メッメドーザ(MS)

登録日:2013/12/11(水) 16:42:25
更新日:2018/08/13 Mon 12:39:33
所要時間:約 5 分で読めます




機動戦士Vガンダムに登場する機体。


型式番号:ZMT-S16G
全高:14.7m
頭頂高:14.7m
本体重量:8.5t
全備重量:26.2t(NEW MSV HANDBOOK)、21.6t(『Vガンダム』公式サイト)
ジェネレーター出力:5,570KW
スラスター推力:26,960kg×1、10,840kg×2
装甲材質:ハイチタン合金ネオセラミック複合材
パイロット:クワン・リー


ザンスカール帝国の軍隊であるベスパは地球侵攻作戦において様々な機体を開発しており、特に大気圏内でも飛行ができる機体が重視された。その過程で誕生したのがゾロであり、ミノフスキークラフトを応用したビームローターを使用することでMS単体での長距離飛行を可能としていた。
しかし、ゾロは生産性には優れていたもののスラスター推力や武装といった箇所は並な機体であり、またMS形態では片腕がビームローターを持ったままになるので不便といった問題が出始めていた。これを解消するためベスパは新たな試作機の開発に乗り出した。メッメドーザはそうした試作機のひとつとして開発された機体である。


まずゾロの不満点であった片腕がビームローターを持つせいで使えないと言う点は、ローターを持つのではなく肩に置いてみたらどうかという発想に至り、両肩にビームローターを搭載することで解決。これは武器としても使用可能であり、戦闘力の向上にも一役買っている。
もうひとつ、ゾロに存在した不満点である機動性が並以下という点は、両脚部に新型の熱核ジェットエンジンを搭載し、機動性を向上。結果、機動性はゾロを遥かに上回り不満点を見事に解消させた。


ビームローターを両肩に設置したことで両腕は自由に使えるようになり、汎用性は向上。また銃がなくとも内装火器を充実させているため戦闘力も抜かりなし。機動性と火力、戦闘力を高水準で纏めておりベスパの地上戦用MSとしては一応の完成点と言っていい仕上がりとなっている。しかし生産性には難があったことや後に地上ではアインラッドといったタイヤ軍団が圧巻することになったせいか量産はされなかった。


タイヤの中身であるゲドラフとかよりは高性能だと思われるが、空飛ぶタイヤには適わなかったのか…。




[主な武装]

  • ビームサーベル
二振り装備。テレビ本編を見た人には間違いなくトラウマになっているであろう武器。


  • ビームローター
両肩に2基装備。飛行用だが基部ごと射出して攻撃にも使用できる。劇中ではこれを使用してマスドライバーを損傷させた。そしてあのシーンに繋がる。


  • ビームシールド
腕に装備。


  • メガビームガン
両肩に2基搭載。内装式であるためか威力は高い。


  • メガマシンキャノン
2基設置。


  • ビームライフル
手持ち火器。両腕が自由に使えるようになったので気兼ねなく使える。



[劇中での活躍]

イエロージャケットがファラ・グリフォンを宇宙に戻すためアーティ・ジブラルタルに侵攻した際に投入。パイロットはピピニーデン隊のクワン・リーが務めた。

ベスパの地上戦用機としては最高峰の機動性と火力を遺憾なく発揮しリガ・ミリティアを苦しめた。そしてビームローターを使いマスドライバーの支柱を損傷させ、倒壊を阻止せんとしたケイトさんのガンイージに向かってコクピットにビームサーベルを突き立てた。

あの有名な「機体はそのまま、パイロットは死んでもらう!」である。これを見てトラウマになった人は多いだろう。

だが直後その光景を見て激昂したウッソのVガンダムに徒手空拳でボコられ、結果的にこちらもコクピットを潰されることとなった。ある意味皮肉である。
動かなくなった本機を前に、引きちぎったコクピット周辺の装甲を無造作に投げ捨てるVガンダムが非常に印象深い。

なお余談だが、ウッソが乗るVガンダムはどういうわけか徒手格闘が非常に強く、この機体以外にもルペ・シノのトムリアットなどが被害にあっている。



[ゲームでの性能]
  • Gジェネ
「ZERO」で初登場。武装は普通であり別段光る点はない。だがワンオフ機であるせいか性能は高め。ちなみにケイトさん殺害シーンは「ZERO」「F」で2回もムービー化されている。スタッフが何か思う所があったのだろうか。


その反動かPS2時代では出番がなかったが、「OVERWORLD」で久しぶりの復活。性能的にはPS時代と大差はないが、武器が全部BEAM属性となっておりビーム・ジェネレーター系のOPと相性がよくなっている。

そして新技の「ビームローター」だが、この戦闘アニメがケイトさん殺害を見事なまでに再現している。ビームサーベルを突き立てる直前に眼が開きアップになる他、刺した後損壊した相手のコクピットに写る本機がまるで笑っているようでありかなり恐怖感を煽る戦闘アニメとなっている。またビームサーベルの戦闘アニメもやけに動くため、スタッフはこの機体に何らかのこだわりがあるようだ。





追記・修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/