登録日:2009/06/15(月) 22:10:00
更新日:2024/05/24 Fri 13:03:26
所要時間:約 5 分で読めます
羽海野チカの漫画作品。全10巻。
漫画が好評だったためか、アニメ、映画、ドラマ化した。
美大生に所属する5人の男女が繰り広げる青春ストーリー。
基本的にほのぼのとしているが、メインの5人がそれぞれ片思いしている状況なので、見てて切なくなる描写も多い。
■登場人物
CV:工藤晴香
油絵科。18歳。修司の従兄弟である父親(警部)を持つ。
外見・言動ともに子供っぽく大学生には見えず、子ども扱いされる事が多い。臆病で人付き合いが苦手。
同じく天才肌の森田にどこと無く惹かれている。意外と肉好き。
天性の才能を持っているものの、今まで周囲に敬遠されていて
トラウマになっていたが、竹本達と交流することで克服する。
CV:
神谷浩史(代役:野島健児)
建築科。19歳。純朴な青年だが、それが災いして森田にいじられる役。
母子家庭で育っていたが母の再婚で生きる目標を失い、何となく美大に入った。
はぐみが好きだが自身の感情に鈍感なため気づかなかった。
なよなよしていたが、
自転車一台で自分探しを敢行。様々な人との交流を経て成長した。
CV:
高橋美佳子
陶芸科。21歳。真山の同級生で、彼を一途に思い続けている。性格は勝ち気で姉御肌。
陶芸の才能には定評があり、卒業してからは同科の研究生、修了後は授業のアシスタントを務める。
実家は酒屋。大食いで、かなりの酒乱。美脚美乳の持ち主。
空手の有段者であり、よく踵落としや連続蹴りを繰り出す。主な被害者は森田。
何故かモテる。体力と攻撃力があるため、あだ名は「鉄人」。
CV:
杉田智和
建築科。22歳。竹本の先輩。浪人して大学に入学したらしく、同学年の山田よりも1つ年上。
卒業後は藤原デザイン事務所に入社する(後に原田デザイン事務所に押し掛ける)。
面倒見の良い性格で女の子にももてる。だが仲間外れが嫌いなため、仲間で集まる時は必ず出る。
原田デザインの社長である理花一筋であるが、自分に想いを寄せる山田に対しても優しさ故に煮え切らない態度を取る。
CV:
うえだゆうじ
彫刻科(8年在籍後卒業)→日本画科(3年として編入)。24歳。竹本や真山の先輩。
芸術関係の才能はあるが、度々謎のアルバイトをするために行方不明になって単位数が足りなかったりして留年を続けていた。
常人には理解し難い、正に天才肌と呼ぶべき人物で、自分の欲望に忠実に行動する(特に金銭欲が強い)。
はぐみに興味(好意)を持っているが、竹本の気持ちにも気付いている描写が垣間見られ、
道化を演じる事によって自分の気持ちをごまかしている。本作のトラブルメーカー。
CV:
藤原啓治
30歳と少々(初登場時)。竹本達が通う大学の卒業生であり、美術史の教師。日頃から教師として学生達を暖かく見守る。
悩んでいる生徒達の相談に乗るなどの寛大さを持っている。
はぐみの父親代わりとも言うべき存在ではぐみを溺愛しており、はぐみが作った奇妙な料理もおいしそうに食べる。
理花の夫とは親友で、学生時代は一緒に暮らしていた。そこへ理花が転がり込み、3人で暮らしていたこともある。
CV:
大原さやか
原田デザインの経営者。旧姓は江上。美人だが取っ付きにくく壁を作りがち。
建築デザイナーとしては、若い頃からその才能が認められおり、ファンも多い。
大学に入った当初は「雪の女王」と呼ばれるほど取っつきにくい性格だったが、原田や修司と共に過ごすうちに少しずつ明るくなっていった。
やがて原田と結婚し、共に原田デザインを構える。
だが夫を失ってからは残された事務所を1人で切り盛りしようとしている。
自身も事故によって左半身に深い傷を負い、後遺症から移動には杖を手放せない。
CV:浜田賢二
藤原デザイン事務所での真山の先輩。髪がやや長く、メガネをかけている。仕事は非常に優秀でやり手な大人の男。
真山や山田が無意識に抱いている利己的な感情を彼ら自身に鋭く問い掛ける。
かつての自分と似たような葛藤を抱える真山に、若かりし頃の自分を見るようで気恥ずかしさを感じ、複雑に思っている。
女性に対してはドライだったが山田に関心を持ち、積極的なアプローチを行ううち、切り捨てた筈の青臭さを取り戻す。
CV:
山寺宏一
本編1話と特別編の回想にしか登場しないのに、そのあまりの男らしさから読者の心に残る先輩。本名不詳。
ハム輸送などのアルバイトをし、実家が農家なのでハムや野菜で真山たちを餌付け……もとい、振舞っている。
そのさわやかな笑顔と体格で後輩たちはもちろん、ヤンキーややくざ、老人たちも惚れこませる。
後にマジでローマイヤハムとコラボした。
アニメ版はアニメ版
キミキスで戦犯に成り果てたカサヰケンイチが監督していた。
だがアニメ版は原作を上手く再現していたため、二期まで作られた。
反面、映画版とドラマ版(日、台共に)は
黒歴史。
追記・補足よろしく!! byローマイヤ先輩
- アニメのOPドラマチックは最高。 さらに深い意味も・・・ -- 名無しさん (2013-10-24 20:43:56)
- はぐちゃんが事故にあったあのときの浜美祭の飾りつけは、その年の武蔵美のゲーサイにそっくり。ってか武蔵美に行けばハチクロの背景が広がってる。……だけど、あんな美大生は見たことない。 -- 名無しさん (2013-12-25 07:24:19)
- 羽海野先生は今も声優陣と仲が良いし、成功したアニメってこういうのを言うんだな。 -- 名無しさん (2013-12-25 17:56:45)
- チョコミントがディスられていたことだけは絶許 -- 名無しさん (2013-12-25 18:19:14)
- 声優すごい豪華だったんだな -- 名無しさん (2013-12-25 21:24:49)
- 何気にノイタミナ&豪華声優陣 名作だったなあ -- 名無しさん (2015-02-09 22:01:59)
- 竹本の誕生日回とみんなで温泉に行く回がお気に入り。 -- 名無しさん (2016-08-07 08:51:41)
- 2期は監督が長井に変わってるんだっけ? -- 名無しさん (2016-10-08 12:26:45)
- 野島健児は代役だったけど彼の方がしっくりきたな>竹本。今の神谷は竹本できなさそう -- 名無しさん (2016-10-20 02:40:55)
- 10巻のバレンタイン小話が好き。あれのおかげでスコーンにどハマりした。 -- 名無しさん (2019-06-03 08:07:56)
- モチモチしたぬいぐるみを見る度にプックンを思い出す。そして、あゆの家のプックンの最期も… -- 名無しさん (2020-09-19 20:24:59)
最終更新:2024年05月24日 13:03