黒マント(冒険時空タイムネット)

登録日:2014/08/18 (月) 15:58:57
更新日:2025/03/25 Tue 12:02:13
所要時間:約 2 分で読めます





『きさまらがこの世界のためにかける、夢や希望すべてを、
 徹底的にたたきつぶしてやる!!』


マントとは、GBCゲームサンリオタイムネットの小学館の学習雑誌に掲載された漫画版・冒険時空タイムネットの敵キャラである。

大人の都合でサンリオキャラが登場出来ない都合上、別キャラとしての登場。
見た目は角とマントがついたコナンの犯人のようなシルエット姿。
上のセリフに現れるような残忍極まりない性格で、トールとエールを潰すためには手段を選ばない。


  • 主人公トールに時の柱を破壊した犯人という冤罪を被せる。
  • トールを助けようとするモンスター・マンモを唆し、真相に気づきかけたバサディアンと殺し合わせる。
  • マンモに自爆装置を仕込み、その場の全員をまとめて始末しようとする。
  • 少女の姿で誘み、配下に操らせた生きた流砂の餌にしようとする。
  • 配下にエール(原作ライバル)とそのモンスターに変身させ、仲違いを引き起こして憎しみ合わせる事で世界を滅亡させかける。
  • 捉えたトールに罠を仕込み、バサディアンを餌食にしようとする。
  • 幻影で時の老人の死体と自分の幻影を作り、トールとエールに攻撃させ時の柱を破壊する。

と尽く壮絶。

また素の実力も高く、メンバー1の実力を持つバサディアンを圧倒した。
反面、トールらの手で計画が狂うとその場に当たり散らし口汚く罵るなど子供っぽい一面がある。


以下、ネタバレ













その正体は地球人の少女・リナ。
トールたちと接触した少女の姿こそが真の姿である。

家族と団欒も出来ず、父親には弟より劣っていると言い捨てられ、その弟には凡人だと見下される。
教師は存在感がないと吐き捨て、クラスメイトたちには役に立たない、暗い性格だと蔑まれる……

そんな辛い現実から逃れるために作られた理想郷がタイムネット世界だった。
タイムネット世界では弟に親しまれるいい姉として過ごしていた。
しかし現実がいっこうに変わらないにもかかわらずタイムネット世界だけがひとり歩きし始めた。
やがて自分より幸せになった世界を羨み、逆恨みし、世界を滅ぼそうと動き始めたのだった。


最終的にはバサディアンの犠牲がきっかけで真実に気づいたトールとエールの手で信じる心を取り戻し、過ちに気づいて救済された。
その際に死亡したマンモやバサディアンを復活させている。

現実世界に戻った後は友人と楽しい現実を過ごす事が出来るようになった模様。



なおこれらの真相はゲーム版とほとんど同一。
それもそのはず、ゲーム・漫画ともにシナリオ担当は同じ山田桜丸である。
ちなみにゲーム中ではリナ=ホワイトサッキーが暴走した原因がぼかされている。


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最終更新:2025年03月25日 12:02