クリスタル・パラディン

登録日:2014/12/31 Wed 14:58:57
更新日:2024/04/27 Sat 15:05:05
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《クリスタル・パラディン》はデュエル・マスターズのクリーチャーである。


概要

DM-02「進化獣降臨」で登場した進化リキッド・ピープル。
DM-02は進化クリーチャーが初登場したエキスパンションであり、当然コイツも同弾収録の《クリスタル・ランサー》共々初代進化リキッド・ピープルである。

その他、

■DMC-42 「コロコロ・ドリーム・パック3(エターナル・ギア)」
■DM-18 「ベスト・チャレンジャー」

にも収録されている。ベスト・チャレンジャー版はそのイラストのコンセプトが絵師シャッフルであるためかアルトアートになっている。
レアリティはスーパーレア。

左腕にブレード、右腕は特徴的なバリア、という姿をしており、《氷槍 パラディン・スピア》にも受け継がれている。

クリスタル・パラディン 水文明 (4)
進化クリーチャー:リキッド・ピープル 5000
進化-自分のリキッド・ピープル1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。

水文明では珍しくアンブロッカブルではなくブロッカーメタ。
《クリスタル・ランサー》に比べて軽く、そして自分以外の攻撃を通しやすくなるため、一部の除去耐性持ちを除けばこちらのほうがより運用しやすい。
自分のブロッカーも戻してしまうが、《アクア・スーパーエメラル》などを再利用できるメリットにもなる。それに《アクア・ガード》などは
パラディンの下にいるだろうからあまり問題はないか。

中量級進化のため、ランサーに比べて長く使われたものの、cipであるために相手にターンを渡すと展開の猶予を与えてしまうのが問題点であった。
そのため、現在はパラディンもあまり使われることはないが、いまだにランサーとパラディンはリキッド・ピープルの双璧を成していたクリーチャーとしての評価は高い。

なおランサーに比べるとコストは低いがレアリティのせいか値段はこっちのほうが張ったりする。

背景ストーリー

《ウォルタ》ら一部のサイバーロードが自身の率いる水文明のピンチを覆すために、禁止されていた12のプログラムのうちふたつを起動させた結果、ランサーともども誕生することになった存在。
しかしこのとき交戦していたのは火文明であり、なぜブロッカーメタのパラディンとアンブロッカブルのランサーを産みだしたのかはよくわかっていない。
まあ背景ストーリーと実際の性能は一致しないことは《エンペラー・アクア》と《超神星ブラックホール・サナトス》が示してくれているが…

関連カード

氷槍 パラディン・スピア 水文明 (3)
クロスギア:サムライ
これをクロスしたクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにある「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて持ち主の手札に戻す。
《クリスタル・パラディン》をイメージしたクロスギアだと見た目からは見えるが、クロスギアである以上はATであるべきと判断したのか、効果はむしろ《クリスタル・スーパーパラディン》寄りになっている。
蒼黒の知将ディアブロスト》と組み合わせると簡単に相手の場を空っぽにできる。

クリスタル・スーパーパラディン 水文明 (5)
進化クリーチャー:リキッド・ピープル 6000
進化-自分のリキッド・ピープル1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、バトルゾーンにある相手のサイキック・クリーチャーを1体選び、持ち主の超次元ゾーンに戻す。
このクリーチャーが攻撃する時、バトルゾーンにある「ブロッカー」を持つクリーチャーをすべて、持ち主の手札に戻す。
W・ブレイカー
1コスト重くなった代わりに打点が増え、サイキックバウンスがついてくるようになり、さらにcipからATになったことで使いやすさが上昇した。
ドラゴン・サーガで強化された【青単リキッド・ピープル】において、ビートの要としてもちいられる。
超閃機 ヴィルヴィスヴィード》とは一長一短。あちらと両方採用してもありだろうか。DSマーク仕様が存在するためドラゴン・サーガ限定戦でも使用できる。

デュエル・マスターズ プレイス

DMPP-01 第1弾「超獣の始動 -MASTER OF DUEL-」にて収録。
同弾では水文明の代表的クリーチャーとして扱われており、シークレット版も用意されている。

性能的にはTCG版から変更点はないが、まあ変更を加える必要もなくシンプルに強力ではあるので、基本セット環境に近いDMRP-01環境ではトップクラスの性能。
青単ビートダウンである【リキッド・ピープル】デッキは、このカードや《クリスタル・ランサー》を主軸にDMRP-01環境で活躍した。
しかし、DMRP-02以降の環境になると火力除去がインフレし、青単系統のデッキには《アストラル・リーフ》が登場したことで、パラディンを主軸にしたデッキは環境から消えていった。

余談だが、シークレット版のフレーバーテキストから察するに、味方を巻き込むこともある全体バウンスは「パラディンが来たことによる勝利の確信の帰宅」らしい…。




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最終更新:2024年04月27日 15:05