パピヨン・ノワール

登録日:2013/12/16 Mon 05:14:38
更新日:2023/05/04 Thu 23:59:59
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「いいえ、耕助。あなたの元へ・・・永遠に・・・」



勇者王ガオガイガーFINAL』及び『ベターマン』に登場した人物。
年齢は24歳。CV:川澄綾子

水色のショートヘアーと有色人種で浅黒い肌が特徴的。大きな瞳に大きな蝶型フレーム眼鏡を着用。性格は温和で優しい女性である。
アマゾン流域の出身で、精神感応によって自身に関わる過去・現在・未来の事象を内で観測できる能力「センシング・マインド」の持ち主。

自らの能力であるセンシングマインドの研究が自らのライフワークであると考えており、その完成こそが彼女の夢である。
同じく生体医工学者であった先輩の女性を尊敬しており、その髪型や大きな眼鏡も彼女を意識してのもののようだ。

若年ながら科学者としても非常に優秀であり、次世代の科学をリードしていく人物の一人として学会からの注目を集めている。

OFFの日には『ボトム・ザ・ワールド』で『センシング・マインド占いハウス』を経営する。


【センシングマインド】
彼女に備わる特殊能力。
詳細は不明であるがパピヨン自身に依れば「神経細胞の新たな受容体から自然界の微弱な信号を読み取り、過去・現在・未来の事象を脳内である程度観測することができる」という。

いわゆる予知能力とは異なるものらしく、パピヨン自身に強い精神的衝撃をもたらす事象のみが感知され、そのためその事象の原因までは判明しないことが多い。

超能力のようなものだが、スポーツと同じで訓練次第で誰にでも使用できるようになるらしい。
パピヨン自身も、顕著な素質を有してはいたものの、さまざまな実験と訓練を経てはじめて使用できるようになった。
この能力のおかげかリミピッドチャンネルも使用可能。



作品としては『勇者王ガオガイガーFINAL』が初出だが、時系列系では『ベターマン』が先なので、『ベターマン』のパピヨンから記載する。

  • ベターマンでのパピヨン

母である地質学者ロリエ・ノワールが物質「リンカージェル」の実験中に死亡。
母の後を継ぐべく科学者としての道へと進み、大学へ進学する。

GGG発足前は有人木星探査船ジュピロス・ファイヴの乗員として、探査船の候補生のカクタス・プリックルと出会う。
科学者としてキノコの研究をする内にアマゾン奥地で「欲の袋」と接触し、「センシング・マインド」を身に付けた。
都古麻御の後輩。


  • FINALでのパピヨン

シャセールから転属したGGGフランス技研に所属する生体医工学者で、のちに配置転換によりスワンの後任としてGGG研究開発部オペレーターになる。
ルネ・カーディフ・獅子王とは数少ない親友の一人で、彼女のメンテナンスも担当。心の拠り所でもある。
またAIボックスの情緒教育の責任者として光竜、闇竜の育成もした。現在も彼女たちからは育て親として慕われている。

キノコの研究をしていたせいもあってか、味が判らないキノコ料理が得意。
ただし、小説版でのルネの心中の呟きからして、味は彼女の舌に合わなかった様子。
単にルネの趣味に合わなかっただけか、パピヨン自身が刺激物に対する耐性が強いために味覚が一般人と異なるのかは不明。
でも劇中描写見る限り多分、後者な気もしなくもない。毒キノコを食べていなければいいのだが。

版権絵の中には、ジャングルの中で探検服姿の彼女が採ったキノコを手に取りうっとりと眺めているセクシーなイラストがある。
後に「オール・ザット・ガオガイガー 勇者王大全」にも収録された。


機動部隊のオペレーターではないが、ファイナルフュージョンのパリンッ経験者。
漫画で描かれたFINAL第0話『外伝 エヴォリュダーGUY』では命がバイオネットのギムレットに誘拐されていたため、彼女がパリンッを代行した。
この様子は後にOVA第5話でも映像化されている。

GGG諜報部の主任オペレーターである猿頭寺耕助とはどういう経緯からか、恋人同士。ちなみにちょっとマッドドクター気味。
性格+彼女が不潔な彼でも問題ない性格だったからだろうか?

彼の洗わない頭垢だらけ髪を整える彼女の姿はGGGの隊員には「不思議」と捉えられている。そりゃそうだ。


レプリ護の襲撃の際に突如訪れた護に生命の息吹が感じられない事に気付き、「Qパーツ」の保管場所に赴くが、護がQパーツを強奪する際の攻撃で命を落とす。
生前からの彼女の希望により、亡骸は「魂のふるさと」であるアマゾン川を望む高台に安らかに葬られた。

しかしパスキューマシンを完成させた時に発生したレプリ地球圏にレプリジンが生まれ、人型唯一の生き残りとしてGGGと出会う。
なぜレプリジンなのに残れたかは能力によるものと推察されているが、詳細は不明。
ノベライズではオリジンの死の折りに「精霊の下へ」と言ったことで耕助を置き去りにしたことを悔やみ、
「ずっと耕助と共にいる」と言い直すために、神様がひとときの猶予を与えてくれたのだと解釈されている。

色素が落ちて肌や髪が白くなっているのを除けば記憶や性格、能力に至るまで生前そのものであり、隊員達を喜ばせた。
だが、彼女の能力はソール11遊星主の脅威になるため、命を狙われてしまうが、すんでのところを本物の護によって助け出される。

そしてGGGの隊員と協力して遊星主の弱点を探り、ピサ・ソールの物質復元装置が消滅したことで、
レプリジンである彼女もまた消滅する。消滅寸前に耕助との辛い別れを告げて……



追記・修正お願いします。

























ちなみにだが、機界31原種との戦いでのイザナギの脱出艇に彼女に似た人物が確認されているらしい。

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最終更新:2023年05月04日 23:59