ヒーラー(千年戦争アイギス)

登録日:2015/11/19 Thu 23:59:45
更新日:2024/01/25 Thu 18:14:00
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ヒーラーとは、千年戦争アイギスにおけるユニットのクラス(職業)のひとつ。

  • ヒーラー→(CC)→プリースト→(第一覚醒)→セイント→(第二覚醒)→ハイエロファント or オラクル

◆クラスの特徴
アイギスにおける回復職の代表。遠距離職の中でも回復のみに特化した職業である。
一部を除き味方を回復することしか出来ないが、その回復能力は非常に高く、彼ら彼女らの強さがMAP攻略の鍵になるだろう。
遠距離職の常ではあるが、防御力はもちろんHPも高くはないため非常に脆い。
味方を回復すためにいるヒーラーが自分ばかり回復していては意味がないので、配置場所には注意しよう。
ヘビーアーマーなど、防御力が高いユニットを近場において、護衛をさせるのもひとつの手段。

プリーストになると回復範囲が一気に広がる。範囲が広いほど配置場所の選択肢が増えるため、出来るだけ早くCCしたい。

覚醒後はセイントとなり、HP回復効果にくわえ、状態異常回復速度アップの効果を与える。
昨今は状態異常を与える敵も増えてきたため、状態異常無効を持たないユニットには非常にありがたい効果だろう。
ちなみにこの状態異常回復速度アップは自身には効果が無いので注意しておきたい。

第二覚醒ではハイエロファントとオラクルに分岐。
ハイエロは自身の状態異常を無効化し、各種ステータスが一回り強化。単純に回復力強化がありがたい。
オラクルは自身への攻撃を50%の確率で無効化し、射程+30。射程増は刺さるマップでは非常に便利。50%無効は範囲攻撃や不意の遠隔攻撃に強くなる点がメリット。

なお、ヒーラーにはレアリティシルバー以上のユニットしかいない。



◆ユニットたち

●シルバー
  • 癒し手アリサ
最初から王子軍にいるヒーラー。弓兵ソーマと同様はじめから好感度が高いため育てやすい。
小説版でもソーマちゃんと競い合うように愛人に立候補したため名実ともに王子スキー。
カルト的な人気を誇るソーマちゃんと比べるとあまり話題に上がらないが、初期組の一人として王子からも結構人気がある。
性能はまっとうなヒーラーで使いやすいが、他のシルバーヒーラーに比べて少し手に入りにくい。
スキルは『回復力強化Ⅰ』。名前のとおり回復力を強化する。アリサだけではなくシルバーヒーラーは全員このスキル。
後に実装されたLv55追加アビリティは『射程アップⅠ』で、マップと射程が噛み合えば上位レアリティと比べても差別化し得るようになった。


  • 癒し手ドルカ
通称おっぱいママ。その圧巻のバディとネタ母性溢れるセリフに大抵の王子は度肝を抜かれる事になる。「ママって呼んでもいいのよ?」
実際、お子さんがいる。夫の所在は不明。夫爆発しろ。すでにしてるかも知れないが
アリサ同様、キャラに反してクセがなく使いやすい。性能もほとんど変わらないが、アリサに比べて入手機会が多く下限にしやすい。
サブヒーラーとして下限ドルカを確保してる王子も多いとか。
Lv55追加アビリティは『回復力アップⅠ』で、これによってシルバー最大の回復力を獲得。


  • 神官クリストファー
二人しかいない男ヒーラーの一人。その外見と名前から誰が呼んだかクリ●ト
クリストファー自身は普通のヒーラーであるため、即死魔法は使えない。残念。ただし「リッチからドロップする」という意味深な扱いを受けたことがある。
性能は他シルバーヒーラーとほぼ横ばいではあるが、男であるため信頼度補正が低い。
そのため、クリストファーをメインで使用する王子は少ない。
しかし、男限定MAPでは数少ない出撃可能なヒーラーであるため輝きを増す。ロベルト実装されてからは影薄いけど。
Lv55追加アビリティは『癒しの小奇跡』。元々覚醒アビリティとして知られるものなので説明は後述。



●ゴールド
  • 癒し手イーリス
プラチナヒーラーカミラの妹。銀ヒーラーを単純強化した性能でやはり使いやすい。ランク10到達の報酬としてゲーム開始後すぐに貰えるため、初心者のお供として長らく支えてくれる。
覚醒前ではわかりにくいが、なかなか素晴らしいモノをもっているロリ巨乳キャラ。姉が姉だからね。仕方ないね
覚醒前は露出が少なく清純派なイメージだが覚醒すると胸元が大きく開きエロくなる。彼女に何があったのだろうか・・・
第二覚醒はハイエロファント。スカートがとんでもないことになっており、もうエロい以外の言葉が出ない。本当に何があったのだろうか・・・

覚醒アビリティは配置時に味方全員のHPを500回復する『癒しの小奇跡』。
全員がダメージを受けているような状況で出したいが、ヒーラー自体が非常に有用な職なので他に出せるヒーラーがいないなら気にせず出してしまおう。

スキル覚醒は『優妹の祈り』。一定時間回復力強化の上、スキル発動時に一度だけ味方全体にヒールをかける。
回復力強化補正がスキル発動の度に下がるが、最低でも1.5倍までなのでほぼデメリットはないと言っていいだろう。
名前の通り非常に優秀なスキルである。


  • 狂聖女フェドラ
世にも珍しいサディスティックヒーラー。聖女というより女王様といった方がしっくりくるお方。
同レアリティのイーリスに比べると若干性能が高いが、スキルが射程強化であるため、瞬間的な回復力ではイーリスに劣る。
しかし、射程がアップするスキルを持つヒーラー自体が少ないため、一人確保していれば様々な場面で活躍できるだろう。
元からエロかったが覚醒するとさらにエロくなる。というか覚醒した女ヒーラーは大抵エロい。ほんと彼女達に何があったんだ。
第二覚醒はオラクル。スキルの特徴を伸ばす方向だろうか。

覚醒アビリティは配置コストが1下がる『出撃コスト減少』。どんな状況でも役に立って腐らない良アビリティ。

スキル覚醒は『ダブルヒール』。射程を上げつつ二人まで回復可能になる。
射程強化の補正も上がるため、デメリットはスキル発動までの時間とリロード時間が若干長くなるくらい。
それも合わせて8秒程度なので、スキル覚醒に悩む必要はないだろう。


  • 癒しの獅子ロベルト
そのキャラクター像を一言で言うと「番長」。
どこからどう見てもソルジャーかバンデットにしか見えないが一応ヒーラーである。
特に覚醒後はどこかの殺意の波動に目覚めてしまった人にしか見えないがあくまでヒーラーである。
本人も自身のいかつい外見を気にしているらしく、指摘するとちょっと怒る。
ちなみに元々ヒーラーになる前は兵士として前線で戦っていたそうな。

コストがシルバーヒーラーと同じで、性能もシルバー相当とかなり控えめ。
信頼度ボーナスもHPと、ヒーラーとしてはかなり異質な成長をする。
第二覚醒はオラクル。まあどう見ても教皇ってガラじゃないし…

覚醒前から酒系アイテムのドロップ率を上げる『トレジャーハント【酒】』を持っている。
覚醒前で2%、覚醒後は強化され4%になる。

スキル覚醒は『憤怒の一撃』。遠距離の物理攻撃+足止め効果。
どう見ても攻撃職だからね。仕方無いね。


  • 聖夜の癒し手アリサ
2016年12月に実装されたクリスマス仕様なアリサ。
聖職者っぽく大人しかった通常版からミニスカサンタに大変貌した。

残念ながら実装から1週間だけプレミアム召喚で入手できたため現在は入手不可。
実装当初からプレミアム召喚への復刻は予告されていたが、2017年5月に実現した。
おそらく今後定期的にピックアップされるポジションに落ち着くだろう。

性能はイーリスとほぼ同等で、ゴールドレアリティとしては平均的な所に落ち着いた。
特筆すべきはそのスキルで射程が最大1.5倍になり範囲内の味方を1回だけ同時回復する『フラッシュヒール』。
いわゆるボム型と呼ばれるスキルで、なんと10秒に1回自動で発動する。
回復力の上昇がないため、ひとりひとりに対しての回復量は控えめだが、大人数を巻き込めれば一気に化ける。
メインヒーラーとしては物足りない部分もあるが、サブヒーラーとしては一級の性能を持っているといえるだろう。
もし運よくゲットできたら是非育ててみて欲しい。割と本気で戻れなくなる可能性が大。

覚醒アビリティは『高速詠唱』。回復開始までの時間が短縮され期待できる回復量が増える。
他のヒーラーとのタイミングずらしもでき、スキルによる回復量の上昇が期待できないサンタアリサにとっては嬉しいアビリティ。
第2覚醒はハイエロファント。回復力が大幅に上がり、スキルの有用性も高くなる。

スキル覚醒は『フルフラッシュヒール』。
これはスキル覚醒前のフラッシュヒールを範囲ではなく全体回復にしたもの。
発動こそ15秒に1回となり回転率はおちたが、範囲を気にしないで済むため利便性が大幅にアップ。
回復力をあまり要求されない極級以下のミッションや、遠距離ユニットの配置枠が制限されるMAP、大討伐での放置用などサブヒーラーとして活躍できる場は非常に多い。
スキル覚醒するかはお好みだが、どちらで運用するにしても育成リソースをつぎ込む価値はある優良ユニットである。


  • 新春の癒し手イーリス
癒し手イーリスの新春バージョン。
年末年始恒例のゴールドラッシュイベントで、2018年1月1日に解放された「王子軍の凧揚げ」のコンプリート報酬として実装された。
東の国の振袖を着ており、新年の干支である犬のお守りを付けている。

スキル『福寿の杖』は射程増加と回復後の待ち時間短縮。短縮効果はそれほど大きくないため、どちらかと言えば射程増加がメインとなるだろう。
スキル覚醒『除災招福の祈り』になると攻撃力・射程増加と全ユニットの最大HP増加。効果は高いが再使用までの時間が結構延びるので注意しておきたい。
第二覚醒は元とは異なりオラクルになる。これによりさらに射程が伸びることに。

覚醒アビリティ『干支のお守り』は配置中ヒーラー系の魔法耐性+5。どちらかと言えばおまけに近いか。


  • 治癒術士シンディ
2020年11月にチュートリアル後加入ユニットとして追加された金ヒーラー。
単純なスペック自体は上位レアは元より他の金ヒーラーと比べて特別高い訳ではないが、開始直後の初心者にとっては頼れるユニット。

スキル『共に祈りを』は最大60秒間、全味方に毎秒HP90のリジェネを付与する。
瞬発力は低いがマップ上の全ユニットを回復できるため、砂漠や猛毒マップのような広範囲をカバーする必要がある時、未だ風水師が無い場合は頼もしい回復力となる。

覚醒アビリティ『射程アップI』は射程が+15され275に延びる。
シンプルながら回復範囲が重要なヒーラーにとって嬉しいスキルである。

覚醒スキル『砕けぬ意思を』は80秒間、毎秒90リジェネに加えて射程内の味方ユニットの防御力を1.5倍にする。
単純な通常スキルの強化版であるため、CTが60秒という長さになっている事にさえ気を付ければこちらを主体にして良いだろう。

第二覚醒はオラクル。
射程が30伸びて305に、好感度ボーナスも含めると319という広範囲を射程に収める。
範囲内の味方を強化する覚醒スキルとは好相性である。


  • ちびイリス

  • ちびイーリス

  • ちびリアナ

  • ちびドゥマルデ


●プラチナ
  • 癒し手カミラ
ゴールドヒーラーイーリスの姉。コスト以外のありとあらゆる面で妹を凌駕する賢姉。姉より優秀な妹なぞいねぇ!
エロいエロいと言われ続けたが、最近もっとエロいヒーラーが出てきた。
使い勝手はイーリスと全く一緒なので、回復力が足りているならイーリス、足りないならカミラなど使い分けても良いだろう。単体回復しかできない分回復力は非常に高く、何気に黒ユニよりも上。
やたら胸を強調したセリフが出てくるのは、王子がその豊満な胸をガン見しているからか。
第二覚醒ではハイエロファントになり、更に回復力を増加。ついでに布地の張りで胸の強調っぷりも増強される。

覚醒アビリティは配置時に味方全員のHPを700回復する『癒しの奇跡』。使い方はイーリスと同じなので割愛。

スキル覚醒は『賢姉の祈り』。イーリスとほぼ同様のスキルだが、こちらはスキル発動のたびに回復力補正が上昇し、三段階目では射程まで伸びる。
超短期戦では回復力強化Ⅲの方が使い勝手はよいが、覚醒スキルも発動2回目で元の回復力を上回る。大討伐のような長期戦では非常に優秀。


  • 慈愛の祈りサーリア
カミラとはうって変わってひんぬーヒーラー。海外版ではロリ規制に引っ掛かったようで削除されてしまった。
スキル『クイックヒール』は回復速度を約二倍に加速する。単純に回復力が倍になる上、多方面を一人でカバーできたりと非常に強力。純回復力ではカミラには劣るが、こちらも黒の二人を上回る。
覚醒アビリティは『射程アップⅠ』で、他のヒーラーでは届かない味方をキャッチできることもしばしば。
第二覚醒はオラクルで更に射程を強化。アビリティと合わせて285にもなり、通常のセイントの260とは目に見えてカバー範囲が変わる。

スキル覚醒は『クイックエリアヒール』。覚醒前より速度がやや遅くなる代わりに範囲内の味方全てを同時回復する。
単体回復力は落ちるものの、回復総量で言えば大幅に上がる状況も多く、射程アップとも噛み合っている。エリアヒール系のユニットでは最強の回復力を誇り、多数のユニットに負担が掛かる集団戦では圧倒的な活躍を見せてくれる。


  • 妖精女王シーディス
エルフの女王様(フェドラ様的な意味ではなく)。立場が立場なためか露出は控えめ。
入手方法が魔水晶の交換であり、無課金でも手に入る強ヒーラーとして親しまれている。

エルフ特性でHPが低い代わりに回復力に優れ、非スキル中の素回復力では同レアリティ内で頭一つ抜けている。
第二覚醒してハイエロファントになるとそこから更に強化。レベル上限アップの恩恵もあり、ハイエロのリアナと同等の回復力になる。
ただしHPは本当に低いのでちょっとした遠距離攻撃に狙われるだけで死ぬこと多々。覚醒アビリティの魔法耐性も雀の涙で空気気味。

スキル『星の杖』は、長時間に渡って射程と回復力を強化。発動してしまえば素直な性能だが、初動も再動も遅いため使い所を間違えると悲惨。
スキル覚醒して『恒星の杖』になると、スキル時間と倍率が更にアップ。初動再動は更に悪化するが、2分というスキル時間は大討伐でもなければマップ終了まで持たせるのに十分だろう。


  • 背反の癒し手ユーノ
イベント『暗黒騎士団と狙われた癒し手』の報酬。あまりにもエロすぎるヒーラー。
エロいエロいといわれ続けたカミラをいとも容易くぶっちぎっていったドエロヒーラーである。けしからんもっとやれ。
性能はレアリティプラチナ相当のヒーラーなのだが、スキルが魔法攻撃(その間回復は止まる)という非常に特殊なユニット。
そのため、単純な回復能力だけ見れば同レアリティのヒーラーはもちろんゴールドヒーラーにも劣りかねない。
しかし、スキルを使用するタイミングさえ間違えなければ回復待機中の無駄を大幅に減らすことが可能。ぶっちゃけヒーラーよりもシャーマンに近い使い勝手である。
第二覚醒はオラクル。ロベルトといいこいつといい、攻撃型ヒーラーはオラクルということなのだろうか。

覚醒アビリティは出撃メンバーにいるだけで全ヒーラーの攻撃力を7%アップさせる『ヒーラーの攻撃力アップ』。
ヒーラーは複数編成する事が多いため、思った以上に効果を実感できる。
全体的には使いづらいユーノの最大の存在意義となってくるアビリティである。

スキル覚醒は攻撃と回復をスイッチさせる『ダークネスソウル』&『ブライトネスソウル』。
攻撃と回復を完全に切り替える事ができるが、ディレイタイムはきちんとあるため、使用するタイミングは見極めよう。
扱いは難しいが覚醒前にはできない回復力をブーストできる手段を獲得することになるのでその点は嬉しい。


  • 帝国治癒士エリアス
イベント『帝国の治癒士』の報酬。白の帝国所属で、リーゼロッテらと同じく個人的な立場で王子軍に協力することになる。
スキル『インペリアルヒール』は回復力を強化する代わりに射程が2割ダウン。スキル覚醒『インペリアルヒールΩ』になると更に回復力が上がる代わりに、スキル終了時に自身のHPが半減する。
射程減のデメリットがあるためスキル時の回復力倍率が最大で2.5倍(S覚醒すると2.7倍)と非常に高く、単体回復力では春着イリスの登場までは同職トップだったこともある程。その分素の回復力は低めで、プラチナヒーラーでは最下位である。
第二覚醒はハイエロファントで、カミラと同じく長所を伸ばす方向性。
覚醒アビリティは帝国ユニットのHPと魔法耐性を増強する『帝国治癒士の務め』。


  • 聖祭の癒し手カミラ
2018年のクリスマスイベント『星に祈りし聖夜の癒し手』で登場したクリスマス仕様のカミラ。
他のサンタコスユニット同様ミニスカでエロい。覚醒イラストなんか下着?レオタード?が見えちゃってるし。

スキルは回復力と射程を同時に強化する「ジングルヒール」。回復力の伸びは最大でも1.2倍と控えめだが、その分射程強化は最大1.8倍とかなり高い。
スキル覚醒「星夜の祈り」は回復力が減少する代わりに射程が2.2倍まで延び、範囲内全員を回復する。段階型のスキルで、使用するたび回復力の減衰が0.4倍→0.6倍→0.8倍と小さくなっていく。
アビリティは吹雪の悪影響を無効化する「寒冷適応」。覚醒すると「スノーブレス」に変化し、魔耐+10の効果が追加される。
第二覚醒は射程の伸びるオラクルで。射程特化という長所がさらに伸びる。あとイラストでは唐突にトナカイに乗り出す。


  • 夏風の治癒士エリアス
2020年7月に登場した水着のエリアス。イベントユニットだった通常バージョンから限定ガチャユニットへ昇格した。
海辺ではライフガードのような扱いらしく、水着は帝国から支給された競泳水着風の救助員用。
プライベート用の水着は覚醒後に拝むことができる。

スキル「ベイウォッチ」は回復力と射程の同時強化。射程に比重を置いたサンタカミラの「ジングルヒール」と異なり、回復力1.6倍、射程1.5倍と両方がバランスよく強化される。
スキル覚醒「帝国式海難救助術」になると回復力・射程の強化倍率が若干下がる代わりに永続化する。
アビリティは40%で2体同時に回復を行い、帝国orサマーユニットへ回復力が1.2倍になる「帝国治癒士の夏休み」。
どちらの属性も数が多く優秀なユニットが揃っているため、専用パーティを組む際は重宝する。
第二覚醒は通常版と異なりオラクル。サンタカミラ同様スキルで射程が伸びるため相性が良い。

  • 癒しの涼波イーリス
2021年7月のイベントで実装されたイーリスのサマー版。イベントヒストリー実装後現在は恒常入手可能。
イーリスのプラチナ昇格版であり、イベント産とはいえプラチナヒーラーとして不足無い能力を持つ。

スキル『大いなる海の祈り』は25秒間攻撃力を最大1.4倍、更に隠密化する。
打たれ強い訳ではなく、生存性が重要なヒーラーとして隠密化は優秀な能力である。
とはいえそもそもヒーラーは被弾しやすい場所に置くべきでないので、これはどちらかと言えば保険の意味合いが強いと言える。
大討伐など、どうしても定期的に飛んでくる遠距離攻撃に対応する必要がある時は頼りになるだろう。

覚醒アビリティ『癒し手の心得・涼波』は、編成しているだけでサマー属性ユニットのHP+5%、魔法耐性+5。
効果は微々たるものだが、覚醒後サマーラピスと組み合わせれば脅威の魔法耐性60の避雷針を作れるなど、編成によっては馬鹿にならない。

覚醒スキル『盛夏の御慈悲』は30秒間攻撃力1.2倍、射程1.4倍、2体同時回復を行い、更にサマー属性に対するヒールボムを行う。
隠密は失われるがヒーラーとしての純粋な使い勝手やサマー編成特化編成での対応力は大きく向上する派生となる。

第二覚醒はハイエロファント。
性能の純粋強化と自身の状態異常無効化は安定感をよく高めてくれる。


●ブラック
  • 聖女イリス
最初期からいるロリ聖女。こちらも海外版では除外され、代わりにリアナがガチャ入りしている。
第一回人気投票22位。

好感度ボーナスの硬直軽減によるクラス最高の素回復力に加えて、スキル『プロテクション(Ⅱ)』中は範囲内の味方の防御力を最大2倍にする。
防御倍率はそこそこ強力な防御スキル並みにあり効果時間も長い。また効果対象も防御スキルを持っていた場合、重ね掛けしても良いしスキルリレーしても良く、物理敵相手ならそうそう倒れることはなくなる。別名イリスフィールド、あるいは聖女フィールド。
また、覚醒アビリティで全員の防御力を強化できるため、バフ要員としても優秀。後にバランス調整で『聖光の加護』に変更され、自身のスキル再動時間の短縮効果が追加された。

スキル覚醒『聖女の結界』では効果時間と防御倍率の強化に加え自身の回復力まで強化するが、再動時間が非常に長くなるので使いどころが重要になる。
魔神降臨の高レベルでは雑魚敵ですら圧倒的な攻撃力で迫ってくるため、高レベルの魔神級ではほぼ必須扱いされている。もちろん魔神以外の通常マップでもとんでもなく強力なのは言うまでもない。

第二覚醒ではハイエロファントになるとフィールド下での殴り合いに更に強くなり、オラクルではフィールドそのものを拡大できる。
またイラストも変化し、ハイエロでは聖職者っぽさを強調し、オラクルでは神秘的な方向へとがらっと路線を変える。どっちもヘソ出し&スリット入りまくりなあたりは実にアイギス的である。


  • 至宝の使い手リアナ
イベント『癒しの至宝』の報酬。初のイベント報酬ヒーラーであり、二人目のブラックヒーラー。
イベントユニットだが性能は同レアリティのイリスとほぼ同等。コストも下げやすく非常に使いやすい。
彼女の特徴はなんと言ってもそのスキルで、射程を延ばしつつ範囲内の味方の状態異常を回復する『癒しの至宝』。
セイントの状態異常回復効果は回復スピードを速めるだけだが、このスキルは一瞬で回復する。
剣豪モミジなどのスキル使用による状態異常も一瞬で回復する非常に強力かつレアなスキル。なにしろリアナしか使えない。
クラスの特徴でも記述したが、状態異常を与える敵が増えてきているため、そういう敵が出るMAPでは是非出撃させたい。
ただしその分、回復力強化ができず射程強化として見ても弱めなので、純粋なヒーラー性能は控え目になっているのはユーノ同様。
こちらも第二覚醒は分岐し、ハイエロファントなら弱点の回復力を大幅に補強でき、オラクルでは射程ヒーラーとしての特徴をを伸ばせる。

覚醒アビリティは配置時に味方全員のHPを900回復する『癒しの大奇跡』。使い方は(ry

スキル覚醒は『真癒しの至宝』。癒しの至宝の効果に加え味方全員のHPを徐々に回復させる。
状態異常回復効果は「範囲内」、HP回復効果は「味方全員」である点に注意。HP回復効果は15秒で1200。
擬似的な回復力強化と言えるので欠点が補われる。
これだけ強力な効果なのに、デメリットは初動が+3秒、再動が+10秒増えるだけという破格のスキル。
前述の通り状態異常回復がオンリーワンの効果なのでそれに制約がかかるのはちょっと気になるところではあるが、できればスキル覚醒させたい。


  • 春着の聖女イリス

ついに登場した、初となるブラックの別バージョン。2018年の年始に実施されたお正月プレミアム召喚で入手できる。
東の国の人々に新春にまつわるものを色々と教わったらしく、立ち絵ではピンクのミニスカ振袖を着たうえでおみくじ・門松・コマ・だるまなどが映っている。さらに覚醒するとかるた遊びを始めるほか、イベント等では凧揚げや羽根つきで遊んでいたりも。

好感度ボーナスが硬直軽減から射程増加になっており、素の射程はヒーラー最長。
スキル『オーバーヒール』は攻撃力を大幅に上げる代わりに回復後の待ち時間が倍加する。ただし待ち時間以外はそのままなので、回復間隔がそのまま倍加するわけではない。
覚醒スキル『聖女の攻めがるた』は攻撃力が0.7倍になる代わりに回復速度と待ち時間の短縮。回復速度上昇が3倍程度と非常に高いため実際の総回復量は2倍近くに上昇している。攻撃速度の高い敵や多人数がダメージを受ける状況にも強い。
オーバーヒールのままにしておくメリットは薄いため、スキルは覚醒一択と言っていいだろう。

アビリティ『ラッキーヒール』は50%の確率で回復時の攻撃力が1.3倍になる。
覚醒すると『王国いろはがるた 』に変化し、ランダムで「味方3体同時回復」「攻撃力1.5倍」「味方へのダメージ無効化」が発動するようになる。前の2つは回復行動毎の確率発動であるため、やはり行動回数が増える覚醒スキルとの相性が非常に良い。

第二覚醒は、ハイエロファントで回復力に磨きをかけるか、オラクルで射程に磨きをかけるか、どちらを選んでも長所は伸ばしていける。

味方の防御上昇が無い代わりに回復力はトップクラスで、広く回復したい場面にも対応しやすい。
やはりブラック相応の強力なヒーラーと言っていいだろう。


  • 帝国治癒士長アウローラ
白の帝国所属の黒ヒーラー。若年ながら肩書の通り帝国のヒーラー達のトップで、エリアスの上司。寝室イベを見る限り隠れ巨乳。
王子をたじろがせる程の迫力を持つクール系少女で、王子には部下に手を出さないよう釘を刺してくる。もう手遅れだと思う…
ちなみに彼女の寝室イベ2では「白の帝国の女性に手を出した事がバレれば、流石の皇帝も黙っていないし、その女性も許されない」とわざわざ事後に割と重要な事が語られるが、アウローラの場合彼女から迫ってきており……。

好感度ボーナスが射程に入っており、CC時点で295、二覚でオラクルになると305にもなる。
反面素回復力は2人のイリスより控えめで、そういう意味ではハイエロファントだと弱点をカバーできる。
またアビリティに自身の魔法耐性を強化し、更に自身を含んだ配置中の帝国ユニットの数に応じて自身の回復力を強化する『帝国式治癒術』『帝国治癒師長の誇り』を持つ。(覚醒時は1人10%、最大5人。)
これにより帝国ユニット中心の編成では回復力も大きく上がり、2人で通常イリス、3人で春着イリスと素回復力ではほぼ同等となる。

スキルは回復力を強化し、範囲内の味方の魔法耐性を2倍する『光のヴェール』。
スキル覚醒すると『極光の祈り』になり、単体回復力が落ちる代わりにスキル時間が伸び、2人同時回復になる。
言うなれば魔法版イリスで、魔法が痛い敵との戦いでは非常に有用。S覚醒後は複数回復特性まで付き多方面を同時に支えられるようになる。
ただし魔耐の強化は固定値ではなく2倍なので、元の魔耐が低いユニットには効果が薄い点には注意。組ませる仲間は選ぶ必要がある。

ちなみに可能ならばアビリティでの底上げを狙いたい所だが、帝国ユニットは脳筋物理寄りのユニットが多く、実はあまり相性がよろしくなかったりする。アンジェリーネ、キュウビ、ルチア、エンシェントヴルムなどは割りと恩恵が大きいか。


  • 砂浜に咲く花アウローラ
アウローラの水着バージョン。
カナヅチらしく、覚醒すると大きな浮き輪を使いだす。

スキル「ヒーリングミスト」は自動発動のボムタイプで、射程を1.4倍にし、範囲内の味方全員を回復しつつ、同時に範囲内の敵の動きを短時間停止させる。
停止時間は非常に短いものの、CTは10秒短いため、妨害効果もそれなりに高い。
スキル覚醒「盛夏の避暑」はボム系から一転、持続時間のあるタイプへ変更。回復力2倍、射程1.5倍に強化され、範囲内の味方を同時回復。さらに範囲内全員の防御力を1.5倍にする。
非常に強力だが、戦闘中3回までしか使えないのがネック。
アビリティは帝国orサマーユニットへの回復が1.4倍になる「帝国式リラクゼーション 」。覚醒して「帝国治癒士長の息抜き」になると倍率1.7倍に強化される。
水着エリアス同様、専用パーティで輝くアビリティ。逆に帝国/サマー以外には一切効果がない。


  • 異端審問官ドゥマルデ
ロベルト以来7年振り3人目にして初の男性黒レアヒーラー。
2021年7月に虹水晶交換所にて追加された。レートは1枚1000個。

当初は魔王を撃破した王国の新たな敵「神聖騎士団」の異端審問官として登場、
かねてから王国と敵対しつつも神聖騎士団にも思う所があるような態度を見せており、後に遂に正式に離反し王国に加わった。

長らく金ヒーラーのロベルトが最高性能だった男性ヒーラー界にようやく現れた黒ヒーラーであり、単純に最高レアに相応しい基礎性能は男性限定ユニットでは大いに助けになる。
入手も、虹水晶1000個と決して入手しやすいとは言えないにしてもランダム性なく確実に入手できる。
裏を返せば重ね合わせ合成でコスト下限(-5)を目指すのが難しいという難点でもあるのだが。

アビリティ『小さき祈りの神殿』は配置時に全味方ユニットのHPを最大値の15%回復させる。
スキル『血と祈りの献身』は40秒間、攻撃力を最大1.7倍、更に味方全員に毎秒60のHPリジェネを付与する。
元々の高いスペックを増強してくれる上にリジェネも追加してくれるのは単純に強い。配置時15%回復+配置1秒で使えるという事で、即効性はかなり高いと言える。

覚醒アビリティ『審問開廷』は配置時のHP回復率が25%となり、更に編成するだけで男性ユニットの防御力を+7%してくれる。
最大HPの25%となると中々馬鹿にならない回復量であり、更に男性ユニットの硬さを底上げしてくれる。

覚醒スキル『大いなる戦神への祈り』は45秒間射程内の近接ユニットの防御力を1.5倍とし、更に5体同時に回復を行う。
自己増強とリジェネ効果倍率と引き換えに、近接ユニットの防御力を大幅に強化してくれる上に強力なマルチヒール能力を獲得する。
ヒーラーとしての単純な使い勝手に優れる通常に対し、複数の壁役を同時に支える必要がある状況に特化したスキルとなるため、複数の近接ユニットをカバーできる時はこちらと使い分けるのが良いだろう。

第二覚醒は、男性ヒーラー唯一となる単純強化版ハイエロファント、場持ちが向上するほか射程が増加し覚醒スキルと相性の良いオラクル、どちらも捨てがたい。


  • 癒しの夕涼みリアナ
2022年7月に実装されたリアナのサマー版。
通常リアナ同様、状態異常回復に長けたヒーラーとなっている。

アビリティ『縁日の奇跡』は配置時にトークン以外の味方ユニットのHPを永続+5%。
効果量はさほど大きくはないが、回復を受けられないアンデッドユニット等を疑似的に回復させる事ができる。
スキル『癒しの至宝(夏)』は30秒間攻撃力を最大1.6倍、更に射程を1.2倍、2体まで同時回復と状態異常回復を行う。
カバー範囲の広さやマルチヒールが可能な点など、ヒーラーと状態異常対策要員を兼ねられるのは優秀。
通常版と比べて効果時間が10秒短く、射程倍率も大きく劣るため、攻撃力倍率1.6倍を持つ点が差別点となる。

覚醒アビリティ『祭りの大奇跡』は配置時HP増加が+10%に強化され、更に出撃数に含まない「風鈴トークン」を使役可能となる。
風鈴トークンは配置後30秒間、範囲内の味方の状態異常回復と毎秒40リジェネを与える遠距離ユニットである。
本体の届かない所にも状態異常回復をお届けできる使い捨てトークンという訳であり、一時的にしか使えないものの状態異常回復を更に柔軟に行えるようになる。

覚醒スキル『癒しの至宝(真夏)』は35秒間攻撃力1.2倍、射程1.4倍、範囲内の味方全員を同時に回復し、死亡か撤退したサマーユニットを25秒後に再出撃させる事ができるようになる。
ヒーラーとしての単純な使い勝手を優先した派生と言え、範囲内全員回復はシンプルに強い。
また落ちたサマーユニットを復帰させる事もできるようになるため、サマー編成でも優秀な保険となる。
一方、状態異常回復が無くなるため、こちらはその対策が必要ないマップ向けと言える。

第二覚醒は、自分自身の状態異常も無効になり更に状態異常対策に向くハイエロファント、射程が更に伸びカバー範囲と深く関わる各種スキルと相性の良いオラクルという分岐となっている。





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最終更新:2024年01月25日 18:14