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マイライフ(パワプロ)

登録日:2011/11/14 Mon 00:00:22
更新日:2026/07/25 Sat 13:53:25
所要時間:約 6 分で読めます





マイライフとは実況パワフルプロ野球シリーズのモードの一つである。
初めて採用したのはパワプロ10。


▼概要

プレイヤーは一人の選手を操作して、最大20年(パワプロ2016からは一部の超ベテラン実在選手を考慮して最大30年)の間にプロ野球選手として名を馳せることが目標。
球団はプロ12球団のうちの1つ。パワプロ2016からは実在球団なら(制約付きではあるが)*1アレンジチーム、あるいは「他チームはアレンジ」でもプレイできる。

強いて言えば「来季も契約を結んでもらえるようにする」がゲームとしての目標であり、特に決められた目的はないので、野球を基本にチームメイトやコーチ・監督ら首脳陣との交流を図ってみるのもいいし、気になる女の子を見付けたらその合間をぬってデートに誘うのもまた一興。
関係が深まれば結婚して、自分だけの家族を手に入れることもできるのだ。
作品によって顔ぶれが違う(2024のように全彼女候補が旧作からの再登場のことはある)が、「アイドル」「スポーツ番組系のアナウンサー」といった如何にもな職業や「キャビンアテンダント」「選手寮関係者の親戚」など比較的プロ野球選手と接しやすい一般の方、はては「普通のOL」と偶然出会って…な~んて大恋愛ができる候補までさまざま。
2022までは、サクセス出身の選手はそちらで彼女イベントを完走した女の子と引き続き交際を続けることもできる仕様だった。そのため某作品で明らかなハズレ彼女枠がいる上にマイライフでも改悛しないのはこの意味でも否の意見があった。
これについては2024のサクセスシナリオが高校球児の物語としてかなり特殊かつ複雑な設定だったため、整合性の都合で廃止されたのではないかとされる*2
…2026は「過去作のサクセスシナリオをタイムスリップしながらいろいろ巡っていく」話だと告知されているが、このへんはどうするのだろうか。というか彼女候補いるのかコレ?


趣味の要素があるのも特筆され、都市伝説ではあるが「ラジコンは山本昌と山崎武司の収録の都合で入れられた*3」なんてネタもある。
柳田がいたり、藤浪が帰ってくるイベントが起きたりするが、「競馬」はさすがにない。*4

こらそこ!今更ギャルゲーとか言わない!

戦力外になったらゲームオーバー。初期のマイライフでは戦力外になってもその後現役続行を選択し他球団と契約できればプレイ続行可能だったが、近年は戦力外になったら即引退となっており、通算2000本安打を打っても戦力外になったら即ゲームオーバーである。
ただし、チーム在籍年数が長いとコーチや監督への就任が打診されたり、背番号の永久欠番が告げられるなど比較的よい終わり方になる。
逆にこのようにならなかったらファンの怒りを買うのは間違いないだろう。
2024からは12球団合同トライアウトが実装されたことで「史実に反して即ゲームオーバー」は撤廃されたが、このケースでの野球浪人はまだ再現されていない。

一応ながら、国外の野球リーグや国際大会という概念は存在し、シーズン終了後に国外でプレーしていた選手が帰国したり、逆に移籍する選手も出たりする他、WBCやオリンピックの野球競技をモデルとした国際大会が隔年で開催され、プレイヤーも成績次第で代表に選ばれることがある。NPBという範疇の限界か、残念ながらプレイヤーは海外、というかMLBに挑戦できる機能はない。というより、今それを真剣に作ろうとしたら開発期間とか以前に権利も予算も大変なことになる。国際大会の球場も大雑把にアメリカ熱帯地域をイメージしたような架空球場になっている。*5アメリカの『MLB THE SHOW』もそれっぽい日本語貼りまくった東京ドーム出したりしてるのでどっちもどっち。

また、引退の時期については本人の意志も尊重されるので、2年目以降に監督に相談することで自らの意思で引退をすることは出来る。
他の選手も同様であり、自由契約となった場合は即引退という事になっている*6
引退した他選手とは(そもそもそういうサブイベントの二上を除けば)交友も一切出来なくなるため、同期の仲間ポジションの奥井、あるいは交友レベルの高い実在選手がこのようなプログラム処理となるのには不満も出ていたりは一応する。


その為、移籍手段がトレードかFA宣言による移籍のみだったが、2024-2025で先述したようにトライアウト、そして現役ドラフト*7が追加され、移籍手段・ゲームオーバー回避手段が増えた。


なお当たり前だがペナントと同じで最初から高能力で成長タイプが超晩成型がゲームバランス的に有利だと思われるが能力が低い場合は超早熟で初め、タイミングを見て後天的にアイテムで超晩成型にするのも手だったりする。

他にも、試合における監督やコーチの珍采配やフロントの意味不明な運営方針*8や全12球団が金満球団である事もネタにされたりする。

マイライフ中は一部の現役選手が登録名を変更する事があり、大抵は下の名前を登録名にする事がほとんどで、ニックネームなどの登録名変更を基本的に認めていない読売ジャイアンツの選手も登録名を変更する為、高橋由伸が「ヨシノブ」、阿部慎之助が「慎之助」に変更する事がある*9
他球団だと、赤星憲広(レッドスター)や嶋重宣(赤ゴジラ)のように愛称が登録名になる選手もいる。

ペナントモードでもいえる事だが、近年はドラフトで入団した架空選手にも下の名前がつくようになり、名前は現役選手や引退したプロ野球選手の名前から取られている。


▼細かいプレイモード

10〜12、パワポタ3、15以降では、サクセスで作った選手かマイライフ開始時にいろいろな設定を決めて作る選手のどちらか一方でプレイするが、13、14、パワポタ4、PSP版2010では更に細かく選手を指定できた。

◆プレイングマネージャー編(13のみ)

あの東京ヤクルトスワローズの名捕手、古田敦也のようにプレイングマネージャーとしてチームを指揮して優勝を目指す。

プレイ期間は一年、優勝の可能性が消えた時点で終了となる。

◆引退の花道編(14のみ)

プロ野球の舞台に立って20年、三十路をゆうに越えている主人公は全盛期に比べて衰えが見られる。
若手も成長しているため、オーナーからプロ野球生活最後の年にして欲しいと命じられる。

これもプレイ期間は1年、それに加えて5つの目標がある。
◇応援に来た家族の前でヒーローインタビュー
◇目前に迫った2000本安打達成or200勝達成
◇球場を満員にする
◇リーグ優勝
◇日本一

使用する選手の能力は年齢相応に低めで、得意分野のみC,Dあるかどうか…といったところ。
一方で打者にはいぶし銀、投手は対ピンチが付いていたりなどベテラン感のある仕上がりとなっている。

初期能力が低いチームを選ぶと相対的にリーグ優勝は難しくなる…そのため、若手選手と一緒に練習して指導することでその選手をレベルアップさせることができる。今でいうところの選手兼コーチというやつだろう。
これをフルに使ってチーム戦力を底上げし、最終的には日本一を目指すことになる。ただし体力面も年齢相応なので、練習し過ぎるとこっちが辛い。オジイチャン…

ちなみに「名球会ライン到達」以外の数値的な成績は前年に新庄剛志が達成したうえで引退しており(「大河原夫人*10の前でヒーローインタビュー」も達成したのかは不詳)、おそらくはモチーフになっていると思われる。
シーズン開幕時に引退を決めるのもおそらくはこの年の新庄から(こちらは本人がいきなり宣言した)。

◆優勝請負人編(13・14)

助っ人としてやってきたエリート主人公、1年限りの契約で優勝を目指す。
かなり初期能力が高く、初見では甘く見ていると度肝を抜かれる。
元ネタはおそらく実際にそうも呼ばれていた広島~日ハム時代の江夏豊か。

◆憧れ現役選手編

実在選手の1人を操作するモード。
20年プレイ可能。


▼登場キャラクター


奥居紀明(おくいのりあき)

11から登場。マイライフモードにおける矢部くんポジションのキャラクター。誕生日は3月16日。
一人称は矢部くん同様「オイラ」だが、語尾に「だぜ~」とつける気の抜けたキャラクター。
詳細は個別項目を参照。



二上(ふたかみ)

2014から登場。主人公と同期で入団した中継ぎ投手。能力は高くない上に四球と一発持ちでいざというときにクソコントロールを発揮する事がある。
二上を練習に誘う事ができるが、奥居と違ってほとんど能力が伸びず才能がない。本人もそのことは自覚している。
これらの関係上、アレンジで中継ぎ陣を意図的に最弱レベルにして二上に毎回練習に誘わないと2年で戦力外通告されてしまう。
戦力外通告された後は主人公の援助を受けることで第二の人生を歩んでいく。
2020以降のマイライフは未登場。

鳥羽智(とばさとし)

2013から登場。5年目に入団してくるアメリカ帰りのベテラン。渡米前も同じチームでプレーしていたらしく、チーム愛が強い。
主人公が投手の場合は投手として、野手の場合は外野手として加入し、ベテランらしくバランス型の能力を持つ。
試合に勝った日の夜やオフに食事を重ねることで主人公が投手の場合はムービングファスト、野手の場合は盗塁B(ただし、捕手の場合はキャッチャーB)を習得させてもらえるイベントが発生する。
ただアメリカ帰りといってもアメリカに入国する以前の成績は不明。時期的に相当に高い成績を残して行った→広島に帰ってきたあの人がモチーフではないかと思われる(黒田は2015年より復帰)。
なお鳥羽は自身の入団数年で強制引退する。

◆ミゲル・ロビンソン

2012から登場。7年目に入団し主人公とレギュラー争いをすることになる助っ人外国人。
ポジションは主人公と同じだが、レギュラー争いに敗れるとコンバート(投手なら中継ぎ起用)する*11
2016から前年までの主人公の活躍が十分な場合はレギュラー争いすることなく、コンバート(中継ぎ起用)となる。
投手の場合は球速に優れ、野手の場合はパワーに優れる。
夜におでんを食べに誘える。1年目で帰国することもある。
2018から一軍のまま開幕に迎えれば、外野手にコンバートする。一方で外野手の場合は一塁手に転向する。


国分俊徳(こくぶとしのり)

2012から登場。11年目に主人公の所属する球団に入団するルーキー。
序盤のオフシーズンに野球教室のイベントで出会った少年。主人公達にレギュラーを獲りに行くと宣言していた。
彼ともレギュラー争いをすることになる*12
三冠王や投手四冠をルーキーや助っ人外国人とレギュラー争いをさせ、開幕二軍にした場合、かえってファンの怒りを買う可能性は高いと思うが*13
約束通り主人公へレギュラーを奪いに来たと放言するが、彼が少年時代に噛みついたのは奥居の発言である。
レギュラー争いを主人公が制するとコンバート(中継ぎ起用)するが、ミゲルと同じく争うことなくコンバート(中継ぎ起用)になることもある。
こちらも2016からは主人公の実績がすごい場合は監督が争わせることなくコンバートしてくれるようになった。そりゃそうよ。
主人公を見下した発言をするものの趣味に何だかんだ言って付き合ってくれ、奥居同様に成長率が高い為一緒に練習する事でものすごく成長していく。
2018から一軍のまま開幕に迎えれば、外野手にコンバートする。一方で外野手の場合は遊撃手に転向する。
出場が減れば引退する事がある。

古賀廉太郎(こがれんたろう)

2014から登場。18年目に入団するルーキー。
12年目以降に主人公が所属する球団の地域にある野球教室に登場し、一定期間指導することができる。
このときの指導によって入団時の能力が変動する。ポジションは投手または外野手。
主人公を非常に慕っている好青年。

朝田清明(あさだせいめい)

2026から登場。主人公の所属する球団の先輩で、プロ4年目の外野手。サブポジションで二塁も守れる。
真面目な性格でとっつきにくいとは選手説明にあるが、主人公にも敬語で丁寧に話す反面高級レストランで財布を忘れてしまう等抜けた一面も。
初期でチャンスF、エラーとかなり致命的な赤能力を抱えており捕球も低めであるが、友好度を高めた上で上記のイベントを発生させ彼の弱みを認識させた上で一歩を踏み出させる事によりこれらの赤能力は削除される。主人公との練習による成長も良い+初期でアベレージヒッターも持つ為イベントをこなして一緒に練習すると頼もしい戦力となってくれる。

◆すみお

主人公が所属する球団の寮長。マイライフを始めて最初に交友関係になる人物である。
選手寮の所在地によって苗字が異なり、また12球団すべての選手寮に「すみお」は存在しているが、あくまでもそっくりの別人である。
家族は今のところ、13の嫁候補である、姪の今野早矢のみが明かされている。

◆コーチ

サングラス姿のパワプロでは比較的よく見る一般コーチ。
アバター機能が反映されるようになってからは引退した選手がそのままの顔でコーチに就任することも。
コンバートやトレード希望といった難しい相談にも乗ってくれるので、基本的には信頼できる人物なのだが、
中には主人公へ成績ごとに寄付を勧めるイベントで数字の桁を間違え*14発覚後「まぁ何とかなるだろ」と他人事のように言って去っていくという無責任どころか、有力選手一人の人生を破滅させるような大やらかしをするイベントがある。というか最終決定に至る前に誰か本人に確認しに行けよ。
そのため往年のマイライフファンからはかなり嫌われている。

追記修正はリーグ優勝と日本一を経験してからお願いします

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最終更新:2026年07月25日 13:53

*1 パワフェスやサクセスシナリオクリアの景品のサクセスキャラが入っている場合は不可

*2 そもそも結婚しようがない設定を持っている彼女候補を除けば「50年加齢した主人公との、ある意味このあとすぐの再会を期する」エンディングになっているため、この経験を裏切らないために結婚しなかった、とロールプレイすれば一応矛盾はしない

*3 ふたりともそっちもプロとしてやっていけるほどの腕前を持っていたエピソードが多く、昌さんに至っては「ケガ中で暇だったため街をぶらぶらしていたところ、偶然それ系のショップを見つけて興味を持つ。あとはもうどんどん上手になっていった」というまさにマイライフ主人公のような経緯からでもある。フォローすると、昌さん本人によれば「1日中ショップにいるような凄腕の人を観察していると、なんとほとんどの時間をセッティングの調整と試行錯誤に費やしている。「ガチ」としては全然走らせないことに衝撃を受けると同時に、微調整の重要さを思い知った」「なので調子がおかしいな?と思ったら、ラジコンのセッティング変更のように、フォームを少し変えて調整するようになった。そしたらピタリとはまった」として野球にも役立った、とのこと。

*4 ふたりの大好物で、ギータに至っては馬主免許まで取っている。井川慶がちゃんと「ダーツ」(※野球より上手とネタにされるレベルの腕前)だったかとかは要検証

*5 2023年からコナミはWBCのグローバルスポンサーとなっており、その関係か2026-2027ではWBC決勝の舞台ローンデポ・パークの実装が予告されている。

*6 現実の世界なら浪人したりトライアウトに参加するなど現役続行のチャンスがあるが合格率は非常に低い。また、鳥谷敬(阪神→ロッテ)、福留孝介(阪神→中日)、内川聖一(ソフトバンク→ヤクルト)、松田宣浩(ソフトバンク→巨人)などのように実績のある選手は自由契約後に他球団が獲得する事もある。

*7 これはペナントモードにも実装。2022(2023年度データ)については納期に間に合わなかったと思われる

*8 捕手に外野を守らせる、完全試合まであと1人という所で投手を交代する、11月のキャンプ中に移籍してきた外国人を12月の契約更改でクビにするなど。

*9 なお、現実では2022年シーズンに当時ルーキーだった翁田大勢が登録名を「大勢」にしており、新人で名前が登録名になるのは球団史上初である。

*10 当時はまだ法的に婚姻関係だった。のちに「俺のわがままに君をこれ以上振り回すわけにはいかない」として新庄が離婚を提案、双方同意のまま友人関係に差し戻している。この経緯なので単なる著名人同士としては現在でもむしろかなり仲良し

*11 主人公が捕手の場合はミゲルも捕手として登場するが、捕手の場合は日本人投手とのコミュニケーションが必要になる為、現実のプロ野球の歴史でも外国人捕手はほとんどいない。最近のシーズンで捕手として支配下登録されていたのは、2022年まで中日、2023年からは日本ハムに在籍しているアリエル・マルティネスしかおらず、そのマルティネスも2022年シーズンはチーム方針(と投手陣からの「やっぱりコイツサイン覚えられないんじゃねえのか…?」という懸念)で捕手ではなく他のポジションを守っていた。なお、それ以前の外国人捕手だと2000年に中日に在籍していたデーブ・ニルソン(登録名はディンゴ、2023年のWBCオーストラリア代表監督)までさかのぼり、そのディンゴも捕手としては1試合だけの出場だった。

*12 こちらも主人公が捕手だと国分も捕手として入団するが、現実のプロ野球の歴史でも新人捕手が開幕戦でスタメンマスクを被るのは2022年時点でわずか13人しかいない。

*13 余談だが、1993年に日本で公開されたアメリカの映画『ミスター・ベースボール』という作品では、かつてワールドシリーズMVPを獲得した経験のある選手とルーキー選手が「前者は日本球界に適応できていなさそうだから」としてポジション争いをしている。

*14 例えばホームラン1本につき10万円の寄付が1本100万円になる