メインクーン(猫)

登録日:2012/02/16 (木) 09:32:38
更新日:2024/08/12 Mon 14:06:07
所要時間:約 3 分で読めます




モフッモフッモフッ

(画像拾えず)

モフッモフッモフッ


メインクーンは、体格の大きな品種のひとつであり「ジェントルジャイアント(穏やかな巨人)」という愛称を持つ。
賢さと遊び好きなことでも知られている。

アメリカのニューイングランド地方メイン州が原産とされておりメイン州公認の「州猫」として認定されている。

ルーツはいくつかあり、


  • 移民とともにアメリカへやってきたイギリス
  • カナダ地方の野生猫
  • クーン船長が連れてきた
  • マリーアントワネットのアメリカ亡命計画が実現できなかったので、計画に協力した船長が代わりと愛猫と連れ出した
  • メインの港に停泊した船に乗っていたロシアやスカンジナビアの長毛猫


諸説あるが、本当の由来は不明。
野生化した家猫とアライグマとペアから生まれたという言い伝えもある。遺伝的に不可能だが。


ニューイングランド地方の厳しい環境で生き抜くため、人工的な品種改良ではなく、自然淘汰の結果、生まれた種である。

ニューイングランドがどれだけ寒いのかというと、
在ボストン日本国総領事館が『時期によっては気温が摂氏で-20度前後(地域によっては-25度以下)といった極めて低温の気候となる場合があります。
また、航空便の欠航、鉄道の運休、道路の通行制限、学校の臨時休校等に影響を及ぼすような大雪が毎年各地域で発生しています』
という注意を出すほど。

ただし、かなり地域差がある様子。

【特徴】

  • ひげが長い。世界記録は2005年にギネスに登録された19センチ
  • 耳の先端にある飾り毛。
  • 耐水性が高く厚い被毛。そして柔らかい。つまり超がつくほどもふもふ。
  • 胸の毛もこれでもかと言わんばかりにもふもふ。
  • もふもふでふさふさすぎる立派な尻尾のため、「尻尾にくっついている猫」という異名すらある。
  • 雪の上も難無く走るために指の間にも長い毛有り。
  • ぬこ種の中ではトレーニングしやすい賢い部類に入り、水遊びが好きなメインクーン(※個体によりけり)もいる。
  • 骨格ががっしりしていてムキマッチョデカイ。純血種では世界最大。去勢したオスは10~12kg程度に育つことも。
  • ただし成長はとてもゆっくりで、成猫の重さになるには3~5年かかる。鼻~尻尾まで121.9センチ、体重15.8キロという記録もある。

かつては開拓農場でネズミと戦ったり、野ウサギ狩りに駆り出されたこともあったとか。
まさにワイルドキャット。


参考画像
(画像拾えず)   


【おまけ】


~ニューイングランドの都市伝説
※ネタの塊です。鵜呑みにしないように


  • 11月末~翌年4月に到るまで八甲田山の雪山のような極寒
  • 歩いているうちに鼻腔の浸出液が凍結する
  • 頻繁に瞬きをしないと角膜が凍結する
  • 眼鏡のつるが金属だと接触している皮膚が壊死を起こす
  • 自動車の扉の把手などに素手で触れたら最後、即座に凍りついて皮膚がはがれる
  • 口で直接息を吸い込むと気管支が凍傷を起こす
  • 強盗に襲われて咄嗟に逃げようとしたら射殺されるし、そうかといって両手を上げてじっとしていたらそのまま凍死する
  • 無理に自転車バイクを走らせると向かい風で心不全を起こす
  • 自宅に着く寸前でガス欠になったら車中でそのまま凍死するか数百メートル歩いて凍死するかの二者択一を迫られる


最後に言うが、メークイン(じゃがいもの品種)と混同しないように。


おや、ノルウェイジャンフォレストキャットが何か言いたそうにこちらを見ている。



追記・修正お願いします

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2024年08月12日 14:06