登録日:2015/04/12 Sun 22:14:08
更新日:2025/05/10 Sat 15:02:58
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概要
日本シリーズとしては、第65回目のプロ野球日本選手権シリーズとなる。
主な試合内容
第1戦
阪神 6‐2 ソフトバンク
久々の日本シリーズ開催となった甲子園は、この時は熱気に包まれた。
CSでの巨人撃破の勢いに乗り、絶好調に見える阪神。
この日は、スタンリッジをさっそく攻略し、ソフトバンクを苦しめる。
対するソフトバンクは、メッセンジャーを攻略することが出来ず2点に抑えられる。
CSの勢いを保ったか、この初戦は阪神がもぎ取った。
第2戦
阪神 1‐2 ソフトバンク
パ・リーグの絶対的王者、ソフトバンクがここで連敗するわけにはいかない。
ホークスの先発・武田翔太は僅かな援護ながら6回まで完璧な投球。
西岡の二塁打で一点を失うも、敵も唸る見事なピッチングだった。
阪神の能見さんもなかなかの投球だったが、4回の李大浩のソロHRが勝負を決めることになる。
この日はソフトバンクが勝利し、勝負を五分五分にした。
第3戦
ソフトバンク 5‐1 阪神
この試合からは福岡に戻ることとなる。
阪神の先発はかの
藤浪だったが、この日はホークス打線に捕まってしまう。
対する大隣は、丁寧な投球で阪神打線を沈黙させる。
ホークス打線はそのピッチングに答え、藤浪を攻略した。
ここでソフトバンクが2勝1敗とリードする。
第4戦
ソフトバンク 5‐2 阪神
この試合は負けられない阪神。
ソフトバンク先発・中田は3回で降ろされるが、その後は失点を許さなかった投手陣。
阪神先発・岩田も7回まで投げ、ソフトバンク打線を2点に押さえつける。
この試合は延長までもつれ込んだが、中村のサヨナラ3ランで試合は決まった。
第5戦
ソフトバンク 1‐0 阪神
この試合で勝てば優勝のホークス、もう負けられない阪神。
ソフトバンク先発の攝津は、ホークス有利の勢いに乗るように阪神打線を封じる。
対するメッセンジャーも、ホークス打線を抑え込む。
試合は8回に動いた。
2死1・3塁という緊張感ある中で松田がついに適時打で1点を取る。
ようやく、1点という重い数字が舞い降りたのはソフトバンクだった。
追い込まれた阪神だが、9回にチャンスが訪れる。
阪神打線はサファテを追い詰め、1死満塁と一打逆転の場面を作る。
この場で打席に立ったのは、阪神の主力選手として活躍した男・西岡剛。
彼はサファテから鋭いゴロを打つ。
これに動いた明石は本塁にボールを投げ、フォースアウトに。
そこから細川が一塁にボールを投げるが、その球は西岡本人に直撃する。
2塁走者の田上はこれを見て、すぐにホームへ向かう。
本多はこの球を拾い、ホームへ送球したが田上はセーフで同点。
……になるはずだった。
細川のアピールを見た1塁塁審の白井が、アウトのジャッジを下す。
そう、西岡はラインの内側を走ってしまっていたのだった。
こうして、西岡の守備妨害で試合は幕を引き、ホークスが日本一に輝いた。
妙な幕引きだったが、退任する年に日本一に輝き、何だかんだで有終の美を飾り胴上げされる秋山監督。
その歓喜の裏で、和田監督が主審・白井に抗議を行っているという極めて奇妙な光景が見られた。
阪神ファンは、
あの時から再び悪夢を見せられることとなった。
MVPは内川選手。優秀選手は柳田・サファテ・武田に送られた。
健闘選手は、好投を見せたメッセンジャーだった。
こんな形で、2014年の日本シリーズは終わったのであった。
追記・修正は、守備妨害で試合を終えてしまってからお願いします。
- あの守備妨害は最初びっくりしたけどルール知ってからは極めて妥当な判断だったんだなと思った -- 名無しさん (2015-04-12 22:33:03)
- 去年は日本シリーズよりCSソフトバンクvs日本ハム戦の方が盛り上がってた気がするんだが… -- 名無しさん (2015-04-12 22:55:15)
- 1stステージのオリックスvsハムも名勝負だったしな -- 名無しさん (2015-04-12 23:30:30)
- 「CSでもオリックスを撃破した」って書いてあるけど、ホークスとCSで戦ったのは日ハムじゃね?あと、藤浪と大隣の勝敗が逆になってる。 -- 名無しさん (2015-04-12 23:57:28)
- まず最初に三塁走者がアウトになったんだから、仮に二塁走者がセーフだったとしても逆転じゃなくて同点じゃない? -- 名無しさん (2015-04-13 09:36:05)
- 一番の被害者はヤフードームの清掃員の人たちだと思う・・・ごみひろい・・・ -- 名無しさん (2015-04-13 15:21:44)
- 西岡は何で打ったとしか。ピッチャー崩れまくってストライクはいらなくなってたのに -- 名無しさん (2015-04-13 16:57:03)
- 正直日シリ出場するとは思ってなかったからあんな負け方でも言うほど辛くもない -- 名無しさん (2015-04-13 23:18:42)
- 五十嵐との対談で言ってたけど自分が打ってもう一度勢いを・・・って言ってたな まあ西岡はシーズン棒に振ったのもあって顕示欲が野球脳を上回ったんやろなあ -- 名無しさん (2015-04-15 00:58:57)
- 西岡に関してはぶっちゃけ守備妨害よりほっとけば崩れたであろうサファテからなぜわざわざ打ったのかということに尽きる。勢いとかの前にまず同点にしなきゃ負けだったのに。 -- 名無しさん (2015-05-21 17:43:21)
- けどあの一瞬で内側走る判断できる当たり相当なもんだよな まあ普通の野球脳あればバット一度も振らないんだろうけどさw -- 名無しさん (2015-06-16 00:54:57)
- じゃあ俺守備妨害して帰るから(棒読み) -- 名無しさん (2016-10-12 17:57:34)
- ↑6西岡にそんな頭あるわけないじゃん。全てがコメディで出来ている -- 名無しさん (2018-09-29 13:05:31)
最終更新:2025年05月10日 15:02