ライカ(ロックマンエグゼ)

登録日:2015/03/07 (土) 08:49:18
更新日:2025/07/05 Sat 21:05:11
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ロックマンエグゼシリーズ』に登場するキャラクター。

CV:結城比呂(現:優希比呂)(アニメ版)


若干13歳にしてシャーロ軍ネットワーク第13部隊(通称地獄のネットワーク部隊)の隊長を務める天才ネットバトラー。
幼い頃から軍事訓練を積んできたエリートで、伊集院炎山同様クールな性格をしているが仲間思いの一面もある。
どうやら友達は少ないようで、そこを熱斗に突かれた時は思わず感情的になった。
持ちナビはサーチマンで、正確無比な狙撃を得意としている。


【本編での活躍】

ロックマンエグゼ4
大統領からシャーロの軍事力を世界中に知らしめろと直々に指令を受け、レッドサントーナメントにシャーロ代表として出場する。
ネットバトルを「戦争」と考えており、対戦相手の光熱斗に会った時には彼を見下すような態度をとった後で容赦なく腹パンを食らわせる。
熱斗達がライカを見返すために軍事ミッションに参加していると聞いた時にはサーチマンを使って彼らの実力を試し、
彼らが犯罪組織のナビと接触した後は一気にそこにいたヒールナビを全員デリートした。
その後は試合で熱斗達と対戦するが、そこでロックマンが想定外の力を発揮したため敗北。
敗北した後で「ミッションに失敗したので大統領から処罰を受けるかもしれない」と漏らしつつも、
「今度会う時には友達というやつになってやってもいい」と言って、素直ではないものの熱斗との再会を望んで会場から去っていった。
レッドサンバージョンではその後、小惑星の軌道を逸らせようとするロックマン達に対してエールを送っていた。

・ロックマンエグゼ5
サーチマンの情報収集能力を買われ、炎山の要請によりチームオブブルースに召集される。
その後ネビュラが用意した偽者のサーチマンによって様々な騒動が起き、それによってチームのメンバーからあらぬ疑いをかけられる。
(その前後に熱斗の前に偽者のライカが現れているが、本物とはかけ離れた暑苦しいしゃべり方で
熱斗にも怪しまれたが「・・・シャーロじゃこんなテンションだし」とごまかしていた)
鯱城のサーバーの電脳を調べているうちにロックマンと戦う事になるが、その後偽サーチマンと偽ロックマンが現れた事で疑いは晴れる。
ロックマンと共に偽サーチマン達を撃退した後はチームメンバーに迎え入れられ、サーチマンと共にブレイン役としてチームに貢献した。


なお、エグゼ6がチームオブカーネルのほぼ直接的な続編とされているため、いわゆる正史での熱斗たちと彼とサーチマンの関係性は曖昧だが、
レジェンドオブネットワークでライカとサーチマンが登場した際、知り合いかつネビュラとも戦ったことが判明しているため、
(エグゼ6に合わせブルームーンを正史とした場合)通信してブルームーントーナメントで上記のエピソードがあったり、
レッドサントーナメントで優勝して(最終章でシャーロで援助する形で共闘した後)熱斗と決勝を争ったり、
エグゼ5のストーリーではチームオブブルースに相当する組織の一員として熱斗たちと共闘したこともあるのかもしれない。


【それ以外の活躍】

漫画版(鷹岬版)ではシャーロ軍の2個中隊を壊滅させた犯人をロックマンと断定し、彼を処刑するためにサーチマンをニホンのネットワークに向かわせる。
原作以上にクールな性格だが自分の犯した失敗は素直に謝罪する面もあり、一方で炎山にイヤミを言われたらまた同じように言い返すなど負けず嫌いなところもある。
ロックマンDS戦ではブルースにリカバリーデータを届けるために、
シャーロ軍のネットナビ転送装置をニホンのオフィシャルに提供し、データを持ったバブルマンを戦地に送り込んだ。


アニメ版にはAXESSから登場。
職業はシャーロの軍人兼ネットセイバーという事になっている。
ゲームと同じくクールな性格であるが、初期はゲーム版1作目の炎山に近く、任務に忠実かつ冷酷な一面を持ち合わせていた。熱斗との交流を経て、その考えを幾らか改めている*1
ちなみにこちらではフェンシングなどの剣術を会得しており、更にはバイクやスノーモービルはおろか戦闘機まで乗りこなす。
その身長の高さに加えて「子供の頃よく鉱山で遊んでいた」というセリフ*2、大人(ギリ青年?)の人物と同期であると語っていたことなどから、原作と異なり10代後半かそれ以上であると思われる。

だが甘い物が好きという意外な一面も持っている。
シャーロ国の英雄ともいえる犬・モロゾフを友達と言っており、モロゾフも彼に深く懐いているなど年相応らしい一面も。
また、ゲームでは絡みがなかったプライドに好意を寄せていたり、 ディンゴと行動を共にすることもあった。

登場当初はクロスフュージョンの力を認めようとはしなかったが、
Streamではディメンショナルエリア無しで実体化できるアステロイドの登場により考えを改める。
熱斗、炎山に次ぎ3人目のクロスフュージョンメンバーとなっており、そのシンクロ率は祐一朗に「2人にも劣らない」と称されている。
その為、Streamからメイン回が幾つかあるのは勿論、前作よりも出番自体が増えており、BEASTでは異世界ビヨンダードに放り込まれるなどゲーム原作での扱い*3が嘘みたいな出世を遂げた。

本編のOPや劇場版『光と闇の遺産』でも、炎山に次いでメイン格として扱われている。
カラーリングに加えて近距離のブルース、全距離のロックマン、遠距離のサーチマンといった具合でバランスが良かったのだろう。




追記・修正はシャーロ軍の軍事ミッションに参加してからお願いします。


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最終更新:2025年07月05日 21:05

*1 ダークチップに犯された乗員ナビのせいで列車が衝突寸前の際には即座にデリートするなど、必要とあらば冷徹な決断を下す所は変わっていない。熱斗もやむを得ないことだと理解しているのか、苦い表情を浮かべつつもその後ライカを責めるようなことはしなかった。

*2 同じ回で「育ち盛りの君にデザート抜きはきついだろう」と伯父から言われていることも考えると、10代ではある模様。

*3 様々な情報を精査するとブルーム―ン→カーネル→グレイガ、というのがエグゼの正史とされており、いずれもライカ&サーチマンが登場しない。一応、レジェンドオブネットワーク等があるので正史でも交流はあったようではある。