左方のテッラ

登録日:2010/02/09(火) 05:25:49
更新日:2024/11/15 Fri 23:12:14
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ローマ正教の禁断の組織「神の右席」に所属している。
背が低く痩せていて緑色の修道服を着ていると結構目立った外見をしている。
次いでにキヨタカ画で悪役なので外見がヤバい。特に目。
語尾に「ですねー」と付ける癖がある。


彼の最終目的は人々を「神聖の国」に導いて争いが起きない様にする人々を平等に救う」事。
しかし、異教徒は人間ではないとかなり偏った考えを持つ。
また、ローマ正教人ならたとえ死刑になる程の凶悪犯罪者でも良いらしく、寧ろその人達を改心する事に全力を注ぐ。



「神の薬(ラファエル)」という性質を持ち、「力の補充」という名目で「大地の『実り』・『恵み』」の「神の血」のパンと葡萄酒(ワイン)を大量に摂取している。
しかし、ワインは「観光客向けの今時ぼったくり店でもお目にかかれない」と言われる程安く不味い物で、あくまで「儀式の道具」としてなので酒好きではない。


能力は「光の処刑」という術式。

これはあらゆる物の優先順位を変える能力で、「優先する」と発言する事で発動する。

「優先する。――Aを下位に、Bを上位に」
とした場合、AがBより劣る事になる。

例として
Aを「弾丸」Bを「紙」とすると、紙に向かった弾丸は紙を破れず逆に弾丸自体が潰れるという事になる。


非常に応用が効き、「人体」を上位にすると攻撃の無効化、「空気」を上位にすると行動自体を封じる、「壁」を下位にすると壁抜け出来るetc…

また、即死レベルの傷すら治す事も出来るらしい。
もっとも、傷を治す前に死ぬ可能性もある。

しかし、複数の対象には扱えないという弱点がある。
つまり、AとBを対象にしている間はCを対象にした優先順位は出来ない。
だが、土御門の攻撃を「魔術」の一くくりで防げた事から対象範囲が広いので、通常ならばまず破れない。


因みに、テッラはまだ完全に使いこなせていなく、今のところはまだ調整中らしい。


「神の肉」を模した小麦粉のギロチンで攻撃する。


作中での活躍

ネタバレ含む















初登場は14巻。


C文書を巡って上条達の前に立ちはだかる。

当初は圧倒したが、五和と土御門の機転で「光の処刑」の弱点を看破され敗北し、C文書を破壊される。

その後、上条が記憶喪失という事を見破り、「幻想殺し」について知っている事を話そうとした時、
超音速爆撃機の攻撃をもろに受けて死亡。











と、思いきや、「光の処刑」を使って防ぎきり、バチカンへ戻る。

そこで、後方のアックアに会い、C文書が囮で実際はロシア成教と手を組む事が本題だと話す。
そして、「光の処刑」で異教徒のローマ近郊の人や観光客に「術式の調整」を行った事がバレる。

しかし、反省する様子が全く無く、寧ろ上条戦の教訓として改善しようと更に行おうとした為に、アックアの逆鱗に触れて瞬殺される。

その後はイギリス清教に予告状としてテッラの死体を送りつけられた。


余談

カミやんと戦ったキャラで唯一の死亡者でもある。
全身死亡フラグ一方通行がきたせいなのか?
不遇とか言っちゃいけない。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない黒猫は左方のテッラの大ファンである。


「なにかあれば追記・修正お願いしますねー。」

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最終更新:2024年11月15日 23:12