登録日:2012/02/12 (日) 22:47:36
更新日:2023/12/18 Mon 11:12:33
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「冥殿父さん、今度こそガンダム買って来てくれたよね!」
「あぁ、もちろんさアイン!お前に言われたとおり
ガンガルは避けたぞ!ほら!」
「やったー!そうそう、これこそガンダ……ム……」
「……おーい?」
『太陽系戦隊ガルダン』とは、アリイから発売されていた
プラモデルシリーズ。
1975年に発売していたシリーズを流用して名前だけ変えたブツであり、様々なパクリが混ざり
わけのわからないことになっている
ガンプラに見せるために箱絵をそっくりにデザインし、下半身はほぼ
ガンプラそのままに描かれているが、実際のキットとは全く違う、詐欺一歩手前のプラモである。
●ストーリー
無い!
パイロットは挿絵付きで存在するが説明は何もない。
ドン・ホフマンが操縦するらしい
ロボット。
ガンダムに似せようと配色をがんばったようだが、出来上がったのは
ガンダムカラーの謎の犬顔ロボであった
両腕は
ドリルでバネで発射できる。何の意味があるのか。
このシリーズは皆1/500スケールだが、案の定実寸はない。
ガン・ラミウが操縦するらしい
ロボット。
モデルは
ザクなのだろうが、キットが出来上がると
緑色の某電人が完成する。
手はペンチアームとナイフ。バネで飛ばす。
バク・サラバンが操縦するらしい
ロボット。
モデルは
シャアザクらしいのだが、完成品は
両腕ドリルの鉄の城となる
ドリルはもちろんバネで飛ばす。
マグ・ジライオンが操縦するらしい
ロボット。
青い体色から
グフにしたかったらしいが、出来上がるのは
メカメカしい悪魔の力身につけた正義のヒーロー
両腕はペンチアームと
ナイフ。バネ。
このシリーズは上半身と下半身が分離でき、はずした上半身の代わりに大型の砲を装備できた。
なんとも形容しがたい姿をしているが、作例に乗ってたりする。
●戦車シリーズ
ガルダンは、その前身のシリーズの流用で、
戦車モデルに上半身や大砲を乗っけれるようになっていた
ガンダムの
Gファイターにあやかろうと、アリイは意気揚々とこの戦車モデルもガルダンとして売り出した……
ちなみに、この戦車は1/100スケール。
ロボットは1/500なのに……
ドンと
合体する
戦車。
ボディはスケルトン。ナウいぜ!車体前部に
ドリルを装備。
ゼンマイ式。
ガンと合体する戦車。
車体前部に丸いハサミ状のアームを装備。
バクと合体する戦車のはずだが、箱絵の説明ではドン・ホフマン操縦となっている
車体前部に3本のスパイクを装備。
マグと合体する戦車。
車体前部に丸ノコを装備。
●その後のガルダン
ガンガルほど人気にはなっていないが、競走馬に「ビービーガルダン」なるこいつ由来の名前の馬がいる
ガルダンは、心の中に生き続けるのだろう。
子供たちの
トラウマとして……。
ちなみに、こちらもプレミアが付いている。
時代ってわからない。
追記・修正は子供に泣かれてからお願いします。
- ていうかある意味すごいよね、誤魔化すきが一切無く「絶対に騙して買わせてやる」という執念を感じるwww -- 名無しさん (2020-08-21 15:05:43)
- ドンはちょっとだけ…色と角だけ陛下に似ている。「お前たちもう寝なさい」 -- 名無しさん (2023-12-18 11:12:33)
最終更新:2023年12月18日 11:12