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高倉文太

登録日:2010/12/16 Thu 13:18:30
更新日:2026/07/28 Tue 20:10:16
所要時間:約 2 分で読めますよ、しんのすけ君




高倉文太とは、臼井儀人による漫画作品及び同作を原作とするアニメクレヨンしんちゃんの登場人物で同作の主人公・野原しんのすけの通う幼稚園の園長。

声:納谷六朗(第4話Aパート - 第841話Bパート、映画:第1作 - 第23作〈第12作、第15作、第18作、第19作は除く〉)(1992年5月4日 - 2014年10月17日)→森田順平(第872話 - 、映画:第24作 - )(2015年10月9日 - )
演:六平直政(やかんの麦茶CM)


プロフィール

本名:高倉文太*1
通称:組長先生
年齢:55歳(原作)/48歳(アニメ版)
職業:アクション幼稚園*2園長
出身:徳島県
趣味:カメラ・旅行・ボウリング・書道
特技:編み物・裁縫
好物:スイーツ・ネギ入り納豆

概要

しんのすけたちが通う幼稚園の園長先生だが、色黒にパンチパーマ(ちなみに天然パーマ)、薄い色のサングラスに派手な黄色のジャケットと、見た目はヤクザ風の強面で、しんのすけからは「組長」と呼ばれる*3
そのたびに「園長です」と訂正するのは最早お決まり*4
原作では傷が目立つ所にあったりして更に凶悪な面構えであるが、アニメ版は原作より幾分かマイルドな顔付きをしている。
ちなみにアニメ放送初期に発売されたSFC用ソフト『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ園児』にはミニゲームとしてひろしとしんのすけが
特定のひらがなで始まるイラストを捜す(例:「『ぞ』で始まるのはどれだ」→「象」のイラストを選ぶ)ゲームがあるが、
「く」で始まるイラストは彼である。トホホ…。

性格は見た目に反して根は優しく、滅多に怒ることは無い*5
またムッツリスケベであり、よしなが先生とまつざか先生が温泉の女湯でオッパイのデカさを競い合った声を男湯で聞いた時にはそのままのぼせるまで浸かっていた。

顔が怖いことがコンプレックスで、ヤクザのような扱いをされる度慌てて否定したり涙を流しているが、ネネ曰く泣いても怖い顔。
園児達を心から愛しているため、泣かれることが一番傷付くらしい。
その他、20年近く連れ添った妻の志麻(副園長)にも起き掛けの顔は恐怖そのものであるらしく、しまいには寝ぼけて鏡に写った自分の姿を見て本人がビビってしまったことすらある。
ちなみにオマタさんからは「ハンサム」と呼ばれたことがあり、生まれてこの方ハンサムと呼ばれたことがなかった園長は、これで即座に気に入り採用を決めている*6

本人曰く「喧嘩は弱い」らしいが、園児や教職員を侮辱したり、あまつさえ危害を加えようとしたりする者は、相手が誰であろうと決して許さず、毅然とした態度で挑んでいく気概を見せることがある。
……が、その際の言動は、持ち前の風貌も相まって、チンピラはおろか本物のヤクザさえも震え上がらせる程に怖い。*7

作中での扱い

  • 初登場シーンでしんのすけから「地上げ屋さんだ」と言われ、全園児が逃げ回る。
  • よしなが先生から「ひぇ~~ソープに売るのだけはかんべんして~!」と泣き喚かれる。
  • 上記の扱いを受け妻から慰められた途端に、しんのすけ・ボーちゃん・マサオ君の三人から任侠映画ごっこの悪役にされ銀玉鉄砲で打たれる。
  • しんのすけたちの刑事ごっこのデカ長役候補に名前が挙がるも「デカ長というより組長」「2,3人殺してそう」と却下される。
  • 新任の上尾先生が心臓マヒを起こすほど驚く。
  • 職業体験に来た学生たちが一目見ただけで血相を変えて逃げ出し、表札を確認して「クミ事務所じゃないよね!!」
  • 幼稚園だと確認がとれたあとも「足を洗って真っ当に生きてるんだろうな」と変な誤解までされ無駄に尊敬される始末。
  • バスの列に割り込んだDQNに注意したら絶叫の末に逃げられる。
  • よしなが先生に代わり、しんのすけの家庭訪問に行った際、近所の住民に凶暴な借金取りと誤解され、警察が出動する騒ぎになる*8
  • 長年連れ添った妻に寝起きの顔を見ただけで驚かれた。
  • 挙げ句鏡で自分の姿を見て驚く。
  • 幼稚園の口コミサイトに「怪しい男がいる」等と散々なことを書かれる*9
  • スイーツを食べにカフェに立ち寄ったら、周りの女性客が全員帰ってしまった。
  • この仕事に就く前は就職活動をしていたが、履歴書の顔写真が怖すぎてどこも雇ってくれず、今も履歴書にトラウマがある。
  • バス停の列に並ぼうとしたら前の人が全員逃げ出す(学習漫画版)。
  • 1週間に3回も職質を受けたことがある。
  • 「鬼に金棒ですよ」と楽しげに言ったらそれを聞いていたマサオ君が諺の意味を知らずマジで取って泣き出す(学習漫画版)。
  • 強盗に人質にされてビビりあがったら、強盗の方が泣いて命乞いし始める(学習漫画版)。
  • 園児たちと水鉄砲で遊んだらあまりの腕前に「やっぱり幼稚園の先生になる前は…」と疑惑を持たれる(学習漫画版)。
  • SHOCKERに捕まりオーグメント(怪人)に改造された*10姿が胴体が丸ごと自身の怖い顔になった、その名もズバリ「怖顔オーグ」。同じオーグメント仲間である雲オーグからも「うおっ、怖っ…」とビビられる羽目に(シン・仮面ライダーとのコラボエピソード「しん・仮面ライダーだゾ」)。

上記の通り、顔が原因で散々な目に遭うエピソードは数知れず
生まれつき顔が怖く*11、幼少期からそのことで避けられたり誤解をされていたが、そんな彼を常に庇ってくれた幼馴染みの女の子に「上京してひとかどの人間になったら迎えに行く」と約束した*12
しかし上京したての頃も、下宿先への道を聞いただけで逃げられ、落ち込んでいた。
そんな時に「優しそうだから」と話しかけてきた幼児*13との触れ合いに心癒され、「将来は子供達の役に立ちたい」と決意。結果として幼稚園教諭の道を選んだ。
ちなみに彼の上京記念日は幼稚園がお休み*14

アニメで大阪に出張中のひろしがみさえとしんのすけをお好み焼き屋に飲みに連れて行った際、全国の幼稚園園長との会合を行っていたが*15
集まった顔はどう見ても親分衆の集まり*16、みさえと従業員女性(この少し前に知り合っている)はビビりまくり、
各園長たちは高倉園長同様に落ち込んでいた。どうやら、性格も似たり寄ったりのようである。
なお、その後しんのすけがぶつかった若者が、しんのすけの襟首を掴んで殴ろうとしたところ、
他の園長達と共に睨みつけながら「その手、どうするんだ?」とドスの効いた声で言い放つ高倉園長に、自分自身を殴る羽目になった*17
また、その前のエピソードの新幹線の中でしんのすけをバカにしたチンピラに凄んで「しんのすけくんは少々ユニークな子ですが、おバカさんではありません」と返すエピソードなどは、園児への愛や本質を見抜く力を感じさせる*18
他にもしんのすけに関しては、物怖じしない社交性の高さや、他の人ができないことを卒なくこなせる器用さから「案外こういう子が出世する」と評している。

園児達からリクエストされると、期待に応えてノリノリで怖い借金取りの真似をする他、園児達がチンピラにいじめられたりしているとヤクザを装ってチンピラを追い払ったりするなど、園児達の成長のために尽力している。
そのため何だかんだ言われながらも、しんのすけを始めとする園児達や教職員達も、実際は園長を慕っている。

余談

実はアニメにおいて最初に組長と呼んだのは風間くんである(原作ではしんのすけ)。

アニメ版におけるナレーターを担当したこともあり、時には本人が登場して解説を挟むこともあったりと*19、視聴者にとっても馴染み深い存在だったりする。

初代声優である納谷の最終出演作品は映画23作となったが、これは生前の音声を用いたライブラリ出演だった。最後の台詞は「しんのすけくん、またね。」「組長もシャバに出たら楽しく暮らすんだゾ」「…園長です」というものだった。これは春日部のみんなに野原一家が別れを告げるという場面を描く時、「園長先生がいないというのはあり得ない」という制作サイドの計らいである。

見かけによらず、酒は一滴も飲めない下戸で、またケーキやパフェなどのスイーツが大好きな甘党。また酒を飲むと泣き上戸だったが、原作49巻で再び酒を飲んだ時は泣き上戸ではなくなった。

漫画版の『新』シリーズからはまつざか先生が拾ってきたネコを引き取り自宅で飼っている。

副園長である妻の名前は『新』シリーズで志麻だと判明。
なお、原作1巻でしんのすけから「極道の妻」と言われ、その後にネネちゃんが泣きながら「岩下志麻こわ~い」と言っており*20、ここから取られた可能性がある。

趣味は旅行、カメラ、ボウリング、書道等だが、カメラコンクールに出そうと写真を撮っている姿をしんのすけに撮られてそっちが受賞*21したのに自分は落選したり、ボウリングでは幼稚園のボウリング大会にてしんのすけがシロを無断で連れ込んだために監督責任として出入り禁止を食らったり、遠足の下見に行った際には勝手に乗り込んだしんのすけとネネちゃんによって大恥を描く羽目になったりと、自身の趣味を披露する話では散々な目に遭うことも多い。

園では幼稚園バスでの園児の送迎を担当しているが、回によってはよしなが先生だったり、別に運転手を雇っていた時期もあった。

派生作品や番外編でも、基本的には「顔は怖いが善人」的なキャラクターで登場する事が多いが、『ノハラ座のゴースト』では、珍しく見た目通りの悪役を演じたこともあった*22

『自分の心に嘘をつく人は、アニヲタwikiの追記・修正をする資格はありません。』

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最終更新:2026年07月28日 20:10

*1 名前の由来は恐らく高倉健+菅原文太。なお、この2人と、園長役の納谷六朗は奇しくも全員2014年11月に亡くなられた。

*2 アニメ版ではふたば幼稚園。

*3 しんのすけ本人は組長が正しいと思っているのか頑なに直さない。

*4 「園長」と正しく呼ばれたにもかかわらず逆に「組長です」と間違えて答えてしまったこともある。

*5 原作でまつざか先生が恋人を亡くしたショックで職務中に飲酒した時は事情を知りつつも厳しく叱りつけた。また、アニメでかすかべ防衛隊の面々が園内にある立入禁止の部屋に勝手に入った際にも、やるせない様子で厳重注意していた。さらに、幼稚園に入園したひまわりを描いた番外編でも、よしなが先生に注意している。

*6 オマタの母国であるモロダシ共和国は美男美女の基準が日本とは正反対であるため、まつざか先生や上尾先生からは「どうりで」「オマタさんの国で生まれればよかったのに」「幸せな人生を送れたでしょうね」と呆れられていた

*7 普段から見慣れているしんのすけ達すら恐怖していた。

*8 本人が幼稚園で時々やっている「凶暴な借金取りのモノマネ」を野原家の玄関前で披露してしまったことが原因。おまけに披露していた相手がしんのすけだったため、近所の住民には「しんちゃんが借金取りに襲われている」ようにしか見えなかった。

*9 最終的にはしんのすけ達の尽力により、「顔は怖いけどステキな園長」と評価を得る事に成功している。

*10 アクション仮面が繰り出したアクションキックにより、最終的には元に戻った。

*11 その時の顔立ちはチンピラのようだった。

*12 ラストシーンでは、その幼馴染は現在の妻の副園長であることが示唆されている。

*13 どことなく連載初期のしんのすけに似ている。

*14 みさえ曰く「んなもんいちいち記念日にすんなよ。」

*15 中には尋常ではない狙撃能力を持つスナイパー、早撃ち0.3秒の凄腕ガンマン、特務機関の総司令そっくりな園長もいる。

*16 高倉園長曰く「たまたま集まったのがこの面子だった」らしい。

*17 ただし周囲の客達から完全に誤解されたようで、その後店内は客全員が黙々と食事するという異様な雰囲気になってしまった。

*18 無論、このチンピラは(しんのすけが「組長!」と言ってしまった事もあるが)泣いてビビり散らす事になる。

*19 例えばつわりで苦しむみさえに対し「ちょっと良い話コーナー」なるものの解説役として出演している。

*20 その後にしんのすけは「オラ、かたせ梨乃好きだな」と言っていた。

*21 タイトルは「撮る人は撮られる人」名付けたのはひろし。

*22 その時の役柄も「エンチョー」ではなく「クミチョー」である