登録日:2012/01/24 (火) 17:10:04
更新日:2024/08/27 Tue 07:47:36
所要時間:約 5 分で読めます
名前:司馬懿
字:仲達
一人称:私
身長:177cm
年齢:24歳
愛馬:鹿毛
声優:滝下毅(~7猛将伝)、
置鮎龍太郎(7Empires~)
「真・三國無双」シリーズのキャラクター。
【概要】
「真・三國無双」から登場する。
司馬師と
司馬昭の父親。
魏の臣。
諸葛亮や主君の曹操にすら警戒されるほどの才を持つ軍師。曹操から曹氏四代に仕える。
曹操に仕えた当初は文官的な仕事をこなしていたが、徐々に頭角をあらわしていった。
曹丕にも信頼され、曹叡からは軍権を預けられた。荊州の
関羽を呉軍に討たせたのは
司馬懿の計略と言われる。
諸葛亮と幾度も知略を競い、一進一退の攻防を繰り返して蜀の北伐をよく防いだ。
曹爽との権力争いに勝ち、魏の実権を掌握。息子の司馬師や司馬昭らと、後に中国を統一する晋の基盤を築いた。
知に富み次代を見抜く先見の明と冷静さに加え的確な判断力を備えた策謀家。
自尊心の高い激情家だが、それをも抑えこむ知謀が武器。
魏のもとで数々の勝利を演出したが、その思想に触れるうちに、心の中にある衝動が生まれる。
司馬一族は平常顔が薄笑いで、息子達にも遺伝している。
【能力値】
●真・三國無双4まで
体力:E 無双:A
攻撃:D 防御:D
弓術:C 馬術:C 移動:C
能力値は平均以下だが、無双の能力値が飛び抜けて高い。
燕扇での攻撃はリーチが長いが、衝撃波や光線を撃ち出すことができ、攻撃範囲の広い技を持っている。
●
真・三國無双5
体力:E 無双:A
攻撃:F 防御:E 移動:E
無双乱以外の能力値は平均以下だが鉄糸による攻撃範囲は広く、リーチも長い。
特殊技は「巨岩」や「牛歩」、「戦術指揮」を習得し、落石により周囲を攻撃できる。
●
真・三國無双6
体力:C
攻撃:C 力:20
防御:C 素早さ:50
「素早さ」武器を得意とし、「羽扇」だけでなく息子達の得意武器「細剣」や「刀」なども扱える。
●属性
「真・三國無双4」以降は、氷属性を得意とすることが多い。
【シリーズの活躍】
■真・三國無双1
武器は「長剣」。
孫堅のコンパチモーション。
フルボイスではないが、本作でのみ諸葛亮を「孔明」と字で呼ぶ。
■真・三國無双2
武器を「羽扇」に変更。
ユニーク武器の属性は雷属性。
チャージ6は4本の光線を放つ。
2の「五丈原の戦い」から代名詞ともいえる「馬鹿めが!」が始まる。
なお、2の挑発イベントはユニークイベントの一つになっており、あらゆる無双武将に挑発される姿を拝める。
ふん…そのような挑発に乗るか、馬鹿めが!
■真・三國無双3
武器を「燕扇」に一新。
得意属性は毒、氷、斬、烈属性。
NPC時は毒属性。
「祁山の戦い」では孤立させられたところを待ち伏せされた挙句、大量の地雷に苦しめられる。
3でも五丈原の挑発イベントはユニークイベントの一つなので、あらゆる無双武将に挑発されてブチ切れる姿を拝める。
馬鹿めが!馬鹿めが!!兵法を知らぬ凡愚め、今に見よ!!!
猛将伝の列伝モードでは魏延に「馬鹿メ…死ネ…」と挑発され、「おのれ…私に向かって馬鹿とは!!!」とキレる。小学生のケンカか
■真・三國無双4
NPC時は氷属性。
チャージ1、5が変更。
チャージ1は氷属性の玉を発生させる。
チャージ5は重力球を発生させ、敵を打ち上げる。
光線が直進、かつ貫通機能がついたため使いやすくなった。
真・無双乱舞を使う度に高笑いを聞かせてもらえる。
EDでは曹丕のもと魏の天下を掴むが……。
「今は一時の栄華に酔うがいい」
「この私の深謀がこの天下を飲み込むまで」
「フ…フハハハハハ……」
ちなみに、4からはユニークイベントの概念がなくなってしまい、五丈原の戦いの挑発イベントは「NPCの蜀将が魏軍の前線拠点を突破した時、
司馬懿に向けて挑発をする」という形式になった。
そのせいか、
なんと2回まではキレずに耐えてしまう。成長したな…
しかし、拠点を3つとも突破された3回目ではさすがにブチ切れて蜀軍へ突撃してしまう。
やっぱり成長してなかった…
なお、これにより突撃を敢行した際は魏軍全体の士気がガタ落ちするため、味方が瓦解しやすくなる事に注意。
馬鹿めが!あの世で後悔させてやる!!
■
真・三國無双5
武器を「鉄糸」に一新。
得意属性は
氷属性。
強攻撃や無双乱舞の最後に
氷属性が付加される。
本作の彼は妙に面倒臭がり屋で、曹操に
無理やり出仕させられ才能を見出される形で配下になるところから始まる。
赴いた戦地で最大の
ライバルである
諸葛亮と出会い、何度も戦っていく中で天下への野心を燃やす。
魏が天下統一を果たすと魏に反旗を翻し、魏を討ち滅ぼす形で天下を統べるのであった。
「真・三國無双5」でのみ司馬懿の勢力色は紫色。
衣装1は司馬懿の勢力色、紫色の衣装。
衣装2は魏の勢力色に近い水色の衣装。
■
真・三國無双6
得意武器は「羽扇」。
EX攻撃は、
雷属性の衝撃波を放つ。
無双乱舞1は
炎属性が付加される。高笑いの後、鉄糸で敵を捕らえ
爆発させる。
無双乱舞2は
氷属性が付加される。
冷気を帯びた鉄糸で敵を
凍結させる。
「
魏」から「
晋」に移籍。
家族が登場したのと、野望が「才あるものの治世」に変わったことで曹操・曹丕の覇道の継承者的なスタンスに。
■真・三國無双7
得意武器は「佛塵(ふつじん)」。
そこ、はたきじゃない
ストーリー序盤で隠居を宣言するため、操作できるステージはやや少ない印象を受ける。
(なお、史実通りならこの時点で白髪のご老体という年齢だが、無双仲達は青年姿なのでロートル扱いの違和感が凄い)
嫁の張春華が登場し、彼女に対しては頭が上がらないという新たな一面を見せてくれた
司馬懿だったが、
真・三國無双7の発売から10日後の3月10日に悲劇が訪れる。それは……
長年、
司馬懿役を演じてきた滝下毅氏の帰宅中の転落事故による急逝である。
享年37歳、あまりにも早すぎる死であった。
滝下氏の訃報を多くの無双ファンが悲しみ、公式も滝下氏の訃報を受けて歴代の
司馬懿がデザインされた追悼壁紙を配布した。
また、滝下氏没後の
無双OROCHI2 Ultimateや真・三國無双7 猛将伝では代役は立てられず、滝下氏のライブラリ出演という形をとっている。
7Empires以後、司馬師を演じる
置鮎龍太郎氏が
司馬懿役を引き継いでいる。
■真・三國無双8
前述したように
司馬懿役は置鮎氏へ変更となったがDLC前に収録されていたボイスと、DLC後から収録されたボイスはそれぞれ演技が異なる。
DLC前は声のトーンが高いボイスが多かったのに対し、DLC後のものは滝下氏が演じていた
司馬懿に寄せるかのように声のトーンが低いボイスが増えている。
■
無双OROCHI
「真・三國無双4」の仕様で参戦。
武器は「燕扇」。
速(スピード)タイプ。
戦国の章で加入。
アーツ1は
氷属性の
吹雪を発生させる。
アーツ2
氷属性の
氷塊を放つ。
遠呂智侵攻後は
司馬懿を慕う部下達と共に遠呂智軍の配下となっており、魏に戻る気は更々ないという風に振舞っている。
小田原で
諸葛亮と共に織田信長率いる反乱軍を待ち受けるも敗れ、反乱軍に参加する。
■
無双OROCHI 魔王再臨
武器は「燕扇」。
戦国の章で加入。
遠呂智の復活を願う伊達政宗の軍師として登場。武田信玄らに敗れ、おだてられ仲間になる。
本作でも魏に戻る気はないように見受けられ、何なら魏軍終章では普通に相対していた。
下ヒでは、伊達政宗と石田三成と共に頭脳戦を繰り広げる。
司馬懿 「馬鹿め!」
伊達政宗「馬鹿め!」
石田三成「…クズが」
■
無双OROCHI2
「真・三國無双6」仕様で参戦。
武器は「羽扇」。
技(テクニック)タイプ。
どういう心境の変化があったのか魏へと戻り、曹丕と行動を共にする。
潼関で討伐軍の前に立ちはだかるが、その行動を認め、司馬師を自らの代理として討伐軍へ加えさせた。
虎牢関で妖蛇を迎撃した後は自らも討伐軍に参加する。
広宗では政宗と共に木箱の処理に奔走する。
最終的に中の人の嫁さんガラシャを木箱から助け出し、彼女と張角が討伐軍へと仲間入りする。
ちなみに本作の
司馬懿とガラシャは特別友好枠となっている。お互いの中の人が夫婦であったからだろうか。
■
無双OROCHI2 Ultimate
第7章「天帝救援戦」の推奨メンバーの一人となっている…が、同じく推奨メンバーである光秀や蔡文姫とは違い台詞は一切ない。
この戦いの直前の陣地では
司馬懿もいるのだが、そこでも彼はいるだけで会話に参加しない。
滝下氏の死というやむを得ない事情があるとはいえ寂しいものがある。
司馬懿
「師よ、私の追記・修正の権利を引き継げ。」
「以後はお前の好きに編集しろ」
司馬師
「放任とは、無責任ですね」
司馬懿
「だが、心は踊っている。」
「我が息子ならばな。」
司馬師
「否定はしませんよ。」
「今の魏に私以上に良項目にできる者はいないでしょう」
司馬懿
「せいぜい道を誤らぬことだ……」
「フ、ハハハハハハハ!」
- 猛将伝とか声どうするんだろ……本当に惜しい人を亡くしてしまった -- 名無しさん (2013-09-21 14:55:29)
- もうこの笑い声は聞けなくなってしまったのか…。ホントに残念だ。 -- 名無しさん (2013-09-22 16:27:09)
- なんか、福山潤がやりそう。 高笑いしてる声が見事にそっくりだし。 -- 名無しさん (2014-03-03 14:08:36)
- 馬鹿めが 馬鹿めが 兵法を知らぬ凡愚め 今に見よ -- 名無しさん (2014-03-09 12:47:29)
- まさかの息子と同じく置鮎龍太郎さんになるとは……まあ演技の使い分けも大丈夫だろうし -- 名無しさん (2014-07-17 00:33:40)
- 以前は野心を秘めた策謀家といった感じだったけど嫁さん登場してから一気に恐妻家キャラに… -- 名無しさん (2014-10-16 11:01:53)
- 置鮎さん版司馬懿の声、中々いいとは思うけど、なんか艶がありすぎてネタキャラとしていじりづらく感じたなぁ。 -- 名無しさん (2014-11-27 23:08:25)
- ↑ キャラ的に福山潤と予想したが、やはり青二声優じゃないと無理か。 -- 名無しさん (2014-11-29 20:07:16)
- 今さらに7プレイ。恐妻家だったのか(笑) …もっと声を聞きたかったよ -- 名無しさん (2015-08-18 00:40:11)
- 晋ifの親子3人による『バカめが!!』はスッキリしたなぁ。 あの時の姜維は完全に蜀を考えてない丞相オンリーのバカだったし。 ↑2 いや、文鶯役の小野友樹がアトミックモンキーだったから出れる可能性はあったぞ。 -- 名無しさん (2015-08-18 07:16:31)
- ifも面白おかしかったよ。ホント晋が今さらにもっと好きになった。……なんでだよぅ -- 名無しさん (2015-08-27 12:54:47)
- ↑ ifの鍾会を締め上げるのはスカッとした。 -- 名無しさん (2015-08-27 15:14:30)
- 滝下氏がやってたブログのURLがbaka_baka_bonguだったことからも思い入れの強さが伺える -- 名無しさん (2017-02-16 21:07:39)
- 6・7あたりから「基本は忠臣だけど使えてる相手が駄目になったから仕方なく」って路線になったよね -- 名無しさん (2017-05-09 12:45:45)
- 3の五丈原での挑発は面白かった -- 名無しさん (2018-05-25 16:53:02)
- 置鮎さんの司馬懿、嫌いじゃないんだけど…どうも高い声なのが慣れなくて…やっぱり滝下さんの声じゃないとツンデレ感を感じれなくなった… -- 名無しさん (2024-02-01 01:23:24)
- 声優厨と言えど自身の好みが優先されるものか -- 名無しさん (2024-06-01 19:47:52)
最終更新:2024年08月27日 07:47