デスブレード・ビートル

登録日:2015/04/16 Thu 21:37:19
更新日:2024/04/17 Wed 21:31:03
所要時間:約 4 分で読めます








やつは全てを食い荒らす。




概要

デスブレード・ビートルとは、デュエル・マスターズのクリーチャー。
DM-01 第1弾にて初収録。レアリティはスーパーレア。
DMX-19「スーパーレア100%パック」にも再録を果たしている。

登場当時は軽いW・ブレイカー持ちであることが魅力だったジャイアント・インセクト

スペック

デスブレード・ビートル SR 自然文明 (5)
クリーチャー:ジャイアント・インセクト 3000+
パワーアタッカー+4000
W・ブレイカー
初期ではありがちな準バニラ的スペック。

素のパワーは低いが、パワーアタッカーによって攻撃時はそこそこの高さになる。
そのため、素のパワーに反してW・ブレイカーも所持することに成功している。

登場当時こそは、見るべき点もあるクリーチャーだった。
DM-01時点においては『最も軽いW・ブレイカー』の位置に属していた。
攻撃時にパワーが7000になるという部分も、当時の環境から考えると馬鹿にはできない。

とは言え、そこそこの輝きがあったDM-01時点から弱点も結構目立っているクリーチャーでもあった。
素のパワーが低いため、何らかの形で攻撃してもすぐに殴り倒される。
火力呪文などにも弱く、除去自体はそこまで難しいものでもなかった。

そして、基本セットから少し時間の経った闘魂編にてこのカードの人生は終わりを迎える。

そう、みんな大好き《緑神龍グレガリゴン》の登場である。

このカードと同じスペックを持ちながら、素のパワーは向上しているという上位互換。
レアリティもコモンと大幅に引き下がっている。……スーパーレアレベルのスペックのはずが……
種族もドラゴンであり、イラストもデスブレードに負けないくらいの迫力。

誰でも手に入れやすいグレガリゴンの方が注目され、デスブレードは一気に使われなくなった。
そのグレガリゴンですら、今はインフレの環境についていけなくなったのである。
当然、グレガリゴンに劣るデスブレードに出番がある訳は無い。

ただ、イラストなどは非常に魅力的なため、現在は観賞用のカードとしての出番が殆どとなるだろう。

関連カード

緑神龍グレガリゴン C 自然文明 (5)
クリーチャー:アース・ドラゴン 4000+
パワーアタッカー+3000
W・ブレイカー
初心者の味方として長い間活躍していたドラゴン。

基本セットの次のシリーズの闘魂編においていきなり出されたデスブレードの上位互換。
基本的にこのカードに対してスペックでデスブレードが勝てる点が殆ど見当たらない。
差別化できてる点は種族くらいか?しかし、ジャイアント・インセクトは今でこそジャイアントの仲間としてそこそこな種族だが、当時はそんな裁定など存在しなかったので差別化に繋がってはいなかった。

デスブレードの立場を完全に奪ったグレガリゴンも、現在は引退状態に追い込まれている。

デスマッチ・ビートル R 自然文明 (2)
クリーチャー:ジャイアント・インセクト 13000
ガードマン
このクリーチャーは攻撃できない。
相手のターン中に、相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーとそのクリーチャーをバトルさせてもよい。
新章で登場したデスブレード・ビートルのセルフパロディカード。
しかし、圧倒的なパワーによる踏み倒しメタというパロディカードとしては終わらない相当強力な性能を持っている。
基本的に新章以降の過去カードのパロディカードは一発ネタで終わる程度の貧弱なカードが目立つ中で、環境クラスの性能を持っているこのカードはかなり異質な存在と化している。

森海縫合 デスブレード・オリオン UC 水文明 (7)
クリーチャー:ディスペクター/リヴァイアサン/ジャイアント・インセクト 7000
EXライフ(このクリーチャーを出す時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。このクリーチャーが離れる時、かわりにそのシールドを墓地に置く)
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする)
このクリーチャーが出た時、カードを2枚引く。

初のデスブレード・ビートルと設定上の関連性を持つ派生カード。《キング・オリオン》とディスペクターとして融合した。
ディスペクター特有のEXライフとcipによる2ドローを持つ。能力的にデスブレード・ビートルの面影があるのはパワーの数値とW・ブレイカーくらい。

性能は環境的には力不足だが、リヴァイアサンのカードの種類が多くないこともあって種族デッキになら入れるスペック。
地味に初の水単ジャイアント・インセクトであると同時に水のジャイアントでもあるため、この点を何かしらで活かせる可能性はある。

まさかの再録・設定



フィオナの森は、何度焼かれても蘇る、生命をはぐくむ森。
デスブレード・ビートルはそこでも特に力強い生命の象徴とされていた。


再録される訳もなく、忘れ去られていたデスブレード。

しかし、長い年月を経たDMX-19でまさかの再録を果たす。
宿敵グレガリゴンには再録回数こそ負けたが、新フレーム枠での再録はこちらが先だったというまさかの展開。
DMX-19はスーパーレアパックであり、当然ハズレア枠も用意されることは予想されていたが……
まさか、このカードにスポットが当たると想像できた人は少なかったはず。

再録された理由は……DM-01のスーパーレアだったからだろうか。

同じく《混沌の獅子デスライガー》などの同弾のスーパーレアも再録されているし。
いや、もしかしたら近い将来ジャイアント・インセクトがプッシュされるという予告的役割の可能性が……無いか。
よく考えると、このチャンスに再録を果たせなかった同じ弾のスーパーレアのグレート・ホーンは涙目かもしれない。

フレーバーテキストも新規の物に。

デスブレードは何度も焼かれても蘇るフィオナの森の生命の象徴だったらしい。
どんな時代になっても、デスブレードは森と共に生き延びていたんだろう。初期からのデュエリストには感慨深い文章である。

ただ、全て食い荒らす設定のデスブレードって森からしたら害悪的な存在じゃないのか。
アニメの設定紹介でも『凶悪な性格』とかって言われちゃっているし。

というか、本来フィオナの森の象徴であるべき存在は《護りの角フィオナ》ではないだろうか。
ちなみに、フィオナはスーパーレアではあるがDMX-19での再録はされていない。

デュエル・マスターズ プレイス

デスブレード・ビートル 自然文明 (5)
クリーチャー:ギガント・インセクト 3000+
パワーアタッカー+4000
W・ブレイカー
プレイスにも参戦。プレイヤーに最初から渡されるBASICデッキへの収録となっている。
そのためにスーパーレアではなくなっており、実質的にレアリティ降格の処置を受けた。
スペック的には変更点はないが、種族がギガント・インセクトに改められている。

プレイスを始めた直後に自然文明を使うならばお世話になることもあるが、やはりカード資産が増えると使わなくなるというポジションである。
後にDMPP-02でもグレガリゴンがプレイスに登場したことにより、こちらでも実質下位互換の立場へと追い込まれている。
と言っても、本家とは違ってこちらではスーパーレアではなく誰でも入手可能なカードなので、グレガリゴンと比較して多少ではあるが差別化は出来ている。

Ver.3.0.0以降

種族がTCG版と同様のジャイアント・インセクトへと変更された。



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最終更新:2024年04月17日 21:31