登録日:2012/03/01(木) 10:54:33
更新日:2024/03/16 Sat 15:09:32
所要時間:約 4 分で読めます
それは、最高で最悪のボーイ・ミーツ・ガール
「ムシウタ」とは角川スニーカー文庫から刊行されている岩井恭平による
ライトノベル作品。イラストはるろおが担当。
2013年12月までに本編13巻、番外の中編集が1巻発売されている他、ザ・スニーカーで連載された過去編であるムシウタbug全8巻が刊行されている。
また2007年にはアニメと漫画版が制作された。
◇ストーリー
希望や願望、欲望、様々な「夢」を抱いて生きる少年少女達。
いずこからか現れ夢を食らい、その代わりに思いも寄らない力を齎す「虫」。
その虫に憑かれた者は「
虫憑き」と呼ばれ、公式には存在しないとされながら、目撃証言や彼らの仕業とされる異常現象は後を絶たず、噂とともに恐怖の対象となっていた。
ここに一人の虫憑きがいる。
名を“かっこう”。虫憑きを捕獲する秘密機関である特環に所属する最強の虫憑き。
多くの虫憑きから恐れ憎まれ、自身の夢をすり減らしながら彼は戦い続ける。
かつてある少女と交わした約束のためにーーーー。
以下、ネタバレ含むため閲覧注意
◇登場人物
主人公。
詳細は項目参照。
ヒロイン。
かつて特環を壊滅させ、かっこうに殲滅された最悪の虫憑き。
欠落者となっていたはずだが、何故か虫とともに復活した。
気弱だが優しい少女で、大助と出会い惹かれあう。
空気とか言ってはいけない。
特環に抵抗するレジスタンスむしばねのリーダーで、火種一号の分離型虫憑き。
カリスマの持ち主で、その主張には特環にも賛同者がいるほど。
かっこうと何度も争い、彼を憎悪している。
特環の東中央支部支部長でかっこうの上司。
虫憑きではないが、凄まじい策謀の持ち主。
手段を選ばない人物で虫憑きからは嫌われているが、かっこうとは信頼し合う仲。
東中央支部に所属する分離型虫憑き。火種五号。
鳴き声で超音波の攻撃をするミンミンゼミを操る。
土師に恋愛感情をいだいている。
東中央支部に所属する分離型虫憑き。火種六号。
ゴホンヅノカブトを操る。
堅実なベテランだが、登場するたび酷い目に遭う。
むしばねに所属する分離型虫憑き。
利菜の親衛隊長で彼女に心酔している。
特環、むしばねに続くグループのリーダー。
特殊型の一号虫憑きで、かっこうとは旧知の間柄。
そのデータの多くが謎に包まれている。
◇用語
虫に憑かれた人間の事。
詳細は項目で。
略称を特環。
虫憑きを発見、捕獲する政府の秘密機関。
虫憑きを訓練し、局員として活用しており、殆どの虫憑きから嫌われている。
特環に抵抗するレジスタンスグループ。
勢力は大きいが、利菜個人のカリスマや能力に依存している部分が大きい。
思春期の人間の「夢」を食い、虫憑きを生み出す特殊な三匹の虫。
分離型を生み出す”
大喰い“、特殊型を生み出す”浸父“、同化型を生み出す”三匹目“が確認されている。
前述の通り、2007年にZEXCSの制作で
アニメ化されている。
一巻の内容をもとにオリジナル展開を織り交ぜた全12話がWOWOWで放送されたが、評判はすこぶる悪い。
作画やオリジナル展開、演出などで原作とあまりに違う部分が目立っており、ライトノベル作品のアニメでも屈指の失敗とされている。
「あれはムシウタではなくシムウタだ」「ムシウタbugのドラマCD買ったら、いらんDVDがついてきた」などの声が聞かれている。
ぶっちゃけ
声優が「夢」について語る
次回予告と、アニメをネタにしたるろおのイラストのために視聴していた人も多いのではないだろうか。
追記・修正は夢を食べられてからお願いします。
- 祝・完結!11年か・・・原作でも虫が生まれて約11年。因果なものよな・・・ -- 名無しさん (2014-05-04 00:59:28)
- 大助と詩歌が幸せになって良かった。欲を言うと他のキャラのその後を書いて欲しい。ハルキヨ一味がすごい好きだった -- 名無しさん (2014-05-16 21:21:40)
- ムシウタの世界観が好きだった。特環のロングコートに憧れたなー -- 名無しさん (2017-07-14 16:25:32)
- ミミックと言うか利菜と言うかミミックと言うか…結局あれどうなるんだろう… -- 名無しさん (2017-07-14 16:34:22)
- 最近、酷評されてた禁書3期のアニメもムシウタのアニメに比べたら霞む 本当に「どうしてこうなった!?」以外の言葉が出てこない酷いアニメ化だった 原作が面白いだけに、もったいない・・・ -- 名無しさん (2019-05-10 03:06:51)
最終更新:2024年03月16日 15:09