と揶揄されることに。
日本では、事前情報で対策が進んでいたこともあってワンキルデッキ自体は地雷デッキに留まっていたが、それでも多くのデッキで展開要員として活用され、結局は禁止カードに指定された。
詳しくは項目にて。
なお、こいつが禁止になった為、来日してきた《禁断のトラペゾトロン》の効果の一つが無意味な物になってしまった。

そして2026/7/1付でエラッタされて制限復帰。
釣り上げ効果に同名ターン1が付いた上にEXデッキからの特殊召喚成功時に発動する様になったため、かつての様な蘇生での使い回しが不可能に。
その代わりに相手のシンクロ・エクシーズを除去しつつ出す《超融合》要員としては健在であり、コストで捨てたモンスターがレベル4以下なら蘇生して展開に回せると言う強みもある。


漫画版5D'sでボマーが使った融合モンスター。
メインフェイズ時、自分フィールドのカード1枚につき300のダメージを相手に与えられる。

アニメの方のボマーの切り札の反省からか効果は1ターンに一度、使うと自身で攻撃不可能になるという制約がある。
……が、効果に同名ターン1の制約が無いために、コイツ自身を素材に2体目、3体目と続けて出して効果を再使用できてしまえた。
そのため当然のように運用法は先攻ワンキルとなり、教訓を生かせずあえなく制限化。


覇王龍ズァークが使った融合モンスター。
素材指定は闇属性Pモンスター2体で、融合召喚か素材をリリースした場合のみ特殊召喚が可能。
エンドフェイズまで自身以外の場・墓地のモンスターの名前と効果をコピーし、そのターン自分のモンスターに守備貫通を付与する効果を持つ。

素材指定は厳しいが、闇属性Pモンスターを擁するPデッキでは融合カードを使わずとも出せるのが便利。
特に【魔術師】では《ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム》をコピーする事で場のカードを破壊しつつEXデッキの表側Pモンスターの回収効果を使い回したり、《超天新龍オッドアイズ・レボリューション・ドラゴン》をコピーする事で全体除去と打点上昇でリーサルを狙いに行ったりする事も可能。
効果コピーにはターン1制限はあるが同名制限はないため、2体目・3体目と出せば何度もコピー出来るのも強み。

…が、効果のコピーに同名制限がないのが災いし、《LL-インディペンデント・ナイチンゲール》をコピーし、4000ダメージを2連打する先攻ワンキルが誕生。
当時はより出しやすく効果コピーが永続の《The tyrant NEPTUNE》が存在したためそちらが主流となり、《The tyrant NEPTUNE》が禁止になっても主流になりきれずフェードアウトしていった。
…が、EXデッキのカードを直接墓地に落とせるカードが増えた事と、闇属性Pモンスター主体の【獄神】が登場した事で一変し、誘発ケアをしながらこのカードを2枚並べて墓地の《LL-インディペンデント・ナイチンゲール》をコピーして焼き切る先攻ワンキルデッキが誕生。
環境トップと言う程ではなかったものの、同時期の【トゥーン】も違う型の先攻ワンキルを開発しており、《パーフェクトロン・ハイドライブ・ドラゴン》を利用したまた違う先攻ワンキルも存在しており、環境に3種類の先攻ワンキルが存在するのは流石に不健全と判断したのか2026/7/1付でコピー&バーン担当のこのカードが制限指定を受けた。先攻ワンキルにはこのカードで2回コピーする必要があり、コピーすると完全耐性を得てEXデッキに戻しにくくなるためワンキルの成功率は大幅に下がった。
【魔術師】はとばっちりを受けた形になるが、この頃になるとEXデッキの圧迫もあり1枚採用が主流となっていたため規制を嘆く声はほぼなかった。とは言え同じワンキルの主犯格かつ【LL】の主流構築にも使われていない《LL-インディペンデント・ナイチンゲール》が逃げ延びた事への不満の声も多少は挙がっていた。

TCGでは【魔術師】での活躍とワンキルの件で2018/5/21の時点でなんと禁止指定を受けている。
最近はOCGとTCGで規制を合わせる流れが見受けられたため、TCGに合わせて禁止にならなかったのは運が良かったのかもしれない。


「ユベル」モンスターと攻守0の悪魔族を手札・場・墓地からデッキ・EXデッキに戻すという、コンタクト融合のような手順でのみ出せる融合モンスター。
「ユベル」共通の戦闘破壊耐性と戦闘ダメージを0にする効果と、自身をリリースすることで相手が発動したモンスター効果を「こちらの『ユベル』モンスターを破壊する効果」に書き換える効果を持つ。

書き換え効果が非常に凶悪であり、対象に取らないためサクリファイス・エスケープでも逃げられず、発動した場所も問わない。チェーン不可でもない限りはほぼどんなモンスター効果も妨害しつつ、「ユベル」モンスターの被破壊時効果で後続の「ユベル」を呼べる。
破壊対象は手札や場に限らずデッキの「ユベル」も対象となり、召喚条件の都合でデッキに大抵「ユベル」が存在するため空振りになりにくいのも便利。
しかも素材を場だけでなく手札や墓地から調達できるのも非常に便利であり、素引きして手札で腐っている進化形態を戻したり、展開した後に墓地リソースを使って出したりなど柔軟な動きができる。
素材をデッキに戻す点もサーチ・リクルート先の確保になり、中〜長期戦にも対応できるようになる。

また、書き換え効果自体は同名制限があるものの、特殊召喚にはなんの制限もかかってないため、リソースが許せば2枚目・3枚目を並べる事も可能。効果を使わない方はリンク召喚の素材にもなれるし、戦闘破壊耐性と戦闘ダメージ0を活かした壁役にもなれる。
これが3枚使えた頃の【ユベル】は、初期手札の不要牌を使って最初にこれを出して手札誘発のケアをし、展開に使ったリソースから2枚目、3枚目のこれを捻り出してリンク値を伸ばしてさらなる展開をする……というインチキ臭い動きをしていた。
後攻時も最初にこれを出せれば相手のモンスター効果による妨害を1回弾ける上、《ファントム・ペイン》があればこれを3枚並べて相手のモンスターに特攻するだけで勝ててしまうことも。
オマケに《ナイトメア・スローン》で《スピリット・オブ・ユベル》を破壊して《ユベル》をリクルートすれば出せてしまうので、召喚権を使わず1妨害を追加できるコンパクトな出張セットとしても機能する。

そのあまりの便利さから【ユベル】規制の一環として2024/10/1に制限指定を受ける。1ターン中の特殊召喚制限をつけ忘れたせいだともっぱらの評判である。


シンクロモンスター

+ 詳細は以下
汎用レベル4シンクロ。
自身が場にいる間にお互いの手札・デッキから墓地に送られるカードを除外する効果と、自身をリリースしてのモンスター効果・魔法・罠を無効化する効果、自身が墓地に送られた時に儀式モンスターか儀式魔法をサーチする効果を持つ。

低レベルのため出せるデッキは限られるものの、万能カウンターは使い勝手が良く、出せるデッキであるなら制圧手段の一つになり得る。除外効果も自分も巻き込まれるがS召喚主体のデッキなら自分に刺さることは少なく、相手のデッキ次第では致命的に刺さる効果にもなるためあって損はない。
儀式関連サーチはどこから墓地に行っても発動する上にターン1がないため、こちら目当てなら無理にS召喚のギミックを採用せずともEXのカードを落とせるギミックを複数採用すればいいと小回りが効くのが特徴。なんなら《外神(がいしん)ナイアルラ》辺りで墓地からX素材として回収し、Xモンスターごと墓地に落とすなどして使い回す事もできる。

ちょくちょく環境で使われるものの規制は逃れていたが、低レベルS召喚を得意とする【ヤミー】が環境トップ勢入りし、万能無効を生かした制圧要員として使われていたためか【ヤミー】規制の一環として2025/10/1に制限カードとなる。
展開次第では《虹光の宣告者》が2体並ぶと言うなかなか厄介な盤面を作っていたのも指定の一因と思われる。


  • PSY(サイ)フレームロード・Ω》
PSYフレーム」に属する汎用レベル8シンクロ。
相手のスタンバイフェイズ時に、除外されている自分のカード1枚(種類指定がないので裏側も可能)を墓地へ戻すことができる。
またこのカードが墓地に存在すれば、このカードとお互いの墓地のカードの中から1枚を対象に選択し、デッキに戻せる。

問題となったのはお互いのメインフェイズに発動できるハンデス効果で、フリーチェーンでこいつと相手の手札を次の自分スタンバイフェイズまで除外することができる。
1ターンだけの疑似ハンデスとはいえ、高速化した現代の環境においては十分すぎるアドバンテージを得られた。
あろうことか同名ターン1の制限が付いていなかったために、何度もシンクロ召喚すればその度に発動可能。
この効果を先攻から連打して大量ハンデスを行う【シンクロダーク】というデッキが暴れたため制限に。
汎用8シンクロとして使うデッキはあまり支障はなかったが、本家の【PSYフレーム】はかなりのとばっちりを受けた。


縛りがない汎用レベル5シンクロ。通称ライブラ。
自分か相手がシンクロ召喚すれば1ドローする効果を持ち、しかもターン1制限は無し、と言えばもうヤバさが分かるだろう。

無制限の頃は2体以上出すと猛烈な勢いでドローが可能となり、《シューティング・クェーサー・ドラゴン》を出してなお手札が増えているという光景が繰り広げられた。
ただ制限になっても効果はそのままなので、爆発力はあまり変わっていないとのもっぱらの評判である。

新マスタールールの影響を受けシンクロ召喚の連打がしにくくなったが、《水晶機巧-ハリファイバー》の登場後はそんなこともなくなった。
しかし、新マスタールール下ではシンクロモンスターよりリンクモンスターの方が並べやすいために採用率は下がり、とうとう無制限まで緩和された。

2020/4/1にルール改訂でシンクロモンスターも複数並べやすくなり、このカードを危険視したためか再び制限へと舞い戻った。
《氷結界の龍 トリシューラ》共々再制限化は予想できた人が多かった。


エクシーズモンスター

+ 詳細は以下
素材を1つ取り除いて自身以外のモンスターすべてにストリングカウンターを載せ、次の相手エンドフェイズにストリングカウンターの載ったモンスターをすべて破壊してその数×500バーンを与える縛りなしランク8。

単体では破壊効果のタイムラグが大きく使いづらいが、特殊召喚時にストリングカウンターの載ったカードを全て破壊&1枚ドローしつつ、破壊したモンスターの内1番高い元々の攻撃力分のバーンを飛ばす《CNo.40 ギミック・パペット-デビルズ・ストリングス》にランクアップして使うのが基本。

ギミック・パペット】が強化されて先攻ワンキルが容易となったため、ストリングカウンターを載せるこのカードが制限指定を受ける。
このカードを2枚使うルートは使えなくなったものの、1枚でもワンキルは可能であるため成功率は下がったが先攻ワンキルはまだ可能、と言う所に留まった。
ただ打点不足に悩まされがちな【ギミック・パペット】では、「ギミック・パペット」縛りが付いていても出しやすい高打点エクシーズとして貴重なアタッカーも兼任しているため、規制でワンキル失敗時のリカバリーがしにくくなった点が大きく響いている。


リンクモンスター

+ 詳細は以下
素材指定は効果モンスター2体。
融合・S・X・Lモンスターのいずれかを素材としてリンク召喚した際に自分か相手のフィールド・墓地のカード1枚を除外する効果と、相手が効果を使ったら自分のモンスター含めて場のモンスター2体をエンドフェイズまで除外する効果を持つ。

特に後半の効果の汎用性が非常に高く、相手の展開の妨害や除去に対するエスケープ、《フルール・ド・バロネス》の無効効果の再使用など幅広い用途で使える。
前半の効果も一見すると重そうに見えるが、リンクモンスター、特にリンク1を経由する事で簡単に満たせるため発動しやすく、《I:Pマスカレーナ》と併用すれば相手ターンに使用できるため、後半の効果と併せて2妨害構える事も可能。

その効果の汎用性の高さと素材指定の緩さもあり、多くのデッキで採用されたためか2024/4/1に準制限指定を受ける。
とは言えEXデッキのカードであるためピン挿しのデッキも多く、複数採用するデッキでも2枚に留める事が多かったため影響としてはほぼゼロに近く、制限指定前の最終通告と捉える決闘者が大半であり、大方の予想通りに同年7/1には制限カードとなった。


素材縛りはペンデュラムモンスター2体。
リンク召喚時に1の効果でデッキからEXデッキにPモンスターを送り込み、起動効果である2の効果で自分フィールド上の表側のカードを破壊しエクストラデッキからPモンスターを回収し、3の効果で自分のスケールが破壊されたら1ドローと、このカード1枚で全ての効果が繋がっており自己完結している。

新マスタールールの露骨なペンデュラム潰しがこいつ一枚で結構な割合で盛り返された。
2の効果でスケールを破壊しているが、Pモンスターには破壊はボーナスと言わんばかりに破壊時効果を発動するものもあり、3のドロー効果に繋がるため爆アド製造機。
またL召喚に使ったモンスターは、P召喚できればそのまま自身のリンクマーカー先に帰ってくることができる。
3の効果以外は同名ターン制限がついておらず、破壊時に効果を発動する「魔術師」モンスターや《アストログラフ・マジシャン》とは非常に相性が良く、【魔術師】で暴れたのが直接の原因となりあえなく制限送りに。
しかし、制限になっても2の効果の同名発動制限がついていないのが仇になり、《覇王眷竜(はおうけんりゅう)スターヴ・ヴェノム》を連打して何回も効果を使い倒すコンボが使われるようになった。
P召喚主体のデッキで使うカードのため、同じリンク2の問題児である《水晶機巧-ハリファイバー》《聖騎士の追想 イゾルデ》より汎用性は落ちるが、ヤバさの度合いで言えば引けを取らない。

同パック出身かつ、特定の召喚法救済の立ち位置も同じなハリファイバーは禁止になって何でこいつは禁止にならないんだという話だが、新マスタールール下でのシンクロ補強としてデザインされたであろうあちらが何故か新マスタールールが過ぎて制約が消えてなお依然として残り続けた一方、そもそもペンデュラムはルール的に何も緩和されていないので変化がなく、当然といえば当然。
また、良くも悪くも革命的で決まりさえすれば勝利にグッと近づくハリファイバーだが、シンクロにはパワーは落ちる(禁止カードなので当然)ものの汎用的に使える代替手段がないこともない。最終盤面やリソースは変わるが、作れはするのだ。

……が、ペンデュラムは事情が異なり、ペンデュラムというだけで採用できる汎用カード、特にエンジンに例えられる展開札は少ないと言わざるを得ない。
エンジンの性能に悩むのではなく、火を入れるエンジンが他に見当たらないような状況なのだ。
つまり、これがないだけでペンデュラム召喚を使うデッキは格段に汎用性が落ちてしまう他、展開手段が非常に限られてしまうからだと推測されている。*2
エレクトラムに頼らずとも展開できる専用リンク持ち等のテーマも増えてはいるが……誇張でもなんでもなく、文字通りペンデュラムのライフラインがこのカード。
ハリファイバーより汎用性も影響範囲も数段見劣りするが、禁止になった日に訪れる絶望はペンデュラムにとって比ではない、と断言できよう。

余談だが、海外TCGでは禁止に追い込まれている。
向こうでは《増殖するG》が禁止な関係で一部展開系により厳しかったり、その他環境や考え方の違いもあるので一概には言えないが、それでも「エレクトラム禁止」の一文だけでペンデュラム使いは目を覆い空を仰ぐ。どうしろというのだ。


素材指定はレベル4以下の獣族・光属性モンスター1体。
特殊召喚時に手札・デッキから「ヤミー」フィールド魔法を表側で置く効果と、互いのメインフェイズ及び相手のバトルフェイズに100ライフを払って「ヤミー」モンスターを含めた自分の場のモンスターでS召喚を行う効果を持つ。

「ヤミー」Sモンスターはリンク1モンスターをレベル1チューナー扱いにして素材にできるため、 適当な「ヤミー」モンスターからこのカードをL召喚し、このカードで持ってきた《ヤミーズメント☆ミニヨン》で素材にした「ヤミー」を蘇生して《カプシー★ヤミーウェイ》をS召喚、という流れで展開を進められる重要な中継役。
さらに相手ターンS召喚効果で《クッキィ★ヤミーウェイ》や《うきうきメルフィーズ》を出して妨害に妨害したりもできるため展開だけでなく妨害も担当する最重要モンスター。

環境トップ勢の【ヤミー】規制のため2025/10/1に準制限指定を受ける。
EXデッキのモンスターに対する規制としては軽い様に見えるが、1ターンの基本展開で2枚使う上にそれ以降も3枚目を使う場面も普通にあるため、地味にこれ以上規制するとデッキとして機能しなくなるというレベルの規制で事実上の最後通告になっていた。
が、それでも【ヤミー】が止まらなかったためか2026/1/1にはとうとう制限指定となった。


魔法カード

+ 詳細は以下
  • 壱世壊(いせかい)=ペルレイノ》
発動時に「ティアラメンツ」か《ヴィサス=スタフロスト》をサーチする効果と、「ティアラメンツ」と融合モンスターを全体強化する効果、場か墓地の「ティアラメンツ」がデッキ・EXデッキに戻ったら場のカード1枚破壊する効果を持つフィールド魔法。

サーチで初動の安定、全体強化で突破力を向上させるだけでなく、「ティアラメンツ」モンスターには素材をデッキ・EXデッキに戻しつつ融合召喚する共通効果を持つカードがあるため融合召喚ついでにアドバンテージも稼げる【ティアラメンツ】の戦略を支える最重要カード。
【イシズティアラメンツ】を初めとした【ティアラメンツ】への規制として2022/10/1に制限指定を受ける。


  • 《一時休戦》
お互い1ドローし、次の相手ターン終了時までの間、互いのプレイヤーはダメージを受けなくなる通常魔法。

目立った活躍をした訳ではなかったが、2013年3月1日突如規制された。
TODや特殊勝利を狙うデッキによく積まれていたので、その辺りが制限の理由と思われる。
当時、強化が約束されていた【魔導】に投入されるのを懸念して規制された説もある。


1000ライフを払ってレベル5以下の融合モンスターを攻撃不可・エンドフェイズに自壊するデメリットを付け、EXから融合召喚扱いで特殊召喚する通常魔法。

登場当初から《サウザンド・アイズ・サクリファイス》とのコンビで暴れていたが、それ以外に目ぼしい相方が居なかったのもあり、《サウザンド・アイズ・サクリファイス》の禁止化と共にひっそりと忘れられていった。
時が経ち、シンクロ召喚・エクシーズ召喚の登場により「任意のレベル・種族・属性の素材をEXに用意できる」点が同じく忘れ去られた古い融合モンスターと共に注目され、低レベルながらも強力な効果を持つ融合モンスターも増加したため再び注目を集める。
特に墓地のモンスターを釣り上げる《旧神ノーデン》との相性は抜群であった*3ために一時は制限指定となるも、肝心の《旧神ノーデン》が禁止カードとなったために無制限へと緩和される。
その後も《The tyrant NEPTUN》のコピー元として《LL-インディペンデント・ナイチンゲール》を持ってきたりと地味に活躍していたが、チューナーモンスターでもある☆5融合モンスターの《テセウスの魔棲物》の登場、疑似《墓穴の指名者》効果を搭載した《ミレニアム・アイズ・サクリファイス》の襲来といった追い風が吹いており、2020/4/1のルール変更に伴いさらなる猛威を警戒されたためか制限カードに再度指定される。


互いのフィールドの魔法・罠を問答無用で全て吹き飛ばす豪快な通常魔法。

勝負を決めかねないカードであり、一斉攻撃の前にはよく使われた。
自分のカードも巻き込むが、プレイングを工夫することで克服可能。後攻で撃てば《ハーピィの羽根帚》と同じ性能で使えるし、トドメを刺すならアドバンテージは関係ない。
相手の《大嵐》を牽制するため、相手のセットカードの枚数に合わせてセットする枚数を調整するというプレイングもよく見られた。
逆にこのカードを含む複数枚をセットして相手の大量セットを誘うなんてプレイングも。*4

以前は《ハリケーン》と交互に禁止と制限を行き来していたが、対処のしにくい《ハリケーン》が先に禁止に定着。
その後しばらくは唯一の大量魔法罠除去として使われていたが、衰えるどころか時に採用率が死者蘇生と逆転する半必須カードになっていった。

2015/01/01の改訂での羽根帚の制限化に伴い、こいつとの2枚体制は危険とされたのか、久々に禁止カードに。
基本的に下位互換のカードを禁止にしてまで上位互換のカードを復帰させる例はあまり見られないため、何故羽根帚と入れ変わったかについて様々な憶測が飛び交った。
禁止直後に羽根帚を収録したパックが出たので「商業事情だろう」という説が有力であった。

しかし《Em(エンタメイジ) ヒグルミ》や《解放のアリアドネ》など、Pゾーンで破壊された時にアドを稼ぐPモンスターが出てきたことが分かれ目になった。
羽根帚とは違い先攻1ターン目で引いてしまった時でも腐らず、自分のカードを割って更なる展開につなげられる利点が評価されたのだ。
ゆえに上記のカードを入れやすい【EMEm】などでは「単なる除去カードとしてしか使えない羽根帚より強いのでは?」という判断から禁止されたという考えが定着。
現在では羽根帚ですらサイドデッキに追いやられることも珍しくないので、いつぞやの《ブラック・ホール》&《サンダー・ボルト》のようにとりあえず制限に復帰することもあり得る状況になっている。
そして9年が経過した2024/1/1に久しぶりに制限復帰。
先攻で使えないのもあるだろうが、【ラビュリンス】や【神碑(ルーン)】、【R-ACE】など魔法罠を多用するデッキが環境上位に居座っていたため、それらへの抑止力としての緩和と言う側面もあると思われる。


デッキのモンスターを1体だけ墓地に送る通常魔法。

単体ではアド損だが、様々なコンボの起点になるため相性のいいカードは無数に存在する。
カードプールが少なかった初期の頃はー1枚のアド損を背負ってまでこのカードを使う理由もあまりなく、そこまで注目されるカードではなかったが、《クリッター》や《処刑人-マキュラ》といった墓地で強力な効果を発揮するモンスターの増加とともにカードパワーがどんどん上がっていき、最終的に10年3月1日に制限化。以降そこから動いておらず、「名誉制限カード」とも称される制限カードの象徴的存在となった。
テキストがシンプルなカードは強いという一例。


  • 《篝火》
レベル4以下の炎族モンスター1体をサーチする通常魔法。

謂わば同名制限のついた炎族版《増援》と呼ぶべきカードであり、炎族主体となるデッキの要となるカード。
環境トップを走る【スネークアイ】に於いては単なるサーチカードだけでなく、サーチやリクルートを止められた時の貫通札としても機能する重要なカード。
【スネークアイ】規制の一環として2024/7/1に準制限指定を受け、同年10/1には規制強化として制限カードとなる。


  • 《儀式の下準備》
儀式魔法と、その儀式魔法にカード名が記された儀式モンスターをセットで手札に加える通常魔法。儀式魔法はデッキ限定だが儀式モンスターは墓地からも拾える。

1枚が2枚になると言う破格のアドバンテージを得られるカードであるが、手札に加えられるのは《ハンバーガーのレシピ》&《ハングリーバーガー》といったように“特定の儀式モンスターの名前が書いてある儀式魔法&その儀式魔法に対応した儀式モンスター”の組み合わせでしか手札に加えられないため、《高等儀式術》の様な汎用性の高い儀式魔法や「影霊衣」の様な対応モンスターをテーマ全体に広げた儀式魔法などには対応しない形で調整されている。

だったのだが、時が経つにつれて“儀式召喚効果以外の効果や効果上の制約などで特定のモンスターの名前を記す”と言う形でこのカードに対応する儀式魔法が登場する様になり、強力な儀式魔法と儀式モンスターをセットで加えられるパワーカードになっていった。
そして強力な儀式召喚テーマである【巳剣】において初動となる《天羽々斬之巳剣(アメノハバキリノミツルギ)》をサーチしてデッキの安定性を高める活躍をしてしまったためか、2026/1/1に制限指定を受ける。
これも《おろかな副葬》などのようにカードプールが増えるほどポテンシャルが上がるカードであり、その内規制されるのも仕方なかったともいえる。


  • 《金満で謙虚な壺》
EXから3or6枚裏側で除外してその数だけデッキをめくり、1枚を手札に加える通常魔法。発動するターンは他のカードの効果でドロー出来ず、相手に与えるダメージも半分になる。

コストは裏側除外なため再利用が難しく、似た効果を持つ《強欲で金満な壺》と違い手札は増えない。しかしコストとして除外するカードは選べる上、デッキに眠っていて欲しいカードを避けつつ欲しいカードだけをピンポイントで狙うことも可能と、展開の邪魔になりにくいのがポイント。
ドローできなくなる制約もサーチ効果ならすり抜けられる上、ダメージ半減の制約も先攻であるならほぼ無視出来るため、EXデッキへの依存度が高めのデッキですら「多少EXを圧迫しても目指す制圧盤面を敷けるなら安いもの」と言わんばかりに採用していた。
こうして先攻制圧を助長する活躍をしたためか2022/4/1に準制限指定を受ける。
とはいえ15枚しかないEXをコストにする関係上、元から連発するようなカードではなかったため規制としてはかなり緩めだった。その故に変わらず使い続けられ、2023/7/1には遂に制限指定を受ける。


  • 計都星辰(ケートゥ・ドラゴンテイル)
ドラゴンテイル」モンスターをサーチし、相手の場にモンスターがいるならドラゴン族か魔法使い族モンスターの融合召喚を行える通常魔法。

条件のないサーチ効果の強さは言わずもがな、条件付きとは言え“融合召喚を行えるテーマカード”と言うのは融合召喚を繰り返す事で盤面を揃えつつ共通効果で魔法・罠にアクセスしてデッキを回しつつ妨害を構える【ドラゴンテイル】にとっては非常にありがたく、先攻でも後攻でも役割のある重要カード。
サーチしてから融合召喚を行えるので、状況に応じてサーチ先を変えられる対応力の高さも売り。

環境上位を走っていた【ドラゴンテイル】への規制の一環として2025/10/1に制限カードとなる。


  • 《原初の種》
カオス・ソルジャー-開闢の使者-》か《混沌帝龍-終焉の使者-》がいれば発動でき、除外されたカードを2枚回収する通常魔法。

マクロコスモス》などを出した状態でこのカードが二枚あると簡単に無限ループができてしまうため規制された。
《カオス・ソルジャー-開闢の使者-》の制限復帰と同時に規制されたが、当時は発動条件となるカードが制限の《開闢》のみ。両者ともサーチ手段が乏しく、仮に《原初の種》が2枚以上使えたとしてもロマンコンボ程度だった。
環境で活躍したカードではなく、悪用を恐れての規制というやや珍しいパターンの1枚。

しかし、エラッタされた《混沌帝龍(カオス・エンペラー・ドラゴン)-終焉の使者-》の制限復帰からの無制限化や、《混沌帝龍-終焉の使者-》をサーチできる《エクリプス・ワイバーン》、《ドラゴン・目覚めの旋律》と言ったカードもあるためロマンとも言えなくなってきた。

さらに《カオス・ソルジャー-開闢の使者-》が無制限に緩和されたため、緩和されることは難しいと思われる。
発動条件となるモンスターが無制限でこのカードが制限というのは、第3期4期のプレイヤーにとっては信じがたい状況だろう。


  • 《“罪宝狩りの悪魔”》
「ディアベルスター」モンスター1体をサーチorサルベージする速攻魔法。
墓地から除外する事で同名以外の「罪宝」魔法・罠を墓地or除外ゾーンからデッキに戻して1枚ドローも出来る。

サーチ先の《黒魔女ディアベルスター》が場か手札のカードをコストに特殊召喚可能かつ「罪宝」魔法・罠をデッキからセット可能で、中でも場のカードをコストにレベル1炎属性をリクルート出来る《原罪宝-スネークアイ》は【スネークアイ】や【R-ACE】、【炎王】などのレベル1炎属性モンスターが展開の起点となるデッキに取って非常に便利だったため、このカードを含めた3枚が「罪宝ギミック」と呼ばれる出張セットとして大流行。
また、「罪宝」魔法・罠には《原罪宝ースネークアイ》以外にも万能無効や永続魔法化と言う変則的な除去と使いやすいカードが揃っている上、《黒魔女ディアベルスター》もレベル7闇属性・魔法使い族・攻撃力2500と各種素材にもアタッカーにも使える優秀なステータスをしており、上記のデッキ以外でも任意の「罪宝」魔法・罠を採用した罪宝ギミックが使われる様になったためか2024/4/1に制限カード指定を受ける。

真っ先にこのカードが規制されたのは、発動コストを要求しないため相手の手札誘発を使わせて本命の展開を通すと言う囮としても使いやすい点と、墓地効果によるリソース確保が膠着した時や長期戦の時に有利となりやすい点が重要視されたと思われる。


  • 《盃満ちる燦幻荘(さんげんそう)
自分メインフェイズ1の間に自分のドラゴン族・炎属性モンスターに相手の発動した効果を受け付けない耐性を付与する永続効果と、「天盃龍」モンスターをサーチして手札を1枚捨てる起動効果、バトルフェイズ中に自身が破壊されたら自分のドラゴン族シンクロの攻撃力を永続的に倍化する誘発効果を持つフィールド魔法。

サーチ効果で初動となり、耐性付与で安定して展開を進め、バトルフェイズにエースの《トライデント・ドラギオン》を出してその効果のコストで破壊すれば攻撃回数を増やしつつ攻撃力を倍化させて一気にフィニッシュを決められる【天盃龍】の要。
特に耐性付与が強力で多くの手札誘発や妨害効果を防げるため安全に後攻ワンキルを狙えるのが非常に便利。

圧倒的な後攻ワンキル性能を誇る【天盃龍】の規制の一環として2024/7/1に制限指定を受ける。


デッキからレベル4以下のドラゴン族・炎属性モンスターのサーチするか、手札からドラゴン族・炎属性モンスターの特殊召喚ができる速攻魔法で、バトルフェイズ中に発動すると両方の効果を適用できる。

バトルフェイズ中に発動した場合はサーチ→特殊召喚の順に処理するため、《幻禄(げんろく)天盃龍(てんぱいりゅう)》をサーチしつつ他のモンスターを特殊召喚→《幻禄の天盃龍》を自身の効果で特殊召喚なんて動きも可能。
【天盃龍】ではこれ1枚から後攻ワンキルを狙える重要な初動であり、それを鑑みてかTCGでは2024/12/9に制限指定、『マスターデュエル』では2025/2/6に準制限、同年4/10には制限指定を受けていたが、OCGでは2025/10/1にようやく準制限とかなり遅れての規制となった。
その後、OCGでも2026/4/1に制限化された。
シングル戦のYCSJで結果を残したためとも噂されてるが全ては神のみぞ知る。タクティカルトライイベントをサイバー・ドラゴンをベースにした【サイバー抜きサイバー天盃龍】で荒らしたのは関係ない…はず


自分か相手の墓地からモンスター1体を特殊召喚する通常魔法。言わずと知れた蘇生カード。

あらゆるデッキに入るカードではなくなったが、モンスター1体を完全蘇生させるのは単純ながら強力。相手の墓地からモンスターを出せるカードは珍しく、未だに多くの蘇生カードとは一線を画している。
二度も禁止指定されて制限復帰した経緯を持つが、原作・アニメでここぞという時に使われたからかむしろ歓迎する声の方が多い。


  • 《シンクロ・オーバーテイク》
発動するターンはSモンスターしか出せなくなる代わりにEXデッキのSモンスターを公開してそこにS素材として記されたモンスターを手札・墓地から手札に加えるか特殊召喚できる通常魔法。

登場当初は対応するモンスターが弱いと言うのもあり埋もれていたが、対応モンスターが強力な効果を持つ【キラーチューン】の登場により一変。
召喚・特殊召喚時のサーチと破壊効果が使える《キラーチューン・レコ》や《キラーチューン・ミクス》、相手ターンS召喚が出来る手札誘発と相手のEX破壊ができる《キラーチューン・クリップ》の3種類から状況に応じてサーチorリクルートorサルベージor蘇生が可能な万能札に変貌。
環境トップを走る【キラーチューン】規制の一環として2026/7/1に制限指定を受ける。


  • 時空の七皇(セブンス・タキオン)
発動後はEXデッキからエクシーズモンスターしか出せなくなる代わりに、EXデッキのNo.101~107のモンスター(オーバーハンドレッドナンバーズ)を公開して同種族or同属性、かつランクの値と同じレベルのモンスターをサーチしつつ、手札1枚をデッキトップに戻す通常魔法。

EXからの召喚制限は付くものの、EXを使わないデッキやX召喚を主体とするデッキならほぼノーリスクで使える汎用サーチ。「セブンス」かつ「タキオン」カードであるため《七皇昇格(セブンス・アセンション)》や《神影金龍ドラッグルクシオン》などのサーチに対応しているのも便利。
本来なら《No.107 銀河眼の時空竜》のサポートカードなのだが、ランク4・5・8・9主体のデッキでも使えてしまう汎用性の高さが災いし、環境トップを走るランク4テーマの【ライゼオル】への規制として2025/1/1に準制限、2025/4/1には制限指定を受ける。
初動となる《エクス・ライゼオル》だけでなく、《幸魂(さきたま)》や《浮上するビッグジョーズ》などのカテゴリ外の展開要員、《増殖するG》や《マルチャミー・フワロス》などのドローを止められる《神殿を守る者》、除外メタの《アーティファクト-ロンギヌス》、《ライゼオル・デッドネーダー》で破壊して相手のEXを封じる《アーティファクトーデスサイズ》など幅広くサーチできて、【ライゼオル】の強さを支えていたのが理由だろう。


自分のメインモンスターゾーンにモンスターが居ない時に発動でき、閃刀姫(せんとうき)トークンを1体産み出す速攻魔法。

《閃刀起動-エンゲージ》でサーチでき、《閃刀姫-カガリ》でサルベージすれば召喚権を使わずにリンク2が出せる。
【閃刀姫】及び出張セットが猛威を奮ったために2018年7月に制限指定を受ける。


  • 《増援》
レベル4以下の戦士族なら何でもサーチできる通常魔法。

サーチ対象は《終末の騎士》《ダーク・グレファー》《ゴブリンドバーグ》《ライトロード・アサシン ライデン》など無数に存在し、多くの「E・HERO」や「D-HERO」も範囲に収まるので非常に便利なカード。
これの相互互換の《E-エマージェンシーコール》、完全下位互換の《紫炎の狼煙》すら一時期準制限だったのでその強力さは言わずもがな。
第2期時点でも優秀な戦士族は多く、02年5月1日に準制限となる。
08年9月1日に無制限に緩和されたが、【シンクロダーク】や【シンクロアンデット】が大暴れすると09年3月1日に制限になり、以後そこから動いていない。

海外ではなんと準制限の段階を踏んでから無制限化してしまったが、「影霊衣(ネクロス)」の《影霊衣の術士 シュリット》がトドメになったのか再び制限送りに。


  • 《手札抹殺》
お互いの手札を捨て、捨てた枚数分ドローさせる通常魔法。【暗黒界】の友達その2。

主にコンボ系デッキの墓地肥やし及びデッキ破壊を主軸としたデッキに投入され、デッキを回転させたり、手札を入れ替えて事故を回避するのに使われる。
単純な手札入れ替えとして使おうとすると1枚アド損する上に、相手の墓地肥しや事故回避を手助けしてしまうこともあるため無計画には使えないが、枚数指定がない分ポテンシャルは高い。

様々なコンボが考えられるが、その中でも特に《メタモルポット》や禁止前の《サイバーポッド》を利用したデッキ破壊先攻1キルのキーカードとして猛威を振るった。
そのためか、2002年5月に制限になって以降一度も緩和されたことはない。
現在でも効果で大量の手札を捨てる行為は相性の良いデッキが多い。


  • 刻まれし魔の詠聖(デモンスミス・トラクトゥス)
デッキから光属性・悪魔族をサーチして手札を1枚捨てる効果と墓地から除外して手札・場のモンスターを素材に「デモンスミス」融合モンスターを融合召喚する効果を持つ通常魔法。

《魔を刻むデモンスミス》の効果でサーチ可能であり、《魔轟神ルリー》をサーチして即座に捨てる事で【デモンスミス】の展開に必要な光属性・悪魔族を用意できる。《魔轟神ルリー》を素引きしているなら《魔を刻むデモンスミス》のサーチに切り替えてさらなる展開や次ターンの展開準備もできる。
【デモンスミス】が素材デッキに戻して展開する都合上、サーチ先が尽きることがほぼなく腐りにくいのも特徴。
墓地効果による融合召喚は、素材を戻せる《刻まれし魔の大聖棺》による融合効果の方が優先されるため積極的に狙うものではないが、《刻まれし魔の大聖棺》の効果を無効にされた場合のリカバリーにはなるためあって損はない。

2024年の大会環境を席巻した【デモンスミス】を抑えるために2024/10/1に《魔を刻むデモンスミス》と一緒に制限指定を受ける。


フィールド魔法を1枚サーチする通常魔法。

昔からフィールド魔法を使うデッキのお伴として活躍していた。強力なフィールド魔法が増える度に有用性を増して行き、ついには制限カード化。
カードプールの増加によってパワーカード化していき規制というパターンは《クリッター》等に似ている。


自分のデッキ枚数が相手のデッキ枚数より多い場合に発動でき、その差分だけデッキの上からカードを墓地へ送る通常魔法。

60枚に近いデッキを作ることによって1枚で20枚以上の墓地肥しが可能。その後は墓地リソースの暴力によって相手を蹂躙する。ただ性質上、ミラーマッチでは非常に残念な性能になりやすい。
1枚で勝負が決まりかねないパワーを持っているのを警戒されたためか2018/10/01にて準制限カードに指定される。
このカードを使うデッキは性質上デッキを多くする、つまり引きにくくなるので1枚減らされていること自体の影響は大きい。
左腕の代償》で無理矢理引きに行くプレイもできるがリスクはそれなりに高い。
また、2025/4/1には天敵である墓地メタの《ディメンション・アトラクター》が制限になった影響か、このカードも同日に制限指定を受ける。


何のコストも無く相手フィールドの魔法・罠を全て破壊する通常魔法。
遊戯王OCGでは《サンダー・ボルト》と双璧を成すパワーカードとして有名。
2000年4月から準制限となり、直後に制限カードに規制強化され、2004年3月1日には最初の禁止カードの1つとなった。

長らく緩和はあり得ないと思われていたが、何を思ったのか10年ぶりに制限解除された(それもほぼ下位互換の《大嵐》と入れ替わりで)最高の魔法・罠除去カード。
「確実に商売事情」かと思われたが、「普段は魔法カード扱いだが破壊されるとEXデッキに行く」Pモンスターの登場と、「破壊される事でサーチなどの効果を発動するカード」の増加により、「相手のカードしか破壊できない《ハーピィの羽根帚》より《大嵐》の方がヤバい」と言う認識が広まった。

また、これすら流行のデッキには刺さりにくいこともあり、環境レベルではメインデッキに投入しない人も出てくるという衝撃の事態が待ち受けているのであった。

とはいえ、魔法・罠カードをメインに戦うようなテーマには今でも脅威となる存在であり、後攻での攻め手としては最高級の性能を誇るカードでもあることは確か。
そのため現環境でもサイドデッキの常連としての地位を確立している。


デッキからカードを1枚除外し、発動から2回目のスタンバイフェイズ時に手札に加える通常魔法。

登場当時は4ターン後になるとはいえ本質的には万能サーチカードであり、デュエルスピードがそこまで早くなかった登場当時はこの面が危険視され制限化されていた。
後にゲームスピードが格段に上がったことで一時期は無制限化したものの、現代では除外されたときに効果を使えるカードを送る《おろかな埋葬》のような運用が主。
除外されるとサーチ効果を発動できる上級モンスターを擁する【征竜】、除外時にサーチやリクルートを行える【サンダー・ドラゴン】といったデッキの台頭もあり、《嵐征竜(らんせいりゅう)-テンペスト》禁止解除と同時に制限指定を受ける。
そしてインフレが進んで問題ないと判断されたのか、「征竜」全員の完全釈放と同時に準制限へと緩和される。
緩和される直前に登場し、このカードと非常に相性の良い【M∀LICE】の存在も影響があったのかもしれない。
しかし、その【M∀LICE】が環境トップを争うほどの強さであったため2025/1/1に再び制限に戻ることに。今後も除外効果を利用するカードが増えていくことを考慮すれば安易な緩和は危険か。


  • 《ブリリアント・フュージョン》
発動時に「ジェムナイト」融合モンスターを攻守0にしてデッキ融合し、手札から魔法を捨てる事でターン終了時まで攻守を戻す永続魔法。

本来なら《ジェムナイト・フュージョン》の自己サルベージと合わせたコンボを想定していたのだろうが、召喚権を増やす効果を持つ素材指定の緩い《ジェムナイト・セラフィ》の存在から任意の光属性モンスターを墓地に落とせるカードとして注目を集める。
《Em トリック・クラウン》や《妖精伝姫ーシラユキ》辺りを素材にして自己再生させたり、《ジェムナイト・ラズリー》を素材にして光属性通常モンスターをサルベージして《ジェムナイト・セラフィ》の効果でそのまま召喚したりと高い展開能力を誇る。
EXからの召喚制限がついた10期に入っても、ドラゴン族バニラチューナーを利用して《水晶機巧-ハリファイバー》や《星杯の神子イヴ》と言ったソリティアの常連によく繋がって猛威を奮っていたため、2020/4/1にてようやく制限指定を受ける。


  • 《盆回し》
デッキからカード名が異なるフィールド魔法を2枚選び、自分と相手の場にセットする速攻魔法。

自分は強力なフィールド魔法をサーチ、相手には扱えないフィールド魔法を押し付けて自分だけ得をすることが可能。
この効果でセットされたカードがある限り、互いに新しくフィールド魔法を使えなくなる効果で相手の動きを縛ることもできた。
相手にカードを送りつけて《拮抗勝負》や《無限泡影》を対策したり、デッキにサーチ対象のカードがないと発動すらできない《混沌の場(カオス・フィールド)》を送り付ける事でフィールド魔法を封殺するという《テラ・フォーミング》にはできない妨害も可能だった。
フィールド魔法のインフレ化に伴い、こちらにも2018年7月に制限カードとなった。


カード名を1つ宣言してそのカードをデッキから1枚除外することで、ターン終了時までそのカード及び同名カードの効果を無効にする速攻魔法。

相手が採用しているカードと同じカードがデッキに存在している必要があるが、発動する場所を問わず無効にできる上に自分のターンなら相手の制圧布陣を突破する糸口として使え、速攻魔法なので相手ターンの妨害としても使える汎用性の高さが売り。
《墓穴の使命者》と違い無効化されるのはそのターンだけなので、「相手の《増殖するG》は無効化し自分は一方的に《増殖するG》を通す」といった理不尽なこともできる。
《墓穴の使命者》同様、採用率の高い手札誘発に対するメタカードとして先攻側が後攻の反撃を潰しつつ制圧するカードとして採用されたため、2021/10/1に準制限、2022/1/1には制限と段階を踏んで規制された。こちらは《墓穴の使命者》が対応できない《原始生命態ニビル》や《無限泡影》などを止められるのが強みである。
また、このカードの性質上採用カードが多く被るミラーマッチでは非常に有効に働き、「【○○】に1番対抗しやすいデッキは【○○】」と言う悪夢の状況を助長しかねない危険な性質も持つので、遅かれ早かれ規制は免れなかったと思われる。


  • 《魔法族の里》
自分フィールドにのみ魔法使い族がいる場合は相手が魔法カードを発動できなくなるが、自分フィールドに魔法使い族がいない場合は逆に自分が魔法カードを発動できなくなるフィールド魔法。

相手が魔法使い族を出すだけで無力化されるとはいえ、それができないと極めて簡単に魔法ロックを掛けられる恐ろしいカード。ひとたび効果が適用されれば手札に《サイクロン》があろうが《ハリケーン》があろうが除去不可能。
モンスターや罠であれば取り除けるし、性質上《DNA改造手術》にもめっぽう弱い。とはいえあまりにも容易にロックを決められるお手軽さから、シングル戦のみのマスターデュエルでは魔法使い族の出張要員と併用され、2025年2月に一発禁止を食らった
OCGでも2026/4/1に制限指定される。《虹の橋 ビフレスト》などフィールド魔法のサーチ手段が増加したこともあり、今後暴れることがあれば即座に監獄へ叩き込むという警告だと一部の決闘者らは予想している。


  • 巳剣勧請(ミツルギカンジョウ)
デッキから「巳剣」モンスター1体を手札に加えるか、800ダメージを受けて手札・墓地から「巳剣」モンスター1体を特殊召喚できる速攻魔法。
自分の手札・フィールドのモンスターをリリースして発動することもでき、その場合は両方の効果を選んで適用できる

サーチ、リクルート、蘇生を内蔵した「巳剣」のユーティリティ。
サーチしたモンスターをそのまま場に出せるのは序の口。
ドローフェイズに使って相手の《ドロール&ロックバード》を回避したり、相手ターンに《天叢雲之巳剣(アメノムラクモノミツルギ)》を蘇生してフィールドを粉砕したり、サーチを邪魔された《天羽々斬之巳剣(アメノハバキリノミツルギ)》をリリースして妨害を貫通しつつ、実質《儀式の下準備》と同じムーブをしたり……と、もはやできないことを探す方が難しい。
灰流うらら》等に引っかかりやすい難点はあるが、リリースされると効果を発揮する「巳剣」モンスターを能動的にリリースする手段としても有用。

【巳剣】の台頭を抑えるため2026/4/1に制限カード化。《屋敷わらし》等でこのカードのサルベージを邪魔された際のダメージが大きくなった。


  • 《闇の誘惑》
2枚ドローしてから手札の闇属性1枚を除外する通常魔法。手札に闇属性が無ければ手札をすべて墓地に送る。

闇属性の除外は強制で、手札消滅のデメリットも恐ろしく思えるものの闇属性デッキならコストには困らない。
オマケに闇属性には専用帰還カードの《闇次元の解放》があり、《異次元の偵察機》の様に自力で戻って来るモンスターもいるのでコストがコストにならないことも多い。
闇属性デッキの隆盛とともに制限〜準制限〜無制限を行ったり来たりしている。


  • 羅睺星辰(ラーフ・ドラゴンテイル)
自分の手札・デッキ・フィールドのモンスターを素材に「ドラゴンテイル」融合モンスターを融合召喚する通常魔法。発動後、EXデッキから融合モンスターしか出せない縛りが付く。

デッキから任意の「ドラゴンテイル」モンスターを墓地送りする用途にも使われる。

2026/4/1に制限化。先の改訂で融合効果を内蔵する《星辰竜(ドラゴンテイル)ムルル》、《計都星辰(ケートゥ・ドラゴンテイル)》も制限行きになっており、融合召喚から展開を始めなければならない【ドラゴンテイル】は大打撃を受けた。
このカード自体が凄まじく強いわけではなかったのだが、「ドラゴンテイル」モンスターは融合素材になったときにデッキから魔法・罠をセットできる共通効果があり、単純に使えるリソースを減らす狙いがあったと思われる。
元々テーマ内の魔法カードがこのカードと《計都星辰》の2種類しかないため、テーマ全体で使える専用魔法が2枚だけになるというかなり寂しいことに。
罠カードを使えばデッキに戻して再利用はできるが、裏を返せばわざわざそうしないと回収しづらいということでもある。


発動ターンはEXから融合モンスターしか出せなくなるが、手札・場・デッキから素材2体を調達して《アルバスの落胤》を素材指定する融合モンスターを融合召喚する通常魔法。

融合召喚のトレンドであるデッキ融合だが、最大の特徴は融合先の多さとそれに伴う素材指定の緩さ
攻撃力2500以上・レベル8以上・光属性・闇属性・ドラゴン族・獣族・獣戦士族・鳥獣族・光属性の魔法使い族の内どれか1つでも当てはまっているならデッキから落とせるという凄まじい広さを誇り、中でも光属性を指定する《烙印竜アルビオン》と闇属性を指定する《神炎竜ルベリオン》は落とせる範囲もさる事ながら、レベル8以下の融合モンスターを融合召喚する効果もあるので更にアドバンテージを稼げる。
発動後の制約の関係で、この手のデッキ融合をコピーしていた《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》とは相性は良くないものの、《捕食植物(プレデター・プランツ)ヴェルテ・アナコンダ》禁止化前は融合先の多さを利用して妨害された時の妥協策や【烙印】以外のデッキで展開の〆として《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》自身を素材にして《氷剣竜ミラジェイド》を出して牽制すると言う使われ方もされた。
登場直後の改訂は見逃されたものの、2022/7/1に【烙印】規制の一環として準制限指定を受ける。
その後は【ティアラメンツ】や【クシャトリラ】の台頭により【烙印】のシェアは落ち込んでいたものの、2023/1/1の規制により彼らのシェアが落ちること《アルバスの落胤》新規の登場による伸び代を警戒されてか、同改訂で制限カードへ指定される。


相手ターンに手札から「神碑(ルーン)」速攻魔法が使える様になる永続効果と、1ターンに1度自分が「神碑」速攻魔法を発動した際に墓地の「神碑」速攻魔法を3枚までデッキボトムに戻してその枚数ドローするフィールド魔法。

「神碑」速攻魔法を手札に保持して相手の除去から守れるだけでなく、後半の効果で「神碑」速攻魔法をドローしたらそこからも使えるため非常に便利。
墓地の「神碑」速攻魔法を回収しつつドロー出来るため、長期戦が前提となる【神碑】には欠かせない。
さらに後半の効果は1ターンに1度の制限はあるが“同名制限はない”ため、墓地さえ肥えているならドローした後貼り直して追加ドローすることも可能。

サーチ手段も《テラ・フォーミング》に加えて《神碑の穂先》があるため手札に加えやすく、真っ先に除去の対象になりやすいが《神碑の翼フギン》や《神碑の翼ムニン》で守れるため維持もしやすい。

しばしば大会優勝を掻っ攫う【神碑】の戦略の要を担う1枚であるためか、2023/4/1の改訂にて準制限指定を受け、2023/7/1には制限指定を受ける。
そして【神碑】使いの「泉を除外されたら死ぬだろふざけんな」と言う嘆きに対して「散々除外して来たんだから次はお前の番ってことだろ?」などと皮肉混じりに返される光景がちらほら見られた。


  • 《六武の門》
「六武衆」が場に出る度に武士道カウンターを2個乗せ、取り除いた数により「六武衆」の強化(2個)/「六武衆」のサーチ・サルベージ(4個)/「紫炎」の蘇生(6個)ができる永続魔法。

特にサーチ・サルベージの効果が強力であり、しかも回数制限がついていない恐ろしさ。
特殊召喚が容易な《六武衆の師範》や《六武衆の御隠居》、《真六武衆ーキザン》や手札の「六武衆」を出す《真六武衆ーカゲキ》、同じ攻撃力の「六武衆」をリクルートする《六武衆の荒行》などを駆使すれば瞬く間にカウンターが溜まって後続がワラワラ沸いてくる。
さらに取り除く武士道カウンターは効果を使う《六武の門》以外のものでも拝借できたので、2枚目・3枚目の《六武の門》が同時に張られた場合は最早使い切れないレベルでカウンターが溜まっていき、《マスドライバー》を利用した無限ループ・先攻1キルの温床にもなった。
あまりの猛威により制限指定を食らうが、サーチ手段に乏しく9期のインフレにも置いていかれたことでついいには無制限へと緩和される。
しかし、EXからの展開に制限がかかった新マスタールール下において念願のサーチ手段である《六武衆の軍大将》が登場し、ルール改訂でEXからの展開制限が緩和されることも決まり、再び以前の様な猛威を奮うのを危険視されてか2020/4/1に制限カードへと舞い戻った。


  • 《ワン・フォー・ワン》
手札のモンスターを1体墓地に送り、レベル1のモンスターを手札またはデッキから特殊召喚する通常魔法。

シンクロ召喚全盛期は《グローアップ・バルブ》などのチューナーが出てくることが多かった。
海皇子 ネプトアビス》や《ワイトキング》のようなモンスターが存在することに加え、デッキの軸になるモンスターも少なくないレベル1が出る度に確定で強化されていくカード。
当然の如く制限からの緩和は難しいだろうと思われていたが、シンクロの衰退によりレベル1チューナーを優先して出す機会が減ったと判断されたためか、10年と1か月の歳月を経た2019/10/1に一度準制限に緩和された。その結果、《SPYRAL-ジーニアス》を擁する【SPYRAL】が大きく恩恵を受け、再びSPYRALを環境の一角へと押し上げるエンジンとなった。
SPYRAL自体はジーニアスが再び制限となったことでとりあえずは落ち着いたものの、《オルターガイスト・メリュシーク》を擁する【オルターガイスト】は環境に留まり続けており、環境デッキを底上げするカードパワーの高さが問題視されたのか1年後の2020/10/1には再び制限に舞い戻った。むしろ何故緩和したとの声も挙がった。
一応手札からも出せるがアド損のためほとんどの人は忘れている。強いて言えば【インフェルニティ】なら手札0枚の条件を満たすために敢えて手札から出すことも稀にあるか。


罠カード

+ 詳細は以下
ライフ半分をコストに召喚・反転召喚・特殊召喚・魔法と罠カードの発動を無効にして破壊するカウンター罠。

神カウンターシリーズの1枚で、遊戯王初期から存在しているカード。モンスター効果の発動には対応できないが、それを差し引いても広い守備範囲が売り。
ライフコストの半分はゲーム序盤では1:1交換としては高いコストを払う羽目になることもあるが、逆に固定値ではないためどんなに少なくても発動が可能な利点にもなる。
効果も強力であり、複数積めば使う度にコストが安くなる性質から2009/09/01でカウンター罠で初の制限カードに指定される。ライフコストの利点からか「複数積めないなんて…」とか言われ使用率の低下が予想されたりもしたが、別にそんなことはなかった。

しかし、環境の超高速化による罠カードの使用率低下のためか2018/04/01で準制限カードに緩和される。
コントロール系のデッキではよく使われたものの、全体として目立たなかったためか2019/7/1には無制限となる。
その後はサイドデッキの常連として採用されるケースが増え、その成績を踏まえてか先攻制圧要員が大きく規制された2026/1/1には再び準制限に。環境で大きく暴れたわけではないため、様子見と言う趣が強い規制となった。
そして先攻有利の抑制のためか2026/7/1には再び制限に舞い戻った。


互いに1種類の種族のモンスターしか場に存在出来なくさせる永続罠。すでに場に出ている分は耐性を無視して墓地に送る。名前の割にちっとも《群雄割拠》させない皮肉。

種族混成デッキにはモロに刺さり、種族統一デッキであってもEXの汎用モンスターの種族は別である事も珍しくないため多くのデッキに一定の束縛が期待できる。
また、相手がこちらの場に特殊召喚する場合も制約がかかるため、こちらの場の種族次第では《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》や「壊獣」なども防げる強みもある。

ラビュリンス】や【神碑】規制の一環としてか、2023/10/1に準制限指定を受け、登場から20年以上が経過して初めて規制される事となった。
そしてその後も【ラビュリンス】や【神碑】への追加規制として制限指定を受ける。

シングル戦オンリーのマスターデュエルではその制圧能力が更に凶悪化しているためか、このカードの属性版の《御前試合》ともども2022/9/30には準制限、2023/4/10には制限指定とOCGより早い段階で規制がかけられている。


  • 《御前試合》
互いに1種類の属性のモンスターしか場に存在出来なくさせる永続罠。すでに場に出ている分は耐性を無視して墓地に送る。

《群雄割拠》の属性版と言うべきカード。デザイナーズデッキなら汎用モンスターを除き属性が統一されていること少なくないのであちらより拘束力は劣るが、混成デッキであればそれなりの拘束力は見込める。
《群雄割拠》や《センサー万別》などの同種の永続罠が規制されてもこのカードはスルーされていたが、2024/10/1にとうとう準制限、2025/1/1には制限カードとなった。
海外では2024/1/1に他2枚と仲良く制限カードとなり、マスターデュエルでは2022/9/30に《群雄割拠》とともに準制限、2023/4/10には《センサー万別》も合流して制限カード指定を受ける、とOCGより早い段階で規制を受けている。


儀式、融合、シンクロ、エクシーズ、ペンデュラムから1種類を宣言し、そのターン中お互いに宣言した種類のモンスターは特殊召喚できず、フィールド上では効果が無効化される通常罠。

昨今のテーマでは、展開の要や着地点となるモンスターの種類が統一されている場合がほとんどであり、相手のデッキさえわかればこれ1枚で壊滅的な打撃を与えることも可能
しかもフリーチェーンなので除去カードに被せて打つこともできる。
罠カードであるため後攻の対抗手段が限られる上、そのターン中しか効果が適用されないのもミソ。つまり、たとえ同じタイプのデッキを使っていたとしても相手の特殊召喚だけを一方的に封殺し、自分は返しのターンに悠々と展開を行えるのである。
召喚方法自体を禁じるわけではない、リンクモンスターが主体のデッキ等には効果が薄い、P効果は無効にならないなど一応の抜け穴はあるのだが、それよりも刺さるデッキの方が数は多いので些末事。

先攻有利を著しく助長するカードであり、直近の大会で採用が目立ったTCGでは2025/10/27の改訂で即刻禁止に。
OCGでも後を追って2026/4/1に制限となった。


発動に1000ライフを要求し、互いの場にいるモンスターの効果を無効にする永続罠。

20年以上も現役であり続ける、言わずと知れたモンスター効果メタカード。
様々な抜け道はあるものの、モンスター効果偏重の環境になるにつれてそのメタ性能が凶悪化していき、デッキに対策カードがない、もしくは対策カードが入っていても引けないと詰みかねないため、デッキ・サイドデッキの構築に影響を及ぼすほどの存在感を示す1枚。
クリフォート】や【真竜】、【エルドリッチ】など「このカードと相性がいい」ということがそのデッキの強みになる事例すら存在するなど、一部の罠デッキの存在理由にすらなっていたカード。

「構築に影響を及ぼすカードは規制すべき」「抑止力となるカードだから規制してはならない」と議論を巻き起こす事もあるカードだったが、モンスター効果のインフレに伴い凶悪さを増すその性能と、戦闘を行わずにデッキ破壊で勝利を目指す【神碑】で使われた点がトドメとなってか、2023/4/1に遂に制限カードとなる。


  • 《センサー万別》
互いに1種族につき1体までしかモンスターを場に存在出来なくさせる永続罠。すでに場に出ている分は耐性を無視して墓地に送る。

《群雄割拠》とは逆に種族統一デッキに思いっきり刺さる性能をしており、昨今のデザイナーズデッキは種族統一されている事が多く、種族混成であっても「展開途中で同じ種族のモンスターが並ぶ」事は珍しくないため思うように動けず機能不全に陥るデッキも少なくない。
モンスターをほとんど展開しない【神碑】規制の一環としてか、2024/1/1に準制限指定を受け、2024/4/1には制限カードと規制強化された。
こちらもシングル戦オンリーのマスターデュエルではその制圧能力が更に凶悪化しているためか、2023/2/6の時点で準制限、2024/1/10に制限とOCGより早く規制がかけられている。


  • 《魔封じの芳香》
互いに魔法カードはセットしてから発動しなければならなくなり、セットした魔法カードはそのプレイヤーの次のターンになるまで発動できなくなる永続罠。

基本的に引いてすぐ使える魔法カード全般がそのターン中使えなくなるのは非常に強力な制圧力を誇り、このカードを主体としたコントロールデッキの【アロマ・コントロール】及びその派生が環境で活躍をしていた。中でもカードのセットを封じる《ダーク・シムルグ》との組み合わせは強力であり、魔法・罠を完封する【アロマダムルグ】としてその名を轟かせていた。

環境が加速してモンスター効果偏重の環境になっても、モンスターのサーチなどのデッキのメインギミックや後攻の捲りには魔法カードが使われる事は珍しくなく、またこのカードがあるとPモンスターはPゾーンにセッティング出来なくなると言う強みも獲得するなど、時代が進んでも埋もれる事はなく一定の存在感を示し続けており、環境次第ではサイド起用も珍しくなく、【真竜】のようなデッキならメインから採用する事もあった。

第2期で登場して以降、環境で活躍しながらも一度も規制される事はなかったが、2025/7/1付けで制限指定を受ける。
2025年4月以降に環境で活躍したと言う訳ではないが、近年のロック系永続罠への規制として遂にこのカードの順番が回ってきたと言う事だろう。
先攻側が発動に成功してしまえば後攻側は捲り札の多くを封じられる一方で、相手ターンの妨害はモンスター効果や罠が主流なので先攻側はこのカードの影響を受けずに後攻を妨害できる、と先攻有利を助長するカードになっていたため妥当と言わざるを得ない。
汎用制圧カードに厳しいTCGでは1年以上早い2024/4/15に制限指定を受けていた。
マスターデュエルに至ってはシングル戦オンリー故にロック系永続罠への規制は厳しく、2022/11/29の時点で準制限指定を受けていた。さらに【天盃龍】の実装によりその対策として先攻デッキが先鋭化する中でこのカードも選ばれ、「【天盃龍】vs先攻完全制圧デッキ」という環境の二極化を進めてしまったからか2025/2/6に制限指定を受けている。
そして同年11/7にはついに禁止行きに。テーマとの相性以前に対策が難しく、収監はやむを得ないか。


相手の罠カードの発動を無効にしてセットさせ、このターン中、相手は罠カードを使えない代わりにデッキから罠カードを追加セットできるカウンター罠。

ターン中相手の罠カードを止められる反面、追加セット分を含めた次ターン以降の反撃が痛いように見える。
が、このカードの真価はライフを半分払えば手札から発動できるところにある。
盤面に左右されず発動でき、《拮抗勝負》や《無限泡影》の様な同類による妨害を止めつつ勝負を決められる布陣が敷けるのならライフ半減程度安いもの。セットされた2枚の罠も、カウンターの心配がないのでさっさと割ったり効果耐性持ち・発動封殺持ちなどを出してしまえば問題ない。
そもそも、そのターンに決めてしまえばセットされたカードの発動機会を与えずに決着がつくのでデメリットが事実上機能してない場合が多かった。
よほど追い詰められていなければそのターンに決められるか、セットされた罠を何とかできない限り発動することはまずない。

メインデッキに積まれることはあまりないが、マッチ2戦目以降での逃げ切り・逆転を意識したサイドの常連として環境トップ勢と駆け巡り、そのあまりの汎用性のために準制限指定を受ける。
高い汎用性を持ち、制圧や1キルを助長するカードでありながら準制限で止まったのは同じく環境トップ勢の【オルターガイスト】へのメタカードとしての側面がある点だと思われる。
その後、【オルターガイスト】が大会環境から転落したためと、新しい魔法・罠主体のカテゴリを売りたいためか、サイドデッキの固定化を招いていたこのカードも2021年には制限指定となる。

【海外での制限カード】

以上が、2026年2月時点における海外(TCG)レギュレーションでのみ制限指定されているカードである。
この内、日本では《イレカエル》、《マジカル・エクスプロージョン》、《魔獣の懐柔》が禁止、《燦幻開門》、《神の宣告》が準制限、それ以外のカードは無制限である。

《燦幻開門》などのように、区分は違えど日本と似た理由で制限指定されたものも多いが、同じテーマやデッキ、戦法を抑制するためでも日本とは異なるカードが指定されているケースもある。デビルズ・ストリングスなどはまさにその例。
中には《一撃必殺!居合いドロー》のように奇想天外な運用法が編み出され、制限行きになったものも。
《連鎖爆撃》はマッチ戦におけるエキストラターンへの影響も考慮されて規制されていると見られる。


【余談】


基本的に環境で活躍したカードが制限カードに選ばれるのだが、意外な理由で指定されたものも存在する。
かつて制限カードに指定されていた《ドル・ドラ》というカードがある。
こいつは「デュエル中に1度しか使えない効果」を持っているのだが、
効果を使った後にデッキに戻ると二枚目以降と判別がつかなくなるからという、投げやりな対応によるものだった。
これはKONAMIの仕事の雑っぷりの代名詞として挙げられていた。
現在は(7年以上放置して)エラッタによって問題を解決したので《ドル・ドラ》は無制限カードとなっている。

アニメの世界でも制限リストはあるらしく、遊戯王DMGX等では禁止制限に言及しているシーンがある。
DMのバトルシティ編では大会専用の禁止制限リストがある模様。




『追記・修正』の制限を緩和する。

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最終更新:2026年07月07日 02:11

*1 本来なら【クシャトリラティアラメンツ】になるのだろうが、このカードと紛らわしいためかただの【ティアラメンツ】と呼ばれる事が多い。後に【クシャトリラ】対策として《クシャトリラ・アライズハート》を採用したタイプが登場し、区別のためかそちらが【クシャトリラティアラメンツ】と呼ばれるようになった。

*2 ついでに未だ無制限のイゾルデに関しては、装備魔法をデッキに入れなければ特殊召喚の効果を発動できないことが理由になっていると思われる。

*3 先攻1Killが開発されたのもあり、韓国での大会が「カップ麺早食い競争」と揶揄されるほど《簡易融合》を先に発動させた者勝ちであった。

*4 使用者の名前からJ-Stormなどと呼ばれた。