ジャウザー(ACLR)

登録日:2013/12/08 Sun 23:19:57
更新日:2025/07/11 Fri 20:05:51
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「あなたたちの行動は、世界に混乱を生むだけだ!」


ジャウザーとは、ARMORED CORE LAST RAVENに登場するレイヴン

よく間違えられるが名前はャウザー(Jouster*1である。()ャウザーは誤り。
普通「ジャウスター」と読み、中世の騎士が馬上槍で行う一騎打ちの試合、またはその参加者を意味する。


【人物】

アライアンス所属の若きレイヴン。
実戦経験の浅さを補って余りある才能、それに裏付けられた腕前自体は、辛口評価でお馴染みのエドからも認められている。
現にバーテックス所属レイヴンは幾人かが彼に倒されているらしい。
一方で「アライアンスの盲信者」「視野の狭さ故に恐怖が無く、熟練の兵士とは全く違った意味で非常に危険なタイプ」などと、やはり辛辣な物言いをされている。
一々自分(達)の正義を疑ったり恐怖に憑かれたりしないレイヴンやリンクスも別段珍しくはないのだが。

シリーズでも珍しい丁寧語を使うレイヴン。口調や態度は礼儀正しく、エドが言うような危険人物感はあまり無い。


【搭乗機体】

ヘブンズレイ

紫を基調とした中量二脚。
機体名は「天国の光」の意味を持ち、エンブレムも天使が光を放つ様子。

頭部に「EYE4」、コアと腕部にジャックと同じ「ATLAS」と「CR-A72F」、脚部にジノーヴィーや『SL』トップランカーのメビウスリングも愛用していた「CR-LH89F」という文句なしのイケメン機体。
強化人間補正と機体の高機動を活かして背後を狙いつつ、連動付きデュアルミサイルとスラッグガンを連射しつつ高威力ブレードの一撃を狙ってくる。
だが右手には伝説の産廃ENマシンガンしるきぃ☆が握られている。

ミッションで登場すると中々に手強いが、その強さの9割は地形と強化人間補正で構え無しで連発して来るスラッグガンによるもの。
対戦ステージは障害物の多い市街地であり、場合によっては段差に引っ掛かった所をスラッグで固められ、ブレードで熱暴走という形でハメ殺される。

主要武器がしるきぃである事以外で弱点と言えば、ミサイル対策系の装備が一切無い事か。
誘導性の高いミサイルを持って行ってやればよく当たってくれる。マイクロミサイルの錆びにしてやろう。


【各ルートでのジャウザー】


序盤から中盤は共通して出番なし。
多くのレイヴンが姿を消した中、アライアンスの齎す秩序のために孤軍奮闘する。
どのルートでも共通して、中盤ごろにはアライアンスの唯一人のレイヴンになってしまう。

序盤で早々に退場する同僚お供のMTの方が強い同僚中盤で裏切る隊長その腰巾着、極めつけはシリーズ最高のヘタレとあまりに情けない味方のアライアンス所属レイヴン達……。
そんな彼らを後目にジャウザーは最後までバーテックスの強者相手に善戦していたのだ。ある意味ではこの戦いの最大の苦労人だと言えるだろう。
そんなになってもアライアンスに見切りを付けたりせず戦い続ける辺りにアライアンスへの盲信振りが窺えるかもしれない。


終盤で発生するミッション『産業区防衛』と『ヘヴンズレイ撃破』にて交戦可能。
共通して、ECMも搭載しているので不意に姿を見せなくなることもあるが、その場合は大抵ビルの角などに引っ掛かっている。
エネルギー関係から、シルキーを撃っている間は足が止まりがちになるので、そこを叩かれると一気に崩れる。

実はミッションで戦う時には安地があり、インサイド投下爆雷だけで倒せちゃったりする。

『産業区防衛』では登場時のムービーで頭部を砲台に破壊されてしまうが、しかしその状態でシルキーを単発で発射、そして2つの砲台を一撃で撃ち抜くという神業を見せた。
元々マトモに戦えば負ける要素は無い相手であるが、本ミッションでは頭が無いため安定性が最悪になっている。
正直そこまでするまでも無いが、より確実な勝利を目指すならそこを突いてやるのも良い。

『ヘヴンズレイ撃破』では万全の状態で相手をする事になるが、だからといって別に脅威な相手ではない。
ぶっちゃけその直後に相手をする事になる二脚型パルヴァライザーの方が余程厄介と言える。









「遅かったですね・・・」

「アニオタのくだらない野望など絶対に実現させません!」

「ここで追記・修正するのは・・・」

「あなただ!」

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最終更新:2025年07月11日 20:05

*1 某奇妙な一族の綴りは「Joestar」。