登録日:2011/01/17(月) 23:55:04
更新日:2025/06/25 Wed 14:12:58
所要時間:約 6 分で読めます
【概要】
皆守甲太郎とは、
九龍妖魔學園紀に登場する人物である。
学ランのボタンを全て外しており、その下にはYシャツではなく私服のTシャツを着ている。
私立天香學園高等學校に転校してきた《転校生》の主人公とクラスメイトになり、教師をも超える権力で學園を支配する《生徒会》について忠告する。
が、學園の地下に存在する《遺跡》と《秘宝》を求めてやって来た《宝探し屋》の主人公は忠告に耳を貸す気などさらさらなく、
同じくクラスメイトで面倒見の良い
八千穂明日香と共に半ばなし崩し的に主人公とつるむことに。
他にも學園生活の助言をくれたりもするが、時折意味深な発言も。
所謂親友ポジだが今井秋芳氏の作風に漏れず、彼との個別エンディングを見るためには他のヒロインのフラグを折らざるを得ないことから『裏ヒロイン』の異名を持つ。
私立天香學園高等學校3年C組
生年月日:1986年4月12日
性別:男
本籍:
東京都
身長:175cm
体重:61kg
視力:2.0
血液型:B
星座:おひつじ座
部活動:
帰宅部
得意な学科:生物
好きな色:紫色
好物:カレー
特記事項:ドライです
【性格】
無気力で協調性を欠く、遅刻、サボり常習犯。
アロマとカレー以外には関心を示さず、ドライな性格から交際範囲が狭い。
とくに奇行は見られないため静かな問題児といったところ。
同級生の八千穂からは「不健康優良児」と称され、本当はいい所もある、と言われている。
アンニュイな雰囲気と
イケメン具合から、さり気なく女生徒に人気があるとか。
重度のカレー好き。自分でスパイスを調合して作っているらしい。
でもレトルトのカレーを渡すと嫌がらせと言うので止めてあげよう。
子供の頃に見た映画の影響で異星人が苦手……というか怖い。
「異星人なんかいる訳無いだろ」とドライに言い放つのは恐怖の裏返しで、実際異星人騒動に巻き込まれた際には激しく混乱していた。
「やっぱり、この宇宙に異星人はいたんだ…」
「今、俺たちは地球人の歴史的瞬間に立ち会っているんだッ!!」
【バディ能力】
洞察が+15敏捷+20でAPを20も増加してくれる。
生物が+5で虫人獣人に対して有利になるだろう。
音楽が-5だが音属性の攻撃をしてくる敵が少ないから問題ない。
【アロマを吸う】
『アロマがうまいぜ……』
他のバディのスキルとは異なり、パッシブスキルの【うとうとする】の発動率を上昇させるという特殊なもの。
使用後1ターンで効果が切れるが、レベルが上がれば使用回数も増えるから問題ない。
【うとうとする】
『ああ……眠い……』
一定確率で発動し、前面からの攻撃を全て回避できるスキル。
……さすが甲太郎頼もしいバディだ。
レベルアップで確率が上がる。
ボス戦で回避してくれると頼もしさ倍増である。慣れてくるとそもそも攻撃を受けない位置取りをするとか言わない。
【作中の活躍】
甲太郎初登場。最初のうちはそのドライな性格で主人公とあまり関わらないような感じ。
甲太郎と初めて遺跡に突入。八千穂と共に固定バディ。
なんだかんだで順応している。
甲太郎と2人で学内レストラン、マミーズへ行く。
もちろんカレーを頼みますよね?
もちろん甲太郎を守りますよね?
固定バディ。
甲太郎のパシリで
カレーパンを買うことに。
お礼として
カレー鍋が貰える……何でそんなもん持ち歩いてんだ。
尚この話では甲太郎のリアクションが一々面白いことになっているので必見。
初ジャージ姿が御披露目。寒がりなのでチャックは首までしっかりしめるよ。
主人公と頭をぶつけて入れ替わった七瀬で行動する話。
自分の胸を揉み出す七瀬(主人公)に動揺する甲太郎。
選択肢次第で甲太郎と相合い傘が出来る。
一緒に銃撃から
逃げる。
甲太郎含めた男子連中と風呂に入れる(CG付き)。
初めて【恋】の表情が見れるよ!
生徒会の手によって全生徒の記憶から消された一人の少女。
だが甲太郎は彼女の存在を忘れることが出来ないと言う。
甲太郎の謎が深まる話。
選択肢で甲太郎に後ろから抱きつけます。
甲太郎の声がしたので振り向いたら茂美だった。
ジッポで弾丸を受け止める甲太郎マジナイスガイ。
固定バディ。
「なん…だと…?」
学校を離れることになる主人公と話す甲太郎。
その後の流れはまさに青春小説か。
主人公が皆守を殴るかどうかの選択肢があるが、黄龍モードの主人公に殴られたら普通は死ぬんじゃ……。
+
|
最終話ネタバレ注意 |
その正体は、學園の地下に眠る《遺跡》を守る《墓守》たちである《生徒会》の副会長……つまり彼は敵のNo.2だった。
この事を知っているのは 生徒会長と書記と会計の三人のみ。
ちなみに副会長補佐役のポジションにいる人は誰の補佐役なのか分かっていないということになる。 まぁ彼は小物だからいいけど。
最終話にて《遺跡》の隠された玄室に突入した直後、主人公に正体を明かす。
一方でここまで行動を共にした主人公のことは紛れもなく友だと思っており、結果的に裏切る形となってしまったことには罪悪感を覚えつつ、《生徒会》の掟に従い敵対する。
入学したての頃は現在の無気力少年ではなく、もっと尖った問題児だった。
周囲と揉め事の絶えない皆守を心配したラベンダーの香りのする女教師(通称ラベンダー先生)に心を開きかけるが、墓の秘密を知られてしまう。
《生徒会》副会長として処罰を与えようとするが、皆守の手を汚すまいとラベンダー先生は皆守が見ている前で自害。
大切な人の死は彼に大きな トラウマを与え、《生徒会》を避け現在の皆守を作る要因となった。
阿門曰く「《墓守》になるべく《遺跡》に招かれた」という皆守は、力を与えられながらも《墓守》を墓に縛る為の《宝》を要求されていなかった。
が、事件後に《宝》としてラベンダー先生の写真を阿門に差し出す。
それに纏わる想いを忘れようとしたが、ラベンダーの香りは彼の精神安定剤であり、トラウマは断ち切れていなかった。
しかし主人公との出会いや交流によって少しずつ前に進んでいる模様。
人外レベルのAP動体視力と運動神経が彼の持つ《力》。
敵の中で最高のAPを誇り、あっという間に間合いを詰めて攻撃してくる。
幸い攻撃範囲はそれほどでもないため、広大なマップの対角線上を移動するように退避、位置取りしつつ攻撃するのが攻略の秘訣。
正面や側面から攻撃すると残像を伴うほどの速度で回避行動を取り、ダメージを軽減する。なるべく背面から攻撃しよう。
弱点は腰椎。普段寝てばかりいるから腰痛持ちらしい。
なお、彼の《宝》である『色褪せた写真』は12話の巨大ボス戦勝利時に手に入るため、《秘宝》の力で世界を牛耳ろうとする武装組織《秘宝の夜明け》の介入がなければそこで戦うことを《遺跡》から想定されていた節がある。
しかし12話の玄室は最終話のそれとは比べ物にならないくらい狭いマップであり、仮にそこで戦った場合、皆守のAP相手ではたとえマップの端から端まで逃げても余裕で捕捉されてボコボコにされるのは想像に難くない。
ありがとう《秘宝の夜明け》。それはそれとして殴るけど。
そして彼に勝利した後、スキルが変更される。
『俺の《墓守》の力を見せてやる』
【上段蹴り】
『俺の動きが見切れるか?』
強烈なハイキックを叩き込む。鴉室洋介に決めたあの蹴りもおそらくコレ。
ただの蹴りと侮る無かれ、その威力は真里野の原子刀並みの威力である。
副会長恐るべし……。
【見切り】
『いよっと!』
【うとうとする】の強化版。
以前の【アロマを吸う】+【うとうとする】以上の発動率を誇る。
最初から本気出せやコラ。
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【余談】
名字の由来は
長野県の「皆神山」から、「守る」の字なのは「皆を守る」の意味がこめられている。
ザ・プレイステーションに掲載された小説『黄昏は永遠に輝く』にて八千穂と
ラーメン好き木刀男と菩薩な目の女性と四人で花園神社の怪異に挑んだ。
DVDプレーヤーゲーム「皆神山の謎を追え」にて、ラーメン屋でカレーを注文したのにチャーハンが出てきた事に怒る。
ここラーメン屋だって!
更には異星人に対する過剰反応も見れる。
ジュヴナイル伝奇『東京鬼祓師』のクエストに登場するカレー仙人の正体。
まさか仙人になってるとは……ちなみに依頼内容によれば、《宝探し屋》とは今でも交流がある模様。
特別依頼を達成すると最強のカレー鍋をくれる。
いやだからなんで持ち歩いてるんだお前。
- 体育の時間のやたらいい運動神経とか伏線はあったんだよね -- 名無しさん (2013-10-09 04:03:55)
- 試したことないけど友好より愛情あげると主人公以外の人物関係図が全方位攻撃的ヤンギレになるらしい -- 名無しさん (2013-11-23 22:08:59)
- 黄龍モードの「遠くはるかに」で、ひーちゃんに殴られた皆守、よく無事だったな。下手すりゃ死ぬぞ? -- 名無しさん (2013-11-24 00:21:44)
- もう俺には甲太郎がヒロインにしか見えない。まじ愛してる -- 名無しさん (2014-02-17 03:11:09)
- クリスマスの難易度の高さはなんですかアンタ -- 名無しさん (2014-02-17 03:26:51)
- 初っ端から全方位に≪愛≫連打してたら3話か4話での相関図が、ルイ先生に「白衣が嫌」取手に「そろそろ帰れ」ってなってて吹いた。 -- 名無しさん (2015-02-28 23:29:37)
- 最終回の皆守強かったなぁ・・・ -- 名無しさん (2016-01-07 12:02:08)
- 電撃PlayStationで『裏ヒロイン』って言われてたな -- 名無しさん (2024-09-01 20:30:52)
最終更新:2025年06月25日 14:12