アヴリル(祝福のカンパネラ)

登録日:2014/07/22 Tue 19:32:28
更新日:2024/04/14 Sun 20:15:30
所要時間:約 3 分で読めます





*1
「……ミネットのコアを頂きに来たわ」


アヴリル(Avril)とはういんどみるOasisのエロゲー、祝福のカンパネラに登場するサブキャラクターの1人。


CV:九条信乃(PC版)後藤邑子(PSP版、アニメ)
身長:148cm
血液型:?


アバディーンに付き従って行動するオートマタ。
1章ラストに登場し、ミネットのコアである魂白珠(アニマペルラ)を狙って襲い掛かる。

見た目は可愛らしいドレスを着たジト目で無口な可愛らしい少女だが、その外見とは裏腹に
無機質な恐怖を与えてくるアバディーンとはまた違った獣の様な獰猛な敵意を向けてくる。
その戦闘能力も初見とはいえレスターたちクランOasisの一行を同時に相手に出来る程に高い。


アバディーンと共に人形師としての技術を磨いていたアニエスはアヴリルの存在についても知っていたらしい。
尤も、彼女の知る限りでは未だ未完成だったらしく、再会時には動いている姿を目にして酷く動揺していた。
アバディーンの手によって生み出された純粋な人型オートマタで、云わばミネットの妹でも言うべき存在である。


主であるアバディーンへの忠誠は相当に高く、彼の目的の為なら自分の身すら厭わない程。

以下、ネタバレ諸々含む。
























作中ストーリーや章末キャラクターストーリーで語られている情報から
明言はされていないがアバディーンの妹であるミリアムの飼い猫がベースになっている可能性が高い。
(アニメ版ではそう思わせるような描写が更に強調されている)


アバディーンと同じくミリアムに対する信頼も相当に高く、主共々ミリアムの為に奔走している。
故に、ミリアムの初めての対等な親友となったミネットを襲うことに躊躇いを持つようにもなる。
特に一部ルートではミネットのことを「お姉さん」と呼ぶようになることも。


しかし、大切な人達の為なら自分や周りのことなどどうなってもいいというスタンスはアバディーン以上に強く
ミネットルートでは一騎打ちに敗れたアバディーンの制止も聞かずにミネットを襲おうとするもそれが彼女にとって、最大の悲劇を招くことになってしまう。
カリーナルートではミリアムの為にと自分の体を犠牲にしてまで無理に力を使った結果、機能停止に陥ってしまう。
それでも結果的にミリアムを救うことに関して成功と言える結果を残し、自身も後日にレスター達の協力で無事に目を覚ますことになる。


チェルシールートではアバディーンのコアに眠る逆さ人形によって意志を乗っ取られてしまったり
アニエスルートではアバディーンと共にレスターたちに協力するなどルートによって様々な形で活躍する。


素体が猫(である可能性が高い)だからか魚が好きで特にサンマが大好物。
一部ルートではこの戦いが終わったらサンマパーティーをしようとか言ったりもしている。
(アバディーンからは普通、そこは女の子らしく甘い物とかじゃないのか? と、ツッコまれていたりもするが)

以下、更なるネタバレ含む。



















ファンディスク、祝祭のカンパネラでは待望のエロシーンが追加され、実質的なヒロインの1人に昇格。
レスターたち一行との戦いの前を描いたIFストーリー、"若草色のワルツ"において活躍を見せる。


ミリアムの為にアーティファクトを探す道中で魂紫珠の意志に苦しめられるアバディーンの姿を目の当たりにし
どうにかアバディーンの苦しみを軽減できないかと頭を悩ませる中
アルトワーズから余計な入れ知恵をされたり、ミリアムに自分の悩む気持ちを指摘されたりで
少々形が異なるかもしれないがアバディーンに対する異性としての恋心を芽生えさせていくことになる。


最終的にアバディーンと結ばれたことにより、思惑通りに彼の負担も和らげることができ
天蓋の水車の影響でミリアムの体調も安定するなど平穏で幸せな日々を手にすることができた。





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最終更新:2024年04月14日 20:15
添付ファイル

*1 出典:祝福のカンパネラ ゲーム画面 ういんどみるOasis 有限会社アレス 2009年1月30日 ©Windmil / ARES Inc.