クリティカル・ブレード(デュエル・マスターズ)

登録日:2015/01/11 Sun 01:18:44
更新日:2024/09/24 Tue 20:01:58
所要時間:約 3 分で読めます













我が妖刀は、血を求めている…。






《クリティカル・ブレード》は、デュエル・マスターズの呪文。

概要

DM-02で登場した闇文明の呪文。

クリティカル・ブレード 闇文明 (2)
呪文
S・トリガー
相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。

たったの2コストでブロッカーを除去できる優秀な呪文であり、特に光文明にとっては致命的な呪文。
闇系ビートダウンでは採用が期待される呪文。
また、《蒼黒の知将ディアブロスト》の存在している時に打つと、4コスト軽い《デーモン・ハンド》になることから、【ディアブロストコントロール】では他の除去を差し置いて採用される。

他方、ブロッカーにのみ対応することから、ディアブロストのないコントロールでは《阿弥陀ハンド》《天界の神罰》のほうが軽量除去としては優秀といえる。
また選択破壊であるため、選択出来ない連中はそもそも除去できない。
ただしこの呪文は火ではなく闇であるため、《勝利の女神ジャンヌ・ダルク》を焼くことができる。

総じて初期のカードとは思えないほど優秀な呪文であり、闇系ビートでは愛される存在である。

■DM-02 第2弾「進化獣降臨(マスター・オブ・エボリューション)」
■DMC-07 「増殖!魂虫(エターナル・インセクト)デッキ」
■DMC-21 「双龍誕生(ドラゴン・インパクト)ザキラエディション」
■DM-18 「ベスト・チャレンジャー」
■DMC-42 「コロコロ・ドリーム・パック3(エターナル・ギア)」
■DMX-03 「デッキビルダーDX エイリアン・エディション」
と収録回数もそれなり。手に入れようと思えば割と集めやすいのも利点。

閑話休題。ブロッカー除去といえば、普通は火文明の得意なことである。
だがこのカードは闇文明でありながら、当初は火文明のブロッカー除去よりもコスト論が低かった。
《クリティカル・ブレード》の頃はパワーを問わない破壊は闇文明、としていたのかもしれない(それでもDM-01の時点で《クリムゾン・ワイバーン》がいたので微妙なところだが)。
これと《封魔ヴィネス》と《魔星蟲オルディオン》くらいしか闇でめぼしいブロッカー除去はないが、
闇もブロッカー除去というイメージが割と強い。そもそも除去全体的に得意なんですがね。

デュエル・マスターズ プレイス』では、DMPP-09「武者聖戦伝 -ARCADIA OVERDRIVE-」においてTCG版から変化のないスペックで収録された。
DMPP-09がTCG版における極神編における時期と考えると、基本セット時期のカードであるこの呪文は遅めの収録と言える。
デュエプレは低コストのブロッカー除去が範囲指定が付いているカードが目立つことを考えると、特に条件指定のないこのカードの存在は大きい。

比較

ザ・ストロング・クラッシュ 火文明 (2)
呪文
相手の「ブロッカー」を持つクリーチャー1体破壊する。
バトルゾーンに自分のパワー6000以上のクリーチャーがあれば、カードを1枚引いてもよい。
火の軽量ブロッカー除去。トリガーはないが代わりに特定条件下のドローがついてくる。
スパイラル・ゲート》と《ザ・ストロング・スパイラル》の関係と同じだが、
この頃にはブロッカー除去は火、という印象が確立されたためか火文明になっている。

パワフル・ビーム 火文明 (2)
呪文
相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。
このターン、バトルゾーンにある自分の闇または自然のクリーチャー1体のパワーは+2000され、「W・ブレイカー」を得る。
やはり火。赤単や赤黒なんかでは採用しても良さそうな打点の増える呪文であり、赤系ビートダウンではこちらを優先してみたいところ。
ただしウィニービートに限られる。重量級採用するとGENJIとかシューティングガイアールとか出てくるからね。

ドンドン叩くナウ 火文明 (3)
呪文
S・トリガー
相手の「ブロッカー」を持つクリーチャーを1体破壊する。
バトルゾーンに自分の光または水のクリーチャーがあれば、カードを1枚引いてもよい。
ナウ系呪文。
パワフル・ビームとことなり対抗色サポートになっている。
他のナウ系呪文は対象の色を選択しなければならないが、このカードは闇ブロッカーや極小数の自然や無色のブロッカーを除去しても自陣にさえ
指定文明のカードがあれば引ける。相手依存ゆえの配慮だろう。

火炎流星弾 火文明 (1)
呪文
S・トリガー
相手の「ブロッカー」を持つパワー6000以下のクリーチャーを1体破壊する。
1コストにまでさがった。この調子で行くとトリガーなしでブロッカー除去を出したら1コストで選択できる限り何でも破壊できそうだが
今のところはまだ登場していない。
赤黒だとクリティカル・ブレードのほうが安心できるので採用事例はすくないが、ウィニービートなら十分採用圏内。

阿弥陀ハンド 闇文明 (3)
呪文
S・トリガー
自分のシールドをひとつ墓地に置く。
相手のクリーチャーを1体破壊する。
《クリティカル・ブレード》と《火炎流星弾》の関係同様、《ボルカニック・アロー》に対応するのがこのカード。
だが闇でトリガーで軽量除去となると比較対象にせざるを得ない。
一応こちらはシールドを墓地に置くデメリットはあるが、闇文明ではデメリットになりにくい能力であることを考えると、
こちらの採用もコストを考えなければ十分にありだろう。



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最終更新:2024年09月24日 20:01