ジェイムスン(カスタムロボV2)

登録日:2012/06/23(土) 04:01:22
更新日:2024/06/19 Wed 16:19:35
所要時間:約 4 分で読めます






ゆけ、ジェイムスン!そのパワーですべてをやきつくすのだ!


ジェイムスンとは、カスタムロボV2に登場するロボットの一つである。

概要

シリーズ初の巨大ロボでありCPU専用機体。
名前の元ネタはSF小説の「ジェイムスン教授」シリーズの主人公で、それをイメージしていたそうだが出来上がったものは別物になっていたとか。

オート操作の自律機動型のためコマンダーが存在しない。
ゴライアスの首領であるロクドウが開発している。
ジェイムスンのパーツにこそ「ロクドウ」の名前が入っているが、ロクドウは大病を患ってダイブできない体になっており、その事情に合わせて開発された可能性がある。

自律機動だと生身のコマンダーの精密な操作にはどうしても劣ってしまう…

だから機動力と操作性を犠牲に攻撃と防御をひたすら高めるよ!

という素晴らしい発想の元に造られた。

ストーリー中に通る場所でもこのロボの情報を少し聞くことができ、対戦相手に選ばれて酷い目にあって倒れてる戦闘員や対戦相手にされたくなくて怖くて隠れてる戦闘員もいる。


実質ストーリー第一部「旅立ち編」のラスボスを担っているこのロボ、真のラスボスはメイジェルだがインパクトで完全に役目を食ってしまってる性能はと言うと……


性能



デカい


怖い


硬い


硬い


硬い

簡潔に言えば「とにかく硬い」の一言に尽きる。
しかも武装は全てやたらめったらと範囲が広い物ばかりをばら撒いてくるわじゃあ近距離で攻めたならば問答無用のアタックを返されるわと殆ど隙は無く、必死で挑んだ小学生に絶望を与えてくれる。

何度も負け続けると体力を最初から減らしてバトルする事が出来、この恩恵に預かったプレイヤーも少なくはないだろう。
一周目の「旅立ち編」で行き詰まっているならホークマンを使うと良い。ジャンプとステルスでガンは楽に回避出来る。


「激闘編」でも当然の如く対決する事になるが、「旅立ち編」と比べプレイヤー側も有用なパーツが揃っているため苦労はしないだろう。パターンさえ読めればパーフェクト勝ちも十分可能である。
スコアを気にしないならこの頃に手に入る違法パーツのパワーでゴリ押してしまってもいい。


【カスタム一覧】

ちなみに全て違法パーツかつNPC専用機でパーツを手に入れる事は出来ない。
説明書ではVSモードで装備してるけどな!
公式曰く「違法パーツ中の違法パーツだから使えないぞ!」とのことだが、実際のところ対戦において使用すると処理が重くなりすぎるのが理由らしい。
確かにあの巨体が1P2Pで同時に使われたら処理落ちやフリーズが発生するというのは納得の行く話ではあるし、激闘の項で後述してあるようにゴライアスグレート以外のホロセウムで使用すると障害物に引っかかって動けなくなるという事もあったのだろう。
ちなみに最強の攻撃力云々言っているが、 本体(アタック)以外の攻撃力は大したことない

  • ジェイムスン
どんな攻撃だろうが二桁にダメージを抑える鉄壁の防御力、絶対にダウンしない驚異の耐久性を持つ。
表示上は防御力10がまん10だが内部的な数値は防御力20がまん150である。*1
連射系のガンなら一桁もざら。後述のガン、ボム、ポッドの性能もあり真っ向からだと競り負ける事が多い。
各種爆風の効果(ふっとび方向やスタン効果等)を全く受け付けない点も特徴で、例えば、S型爆風やフリーズ爆風を当てても動きを止めることは不可能。
ただしアタックは例外で、ふっとんだりダウンしたりこそしないが若干ひるんで後退する。
ダウンしないということはオーバーロードを狙う事ができないということではあるが、後の作品に出てくるこれに機動力を与えてしまったようなシリーズ最強最悪のロボと比べると装備がそこまで凶悪ではないためなんとかはなる。
それからデカ過ぎてカメラワーク次第では自分のロボが見えなくなる。
ロクドウの説明の通り機動力を犠牲にしてるため地上移動速度はかなり遅い。ジャンプでの移動距離はそこそこ。
アタックは自身が回転しながらゆっくり直進する。直進を始めるまで少し時間がかかる。
何気にメタルベアーと並び作中最強の 180 という鬼火力。

ちなみに説明には空中ダッシュが1回だけできるとあるが、空中ダッシュする事は1度もない。
ないのだが、ただ単にCPUが使用しないだけであり、少々ズルい方法でジェイムスンを実際に操作すると、本当に一回だけ空中ダッシュが出来る。

  • ロクドウガン
改造の元が無いジェイムスン専用ガン。
地上では離れれば離れるほど範囲が放射状に広がり、空中では少し留まってからこちらのロボを正確に狙ってシノノメガンばりの高火力極太なレーザーを放つ。
判定が大きめで弾速も作中最速のため、近~中距離ではやや避けづらい。ステルスなら楽。
使っている機体によってはアタックの無敵時間でやり過ごすのも手。
地上撃ちは縦方向への判定が薄いため、ジャンプの上昇中や下降中なら当たらない。
空中撃ちはダウン値が異常に低くガン単体ではリトルしかダウンさせられなかったり、後スキも作中最大だったりする。あのミナモガンの1.5倍ぐらい
ちなみに音はドラゴンガン。

  • ロクドウボム
改造の元が無いジェイムスン専用ボム。
爆風が大きく威力も高いボムを四個放射状に放つ。
実は一発ごとの挙動は高度が半減してるだけのトマホークG。なので地上打ちは直撃しない。
当たったら上に浮かぶのでガンの追撃を喰らいやすい。
強力だがリロードが一般的なボムの倍ぐらい遅い。

  • ロクドウポッド
改造の元が無いジェイムスン専用ポッド。
同時に3つ出せる上、 ものすごくデカい。 ホーミングも強め。
空中だと一個ずつこちらの頭上目掛けて射出、降下してくる。
飛距離は長く地上に降りると地上撃ちと同じく追い回してくる。
ポッドなので後スキがないため、ロクドウシリーズでは最も厄介な武装。
メタルグラップラー並みのデカブツがこちらに向かって高速で飛んでくる様はなかなか恐ろしい。
こいつによってお互いギリギリの中で放とうとしたラストショットを邪魔され結局負けたプレイヤーは多いはず。
ちなみに落下後の性能自体はほぼスタンダードポッドのパチモンで、ホーミングが強い代わりに攻撃力がガタ落ちしている。最強の攻撃力とは

  • ロクドウレッグ
空中にとどまり続ける事が出来る。正直言って地味
イーグルガンとかだったらえらい事になってたと思う。だがあのデカブツが浮いているという光景は中々に脅威。
CPU専用機の上、ゴライアスグレートでしか出てこないためあまり意味のない性質。
実はこのレッグ、フィールド内のマグマのダメージを全く無力化できない。足なんて飾りなんですよ!




【対策】

ホークマンにマルチプルガンを積み、垂直ジャンプでロクドウガンを避けながらひたすら連射。
これだけであっさり勝てたりする。空中ロクドウガンのレーザーはタイミングよくステルスダッシュでかわせる。
中~遠距離*2からのガトリング連射も効果的。
ジェイムスンとの距離が近いほどなにかと手元が忙しくなりがちで、中距離or遠距離ガンならわりかし何でもいい。自分が使い慣れた武器で挑むのも悪くない。
ガンを撃つ頻度を減らし、ジャンプしながらのクレセントボムPやウェーブポッドをぶつけても良い。下手にガンを撃って隙を見せるよりも安全に削れる。

激闘編ならブレードガンで連射速度故体力を高速で削りとることができる。某動画サイトではノーダメクリア動画も投稿されている。

AIの欠陥を突いてベルのアタックやナックルガンを繰り返す方法もある。
ベルのアタックが当たりすり抜けた直後ジェイムスンもアタックをしてくる。
ジェイムスンのアタックの無敵時間が切れるまで構え切れた直後に再びアタックするとジェイムズンもアタックをやり返してくるので(ry
時間はかかるがタイミング良く繰り返せばノーダメージも狙える。ただしタイミングがずれると大ダメージを受けるため注意。
ベルは旅立ち編で入手できるため初対戦の時も使うことができる。
なお、地上戦向けのアタックを持つピコを除く他のLS型3機体(パーミル、ルクス、ビット)でもパターン構築は可能。
時間制限のある激闘編で応用するならばジェイムスンのアタック終了後の硬直にナックルガン等の連射できる隙の少ないガンを絡めれば効率よく削る事ができる。
リトル系+ナックルガン+スタビライザーレッグの場合、3発程度殴った後にアタックで反撃してくるので
範囲外に逃げてアタックが終わり際からナックル連打をひたすら繰り返すだけでパターンにハマる。
ルークやルクスは一発で50も入るため、30秒も経たずに撃沈できる。


ロボは前述の通りバーニングビースト型が有利だが、飛行能力が高いエアリアルビューティー型・セクシースタンナー型・ファニーオールドマン型なども相性が良い。

なおホントのラスボスのメイジェルで挑むと、図体のでかさ故にナナセガン一発で最大150程度入ってしまうこともあり
目の前で連続ジャンプ→ナナセガン2回を繰り返すだけであっさり勝ててしまう。


激闘編ではゴライアスのやかたで再登場。
かなり強くなっているが、こちらは時間切れが存在するので十分にスコアを稼げているなら狙ってみるのも手。
ロクドウは最終戦のため、それまでに金カップを取るのに十分なスコアを稼げているのなら違法パーツで煮るなり焼くなり好きにしてもいい。
というか、旅立ち編でコイツ相手に苦労しやすいのは旅立ち編一週目時点だとパーツが少ない・旅立ち編に制限時間は存在しないという事情も絡むので、
ジェイムスン本体が強くなっていても「時間切れ」と「旅立ち編より遥かに豊富に使えるパーツ」がある激闘編はここまで来れるプレイヤーならそこまできつくない。


【激闘!カスタムロボ】

セキュリティシステムとして登場し2連戦することになる。
今回はプレイヤーも操作出来るようになっている。ライトニングスカイヤーの違法ロボとなったため、スカイヤーダッシュ機能が追加されており、ロクドウレッグの浮遊機能はジェイムスン自身に搭載され、マグマに落ちないというロボとなっている、やったね。

ロボを含めたパーツのデザインがかなり変更されており、よく見るとV2の頃よりこぢんまりしたサイズに落ち着いている。(プレイヤーも使えるようにしたいがためにほかのロボットの大きさに合わせたらしい。それでもやはりデカい)
そのままの大きさだとホロセウムによっては引っかかって動けなくなってしまうなどの不都合があったらしい。

なおプレイヤーが使える仕様になったとはいえ、相変わらず通常プレイでは入手できない機体であり、かつてDSステーションを介して配信でプレイヤーに配布された他、Wi-Fi対戦にて極低確率で入手できる機体だった。そのためDSステーションもWi-Fiもサービスが終了した現在、新たな入手の機会はない。持ってる人は大事にしよう。



追記・修正はヒヨコロボでコレの前座含めてパーフェクト勝ちしてからお願いします。


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最終更新:2024年06月19日 16:19

*1 さらにがまんは常時全快らしく、一撃でがまん150を削れる装備も当然ないため実質的にがまんは∞と言っていい

*2 ガトリングガンの弾はある程度の距離を進むとダウン力が下がりヒット硬直が短くなるが、ダメージ量は増える。ジェイムスンはダウンせず図体もでかいため、あえて近間で撃つ必要はない。