登録日:2014/11/07 Fri 06:24:24
更新日:2024/11/24 Sun 01:03:16
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「あの、すみません…カミキ・セカイの保護者で、カミキ・ミライと言います」
「この度は弟がご迷惑をお掛けし、本当に申し訳ありませんでした」
☆キャラクター概要
セカイや
フミナ、
ユウマと同じく聖鳳学園の生徒だが、彼らとは違って高等部2年の生徒。
中等部2年である男子組にとっては3年、中等部3年であるフミナにとっては2年先輩にあたる。
両親と死別しているため、セカイの実質的な保護者。炊事洗濯などの家事全般を担っている。
既に天国にいる両親に替わって、セカイが立派な大人になるように支えていく覚悟をしている、とても弟想いのお姉ちゃん。セカイ、そこ代われ。
セカイもそんなミライを慕っており、自慢の姉と思っている様子。
容姿は綺麗な赤系のロングヘアに日本人(?)離れした整ったスタイルを持ち、見た男性のほとんどの視線を釘付けにする美少女。髪の色はセカイと同じ系統だが、瞳の色はシルバーグリーン。
その容姿を活かして女性ファッション雑誌の読者モデルとしても活動しており、ベアッガイをもって写真撮影をしている姿も描かれた。
ちなみに1話でミライが呼び出されていることを伝えた友人も読者モデルとして活動していて、上記の写真撮影時に一緒に写真に写っていた。
公式HPでは少し高飛車にも見える表情のカットもあるが、性格は上品でお淑やか。読者モデルということも合間って、男女問わず大人気。
一方で大遅刻をしておきながら悪びれないセカイの態度に頬を膨らませる、セカイとフミナがいい感じと踏んでわくわくしながら物陰から覗くなど、可愛らしい一面もある。
また、テンパると普段の大人っぽさが嘘のようにあわあわしたりするギャップもある魅力的なお姉ちゃんである。
突如プラモ部との対戦に乱入してきたユウマがどういうつもりだったかわからないと言うセカイに「次元覇王流の出番ね!」とガッツポーズをしたり、
サザキ・カオルコが自分に好意をもっていると弁当を渡されてなお気付かないセカイに呆れている一方で、
自分はユウマが自分に向けている憧れに気付いていなかったり(セカイは気付いた)と、一見やんちゃなセカイと好対照な性格の姉弟に見えて、割と似たもの姉弟である。
両親への思いもあって弟想いが少し行き過ぎたのか若干ブラコンの気もあり、セカイがフミナとデートする(デート云々はフミナの冗談だったが)と聞いて尾行したこともある。
セカイがそもそもデートが何かすら分かっていないのを知っていながら付いて行く辺り相当心配だったようで、
掛けているサングラスもあって自分が相当目立っていることに気付いていなかった。
また、セカイがフミナにキスされそうになった(ように見えた)時にはGミューズのベアッガイの着ぐるみの頭を叩きながら慌てており、
いよいよ二人の距離が近付いた時には「ダメぇぇぇっ!」と絶叫した。
ちなみにキスをしようとしただけで「セカイが大人の階段昇っちゃう」「姉さんそれはまだ早いと思うの!」と考える辺り、多分処j(ゲフンゲフン
特定の男子と付き合っている様子もないが、これに関しては家事に読モの仕事に学業、さらにセカイの世話とやることがいっぱいでそんな余裕がないのかもしれない。
キスをしようとした(ように見えた)際には流石に止めに入ったが、フミナに対しては悪感情は抱いておらず、
むしろセカイが部活動で世話になっているということもあってかなり好意的で、一緒に登校した際も、女の子同士ウマが合うのか楽しげに話していた。
デートの一件でフミナがセカイに異性として好意を抱いていると勘違いしている節もあり、
二人きりにして「姉さんナイスフォロー!」と心の中でつぶやいたことも。…がんばれカオルコ。
ユウマには前述の通り異性として好意を抱かれているが、カミキ家の血なのか、今のところ全く気付いた様子がなく、弟の友人の一人として接している。
一度ユウマとお茶したこともあるが、これはセカイとフミナを二人きりにするためのミライの作戦であり、
舞い上がっているユウマと違ってその気は全くなかった。…がんばれユウマ。
セカイと同じく
ガンプラやガンダムシリーズに対する知識はほとんどなく、
熱意をもっていることからセカイのバトル部への入部は快諾したが、どんな部活かは全く理解していなかった。
しかし、弟がやる気になっていることで興味をもったのか、等身大ガンダムを見たときには素直に感嘆していた。
「ガン☆コレ」というファッションショーとガンプラを融合させたイベントで自分で作り上げた『ベアッガイF(ファミリー)』を使ってバトルをして以降、セカイ同様ガンプラの魅力に気付く。
また、このイベントの後、セカイも参加するガンプラバトル選手権全国大会のイメージキャラクターに選ばれ、弟たちを応援しつつ、全国レベルのバトルに魅せられる場面も。
大会終了後のガンプラコンテスト・メイジン杯でも司会を務めていた辺り、少なくとも事務所はそちら方面でミライを売り出していくことにしている模様。
授賞式最中に突如始まったガンプラバトルにプチッガイで参加していたところを見ると、ミライ本人もそういった仕事を楽しんでいるのだろう。
☆本編中の行動
第1話より登場し、警察に保護されたセカイを保護者として迎えに来たのが初登場。この時、手を振るセカイにぷくぅと頬を膨らませている。
それまでの淑やかなイメージをいい意味で裏切る可愛らしい表情に早くも虜になった視聴者もいたとか。
終盤には白熱するガンプラバトルのフィールドにバン!と両手を付いてバトルを強制終了させ、
先生に捜されていたセカイの首根っこを掴んで引きずっていくというとてもインパクトのあるオチを担当した。
第2話以降もセカイの家族、相談役として毎回登場しており、バランスボールを使ったり、ファッション誌を読んだりと女子高生らしいリラックスした姿も描かれた。
しかし、セカイのデート発言に動揺してむせて以降、「才色兼備な完璧お姉ちゃん」から「弟(の色恋)が絡むとちょっと残念なお姉ちゃん」にシフトしたような気がしないでもない。
まあでも、セカイがキスすると勘違いしてやきもきしたり、尾行中にユウマと鉢合わせしてふしぎなおどりをするミライも可愛らしいので、これはこれで。
また、第10話にてミライもセカイと共に、幼少期に「次元覇王流」を習っていたことが発覚。それも、「拳で相手の気持ちを感じる」「ガンプラでも奥義を放てる」レベルである。
才色兼備どころか文武両道の美人お姉ちゃんであることが判明した。もうこのお姉ちゃんがBFT最強でいいんじゃないかな…
全国大会編に入ってからは大会のイメージキャラクターに採用され、その美貌で多くのガンプラファンを魅了。
サカイ・ミナトを始めとする新たなファンを獲得した。
セカイが死闘を演じている時に壁に手を付きながら心配そうに見守るなど、まるでどこぞの熱血野球漫画のお姉ちゃんのようなシーンも。
なお、セカイに想いを寄せる少女が
もう一人増え、時にド修羅場すら迎えていることには気付いていない模様だった。
☆アイランド・ウォーズ
一年後、読者モデルをしながらガンプラバトルの腕も磨いており、ニールセンラボの新システムの暴走の際にはベアッガイPを操ってセカイ達と共闘。
別段格闘向きではない筈のベアッガイPで次元覇王流の奥義を放つなどの大暴れぶりを見せている。
また、セカイが女性関係でド修羅場を迎えている事は察しているのか、笑顔で夕飯抜きのペナルティを課したりと結構厳しい事をしている。
☆使用ガンプラ
○ベアッガイF (ファミリー)
公式HPにていっそ清々しいほどに
ネタバレされていた、ミライが制作するガンプラ。
「ベアッガイⅡ(2)」のバリエーションで、白を基調としたカラーリングのベアッガイ。
Gミューズにてユウマとガンプラを選んだ際、
バーザムから
ザクレロへのイロモ…ゲフンゲフン、特徴的なラインナップにドン引きした後のベアッガイの可愛さにミライが惹かれて即決。
ユウマに手伝ってもらいながら塗装までミライが制作したため、その可愛らしい見た目に反して高い完成度と性能を持つ。
背中には青い小さなベアッガイが背負われており、背中に装備した椅子型のストライカーパック、チェアーストライカーに載せている。
ちなみに名前は「プチッガイ」。なんか潰れそうな名前である。
F (ファミリー)は、多分ではあるが背中にプチッガイを背負った様子が親子に見えるからだろう。
ちなみにプチッガイの製作者はユウマであり、初めてのガンプラ製作を完遂させたお祝いにユウマからプレゼントされた。
ただ可愛いだけでなく、ベアッガイが戦闘不能になると操縦系統がプチッガイに移行する仕組みが内蔵されており、
見た目こそ小さいが、ユウマが造ったこともあってかかなりの完成度を誇り、ガンプラバトルでは侮れない性能を発揮する。
なお、「ベアッガイF」はプチッガイ含めての名称であり、大きな白いベアッガイの名称は「ママッガイ」。
基本的にファイターが操縦するのはママッガイの方であり、プチッガイに操縦者はいないのだが、
時折手を振ったりなど、チェアーストライカーの上で可愛らしいモーションを行う。AIでも積んでいるのだろうか。
ミライは弟の友人であるユウマと共に自分で造り上げたこのガンプラに愛着を持っているようで、
プチッガイの無邪気なモーションには微笑み、ママッガイが中破した時には涙を流していた。
○プチッガイ
メイジン杯表彰式終了後に勃発したガンプラバトルに参戦した際に使用。
ベアッガイFに背負われたものとは異なり、ピンク色の
リボンを背負った白いカラーリングとなっている。
宇宙での戦いに慣れていない為にラフレシアのばら撒いた複数のバグをかわすのに悪戦苦闘していたが、ユウマのライトニングZガンダムに救われている。
○ベアッガイP(プリティー)
アイランド・ウォーズの際に使用したベアッガイⅡベースのガンプラ。
元は撮影用らしく、
魔法少女の様なステッキを右手に装着したり、ストライカーシステムに天使の輪と羽根をイメージしたものが装着されている。
一方でラボの粒子暴走を止める際には背中にチェアーストライカーを装着して友人・フナキ・サトミに貸し与えた(と思われる)茶色のプチッガイを背中に載せている。
ちなみに中の人は『模型戦士』の世界ではオリジナルベアッガイの眼からビームにマイケンプファーを溶かされていた。
☆使用した技
○蒼天紅蓮拳(そうてんぐれんけん)
セカイも一度使用したことのある、強烈なアッパーカット。第10話で使用。
使用時はママッガイが戦闘不能状態で、ミライはコントロールが移行したプチッガイでこの技を放った。
お馴染みの水の波紋のエフェクトに、「ハッ!セイヤッ!」でお馴染みの
BGM「明鏡止水」が流れる中、目を煌めかせたプチッガイの拳は相手のコクピットに命中し、撃破した。
演出はとてもかっこよかったのだが、相手のガンプラが
チンコクピットとも揶揄される股間部にコクピットがある
∀ガンダムだったので完全にネタシーンに。
というか話の流れ的にどう考えても股間に拳を叩き込むという絵面のために∀が選ばれたとしか思えない。∀は
犠牲になったのだ…演出の都合、その犠牲にな……
挙げ句の果てにはガシャポントイ「机の上のプチッガイ」で蒼天紅蓮拳を放つプチッガイがラインナップ。
商品写真でも当然のように黒いターンエーの真下にチン列……もとい陳列された。ナンパ男だったファイターはともかく、ターンエーが一体何をしたというのか……。
○閃光魔術蹴り
セカイも使用した事のある、いわゆるシャイニング・ウィザード。アイランド・ウォーズで使用。
暴走した粒子に操られた無人ガンプラの
サイコガンダムと
サイコガンダムMk-Ⅱに使用。
使用時は格闘戦向けとは言い難いベアッガイPであり、ミライのガンプラバトルの上達ぶりがうかがえる。
追記・修正お願いします。
最終更新:2024年11月24日 01:03